ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

つんどく

2011-02-28 05:00:00 | 大阪にて
年末に『のぼうの城』の感想文を書いて以来、それより以前に読んだ筈の『中原の虹』や『太平記』の感想を書く書くと言いつつ、2ヶ月も放ったらかしにしています。

この間感想を書かずに読んだ本は15タイトル、20冊にも及びました。もう一つ一つ戻って感想文を書くなんてとてもムリ、一挙に公開です。

               

『蒼穹の昴』『珍妃の井戸』に続く長編『中原の虹』、『蒼穹の昴』に感動しただけに文庫本になるのを待ち草臥れながら売り出した初日に1・2巻、1ヵ月後に売り出しの3・4巻もすぐに手に入れました。

でも面白くないことはないけど、感動しないのです。『蒼穹の昴』の内容を忘れてしまったからか、と言ってもまた最初から読むのはチト辛いです。

張作霖が長城以北=中原の貧民のために決起するか・・・浅田氏は張作霖をとてもかっこよく描いています。で、見なきゃ良かったと後悔したのが本屋で立ち読みした張作霖の写真、もう覚えている人も少なくなったであろうあの左卜全さんのような顔であり、雰囲気もそんな感じで、百年の夢も急に覚めてしまったよう。

話は張作霖が関東軍の手によって爆死する場面までは描かれていませんが、その後満州国の設立から壊滅までも浅田氏の目で描いて欲しいものだと思います。

                  

相も変わらず倫理とか古代に関わる本を読んでいますが、このファインマンという科学者の物の捉え方は凄い、第二次世界大戦当時、原爆を作るプロジェクトに参加した人なのですが(原爆を作ったことには反省されています)、「全てを疑うことから始めよ、それこそが科学である」と言うのですが、現実にはなかなかそうはいきません。でも疑うことは大事です、なんか騙されっ放しの世の中ですからね。

                  

『舞い降りた天皇』、これは論文ではありません。作家が古事記や卑弥呼の謎を解き明かそうと、いろんなところを訪ね、危険な目に遭うという小説ですが、言いたいことは論文的であり、邪馬台国は北九州にあったとうい説を取り入れています。

             

この清風堂書店のカバーがかけてあった『卑弥呼と台与の邪馬台王権』は自費出版の本、『舞い降りた天皇』とほぼ同じ論点でした。

                  

森村誠一の『太平記』、後醍醐天皇に翻弄される楠木正成の姿を中心に進みます。本はたいていジュンク堂で調達するのですが、どうやら同時期に同じ本を読んでいる方がおられるようで、最初6巻揃っていたのに、何方かに4巻を買ってしまわれ、いつまで経っても補充がないので、紀伊国屋書店で手に入れました。5・6巻はどうやら無事だったので、私が買ったのですが、きっともう一方はこの後困ったのではないでしょうか。

             

論文ばかり読んでいると、ついしんどくなってしまって、息抜きにホラー小説なども読んでみたくなるものです。11月の初旬に連休で姫に滞在した折、『太平記』の第何巻かをを読みきってしまい、串本の本屋で次巻を探したものの、そんな本は売っていず、仕方無しに『しゃばけ』という本を手に取り、何処の本屋でも棚を賑わせている本なので、ファンも多いのだろう、そうならばきっと面白いに違いないと思ったので読んでみようと思ったのでした。でもあまり面白くなかったのか、次作には食指が伸びません。

             

論文に飽きたり、読むものがなければ浅田次郎の本と決め込んでいる私、『薔薇盗人』は短編集です。この人の本は大概読んでいますが、まだ読まずにおこうと思って買わずに楽しみを残してる本は数冊あります。この人の本を読んでると、自分でもこのブログの文章が変ってくるのが解ります。

読んだ順番に載せたわけではありませんが、『利休にたずねよ』はこの間最後に読んだ本、秀吉から切腹を命じられる当日から話は始まり、徐々に昔へと戻りながら、利休と秀吉の確執を描いていきます。

