ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

11月25日の釣果

2011-11-30 05:00:00 | 田舎

24日の芳しくない釣果のリベンジに燃えるY下君、前の夜は飲酒もそこそこに早々と就寝し、朝5時に起床して、夜が明けると同時に出発です。

それでも漁港に着いたのは7時ごろ、日の出が6時半ごろですから、そんなものですね。

しめしめ・・・今日は誰も釣りに来てないぞと思いながら、前日一人に占領されていた場所に二人で釣りを開始です。二人で釣りをしても何の問題もありません。

             

いつものようにヒョコヒョコとウキを突っつくようなアタリ、もうこれはアジ以外にありません。こうやって何回かに一回アジがかかります。

アジが居なくなったら、何のアタリも出なくなって、どうしようもない釣り場ですね。

             

10時ごろになって、やっとウキがスゥーッと入るアタリ、釣り上げると20cm足らずのグレです。辺りを見回しても当日はサギもトンビもいません。カラスにはやりたくないし、カモメは人には近づきません。なのでサッサと海へお帰りいただきました。

1回目に釣ったアジを水溜りに放り込んでおいたら、いつの間にかカラスに持っていかれてしまいました。カラスが近づいていたのは知っていたのですが、音も立てずにドロボーしよる卑怯者です。

             

この日は前日のような強い風もなく、暖かな一日でしたが、グレは未だ水温の低下に順応していないのでしょう。そろそろお腹も減ってくるだろうし、翌日辺りは釣れ出すかもなどと話しながら釣りを続けていました。

             

あまりにヒマなので灯台の方から私たち二人が占領している波止場を撮ります。

この日はカモメの群れの下に雑魚が群れ、それを狙う大きな魚が追いかけるので、何度も凄いナブラが逃げ惑う姿を見ました。

             

波止場の下に群れる雑魚、何故かこの魚たちは大物に追いかけられません。一度目の前を追いかけられた雑魚が通り過ぎましたが、この魚たちが逃げた様子はありませんでした。

             

昼食をとって、気を取り直して釣り始めると2時ごろにウキがすぅっと入るアタリで、釣り上げたのが実測23,5cmのグレ、Y下君にどうしたものかと相談するとスカリに入れておくことになりました。

結局、スカリに入ったのはこのグレだけ、Y下君用のお土産になりましたが、せめて30cmは越えて欲しかったものです。

             

3時ごろになっていつものサギが飛んできて、魚をくれるのを待つようになったので、Y下君は足元の木っ端グレを釣って、サギにあげていました。もう少し早くシャッターを切りたかったのですが、デジカメは撮れるまでに時間がかかります。サギに待ってと言っても言うことを聞くわけがありません、ノド元が膨れているのはグレを丸飲みしているからです。




もう一匹釣ってもらって、あげようとするのですが・・・何とも図々しいのに、警戒心が強い鳥です。結局は別のトンビに掻っ攫われてしまいました。

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11月24日の釣果

2011-11-29 05:00:00 | 田舎

23日は曇りのち雨の予報で、何処へ出かけるでもなく、ずっとY下君がやって来るのを待っていました。11時ごろにメールが入り、今から家を出るとのこと、いやはやのんびりしています。まぁ3時ごろには着くだろうと思い、私も庭の片付けなどをしていましたら、予報通りポツリポツリと雨が降り出し、当のY下君がやって来た時には本降りの雨になってしまっていました。

夕食には串本駅前の回転寿司屋がリニューアルオープンとのことで、全品半額なのでそこへ行って飲食しました。この寿司屋は飲み物が高い、ビール中ビン500円はそういう店もあるのですが、酒も焼酎も500円はものすごく高いと思うのです。まぁこの日は飲み物も半額なのでそれ相応かと思いましたが、普段ならたまったものではありません。店に行く頃には雨も小止みになっていました。

帰ってからも飲んだので、就寝するのが遅くなり、大島漁港に着いたのは8時過ぎ、またまた先客が・・・同じ人が同じ釣り場を陣取っています。

             

