ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

南極白クマ

2012-08-31 05:00:00 | 田舎

九州に旅行に行った際、鹿児島の天文館で黒豚のしゃぶしゃぶを食べたのですが、この時アーケードを歩いていて気になったのが、白熊でした。最初は何のことか理解できず、暫らく見ているうちにかき氷のことだと分かったのです。その時は気になったものの食べずじまい、もしこうやって他のところでもアイスキャンデーやカップ氷になってなかったら忘れていたことでしょう。

天文館で見た白熊はかき氷の上にやたらとフルーツが乗っかっていて、如何にも美味しそうなのです。

             

今回串本に来て、エバグリーンで買い物をしていた時、不意に目にしたのがこの『南国白くま』と名付けられたアイス、大中小と三種類のものがあり、鹿児島では味わってないだけに一度食べてみようと、そして子供も来ることやしと三種類とも買っておいたのでした。普段はこのようなものは食べない私ですが、かき氷は好きなのですよ。

食べると決まって頭や目頭が熱いというか痛いというか妙な感覚になって、それが収まるまでは次に口にすることが出来ないのですが、何故かかき氷を口に入れた時の清涼感、甘い蜜の味が頭の痛さを忘れさせるのです。

この『南極白くま』という代物は、氷が固まって硬い時より、少々溶けてきた時の方が美味しさが増すようです。三種類あったけど、一番大きいのは相当デカい、一番小さいのが丁度いい加減です。ということは鹿児島・天文館での白熊なら、私は食べ切れなかったかも知れません。

             

こちらもエバで買ったのですが、アイスキャンデーになっています。メーカーが違いますし、『白くま』の上には南極は付いていません。それにこちらは九州名産、一方『南極白くま』の方は元祖鹿児島と銘打っています。

それにしても、南極にはシロクマは居ないのにねぇ。

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和深の地磯

2012-08-30 05:00:00 | 田舎

お盆も最盛期を過ぎた17日、鮮やかに晴れ渡った南紀地方には、遅いお盆を過ごす人たちが他府県ナンバーの車を走らせていました。もう川もだいぶん元に戻ってきれいになっているだろうし、これではなかなかスズキも釣れないでしょうから、以前から気になっていた和深の地磯を見学に行ってみることにしました。

大阪から42号線を走って来ると和深の信号を超えて、トンネルを抜けるとすぐ右側に船並港という標識があり、そちらの方に降りていくのだろうという推測です。Googleの地図でも釣り場の空撮写真でも近辺の地名が記されていないので、おそらくこちらと考えを重ねあわせた結果の判断でしたが、どうやらそれは正解だったようです。

             

これが船並港、小さな港です。

             

港内に車を停めるといきなりこんな注意が、違反者は3000円って?エラいシビアな設定ですね。これじゃ駐車料金を3000円いただきますって書いたほうがいいのではないかと思うのですが・・・

             

西に向かって堤防が付けられていますが、どちらかといえば堤防というより、釣り場への道と言った方がアタリのような造りです。

             

これですね、釣り場の写真集に載っていた地磯は。写真で見ると大したことがないようですが、結構高低差がありそうで、私のように重い撒き餌を持って歩くフカセ釣りには、チョットしんどそうです。三男のようにルアー釣りなら竿とタックルを入れたウエストバッグだけでいいのですがね。

             

こういうことが書かれていること自体、釣り人が多く訪れている証拠ですね。捨てられた物に“困っております。ご協力ください”とは素直な表現で、注意しようかという気持ちになります。私は常々釣り場に物を残さないよう注意していますからそういう気持ちになったのか、そんなことはお構いなしの釣り人にとっては、何の感動も無い表現なのかも知れません。

             

思ってた磯がしんどそうなので、三男が登って行き、私は西側の平らなところで釣り場が有るか探ります。向こうに江須崎が見えています。

             

三男の行った磯にはこちらから見ると鳥居が建っていました。どうです、結構高いでしょ。

             

この時間は干潮だったので、磯にはタイドプールが出来ています。ここはこの時も波が被っていて、水は随分きれいです。

             

磯に登って10分少々、三男は先の方まで到達しています。私は広い磯を西へと進むのですが、長靴を履いてないので水たまりを避けて通るのに時間がかかります。

             

ここの磯で持っても期待が持てそうなのはこの岩場、前の岩には渡れませんが、幾つかのシモリがあり、グレが潜んでいそうな気がします。

             