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モモのかがやき

2011-02-25 05:00:00 | 大阪にて
冒頭からヘンなイヌの写真です。我が家の犬、フレンチブルのモモですが、この犬のお話ではありません。こいつに輝きなど有ろう筈も無く、いつも小屋でしょんぼりしているのです。

久し振りに写真を撮ってやったら、随分長く同じポーズをとっていました。

             

実は道端に咲いていた花、もう小さくて指摘されなかったら全然判りません。去年朝顔の世話をしていたI婆さんが見つけて教えてくれたもの、昨日のミカドに隣接した大きなマンションの前の道、サルスベリの樹の並木になっているので写真を撮ったりした、その植木の根元に咲いていました。

             

当たり前ですが、最初は蕾だったのです。毎日花が開くのを待っていたのですが、その蕾の時に撮っておけばよかったと思っています。普通の花のように丸くなくて、長方の形をしていました。ホントに小さいのですが、ピンクの付箋紙をくっつけたような蕾だったのです。

          

『モモのかがやき』という名前もI婆さんに教えてもらったのですが、ホントは『オキザリス』と言うらしい、それなら何となく聞いたことがあるような気がします。『モモのかがやき』などと如何にも可愛らしい名前で呼ばれると、写真に撮ってブログにも載せたくなります。この二つしか咲いていなかったのですが、検索すると鉢いっぱい、溢れんばかりに咲いているのを見かけました。庭一面に咲かせたら、シバザクラのようになってきれいだろうなと思います。

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重大汚染

2011-02-24 05:00:00 | 大阪にて
この道で商いする佐川急便を告発して以来、ずっと音無しの構えを見せているこの道路、この冬はたまに陽だまり側に何処かのトラックが停まって、暖かいところで休憩しています。エンジンをかけているのでエアコンもかかっているでしょうに、陽だまりを独占しようとするのです。

私達は歩いていますから、なるべく冬は陽の当る暖かいところ、夏は少しでも涼しい日陰を歩きたいのです。そんなことは露とも考えていないのでしょう、休憩する車はエアコンをかけたまま、決まって冬は陽の当るところ、夏は日陰を遠慮なく独占します。ecoを考えてエンジンがストップしているならまだ許せるのですがね。

             

この工場はミカドという厨房器具の有名メーカーです。昨年の夏ごろから操業を止めていました。どういういきさつかは知る由もありません。

            

どうでもいいのですが、わざわざ玄関側に回ってみました。やはり玄関も閉められていて誰も居る気配がありません。広い敷地ですが有るのは工場だけで倉庫は無かったのです。

                  

そうそう、今は台所周りをシステムキッチンと呼ぶのですね。

             

この工場跡を取り囲む壁に住民にとっては見逃せないビラが貼られています。敷地内に重大汚染有と告発しているのです。従業員一同とありますから正社員だけではなくパートなども含まれているのでしょう。

内部事情は全く知りませんが、突然解雇された腹いせに、会社を困らせてやろうとの思惑があっただけかも知れません。しかし、本当に汚染物質がこの工場内にあるのなら、ことはいつもこの工場の横を歩いている私達にとっても重大です。

             


こういう告発は本来労働組合として、外部に漏れる前に何とか会社内で処理をして問題を解決すべきことだろうと思います。それが出来なかったのは労働組合が本来果たす役割を放棄していたから、つまり会社の思うままに操られていたためだろうと思っても間違いではありますまい。

その結果どうにもこうにも出来なくなって工場を閉鎖、従業員を解雇、そしてこの告発という筋道が見えてきて、どうやら汚染物質は本当にあるのだろうという結論にも達するのですが、その物質というものがどういうものなのか、本当に人間に被害を及ぼすものなのか、そういうことが知りたいわけです。

             

そういう細かい説明もなく、このような一方的で短絡的・単発的なやり方は、やはり私達の理解が及びようも無く、単なる腹いせじゃ無いのかというような見方が出てくるのは仕方ありません。