この日は右から左へと吹く風が強く、気温も低かったので、少し辛い釣りになりました。

大裕丸の人に聞くと、19日に降った雨の後、急に水温が低くなり、表面は18,5℃、底はもっと冷たいだろうと話してくれました。水温が急に下がるとグレはエサを喰わなくなってしまいます。タイミングの悪い時にY下君はやってきたものです。

             

9時半ごろ、急にトンビやカラスが集まってきました。物凄い数なので写真に収めようと思ったのですが、丁度太陽が山から顔を覗かせて、逆光になってしまいました。一瞬の出来事でしたが、あまりにも多いので怖さを感じます。

             

ここがあのオヤジの釣り座、どう考えても2人は釣りが出来るところを独り占めしています。もともと乱雑な性質の人なら意見も述べれるのでしょうが、このオヤジは明らかに意識的に配置をしています。磯では波が被らないところに荷物を置いておくのが常識ですが、波止場では荷物は自分の手の届くところに置いておくものでしょう。いざという時に届かないと海に落ちてしまうことだって考えられます。この写真で言えば左端の竿袋、釣り人はクーラーの上に座ってますから、もし後ろから強い風が吹いて竿袋が煽られたら、そのまま海に落ちてしまうだろうと私は思います。

             

ところがこの日はこのオヤジ、あまりにも釣れないからなのか、自分の釣り座を片付けて、先端の方へ移動してくれました。ラッキーと思い私はその場所に移動、12時になったので一旦昼食をとり、気を取り直して釣りを開始しました。

1時ごろにやっと待望のグレのアタリ、でも抵抗はするものの全然大きくありません。上げてみると20cmぐらいの木端グレです。

             

Y下君が干物にするというので、一応スカリに入れておきましたが、それ以降釣れなかったので、最終的には海へお帰りいただきました。

寒いのと釣れないのとで3時には納竿、どうやらあのオヤジも同時に納竿、きっと家に帰るのでしょう。翌日、この人の顔を見ることはないだろうと高を括ったのでした。

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11月22日の釣果

2011-11-28 05:00:00 | 田舎

21日、殆んど復旧したきのくに線でしたが、復旧を知らぬ前から予定していた通り特急には乗らず、天王寺発11時40分の快速電車に乗り紀伊姫を目指したのでした。和歌山駅で普通列車に乗り換え、御坊で乗り換え、紀伊田辺で乗り換え、串本に18時10分ごろ着いたのでした。

田辺では1時間半ほど待ち時間があり、かねてから訪れようと考えていた闘鶏神社へ、そこを訪れるために普通列車を乗り継いだというわけです。

翌22日旅の疲れもなんのその、先週逃したグレを取り戻すべく朝から大島漁港に釣りに出かけましたが、先客が大勢います。

             

天気は上々、風もなく釣り易いのですが、アタリが出ません。相変わらずアジがヒョコヒョコと挿し餌をつつくばかり、グレ狙いの人たちは立ち往生しています。

いや一人座っているのは、あの非常識な釣り人です。一人で広範囲な場所を占領し続けるやっかいな男がまた「ここは俺の釣り場所じゃ」と言わんがばかりに座り続けているのです。

             

逆にアジ狙いの人はサビキに鈴なりのアジを釣っているのです。そんなに釣ってどうするの?と思ってしまうほどなのですが、まぁ喜ばれるかどうかは別にして、近所に配るのでしょうね。

冬の夕暮れは早いものですが、2時を回るとこの釣り場は目の前に太陽が落ちてきて、反射する陽の光でウキが見えにくくなります。

私の横で釣りをしていた滋賀から来たという人は、私たちの釣りの型を見てペレットが要ると思ったのか、昼食ついでに串本まで買いに行ったようで、戻ってきて仕掛けを変えているうちにトラブルが発生、それをじっと見ていた私に手元まで来るアタリがあり、即座にあわせたのですがまたも一瞬にしてハリスを切られてしまったのでした。