近くにあったタイドプール、ここには新たに海水が流入してこないので静かです。

             

よく見ると小さな魚が泳いでいます。こういう状態なので、干潮でないと釣ることが出来ない磯ですね。

             

三男は行ける限りの先端まで到達したようです。磯に登ってから15分ぐらいです。

             

先端の低い磯に渡ってないのは、こちらからは見えませんが、おそらく溝があるのでしょう。

             

私は和深駅の裏近くまで行きましたが、浅くなる一方なので、あまり西へと進んでも釣り場は無さそうです。

全体的に浅いですが、三男が行った高台は除いて全体的に平らで、釣りをするには楽なところです。いろんな場所で試してみるのも一興かも知れません。涼しくなったら一度行ってみたいと思っています。

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平井の里 Ⅱ

2012-08-29 05:00:00 | 田舎

『古座川ゆず平井の里』というのは平井地区の別称では無く、農事組合法人というあまり聞いたことのない団体のことだったので少々がっかり、とはいえこの地区に住む女性が中心になって立ち上げたというプロフィールもあるので、当初(昭和60年)は一種の冒険だったのでしょう。

農事組合法人というのは農業協同組合法に基づく協同組合であり、非営利法人です。非営利法人ですから社員に利益を配当することができないので、ここでの利益は何処に納められているのか詳しくは分かりませんが、営業活動を続けているのですから、きっと幾ばくかの利益はある筈です。

             

『ゆずの学校』という施設があり、そこでは昼食がとれたり、加工された商品を販売しています。どうやらこの日はお盆なので他の建物には人気が無く、工場も稼働されていない様子でした。

             

裏庭にまで行ってみましたが、車が2台停めてあるだけ、2台と言えば『ゆずの学校』に二人の女性が働いていたので、その方のものかも知れません。

                       

敷地内にはDOCOMOのアンテナも建っていました。歩いていると私の働いていた会社の光ケーブルも、こんな田舎の山奥まで開通していましたが、おそらく一般家庭でインターネットを引いているところは皆無だろうと思われるので、使っているとしたら北海道大学かこの法人ぐらいのものなのでしょう。

             

訝しいのは山奥の生産現場まで来ているのに、商品が下界で売られているのと同じ値段だったということ、一度来てくれというような宣伝もあって高いガソリンを使ってはるばるやって来たのに、これではやって来た人に何の便宜も図られてはいません。2割引きにしてもやってきた客のガソリン代が賄えることはありますまい、そんな心遣いが必要だとは思うんですがね。

まぁ冷たい麦茶の一杯は出してくれたんですがね、なので下界では見かけない商品を購入しました。

             

ちょっと失望して、再び平井の集落を見学です。大塔村への案内板がありますから、この道を辿れば元の橋まで行けるのだと思い、矢印の方向へ進みます。

             

山の中腹に鳥居がありました。地図では若宮八幡宮とありましたが、暑いので登るのは止めました。

             

川を見下ろせるところまで来ると、向かい岸に道が見えます。きっとあの道を逆方向に歩けば、元の橋に戻れるのです。こちらがわの断崖にはゆずの木がたくさん植わっていました。

             

上流に架かっている橋から上流の景色、人の姿が2~3人見えましたが、この写真では分かりません。きっとこの写真の左側に降りれるところがあるのでしょう。ここから次の橋まで河原に降りるところはありませんでした。

             

こちらはその橋から下流を眺めた写真。上のものより穏やかなので、河原で遊べそうです。降りるところが無いので当然と言えば当然なのですが、河原で遊ぶ子供の姿がありません。高齢化が進んで学校へ通う子供などこの集落にはいないのかも知れません。

             

降りることろが無いと書いたけど、左岸の平井の里がある方からは、ゆずの畑の合間からなら降りれるようになっていたところが見えました。

             

ゆず畑、こちら側の岸部(右岸)にはゆずの木は1本もありません。住居の庭には所々にゆずの木が散見されます。

             

道路が陥没していてびっくりしました。去年の台風による被害なのでしょうか?上流にはダムは有りませんが、去年の台風時にはどれ位まで水位が上がったのでしょうね。

             

お盆に降った雨のせいか、右岸・左岸とも山から流れてくる水量が多く、びっくりさせられました。

                       

このように染み出てくるような水も所々に見られます。

             

民家と民家の間を迸るように流れる水。豊かな山の保水力を持ってしても、これだけ水が排出されるというのは、相当雨が降ったということなのでしょう。

             

