ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

PRETZ

2010-03-31 05:00:00 | 大阪にて
お隣の国=中華人民共和国へ行ってきたと言う、後輩のT内君からおみやげにこのようなものをいただきました。

PRETZですから、プリッツですか?プレッツですかね?日本でも売ってます。
中国語で書くと『百力滋』らしい。どうもPRETZの意味よりも、どれ位栄養があるのかを表している表現ですね。

             

箱の底はこの様、グリコに相当する中国語は『格力高』のようです。格をグと読ませているのか、中国ではグと発音するのか解りませんが、当て字ですね。

                  

側面にも四川麻辣風味と書かれています。パッケージの写真にはパンダと麻婆豆腐が載っていましたが、四川麻辣風味はきっとパンだの味ではなくて、麻婆豆腐のアンの辛味なのでしょうね。四川料理といえば辛いというのが私の印象です。

             

下の方に装飾餅干と書かれていますが、餅を干したものに飾りを加えたもの・・・面白い表現ですが、餅=米ではなくて、小麦粉ですよね。

ここまで見て、何か気が付きませんか?

賞味期限とか成分表示が一切ありません。中国ではそういったものは義務付けられていないのでしょうね。グリコは完全に手を抜いています。

日本では消費者の安全を守る立場から、あらゆる食品に対して賞味期限や成分の表示が義務付けられています。グリコは日本の企業ですから、そういうことは熟知しているはずなのに、中国では率先してやろうとはしないのはどういう訳でしょう。

             

つまり、消費者に対して良い事だとしても、法律で縛られないなら、しなくていいという考え方なのでしょうね。法令は遵守するけど、倫理的にまで立ち入らないということなのでしょう。

             

箱はセロハンで覆われていることもなく、蓋も糊付けされていませんでしたが、食べる物はアルミ箔でパッケージされていました。

味は・・・四川麻辣風味を体験したことのない私には、どの程度までその風味を感じさせてもらえているのかは分りませんが、不味くて食えないというほどのものではありませんでした。

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高校野球

2010-03-30 05:00:00 | 大阪にて
先々週の日曜日、名古屋に単身赴任しているK川君に誘われて、甲子園に行ってきました。K川君とは小学校1年からの友人でして、かれこれ50年付き合っている勘定になります。そんなに長く付き合っている友人は彼一人です。

その日の第一試合は、あのハラキリ発言のあった監督のチームと21世紀枠での出場となった和歌山の高校の試合、これは家のテレビで観ていました。試合が終わって恒例の監督のインタビューでは、ハラキリ監督は終始何も言わないと報道されていました。

12時に梅田の阪神電車の乗り場で待ち合わせだったので、その後のハラキリ監督の言動を知らないまま、家を出たのでした。もし彼の監督の言動を知っておれば、K川君との話題はそのことが多かっただろうと思うのですが、知らないのですから話題にはなりません。

             

甲子園に着くと、第二試合も終盤で、K川君が用意してくれていた入場券は3塁側特別自由席という訳の分らない券、アルプス席の真横でした。

             

やはり高校野球は応援が凄く、2人並んで座っていても、アルプス席側に座っている私にはK川君のしゃべってくる声がとても聞こえにくい状態になるのです。

次の試合の選手たちが通路で待っている姿が見えました。

             

試合終了、整列して挨拶です。野球やソフトボールは、どんなに下手でも試合前後にはこういう挨拶の仕方をとっています。でもプロ野球はそんなことしませんよね。

             

試合途中の入場だったので、あまり席が空いてなくて、随分上の階まで登ってみていました。屋根の陰に隠れて寒いので、試合が終われば下の方の席も空くだろうと思って、試合終了後に席を移動しました。

             

私たちが確保した席の前は、5~6人の集団で観戦に来ていましたが、途中で帰ってしまったので、これで写真が撮れるということで1枚写しておきました。

             

この日は日曜日でもあり、近畿勢が2校出場するので、沢山の人が観戦に来ていました。

しかし、高校生は動きがキビキビしていて、気持ちがいいですね。今の自分たちを見ていると、ソフトボールをやっていること自体が恥ずかしくなります。

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千本松渡し Ⅲ

2010-03-29 05:00:00 | 大阪にて
天保年間にこの木津川の河口に松が植えられた記録が残っています。千本松の呼び名はその松からの由来でしょう。西成区には千本松から取ったと思われる千本と名の付く街があり、千本小学校という学校も存在します。大正区にはそのような名の街がないので、天保年間に植えられた松は、木津川の左岸=西成区側に植えられたのでしょうね。
しかし、この千本松渡船場は千本という街よりかなり西にあり、この辺りが千本と名付けられるなら納得がいきます。因みに渡船場があるのは津守という由緒ある名前が付けられた街にあります。