本当に汚染物質があるなら、もう少し粘り強く闘わねば、却って無責任さを露呈していることになってしまいます。

この工場に隣接するように「通学時間帯は駐停車禁止」だの「敷地内通行禁止」だのと他人にうるさい大きなマンションの管理組合があるのですが、この事の真偽は住民の安全にも係る問題であり、どう取り組んだのか聞いてみたいものです。

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太融寺 Ⅳ

2011-02-23 05:00:00 | 大阪にて
九山八海庭と名づけられた枯山水風の庭、南門の右方向に広がっています。狭い境内の中、いろんなお堂を詰め込んだような造りの割には、この庭は広く感じられます。

この砂紋はほうき目とも呼ばれ、この紋様を保つために毎朝掃除をしなければならないようですが、歩くところは石が敷かれていて、誰もこの砂を踏んで歩くことも無さそうなこの庭は、毎朝掃かれているのでしょうか。

                  

中央にある石塔、こういうのを宝篋印(ほうきょういん)塔と呼ぶのですね。中に宝篋印陀羅尼経を納めると言います。この塔と共に多く見られるのが五輪塔、五輪塔の方が形に意義があるようです。

             

庭の奥(東)への石畳を歩いていくと、碑がたくさん並んでいます。その一つが私を惹きつけました。

          

なんと国会期成同盟の発祥の地、自由民権運動の飛躍の場がこの太融寺であり、永久に記念されるべきだと言うのです。自由と民権が永遠の真理ってカッコイイですね。さすがに憲法知事による撰文です。私が社会に出て働き出した頃、この黒田という人が大阪府知事に当選、2期8年に亘り活躍しましたが、当時の社会党の裏切りによって政権を奪われました。その裏切り者の社会党の没落振りは周知の事実、日本社会党の名前さえありません。

             

現在は新自由主義という自由を履き違えた論理が横行し、庶民を苦しめています。自由と民権というこの二つが揃ってこその永遠の真理なのですね。

この横綱の碑の揮毫の井岡某は元の社会党の代議士、ボクシングの井岡ではありません。別段政治的に何の意味も無い碑に揮毫して名を残そうとするこの社会党の代議士は、自由と民権云々の碑の傍らで何を思っているのでしょう。

             

こちらは東門、店や民家に挟まれて、一見お寺の門には見えません。

             

東門を出て扇町通りの方へ向かい、お寺を一周します。町屋からの宝塔の眺め、如何にも大阪の中心街らしい。

             

扇町通りへ出て信号を渡り、向かいの歩道からの太融寺です。ビルの右横に木戸のような小さな北門がありますが、一般の人がここからお寺へ入ることはありません。

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太融寺 Ⅲ

2011-02-22 05:00:00 | 大阪にて
本堂の北側を奥へと入っていくと幾つものお堂が並んでいます。目に付いたのは弘法大師像、いろんな大師像を見てきましたが、こちらの像はちょっとふっくらしています。

             

あまり聞かない名前ですが、こちらは客殿と呼ばれるお堂、裏に寺務所があります。訪れた参拝人を客人としてもてなす場所でしょうか?

             

これも聞いたことがない一願堂、カメラを上向きにして撮っていますが、不動明王を中心にして、沢山の人が何やら願い事を唱えながら、回っていました。

                  

一願堂の奥にある奥之院、こんな街の真ん中に流れている川はありませんから、きっと水道の水を流しているのでしょう。そんなことを考えるとあまり有り難味が湧いてきません。

             

宝塔ですが、境内が狭いので全姿を写すことが出来ません。

             

大師堂、この日は幾人もの人が出たり入ったり、何をしておったのか・・・私もしてみたいことだったのか、それが知りたいです。

             

これはネパールのマニ車というもの、中にお経が納められていて、手で回すとお経を一巻唱えるのと同じ功徳があると記されていますが、お経を一巻唱えるとどのような功徳があるのかを私は知りません。

大阪十三仏霊場会はネパールのバタン市の学校建設に援助をしていて、このマニ車はネパールより十三寺院に贈られたものだとか。釈尊の生誕地がネパールのバタン市だったか、そういう記憶がありません。