             

翌日は祝日なのとY下君がやって来るので、釣りは休憩。翌々日の釣果に期待を弾ませるのでした。

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蕎麦打ち

2011-11-25 05:00:00 | 大阪にて

18日串本を15時16分発の特急くろしおに乗車、思ったより乗客が多く、串本から乗った人は皆座れたようでしたが、白浜・田辺辺りから乗って来る人は座れることが困難なくらいです。まぁ、日に2往復しか特急は走ってないのですから、混むのは当たり前。JRもそこの所をよく考えて運転してほしいものです。因みに翌19日からは日に6往復に増発するようで、12月3日からは全面復旧するそうです。

19日蕎麦打ち当日は朝から大雨、自称シェフは予定通り昼ごろに蕎麦を打つI葉家に到着ですが、蕎麦を打つ場所がありません。おまけに蕎麦を食べたい人たちは皆仕事で、夕方からしか参加できませんという。仕方なしに屋根のある駐車場の片隅で、シェフと二人で寂しく蕎麦を打ちました。二人で打ったといっても私は見てるだけ、シェフを一人にすることも出来ないでしょう。去年のような賑やかさはありませんでした。

             

そして夕方、手に飲み物を携え、中には手作りの料理を持参の人もいて、なんとたくさんの人たちが集まったものです。おちおち座ってられません。

蕎麦を打ってる時にも雨が降ってたせいか湿度が高かったので、口には出さないものの、私はいつもよりうまく打ててないと思ったのですが、みんなは美味い、旨い、上手いと言って食べていました。

そして9時ごろにお開き、私はその朝は3時ごろに目が覚めたので眠たく、2次会には行かず一目散に家に帰って寝たのでした。何回も電話がかかっていたのを気付いたのは朝、着信がいっぱいありました。

             

翌20日は晴天、実は蕎麦を食べてる最中に徳島からI葉家に、イノシシが手に入ったから取りに来いと電話が入ったらしい。翌朝一緒に行ってくれと言われて、仕方なしに付いていくことになり、8時ごろ家を出ました。最初の写真は鳴門大橋を渡っているところ。

湾岸線を通れば神戸まではすぐなのに何を勘違いしたのか中国道の方へ行ってしまい、おまけに道を間違って池田で高速に乗れず、宝塚まで下道を通る羽目に・・・お陰で昔歩いた昆陽池の近くを通ることが出来ました。

ようやく徳島県の脇町にあるその家に着いたのが11時ごろ、家の人は「今朝、罠にかかったのが二つあるから山へ行こう」と言います。その山までは10分ほどでしたが、先に昨日獲れたというイノシシを車に積む作業、100kgほどある大きなもので、三人で車に移し替えるのがやっと、そして少し歩いて罠のあるところへ案内されました。


猟師さんは「こんな小さいのは獲りとうないけど、山の持ち主が獲ってくれと言うんで仕方ないんじゃ」といいながら槍を出して私に突けと言うのですが、流石にそれは出来ません。モモより少し大きいだけ、ウリボウではないけど未だ子供です。魚は捌くことは出来ますが、獣は捌いたことも殺したこともありません。

             

こうやってじゃれているのか突進しているのか判りませんが、モモと同じような仕草をします。鼻が鉄の檻に当たって痛そう、鼻血が出んもんやなぁと感心してたら、猟師さんが槍で突き始めましたが、体の割に檻が大きすぎてなかなか仕留められません。仕留めると今度は腹を裂いて内臓と血を抜きます。猟師さんは手袋をはめますが、素手の私に両足を掴んどいてくれと頼みます。手が泥まみれ、血まみれになってしまいました。

このような殺傷現場を見ると、殺した方は穢れを覚えるのでしょうね。太古から狩猟民族が穢れや、農耕民族にしても自然に対する恐れを神を祀ることで回避してきたことの意味が解るような気がしました。