船はどんどん大正区側の船着場に近づいていきます。

             

こちら側に着くと、お客さんは7~8人待っていました。僅か5分ほど前には1人しか乗ってこなかったのにと・・・この頃からそろそろお客さんが増えてくるのかも知れません。

             

こちら側の船着場の壁には、渡船場のマークと錦絵のような絵が飾られていました。
錦絵は『浪花百景』というタイトルがあり、サブタイトルに『木津川口千本松』と書かれていますが、天橋立みたいに海の中に連なっているのが千本松でしょうか。どうも川というイメージとはかけ離れています。

                  

ガラスが反射して細かいことは判りませんが、釣っている魚はハゼみたいですね。船を浮かべてのハゼ釣りも、なかなか風流ですね。

             

渡船場から北方向です。手前に写っているのは工場で出来た製品を船に積むための装置でしょうか?未だ使っているのかも定かではありません。

実はこの渡船に乗るのに運賃は要りません。橋の代わりなので要らないのでしょうか。
よく見ると、管轄が大阪市港湾局です。これが交通局だったら運賃が要るのでしょうね。

             

実はこの日、大正の渡船場から10分ほど歩いたところにある、この店を訪ねて行ったのです。デジカメが壊れていたときに会社の人達と来たことがありました。

             

大正区に沢山ある沖縄料理の店の一つ、『うるま御殿』です。
料理もなかなか美味しいし、焼酎も旨い、夜の8時からは沖縄の民謡ショーも開催されますが、この日は早く行き過ぎたのでショーは見ることが出来ませんでした。いや、ゆっくり飲んでおれば、どれだけ長くいてもいいのですが、ショーは次回にということで、次の店へ行ったのでした。

民謡ショーはいつの日か、UPしたいと思っています。

             

店内の様子、未だ誰も来ていません。前回、会社の人達と来た時は、ショーも見てから帰ったので、渡船に乗って帰ることが出来ず、千本松大橋を渡って帰ったのでした。

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千本松渡し Ⅱ

2010-03-26 05:00:00 | 大阪にて
大正側からやってきた船には1人しか乗っていませんでした。乗務員が2人居るので乗務員の数の方が多い、お客さんは乗務員を供としてやってきた黄門さんのようなものです。

             

南の方から結構大きな船がやってきましたが、大橋を越えていくことはありませんでした。背景でも分りますが、この辺りは工業地帯です。

             

ついでに北方面の写真も載せておきましょう、ずっと工業地帯が続きます。鉄鋼関係が多そうです。昔は造船業もあったのを覚えています。

             

昨日は乗客が渡しを含めて4人と書きましたが、この船の乗客定員は46名になっています。乗客が10人程度ならサッと降ろしてサッと乗って、往復5分程度です。これが満員になってくると降りるのにも、乗るのにも時間がかかるのでしょうね。往復10分かかればラッシュの時間帯は10分間隔で運行されているので、船1隻では足りません。
だから2隻の船が繋がれていたのですね。

             

乗船した西成区側の船着場が徐々に遠くなっていきます。こうして見ていると、海が近いので潮の干満があるようです。

乗った船の名称が『しおかぜ』、川に潮風は吹かないと思うのですが、海が近いとは言え、何故このような名前を付けたのでしょう。

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千本松渡し

2010-03-25 05:00:00 | 大阪にて
私の住んでいる大阪市西成区から西へ行くと大正区があるのですが、大正区という土地は陸の孤島ではありませんが、大阪平野の中で唯一陸続きになってない行政区です。というのは、尻無川と木津川に四方を囲まれた地形になっているから・・・

それはともかくとして、西成の街から大正の街へ行くには、必ず木津川を越えなければなりませんが、通常川を越えるには橋が架けられているものです。木津川に架かる橋は北から順に浪速区と隣接する大正橋、大浪橋、西成区と隣接する43号線上の人が通れない橋、そして千本松大橋と住之江区と隣接する新木津川大橋の5本があります。

私の家から大正区へ行こうとすると、当然のことながら浪速区や住之江区に行くまでも無く、千本松大橋を渡ることになるのですが、橋は歩道が付いてはいるものの、二重のループで上まで登り川を渡って、再び二重のループで降りるという自動車用の造りになっています。

この写真でも随分と高いところを通っています。いくらなんでもこの高さに接触するような船はこの川では通れません。こんなに高くする必要はなかったのではないかと思っているのです。

             

この千本松大橋は昭和48年の竣工ですから、それまではどうしていたかというと、渡船が利用されていたのです。橋が完成された後も渡船が利用され続けているということは、造られた橋が人の通行に役立っていないということなのです。