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夜の紀伊姫駅

2011-02-21 05:00:00 | 田舎
安指での釣りを3時前に諦め、早々に帰宅したのですが、もう明日は釣りをすることが出来ませんから、竿やバッカンを洗って干さなければなりません。雨は止んでいましたが、陽は差す様子も無く洗ったとしても乾くのか疑問でしたが、そうしておかなければ帰ることが出来ません。今回はスカリを使っていませんから、スカリを洗う面倒がありません。それだけでも楽です。

竿やバッカン、バケツを洗い、干してから串本の浦島の温泉でゆっくりと疲れを癒し、体をほぐしました。このままもう寝てしまいたい気持ちを抑えて帰宅、5時半頃だったかな。

             

前日、いつもの古谷魚店へ出向いて夕食をとったのですが、その日の客は私一人のみ、寂しい店です。いつもの通り紀伊姫駅を6時11分に乗り、帰りは串本発8時25分の電車に乗れました。古谷氏はいつも帰りに言うのです「明日もおいでよ~」。いつもは聞き流しておくのですが、「明日も来るわ」と返事をしてしまい、両日共で1万円と先払いしてしまいました。

そして当日、5分は前に姫駅に着き電車がなかなか来ないので、写真を撮っていました。それでも来ないので時計を見ると10分過ぎています。写真を撮るのに夢中になって、電車が来たのに気が付かんかったんかなぁなどと思ったのですが、そんなわけは無いやろと思って、串本駅に電話をかけると、何度も呼び出してるのに出てくる気配は無く、挙句の果てにFAXに切り替えますなどと、不要なことをほざきます。次は新宮駅にかけてみました。すぐに女の人が出て「電車来ませんか?」と全く知らない様子、しばらく待たせておいて「特急列車の行き違いで10分程度遅れています」という答え、「すぐ無人駅に放送します」と言われました。

なるほどすぐに「電車の行き違いにより10分程度遅れています。」というようなアナウンスがありましたが、設備が古いらしく明確には聞こえません。何処で待ち合わせてるのかも分からないのです。

             

放送中に新宮方面行きの特急が通り過ぎました。さぁそろそろ来るぞと待っていて、東の方を見ると信号は青です。東の信号が青ということは次も新宮方面行きの電車が来るということです。その通り姫発18時30分発の新宮行き普通列車がやってきました。こちらは遅れてなんぞいません。単線ですから何処かの駅で行き違いをするわけで、この電車を私が乗る電車が何処かの駅で待ってるということになります。きっと乗ってる人も何時になったら発車するのかイライラしていたのではないかと思います。

それからかれこれ10分ほどして串本方面行きの列車がやってきました。全部で30分も待たされた勘定になります。電車に乗っても遅れたことに対して何も言いませんし、串本の駅でも何も言いません。これにはいくら温厚な私でも怒りますよ。「30分も遅れておいて何の言葉もないってどういうこと?」「用があって串本へ来たんや、その用事が済んだら帰るから、遅れた分電車に待ってもらってな」。それは出来ないという表情の駅員、30分も寒々とした姫の駅に待たせたという罪悪感が無い鈍感な奴。

お陰で帰った土曜日から何となくしんどかった。土日はソフトボールをしたけど、だるかったのです。月曜日になって分かりました。風邪をひいてしまいました。今もなかなか直りません。

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双島

2011-02-18 05:00:00 | 田舎
安指の漁港の遠景、来年から毎日釣りを楽しもうなんて考えると、古座地方だけではなく岬より西側でも良い釣り場を探さなければなりません。風の吹き方によって潮岬の西と東では大違い、片方が大荒れでも片方はベタ凪っていうことも十分あり得るからです。

                  