右岸の方が人が住んでいると思われる家が多いように思います。『平井の里』とは、法人ではなくて、こういう風景のことを言うのだ!ではいけませんか。

             

元の橋の袂まで戻ってきて、下流の風景です。普段はもっと水量が少ないのだろうと思うのですが、ここには飛び込んで遊べば面白そうな淵が有りました。

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平井の里

2012-08-28 05:00:00 | 田舎

古座川町の平井という地区はユズの産地で有名で、ポン酢やシャーベットやジャムなどを特産品として加工生産しています。この方がユズの実をそのまま出荷するよりは高い収入が得られるのでしょう。

この地区には古座へ来る時、或いは大阪に帰る時も山越えをする時(今は田辺まで高速道路が出来てるので山越えはしません)に何度か通過したことがありましたが、きれいな川が流れているという印象が強い過疎の村という程度で、降りて散策してみようと言う気持ちを抱いたということでもありませんでした。つまり今までは素通りなのでした。

             

私はこの古座川町平井の『ゆずの里のぽん酢』というのを愛用していて、いや水炊きにはこのポン酢が一番や!と思っているのです。串本の街でも“古座川ゆず平井の里”という名前をよく見かけるようになり、あの閑散とした平井の村がゆずの里として生まれ変わったのかというような妄想を抱き始めて、一度ゆっくりと訪れてみようと思っていたのでした。

こぉったまでチヌを見た後、七川ダムを目指し今津橋を渡って、国道371号線を平井川に沿いながら北上します。ダムより上は徐々に狭くなりますが、クロスロードで行ったのではなく、ポンコツの軽バンで行ったので、少々対向車が来ても平気です。50分ほどで平井の集落に到着。

                       

この看板、平井の里まで10km?1,0km?車の中からではハッキリ判りません。朱書きしてなければ消えていくことも無かっただろうにと思いますが、さっさと上塗りするべきでしょう。更にあと1kmなら1,0kmと書かなくてもいいのです、作った時にはおそらくこんなことになるとは思っていなかったのでしょう。

             

橋の袂のガードレールには“熊出没注意!”と書かれた案内板が・・・こんな人の居るところに熊が出るんか?と思ったのですが、近寄ってみると松根地区と小川地区で蜂の飼育箱に被害が出ているとの警告でした。

             

この日は晴れの天気予報、この時は晴れていますが、やはり大きな雲がかかったりすることもありました。でも雨は降りません、穏やかな天気ですが暫らく歩くとやはり汗が出てきます。猫の額のような田んぼに稲が生育しています。

             

店が2軒並んでいます。月野瀬鉄工と榎本石碑店、月野瀬ってぼたん荘辺りの地名ですが、何か関係あるのでしょうか。

             

道の所々にあるお地蔵さん、面白いのは養命酒の瓶が添えられていたことです。

             

石段の上はお寺のようです。この地区では唯一のお寺なのでしょう。

             

水子地蔵が座っています。臨済宗・妙心寺派の広徳寺というお寺らしい。検索したら沢山の妙心寺派・広徳寺が見つかりますが、ここのお寺は探せませんでした。

             

そろそろ色づく稲もあります。姫の地区でも稲の穂が出ている田んぼもあれば、未だ葉だけの田んぼもありますが、何故かと考えてみると、いっぺんに実ってしまうと一度には稲刈りが出来ないからなのではないかと思うのです。だからわざと田植えの時期もずらしているのでしょう。

             

あと150mの看板が出ています。右に見えている水色の建物は北海道大学です。そんなアホなとお思いでしょうが・・・

             

ほらね、“北海道大学・和歌山研究林”とあります。でも何故北海道大学が和歌山に研究所なんか要るんでしょうね。

             

これはややこしい案内板です。右へ行くと西川、同じ方向に10km行くと“まぼろしの滝”とあります。でも大型車は通れないと書いてありました。しかし西川まで行ってしまえば松根への道と合流してしまい、“まぼろしの滝”には行けません。

             

この辺りにはチョッピリですがシャレた建物があり、これは平井区民館です。寄合なんかで使うのでしょうか?