ここが西成区側の千本松渡しという船着場、橋と比べると質素です。

             

土曜日の午後4時半ごろですが、自転車に乗った3人の人が待っています。結局この便で大正区に渡ったのは私を含めて4人だけでした。

             

これは西成区側の船着場の時刻表ですが、大正区側の出航時刻になっています。といっても向こう側を出航して、2分もすればこちらにやってくるのですから、この時刻表でも問題はありません。最終が少し早いと思うのですが、15分毎に運行しているのは嬉しいことです。

             

7~8時台、17~18時台は、ダイヤが込み合っています。乗船する人も多いのでしょうね。

大正区側に2隻の船が停まっています。通常、船は大正区側に停泊するようです。

             

望遠で撮ってみましたが、乗ってる人の姿がありません。

             

時刻どおりに大正側を出航しました。カヌーは何度も乗っていますが、船に乗るのは久し振り、ワクワクしますね。


ユスラウメ咲く

2010-03-24 05:00:00 | 大阪にて
前日まで蕾がたくさん付いていた木に、翌日一斉に花が咲きました。未だ冬枯れの木々が残り、花をつけた草や木が見られない中で満開に咲く花は、夏の夜空にパッと咲く花火を思わせます。

             

梅と名が付いていますが、枝振りは梅の渋さとは程遠い感じです。梅と名が付くのは、早春に花が咲き、梅雨の時期に実を付けるからなのでしょうか。

             

花の付き具合も梅よりは派手な感じですね。もう梅の花の時期は一月前に終わっていますが、梅の花はもっと情緒があります。

『東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春をわするな』という、右大臣であった菅原道真が、藤原時平の手によって大宰府に左遷された時の句は殊に有名ですが、この句の梅がユスラウメであっては、道真の無念さは伝わりません。

             

それにしても、私の鼻が鈍感なのか、一月前に田辺の梅畑に立ち寄ったとき、梅の匂いを感じることが出来ませんでした。今このユスラウメの香りも・・・

             


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黄砂襲来

2010-03-23 05:00:00 | 大阪にて
一昨日の朝7時ごろ、我が家のベランダから東を見て撮った写真です。曇っていますが、これは黄砂のせい。空にぽっかりと丸く浮いているのは、月ではなく、太陽です。

             

南東方向は、普段なら遠くに見える二上山や葛城山が全く見ることができません。
黄砂は中国大陸の砂漠で舞い上がった砂が偏西風に乗って、はるばる日本にまで運ばれてくる現象で、途中、中国の工業地帯の上空を通過する際、有害な汚染物質を吸着してくる可能性が指摘されており、黄砂が蔓延しているときは外出を控えた方がよいようです。

私はこの日、平城京へでも行ってみようかと思っていましたが、きれいな写真も撮れることも出来そうにないので、ずっと一日家にいました。

             
             

昼になって1時ごろ外を眺めたのが、この写真。黄砂が覆っているような状態からは脱していますが、未だ山々は見えません。

             

これは朝、北東方面の写真ですが、普段なら天王寺方面の高いビルが見えるのですが、この日は全く見えないですね。

             

同じ方向、昼の写真です。遠くに高層ビルが見えるでしょう。

             

こちらは西側、大阪湾の方向です。晴れていれば南港大橋や弁天町、南港の高層ビルが眺められます。

             

昼になって、ようやくかすかに大橋やビルが見えてくるようになりました。
こうやって比べると、この日の黄砂の濃度がよく判ります。

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小倉遊亀展

2010-03-19 05:00:00 | 展覧会
JRなら灘駅、阪神電車なら岩屋駅に近い兵庫県立美術館で小倉遊亀(おぐらゆき)展が開催されていました。私の知らない人ですが、4月4日までなので、時間があれば行っておこうと思っていました。

まぁ、「時間があれば」等と言っているうちは、なかなか行けないものですが、よっぽど行ってみたかったのかも知れません。

             

美術館の壁に飾ってある作品は、JRや阪神の電車や駅でも紹介されていて、誰かに似ているなぁなどと思っていたので、行ってみようと思ったのかも知れません。

滋賀県生まれで没後10年、105歳まで生きた人のようです。
尊敬する熊谷守一も長寿で97歳まで生きましたが、それを上回る長寿です。

熊谷は文化勲章を辞退しましたが、この人は1980年85歳で貰っています。
それは名誉なことだと思ってのことなのか、貰える物は貰っておこうという主義なのかは、知る由もありませんし、熊谷が文化勲章を辞退したのも、口では晴れやかな人の大勢いるようなところへ行きたくないとは言うものの、実際には文化勲章について何か考えていたのかも・・・それをも知る由がありません。