安指で釣りを始める前に腹ごしらえのために田子のドライブインまで戻ってきました。普段はここを素通りするので、ゆっくり見ることはありません。

レストランに入ってカツ丼を注文して、外をぼんやりと眺めているとこんな碑が建っているのが眼に留まりました。

『枯木灘公園中心地』、初めて気付いたのですが、ここが枯木灘公園の中心ですか?なんか違うような気がするけどなぁ。枯木灘って周参見辺りから続く風光明媚な海岸線のことですよね。もうこの辺りでは南端にあたるように思うのです。

             

ついでやから食後の腹ごなしに海岸を散歩してみようと思ったのでした。双島と書かれた碑もありました。風吹山からも見渡すことが出来ると何処かに書いてあったように思います。

             

海へと降りれるように小さな道がついています。双島が遠くに見えます。42号線を走っていてもこの島は自然と目に入ってきます。

             

田子の辺りの海は岩盤が遠くまで続いている場所が目に付き、釣りをするにしても浅いのだろうと思います。きっと姫の前の地磯より浅いんではないかと思うほどです。

浅いからといって魚が居ないわけではありませんが、ここで竿を出そうとは思いません。

             

此方は西側、安指の地磯方向です。丹念に見ていけば何処かにポイントになるような所が見つけられるのでしょうが、そんな余裕はありません。

             

振り返ってレストランの方向、42号線を走っていると、潰れたレストランが数件見受けられますが、ここだけは昔からずっと残ってます。ダイバー達が集まってるのを見かけることもあります。

             

公園の西外れに俳句が認められています。『流れ来て ○○○○涼しや 波つくる』とあります。

田子などと聞くと思い浮かぶのは『田子の裏ゆ うち出でてみれば 真白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける』なんて万葉集の詩を思い出しますが、小さい頃からこの地を田子と呼ぶことを知っていた私は、この句を学んで何故『富士の高嶺』が出てくるのか不思議で仕方ありませんでした。山部赤人もはるばる駿河の田子に行かんでも、南紀の田子の句を詠んでいてくれていたら、この地も全国に知れ渡ったんだろうと思うのですが、『富士の高嶺』を詠むから有名になったんであって、双島を詠んでも名句にはならなかったかも知れません。

             

レストランまで戻ってきて、どでかいハイビスカスを記念撮影、壁に『そば』なんて書いてありますが、ここではお蕎麦は売っていません。

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バレンタインズディ

2011-02-17 05:00:00 | 大阪にて
最初かヘンな写真をお見せして申し訳ありません。

今週の月曜日2月14日は世間では所謂バレンタインデーでした。もう女性からチョコレートをもらう歳でもないし、チョコレートが好きというわけでもありません。貰えば貰ったでお返しを考えなければなりません。

                  

バレンタインデーは所詮お菓子のメーカーが自社の製品を売らんがために考え出したもの、女性から男性に告白できる唯一の日などというのは嘘っぱちです。

職場では虚礼廃止などと言いながら、こうやって2月14日には女性もいろいろ考えを巡らし、3月14日には男性がどうこうしようと無い頭から捻り出さねばならないことが、横行しています。私は暑中見舞いや年賀状より、このようなことのほうが虚礼だろうと思います。

             

どうせこのようなものをくれるなら、柿の種でもくれたらお酒の肴にでもなるのですがね。そこまではなかなか考えてくれません。いや待てよ!昔、柿の種をチョコレートでコーティングしたものを貰ったことがあったぞ!でも酒の肴にはならなんだなぁ。

                  

みんながみんな50歳を越えた職場ですから、皆さん若々しくはされているものの、くれた人の名前は昭和の前期のものばかり、三姉妹などと書くなら江とか茶々とか初とか、少しひねってくれたら、誰が誰やねんとか話題になって、面白かったのにと思いますよ。もう来年は通用しませんけどネ。

             

こちらは同じ日に三男がいただいてきたものですが、バレンタインデーとは全く関係がありません。これって結構美味い、ご飯に合います。火曜日にTVで流れてたけど、これと同じものがナンヤラの2位になっていました。

             