             

『古座川ゆず平井の里』の矢印がある標識、どうやら平井の里と言うのは、平井の村落のことを指しているのではなさそうです。

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今月の釣果

2012-08-27 05:00:00 | 田舎

タイトルとは裏腹に、晴れれば暑いし、曇ればいつ雨が降るか分からないような今年の8月の天気、晴れれば暑いといえども大阪よりは5~6℃低い気温なのですが、もう年寄りの私には、晴れた釣り場でじっとしてジリジリ焦がされるのが耐えられそうにもなく、愚車にはエサ以外の釣り道具は全て積み込んでおいたのですが、ついに1日も釣りに出ることはありませんでした。

16日になってようやく晴れの天気予報、送られてきたデジカメのバッテリーも調子が良いので、私は七川ダム奥の古座川町・平井まで行ってみようと思っていました。三男がこぉったまで釣りをするために先に出ましたが帽子を忘れていたので、こぉったまが道程の途中だったので届けてやろうと思ったのでした。晴天になればこの時期の太陽の照りつけには帽子が必須です。

             

私がこぉったまに着いた時は、釣り上げた後でしたが、未だ写真を撮って釣り仲間にメールを送ったり、遊びに来ていた周りの高校生たちが「スゲェ!」と言って見に来ていました。

釣り上げていたのはチヌ、スカリの大きさから比べれば、私が5月末に釣ったグレより大きいかも知れません。この時はメジャーを持っていませんから測ってはいませんが、50cmぐらいはあったかも知れません。これなら海よりデカいのが釣れるというものです。海が荒れた時はここへ釣りに来るといいかも知れませんが、ウキ釣りではなくてルアーですから、専用の竿も必要になります。

             

私はルアーや専用の竿は持っていませんし、買う気もありませんから、ここで釣りをしようとは思いません。

そろそろ平井へ行こうと思った時に、スカリから出して証拠の記念写真を撮りました。もう9時前です。川は水量も濁りも相当あります。

             

平井へは50分ぐらいかかりました。その話は明日以降と言うことで、平井から帰ってきて七川ダムの『おおじゃのもり』まで降りて来た時に三男から電話、80cm以上のスズキを釣ったと言うのです。時間は11時20分でしたから、スズキを掛けたのは11時ごろだったのでしょう、かなりの時間格闘しているはずです。「入れるもん無いし、持って帰られへんから逃がすで」と言いますが、古谷の魚屋に持って行けと指示、すると後で「魚屋へ持って行ったから、写真撮ってきて、ついでに大きさ測ってきて」と頼まれてしまいました。

             

12時ごろに串本の街に着き、メジャーを買って古谷魚店へ、測ると87cmありました。チヌはもう三枚おろしになってしまっていたので、測ることは出来ませんでした。

この魚屋でスズキを売っているのは非常に珍しい、夜にはそのスズキを食べに行きました。お造りと焼き物にしていただきましたが、刺身はなかなか美味しかったです。焼き物は柔らかで淡泊、できればムニエルにした方が良かったかもと思ったのでした。

翌日も柳の下のドジョウを狙いに行っていましたが、前日より少し水量も減り、澄んできていたとのことで釣れなかったようです。

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スイカ割り

2012-08-24 05:00:00 | 田舎

スイカ割りなどをやったのは何時の頃以来なのか、もう遠い昔のことのような気がします。未だ我が子がいない頃、或いは小さかった頃は労働組合のレクリェーション活動で、我が子が学童保育に通うようになってからは、夏の親子キャンプでスイカ割りをやってたような淡い記憶があります。

その当時は自分が挑戦するようなことは無く、専ら5mぐらいのスタート地点で目隠しをしてやり、その場で三回転させて、「まっすぐ歩くよう」にと言いながら、スイカの方に押してやるのですが、まぁスイカに当てる子は稀でしたですね。でも当時は結構面白がってやっていたのですが、今はあまり興味が湧きません。横で写真を撮りながら微笑んでいるのが精いっぱいです。

             

前日から「スイカ割り、スイカ割り」と五月蝿く催促する5歳児、スイカを買って来た途端に「早よ、スイカ割りしよ」と言いますが、未だ冷えてませんがな。2時間ほど冷蔵庫で冷やした後で、ようやくスイカ割りを始めました。

スイカ割りの経験が有るのか・無いのか、やりたがる割にはルールを知らない様子、持っているのは柄がポッキリ折れたタモの柄の一番元の柄、結局は当たらずでした。

             

はい、次はお母さんの番と言うと、「ボクがやる、ボクがやる」としつこい、終いには泣き出す始末。これで保育所へ通ってると言うのですから、団体生活の何たるところが身についていないようです。