             

相変わらず、展覧場内は撮影禁止です。訪れる人も多いので、密かにデジカメを出すことも出来ませんでした。

なので、入口玄関に立てかけてあった屏風状の複製の絵で、この人の絵を紹介しておきましょう。

右の絵は結構人気のある絵だそうですが、私が行った日には、他の絵と入れ替えられていて、展示場にはありませんでした。

左の絵は鉢に生けられた梅の花です。確かにこの人は梅の花を描いた絵が多かったのですが、私は他の梅の花の絵で感心したものがありました。他に椿の花を描いたものが多いなぁと思いました。

             

こちらはポスターにもなっていた『娘』という絵と、静物画です。この『娘』という絵をじっと見ていると、人物の手前に花瓶があるのですが、花瓶の口が何故か立体的でないのです。そう見える場合もあるにしても、一直線に描いてしまうのはちょっとしたミスなのかなと思ってしまいました。

あと、女の人がお風呂に入ってる絵があり、湯の中のタイルの線の揺れ具合が面白いなと思ったり、越路吹雪が寝そべってる絵などもありましたね。

全体的に上手なのは判りますが、感動を与えてくれるような絵ではないと、私は思いました。

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東垂水

2010-03-18 05:00:00 | 神戸にて
3月に入って、東垂水の方へ仕事に行っています。読んで字の如く、垂水駅の東の方です。JRで垂水駅まで行って、山陽電車で1駅戻ってくると、すぐのところ・・・

この東垂水駅から、電車はずっと下を走っていますが、南を見ると海が見えます。

             

しばらく眺めていると、平磯公園でゲートボールをしている様子が窺えます。以前公園を歩いた時は、誰もいなかったなぁ。

平磯の灯台も見えますが、よくよく考えてみると、あの灯台は浮いているのか?海底まで胴体があるのか?どうなっているのか気になります。きっとあの辺りは岩礁でもあって、船が近づかないように灯台を造ったような気がします。平磯の名からもそのようなことが連想されるのです。

                  

東垂水の街には福田川沿いに暫く歩いて、途中から東北へと道を取るのですが、何度も道を間違えます。方角は合っているのに、この階段を上がってくると行き止まりでした。階段を上がる前にこの上の街の名前を書いておいて欲しかったな。

             

そんなに歩いているわけではないのに、海の傍の街という感じではありません。新しく区画された街ではないようで、道もゆるやかにカーブしていて、実際にはどちらを向いて歩いているのか、思っている方向に歩いてないこともありました。

             

こちらが東垂水の街から、おそらく北西方向だろうと思う街並です。バスを利用すれば間違いはなかったのですがね。

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物産展に強い!?

2010-03-17 05:00:00 | 神戸にて
先日、JRの元町駅で何気なく降りると、目の前の大丸百貨店に、長崎物産展の垂れ幕を見つけ、暇つぶしに訪れてみました。
神戸の大丸は大きくないので、物産展の規模としても狭いのですが、海産物や枇杷やカステラなどが並んでいました。

中でも私の目を引いたのが鬼鯖と書かれた五島列島の鯖鮨、美味しい鯖に出会うと、とても嬉しいのですが、1本1500円ぐらいもするのです。

五島列島といっても今は五島市になっているんですね。何処も此処も合併・合併で、もう全く何処か判らないような市名もあったりします。

まぁ、一度に買ったのではないのですが、全部で4本の鯖鮨を買って、美味しくいただきました。

最初は知らなかったのですが、5000円以上の買い物をすると、ガラガラ抽選会に参加出来るようです。要するに5000円分のレシートを提示すれば、1回抽選が出来るのです。

何気なく誰も並んでいない抽選会場に行って、1回ガラガラを回します。だいたいスカは白玉がポトンなのですが、私は黄色の玉でした。

             

元々、1等の長崎旅行招待券は誰かが当てていて、もう無いことが表示されていました。で、私の黄色は3等です。係りの人が物産展内のどれかと交換するか、何か物を指差してこれかと選んでくれと言うのです。

物産展のものは食べたら無くなるし、何か証拠に残るものの方がいいだろうということにして、この黒い箱の中のものを貰ったのです。

             

龍馬や亀山社中になど興味はありませんが、本べっ甲というのに惹かれました。

長崎伝統工芸品と言えば一昨年は、波佐見焼きのコーヒーカップを当てたのでした。

物産展に強いのか、長崎県に縁があるのか、どっちか解りませんが、こうも当たると一度長崎にも行ってみたいと思うこの頃です。

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