これが1枚目の写真に写ってる問題のお菓子、未だ食べてないので味は分りませんが、遊ぶには面白いですね。

三男の釣友のT君が福岡へ行って来てのお土産だそうです。私もナイフを貰っているので、三男にポンカンを持っていってと頼んでいるのに、いつまで経ってもそうする気配がありません。

             

私も調子に乗って撮って貰ったけど、似合いませんね。

             

このお菓子『にわかせんべい』というらしい。『博多にわか』って聞いたことがあるし、このせんべいもどこかで見たことがあるような気がします。俄って即興で世の中の風刺などを博多弁でやるんでしょ。面白そうですね。

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2/11の釣り

2011-02-16 05:00:00 | 田舎
一昨日は朝から冷え込みが厳しく、大阪でも昼前から雪が降り出しました。11日のこの日も寒くて南紀でも雪が降るという予報でしたが、前日のリベンジを誓って撒き餌用のオキアミ3kgを溶かそうと前日から家の外に出していた私は、途中で雪が降ってきたぐらいなら釣りは続行できると高を括っていたのです。

4時ごろ目を覚ますとヒタヒタと雨音が聞こえます。真っ暗なのでよく判りませんがかなりの雨が降っているようで、「こりゃアカンワ」と思ったのでした。のっけからの雨では家から合羽を着て出て行く気にもなりません。

             

それでも5時には朝食をとり、いつ雨が止んでも出て行けるようにと思っていたのですが、低気圧が接近しているなら波も高いんやろなぁ等と思いながらダラダラとしていました。

寝たり起きたり、雨が小降りにでもなってないかと窓の外を覗いたり、何もすることの無い得意のぼんくらぶりです。

10時半頃だったのか玄関で女の人が声をかけたような気がしたのですが、私には近くに伯父さんはいても女の人が訪ねてくることは考えられません。母親に用のある人なら私には関係ないし、寒いので玄関まで襖や戸を二つ閉めてあったので、声をかけられても聞き取ることは困難です。まぁ、空耳かと思いながら、ポンカン農園のオバちゃんかなぁ、雨はどうなったかなと外を眺めると、雨は止んだような状態になっており、道すがら姫辺りでは見たことも無い身形をした若いベッピンさんが(冗談です)こちらを振り返って目が合いました。

あぁ、やはり誰かが訪ねて来たんやと思って玄関に出たら、その人が「ぼんくらさんですか」って聞くもんで、こんな所で私を『ぼんくら』などと知っているのはブログ仲間のあの人しかいません。知り合ってもう4~5年になるけど、会ったことはありません。彼女に言わせるとチョイチョイ車が走っているのを見かけるそうで、ガラス越しに顔も見ていたようですが、見られるだけの私は相手の顔を知りません。

そうそうこちらのケーブルTVで河内さんの祭りが放送され、そのDVDを録って焼き増ししてもらったものを届けて貰える約束でした。

             

雨も降ってるし、私が在宅している間に持ってきてくれるなんて思いもしなかったので、ちょいと慌てましたね。雨が止んできたので海が荒れてたかどうかを聞くと、そうでもないとの返事、こりゃ今から釣りに出ようと思い帰られた後急いで準備にかかりました。

もうすぐ昼になるので溶かしかけたオキアミ3kgは再び冷凍庫へ返却、昨日の残りの撒き餌1,5kgでの勝負になります。

でも42号線に出ると海は荒れています。これでは樫野はアカンわと思いながら串本方面へ車を走らせます。少し買い物をして、岬を回ると西側の海はベタ凪、これも釣り難いけど安全です。

             

三男が教えてくれた田子の地磯に急ぎました。実は田子ではなくて正確には安指です。様子を見るとエギングの人が二人、あと磯釣りの人が4人見えました。でも時間が12時、昼ご飯を食べないといけません。串本まで帰るのはちょっと遠いなぁと考えていたら、田子に三和のレストランがあったのを思い出し、そこで昼食をとることに決めました。

昼食後急いで釣り場に戻りましたが、エギングの2人は帰っていました。

三男が言うには一番のポイントが空いていましたが、こんな所で魚を掛けても取り込めないと思い、一段下のポイントで釣りを開始、昨日と同じ竿1本分で流しますが、深そうに見えて結構根掛りが多い所です。