                       

それでも大人はそんなことは無視、そう無視しておればいいのです。お母さんも思い切り振り下しますが、当たりません。挙句の果てに棒を折ってしまったほどの怪力です。

「次、ボク!ボクがやる」とすぐに叫ぶ5歳児。

             

でも三男の番、5歳児は先に無視されたので、今回はじっと見ています、順番があることが解ってきたのでしょうか。横に折れた棒がころがっているでしょ。
             
             

三男は鉄の棒、でもちょっとスイカに寄り過ぎました。でもかすかに当たったのです。この距離ならもっと腰を落としておればパカッと割れたと思います。

             

割れてないと思ったのか、また「ボクがやる」を連発する5歳児、次は私の番ですがな。でももう割れてますから、「お好きにしたら」という気持ちです。この時は当たったのか?でもタモの柄では仲が空洞なのでスイカは割れません。ホントは当たっても割れない方が良いのです。実がグシャグシャになったら食べるところが減りますもんね。

             

三男の打ち下ろした棒はこんなところに当たっていたのでした。ヘタは残しておいて、半分ほど包丁で切って、みんなで食べましたが、待っている間にタモの柄で残ったヘタを叩こうとする5歳児、こんなに執念深いのなら別のところで発揮してもらいたいものです。

スイカを食べたのも何年ぶりかのこと、私はスイカが好きなのですが、買ってきてもなかなか減らないので、買おうという気持ちが起きないので、毎年スイカは食べずじまい。あまり冷えてなかったけど美味しかったです。5歳児は殆ど食べようとしませんでした。スイカは嫌いなのにスイカ割りが好きなのか・・・怖がりなのに破壊的なことが好きなのですかねぇ。

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姫の地磯

2012-08-23 05:00:00 | 田舎

15日になると曇りから晴れの天気予報、これなら十分水遊びが出来そうですが、古座川は昨日から増水して河原まで全部水に浸かっていたので、見に行かなくても、おそらく全く遊べないでしょう。姫の地磯ででも水が濁っていなければ泳いだりは出来るのですがと、地磯まで行ってみることに、歩いても10分ぐらいですよ、でも三男たちは何と車で出かけます。私はそんな不経済・不健康なことはしていられませんから、暫らくして後から歩いて行きました。

             

相変わらず水には入らず、タマでタイドプールにいる小魚を掻いています。泳がんと面白ないのに・・・でも外海は少し濁っていました。

私が着いた時、5歳の子供は手を滑らせていたらしく、指を見せて「血や、痛い」「バンソーコー」「痛い」を連発ですが、指を見ても血なんか出ていません。「こんなとこに絆創膏なんかあれへん」「そんなん痛ない」と言っても理解できないのか、同じ言葉を繰り返し、ついに泣き出しました。

             

「こいつは辛抱ということを知らん、情けない奴や」と放っておいて、辺りを見渡します。大潮の午前10時ごろの風景です。潮はかなり引いてしまっていて、磯遊びにはいい感じです。

             

役に立たない波止の上では、この海岸でよく見かける釣り人がキス釣りをしていました。この波止には干潮の時でないと上がれません。ちょくちょく見ていましたが、釣果はイマイチのようでした。

             

三男がタイドプールで「大きい魚や」と言って二つのタマを使って取り込みました。見るとフグ、ハリセンボンです。少し小さ目のタイドプールに移し替えて、5歳の子に「ハリセンボンやで」と言ってやると、タマで突っついて遊びだすので三男が「いじめたらアカンで」と言いますが、「いじめてへんで、お友達や」と興味深げに見ています。もうすっかり指が痛いことなど忘れてしまっています。

             

もうハリセンボンを入れたタイドプールから離れません。

             

なので、九龍島とタイ島をバックに記念撮影です。タイドプールでタマを一掻きするとイワシの稚魚みたいな小魚が獲れます。それをバケツに入れているのですが、こぼれた魚を触ることが出来ません。ビビッてしまうのです。怖がりです。庭にいるカエルでもアリでも「カエルさん」「アリさん」と言うのに全く触れようとはしません。タマでも棒でも自分の手自体ではないなら、平気なのですがねぇ。逆に庭に咲いている花をハサミで片っ端から切ってしまったりはするのですよ。抵抗しない者には強い、生きてるものを大切にしようという優しさがないですね。こういう子は田舎の自然の中で鍛え直さねばならないと思います。

             