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11月18日の釣り釣果

2011-11-24 05:00:00 | 田舎

18日当日は翌日に蕎麦打ちの師匠が大阪にやって来るので、一旦帰阪せねばならず、前日40cmのイガミを釣ったのでお土産は出来ていたのだけれど、どうしてもそれに匹敵するグレを添えたいと思い、いやイガミこそ添え物であるようなグレを持ち帰りたいと願い、午後3時ごろの特急で帰るという段取りで、いつもより少し早目の8時ごろには大島港に到着していたのでした。

             

この日の天気予報は曇りのち雨、雨の降ってこぬ内に港を退散したいものだと思っていたのでしたが、波止場には人っ子一人としていません。これはラッキー、この時間に来ると一番乗りになれるんやと、誰もいないはずなのにこみ上げてくる笑いを悟られぬように噛み殺しながら仕掛けを作るのでした。
前回はハリス1,5号で2回切られていますから、1,75号に少しだけ太くしましたが、リールに巻いてある道糸は替えることもできないので、キズがないかチェックだけ簡単に行ったのでした。

前日の残った撒き餌を手前に撒いて雑魚を集めます。少し沖目にグレ用に撒き餌のペレットと仕掛けを投入、8時半ごろ2投目でグレのアタリ、慎重にやり取りして最初の写真のグレをゲットです。家で測ると37,5cmありました。磯で使う撒き餌を使っている人をこの波止場では見かけたことがありませんが、この作戦功を奏したようです。

             

暫くして又もやグレのアタリ、こいつも大きいぞと思いながらやりとりするも、オモリの下からハリスが抜けてしまいました。1回目のやり取りで結び目が緩んでいたのでしょうか。

気を取り直して仕掛けを慎重に作りますが、以降なかなかアタリがありません。10時ごろにようやく釣れたのは唐揚げサイズのグレでした。

             

時折アジが釣れたり、これはイサギです。近くにサギが待っていたので、このイサギをくれてやりました。ここのサギは釣り人が釣った魚をくれるのを待っているのです。

             

ちょくちょくとアタリは出るのですが、釣れるのは大きいものではありません。11時前に雨がポツリポツリと降り出しましたが、カッパは着てなくても釣りを止めるほどでもないので続けていました。粘ったけどこの20cmぐらいのグレが釣れたのを機に撒き餌もな無くなったので退散です。

             

帰りがけにスカリに入れておいたグレを記念撮影。鱗と内臓を取るだけですが、家で捌くと後始末が大変なので古谷魚店で捌かせてもらいました。

             

昼からのことは分かりませんが、結局この日は私一人が独占したかたちになった大島漁港、一匹だけでしたがお土産が出来て11時半に港を後にしたのでした。

             

昼食をとったり、頼まれ物を買ったりして、家に帰ろうとすると古座沖になんか訳の解らないものが浮いています。船には違いないのですが姿形が船のようではありません。橋杭岩の岩間から見える船体です。

             

一旦家に帰って15時16分発の特急に乗るべく、姫駅を15時5分発の普通電車に乗らねばなりません。その時刻、船はとても遅い速度で動いているらしく、少しは大島に近寄ってはいますが、まだまだ遠くです。姫駅前の浜からの撮影。

             

後ろに吊り下げている3本の柱のようなものを何処かの海に沈めるのでしょうか。再び姫に戻った22日には、この船体はありませんでした。

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11月17日の釣果

2011-11-22 05:00:00 | 田舎

17日は予定通り阿野木漁港へ、イガミでも釣れるかなという安易な期待を持って、10時ごろに家を出ました。前日大島港からの帰りに撒き餌のオキアミを1,5k購入、家の冷凍室に残っていた使いさしのアミエビも追加、パックに入った刺し餌を持って出たのでした。