              

アタリがあったのは一度だけ、このアタボが釣れました。情けないけど口に掛かっているのではありません。背鰭にハリが掛かっていました。この魚にしては災難でしょうね。

             

何故か鳥が私達の釣りを見ているようですが、いつか餌のオキアミを失敬しようと狙っているのかも知れません。案の定私の3mぐらい前のオキアミを一匹のイソヒヨが啄ばんでいきました。

             

こちらのサギは釣った魚が捨てられるのを狙っているのかも知れません。

              

2時間半粘りましたが降参、引き上げました。後の予定もあるもんね。その予定のために今私はエライ目にあっています、それはまた後日。

引き上げてくると波止の上からは紀州釣りをされているオジサンが2組おられました。

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2/10の釣り

2011-02-15 05:00:00 | 田舎
2月中にグレ釣りに行っておかないと今シーズンの寒グレのシーズンは終わってしまいます。寒さも戻って、11日の祝日は雪模様、どうしようかと迷いながら日が近づいてきます。まぁこうなったら行かなしゃぁないと心に決めて、水曜日には予定を立てました。

まずいつも出勤する時間に家を出よう、10時までに着くだろうから準備をして・・・と、獲らぬタヌキの皮算用。でも何センチのグレを何匹とかいうようなことは考えていません。

いつもより少し遅れて家を出、車に乗って気になったのが自分のブログ、家で確認することを忘れたと思い、ケータイで見てみると3件もコメントがありました。
それを読んでいると、もう6時40分にもなってしまって、あわてて車を出しました。

             

平日なので高速料金の割引が無いのが痛いなぁ、仕方ないなぁと思っていたら田辺のインターを8時ごろに出たところでナビが「料金は1500円です」と言ったと思います。早朝割引でもあるのかなと思ったのですが、阪神高速は700円と500円をそのまま取られたように思います。まぁ土日祝は1000円で行けるけど、たった2000円分得になるだけと思えば、たいしたことは無いのですが、料金が3倍になるなどと考えると大きな損をしたように思えます。それが半額、つまり500円しか違わなければ、やはり早起きは三文の得ということになりますね。

             

高速での渋滞も無く、42号線をノロノロ走る車も無かったので、10時前には串本に到着、姫の家で荷物を降ろし、釣り道具を引っぱり出して車に積み込みました。オークワで弁当などを買い、樫野の駐車場で背負子に荷物を積んだりしてると結構時間がかかり、磯に着いたのは12時を回っていました。

普段釣りをしないようなところで二人の先客、カツオ島方面にも一人、こりゃ平日なのにようけ人が来てるんやないかと思いもしたのですが、いつもの釣り場まで歩いて行ってみると、最高ポイントに一人居るだけでガラガラでした。


             

海は澄んでいます。浅いように見えますが、私はウキ下竿1本分で流しているのに、根掛りする気配はありません。でもウキには何の変化も無いし退屈です。12月に来たときよりイワシの数は減っているもののイワシがエサを食うわけでもないので、面白味も無いのです。

絶好のポイントで釣ってる人を見ても、スカリが入っている様子がありません。

             
この写真は海ではありません、2時半ごろの空です。急に曇ってきて太陽が隠れてしまい、寒くなってきました。来た時は駐車場から600m歩き、坂道を降りて磯を登り降りしていると、一汗かくほどの陽気だったのです。

             

これが曇ってきた時の海、次の写真が太陽を浴びている時の海です。気分としては青々としている海の方がいいですね。

             

釣り座から古座のゴミ焼却場の方向にシモリとシモリの間の溝があり、そこを重点的に流すようになってエサが取られるようになりました。遊動仕掛けでもアタリがあればウキは沈むものと思ってる私は、固定仕掛けにせずに流していたのですが、撒き餌が無くなるまでアタリは出ずじまい。この日も樫野の磯には魚は居なかったのかも知れません。

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