姫川も水量が幾分増しているようで、いつもより強く、量が多く流れていました。

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手長エビ獲り

2012-08-22 05:00:00 | 田舎

雨が降ったり止んだりした13日の夜から14日の朝にかけての古座地方、私は長く滞在するので何とも思わないのですが、少ない休みでやって来た人にとっては、何とかして遊びたいもの、ましてや5歳の子供を連れているとなると、どうにかして自然の中での遊びを体験したいと思うのは当然です。三男の友達ですから私がどうこうと言うことはないのですが、やはり自然豊かな環境の中ですから、都会に住んでいては普段出来ないような遊びを体験してほしいものです。昨日のメダカ獲りもその一環でしょうね。

朝食をとって9時ごろから川(こぉったま)に行くと言い出しました。手長エビを獲りに行くらしい、でももうあの場所は埋め立てられてしまっているので、エビが居る場所が見つけられるかどうか分かりません。

             

川が増水していないのか気になったので、私も30分ほど遅れて行ってみました。清暑島の下の取り残されたテトラの周りを探っていました。このテトラは前の週の末に行った時には水に浸かっていませんでした。この時の写真と比べてみてください。大したことが無いけど、明らかに増水しています。

お盆なので道路の補修工事はしていません。川は普段よりは少し水位が高いようですが、遊ぶには問題無さそうでした。10時ごろの写真ですが、朝6時ごろの写真に見えるでしょ、曇っていて暗いのです。

             

テトラのすぐ沖は急に深くなっていて、5歳の子供には危ないので、上の浅い所で泳がせてやろうと思っていると、自分から「泳ぎたい、あっち行こ」と言うので、歩き始めたのですが、途中で何か言って帰ってしまいます。目と鼻の先なのに親が居ないと不安なのか・・・、それとも私には馴染めないのかも知れません。

             

数匹の手長エビと川エビにメダカのような小魚が獲れています。

30分ほど居たでしょうか、ポツリポツリと雨が落ちてきたと思うと、急に大粒の雨がザァーッと振り出して、近くの木の下で雨宿りをしても濡れるばかり、あっちが良いとか、そっちがマシとか避難する場所を変わっているうちに結局ビショビショに濡れて、帰る羽目になってしまいました。

家に着くと雨は上がって、どうなってるんじゃと思いますが、あんな雨の下では遊んではいられません。エビを一匹睡蓮鉢に入れて、後はみんな姫川に流してやっていました。でも睡蓮鉢に入れたエビは翌日は居なくなっているではありませんか。メダカを食べるのではないかと心配しましたが、居心地が悪かったのでしょう。

暫らくして晴れてきたので姫の地磯に行くと言うのですが、子供は「行かん!」と言います。何をするのかと思いきや、親のスマホでゲームです。ここまで来てゲームは無いやろと思うのですが、また何時雨が降るか分からないので放っておきました。

昼食の買い物をしようと思い串本のAコープへ、一人にしておくのはいかんと思い連れて行きましたが、スーパーの中では水を得た魚のようにはしゃぎまわります。カートを「ボクが突く」と積極的です。カートは突くものではなくて、押すものですよね。確かに和歌山では押すことを突くという表現をしていたことがあると思い出しました。海南に住んでいるとのことでしたが、海南なんて田舎やと思ってましたが、カートが好きなんて、結構都会派なんやなぁと思いましたね。駅前は何も無いとこやったけどなぁと藤白神社に行った時のことを思い出したりしました。

昼ごろになって役場からの放送、七川ダムから放流があるとのこと、毎分10トンもの放水をするそうです。夕方こぉったまの前を通ると、河原全体が水に浸かってしまっていました。運転していたので、その時の写真はありません。

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メダカ獲り

2012-08-21 05:00:00 | 田舎

お盆の前の日曜日までは晴れていた南紀地方も翌月曜からは曇り空の連続、時には激しい雨も降り古座川も七川ダムからの放流で14日からは暫く川遊びも出来なくなり、お盆休みに帰省して海や川で遊ぼうと思っていた人には気の毒な今年のお盆の天候でした。

11日の土曜日に来る予定だった三男がやってきたのは13日になってから、遅れてその友達という親子連れもやってきました。子供が5歳ということで、晴れてはいませんがなんとか雨は降らなかったので、川でメダカでも獲ろうという話になり、何処で獲れるか古座の叔父さんに電話で聞くと、ブラックバスの影響で何処にもおらんという話、神野川(このがわ)にあると言う話を聞いたことがあると言うのでさっそく行ってみることにしました。