途中、配合エサを持ってくるのを忘れ、途中のエサ屋『三平』で購入しようなどとぼぉ~っと運転していたら、オークワで弁当を買うのを忘れてしまいました。まぁ忘れてもAコープがありますから平気です。でもそのAコープ、問題は買い物袋に入れてくれないこと、オークワなら弁当だけですが買うと買い物袋に入れてくれます。

             

磯に着いて刺し餌のパックを見たらびっくり、オキアミではなくサシアミ、小さ過ぎ、でも魚はエサだけを取りにくいんではないかと思います。

この日もいい天気、あまりにも釣れないので周りの景色を撮っています。釣り座の左後ろ方面、ごつごつした岩が並びます。但し渡ることはできません。

             

左斜め前の大きな岩、もちろん渡れませんが、何処かにポイントがあるかも知れません。

             

今回も目の前の磯に人影が見えます。ここは何が釣れるのでしょうか?どうもフカセ釣りをしているようには見えません。竿を2本出しているようですし、よく見ると棒ウキを使っています。2本いっぺんに魚がかかったらどうするのでしょう?

             

先月来た時は乱雑だった船揚げ場もきれいに片付いています。

アタリも無いのにエサは無くなり続けます。全く面白味がありません。

             

いつもなら一艘の船も繋がってないことが多いのに、今は5艘も船が繋がっています。現在はイセエビ漁が盛期なのですね。

12時の合図の鐘が遠くで鳴ったので弁当を食べ、一息入れて再度釣りを始めると、スゥッとウキが入っていき、合わせると根掛かりかと思うほどでしたが少し動くので、根掛かりではないと確信し、もう一度合わせを入れてリールを巻いていきました。別に抵抗するわけでもなく、重いビニール袋か雑巾を引っ張っている感じですが、赤いものがチラッと見え出した瞬間に逃げようとする引きが始まり、またウツボかと思ったのでしたが、姿を見せたのは狙い通りのイガミでした。

この日は釣りを始めるとメールや電話が頻繁にかかり、このイガミをタモに収めた途端にも電話がかかってきました。

             

釣り上げた時に40cmぐらいと思ったこのイガミ、帰って測るとジャスト40cm、狙いは上々なのでした。

暫らく釣りを続けたのですが、アタリが無いので2時ごろにに退散、撒き餌が半分ぐらい残りましたが、翌日の釣りに使ってみようと思い持ち帰りました。

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11月16日の釣果

2011-11-21 05:00:00 | 田舎

今回はこちらに来てずっといい天気が続いていました。到着した日はとりたてて何もしなかったのですが、夕方早目の食事をとったら眠たくなってきて、なんと7時ごろに眠ってしまいました。翌日は庭の掃除、枯れた花や雑草の茎を抜く作業です。作業をしていると半袖、半ズボンでも汗が落ちてくるほど気温が高い、汗をよくかくのはいつものことなんですがね。隣のおばちゃんが「今日は釣りに行かんの?」と聞くので、「未だ用意もしてないんで」と答えながら「そうや釣り道具を出しとかな!」と、翌日からの釣りに備えたのでした。

さて16日、満潮が10時前の小潮回り、満潮過ぎから釣ろうと思い10時ごろに大島港に到着、車を降りて波止に出た途端に一人の方が大きく竿を曲げています。釣り上げたのは35cmぐらいのグレ、「釣れてるやん」と期待を抱かせます。

             

来る時、田辺の釣り具屋で買った小型のバッカンと棒ウキを収納するケース、バッカンはいくつもあるのですが、撒き餌のペレットを入れる適当なものが無く、前回買った100均のバケツは風が吹くと飛んでいくので使いものにならず、かと言って大きなバッカンでは撒き餌が底に溜まってしまい杓では掬いにくいのです。このバッカンでも大きいかなと思うけど、これより小さいものは売っていませんでした。

この棒ウキを収納するケースにはメジャー代わりの目盛りが刻んであります。

釣り道具屋では、少なくなったり無くなった号数のガン玉やハリも購入しました。

             

到着した時の波止場、竿を曲げてた時はカメラを持っていなかったのですが、この時にはその釣り人は魚を絞めています。波止場はその人とあと夫婦らしき二人が先端でアジ釣りをしていました。駐車場には和泉ナンバーの車が2台のみ、空いています。

撒き餌をするとイワシらしき小魚が群れ、げんなりしますが仕掛けを投入。仕掛けは前回好調だった2号負荷のウキを使用、ウキ下3ヒロと少し深めでハリスは1,5号、ハリは7号のグレ針です。いつものようにこっつくようなアタリばかりでハリにかかりません。エサは確実に無くなります。

1時間ほどしてウキがスゥーッと入り確実にハリ掛り、竿で貯めて糸鳴りを楽しみながら、こいつは重いと感じた瞬間、逃げられました。ハリが抜けたのかと思いきや、ハリスが切れてしまっています。いくらなんでもフグじゃなかったと思うのですが・・・

30分ほどしてまたしても大きなアタリ、やりとりしてたらまたもプッツンです。今度は道糸から切れています。磯で使ったのをそのまま利用したので何処か岩で擦れていたのでしょう。ウキも流れてしまいましたが、暫らくしたら流れてきたのでタモで拾い上げました。

             

12時を過ぎて私は車内に戻りオークワで買った弁当を食べました。前例があるのでエサは全部見えないように隠します。波止場に戻ると誰もいないわけではないのにカラスが2羽私の釣り座で物色しています。暫くすると先客は次々に帰りだしました。誰もいなくなったらこの通り、すぐにカラスがやってきます。

先客が帰る時に釣れたのが最初の写真のマルハゲ、女性が通りがかりに「大きいわぁ」、男性は「キモが美味いで、一杯やれるやん」と声をかけます。測ると24cmでした。

             

誰もいなくなって20cmそこそこのグレが来ましたが、海にお帰りを・・・写真だけです。暫くして隣で釣ってた人が戻ってきていろいろ話をしました。前日、大裕丸のカセで釣りをしたとか、今日は(糸が)切れたのが1回とハリを折られたのが1回で、ここは大きいのがいると話していました。

その方も帰ってしまい波止場では私一人、嬉しいやら寂しいやらでしたが、仕掛けをよく見るとハリスがハリの手前10cmぐらいのところで1回転して祭っています。幸いきつくは無かったので手で解けたので釣りを続行です。

そしてもう一度大きなアタリ、3度目の正直とは思いませんでしたが、なんとかものにしたかったのに・・・またもやハリスがプッツン、おそらく祭った所で切れてしまったのでしょう。キズは無かったはずなのですがね。

それからは虚しい時間が過ぎるばかり、アジ釣りのオジサンが独りでやってきました。3時を回ったのとそろそろ撒き餌も無くなってきたので、明日は阿野木へでも行こうかなと思いながら終了としました。

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おまえさん

2011-11-18 05:00:00 | 読書

ぼんくら』の初版はいつだったのか知りませんが、私が買って読んだのが2005年の夏、続編の『日暮らし』が文庫本で出たのが2008年の11月、『ぼんくら』が相当面白かったので、『日暮らし』の文庫本化を待ち望んでいたのですが、待った割には『ぼんくら』ほどの面白さは無く(期待し過ぎたのかも)、この『おまえさん』が出版された今年の9月には手を出すことがありませんでした。

前回の串本滞在中は天候に恵まれず大阪から持って行った本は全部読み終えてしまい、途方に暮れていたのでオークワの前の比較的大きな書店に赴きいろいろと物色したのですが、読みたいと思うような本は見つからないので、仕方なくといった感じでこの本を買ったのでした。