             

42号線から神野川沿いに重畳山への道を車で入りますが、何処に車を停めていいのか分からず、地主神社まで行って停めておくことにして、その横を流れる河原で挑戦しましたがメダカは居そうにありません。

             

入って来る途中で川への道を見つけたポイントがあったので、そこまで歩いて戻り線路沿いの道を川の方へ進みました。ここにメダカが居ないとなると、何処で獲ったらいいのか皆目見当が付きません。

             

でも何かが居る様子、4人で行っても網は2本しかありませんから、私が専ら写真を撮る係です。獲れる魚が小さくて網の目から抜けてしまい、なかなか数が増えません。あまりに小さいのでメダカかどうかも分かり難く、まぁ遊びですから獲れるだけ獲っておこうということになり、30分ほどで10匹になったので帰ることにしました。5歳の子供は邪魔するばかりで何の成果もあげられません。

             


小さいですが、よく見ればメダカです。1cmもありません。

             

さっそく家の睡蓮鉢に入れました。どれ位の期間でで普通のメダカのサイズに成長するのか分かりませんが、大きくなるのが楽しみです。             

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テレビ

2012-08-20 05:00:00 | 田舎

三男が何処かの景品で1等が当たり、テレビを貰って帰ってから久しくなりますが、大阪の家にはテレビは3台もありこれ以上必要ないし、姫の家ではアンテナ不具合で映らないので要らないと思っていたのですが、姫の家のインターネットを光回線に替えれば、テレビも見れると思って今回はそのテレビも運んできました。

ところが私が働いていた会社に依頼すると、この地区ではフレッツテレビのサービスは未だ始まっていないとのこと、なんというサービスの不徹底ぶりかと思うと情けない会社です。まぁ無責任な会社だというのは現役当時から思っていましたが、自分がその社員で無くなってから、そういう不公平を受けるとますます腹立たしく思うのです。出来ないというのならコマーシャルを流すなよな!と言いたくもなりますよね。

よくよく考えると、ケーブルテレビに替えても問題は解決したのですが、この時そんなことを思いつかず、Googleの地図検索をすると、古座の岩渕の旧家の近所に電気店があり、あんな山裾の人通りの無い所に電気店がある筈もないので、きっと電気工事をやっているのだと思って、9日の木曜日に訪ねて行ったのです。

             

ところが訪ねて行っても看板がかかって無く、表札も無いので分かりません。いや大体は分かっているのですが、確たる証拠が無いのと同じで、絶対とは言い切れないのです。どうしようかと迷っていましたが、手前の空き地(空き地じゃないかも知れません)でオジサンが座って何か作業をしていたので、尋ねてみるとうちがそうだと言います。

なのでテレビのアンテナを替えて欲しいと言うと、「今は忙しい、去年の台風で壊れたクーラーを今頃になって付け替えてくれという家が多いんや、盆が明けてからやの」との返事、そんなものかと思ったのですが、忙しいと言う割には、やけに作業がゆっくりしています。でもね、私には切り札があったのです。

             

「ひょっとして、あんたマサキちゃん?」と聞くと怪訝な表情でそうだと言います。そりゃ誰かも知らん相手から名前まで言われたら訝しがるのは当然です。「僕、タケちゃんやで、小さい頃よう遊んどった」そう言われると相手はしげしげと私を見つめますが「全然判らんわ」と言います。そりゃそうでしょう、私も確信あって問うたのではありません。でも確かに顔の何処かに似てるところがありましたね。

そうなると話は進みます。ひょっとしたら日曜日に行けるかもと言ってくれ、電話番号も書いてくれますが、今ならケータイでワンギリすれば済むのにね。

小学校6年まで一緒に遊んでいたので、48年ぶりの再会です。街ですれ違っても絶対分かる筈もありません。

             

実際には土曜日の昼過ぎに電話がかかってきて、「今から見に行くわ」と言うのですが、見に来てくれたのではなく、工事をしに来てくれたのです。アンテナを付け替え、コードも取り替えるのですが、配管が古いようで旧のコードがなかなか抜けません。ということは新しいコードも入らないと言うことで、屋根裏にも上がってくれてようやく完了です。工事代金アンテナも含めて8500円、エライ安いですね。

これで姫の家でもテレビが観れるようになりました。天気が不良でも暇を持て余すこともありません。

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