帯にある“いきなり文庫!”という字が眼に飛び込みますが、“いきなり文庫”というシリーズではありません。著者本人に言わせると予定よりも3年も遅れてしまったので、待ちかねている読者の皆さんにお詫びの気持ちを込めて文庫本で売り出したかったようです。出版社は単行本を揃えている読者も待っている筈なのでということで、単行本と文庫本を同時に出版するという次第になったようです。おまけに『日暮らし』が上・中・下と三巻だったのを上・下の2巻にして再発行するというような姑息なことも試みたようで、この重なった二つの事態がこの『おまえさん』に手を出さなかった私なりの理由なのです。

まぁ、「暇でしゃあない」事態に「背に腹は替えられぬ」ということで、しぶしぶながらこの本を買ったという次第でした。

ところが読み出してみるとやはりなかなか面白い、ぼんくら同心の平四郎と凛々しい弓之助、手下の政五郎とおでこ、煮売屋のお徳に加えて字は違うが長男と同じ名前の新鋭同心である間島信之輔とその叔父の隠居・源右衛門らの活躍で、痒み止めの新薬『王疹膏』を売りだしていた瓶屋の主人・新兵衛が切り殺されるという事件を解決するストーリー、先の『エッセーで読む日本の歴史』が600ページが上下2冊あったものを2ヶ月もかかったのに、ほぼ同量のこちらは串本滞在中に半分ぐらいは読んだとは言え、2週間で読み終えてしまいました。

ところでタイトルの『おまえさん』っていったい誰のことだったんでしょう、どうも解せかねます。

             

これは何を撮っているかと言うと、本に着けてくれるカバーであります。何処の本屋でもこれと似たり寄ったりのカバーを着けてくれるのですが、何の役に立っているのでしょう。このカバーで本を読んでいるとカバーが上部にずれてきて仕方がありません。すなわち下部が無防備状態に陥るのです。

             

いつも買っているジュンク堂のカバーはこの通り、上下にも折り返しが付いているのでずれないのです。本は大切に読みたいもの、こういう細かなところへも気を配って欲しいものですね。

ネットで買ってもこのカバーを着けてくれるとのこと、品揃えが豊富、送料も無料だそうで、串本に在住するようになればきっとネットで注文することになりそうです。

明日大阪で蕎麦打ちがあるので、今日は一旦電車で帰りますが、未だ特急は日に2本しか走っていないようなので、前回の轍を踏まぬよう時刻表はじっくり見ておくことにしましょう。

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東大寺裏

2011-11-17 05:00:00 | 

約1カ月ぶりに串本にやって来ています。月曜日の8時過ぎに大阪の家を出、9時半ごろいつもの田辺の『よってって』に到着、買い物をして、10時を回ったので近くの釣り道具屋『ベイマルチョー』に寄りました。少し小物が欲しかったので、あれこれ物色をしているうちに11時を回ってしまい、あわてて串本へ向かったのですが、運良くなのかあまりノロノロと走る車も無く、1時間少々で串本に到着、昼食をとるのに車を降りると暑いぐらいです。

でも夜になるに従って寒さが増し、毛布は被ったものの足元から寒さが忍び寄ります。毛布の上は薄い夏布団のまま、大阪のマンションでは今でも夏布団だけで寝ていますから、こちらは相当冷え込んでいるのでしょう。でも朝になって陽が射してくるとぐんぐん温かくなり、やはり靴下は要らんかなどと思ったりもしますが、靴は履くようにしています。

さて春日大社から志賀直哉旧居を経て東大寺へと向かったのでした。

             

当日は写真の中門の下で震災復興を祈願した太鼓の演奏があったようでしたが、私が着いた時には片づけが始まっていました。片づけを見ていても何も面白いことはありませんが、言葉を聞いていると奏者は関東の人たちのようでした。
大仏殿に拝観料を払って入ろうかと迷ったのですが、どうせ大仏さんは撮影禁止なのでしょうから、中門の左手にある入場券売り場の前を通って、大仏殿を一番近くに見える所まで近寄って写真を撮ってきました。修学旅行の引率者のような振りをしながらだったら、タダで入れたかも知れませんが、まぁそこまで入場料にこだわることもありますまい、バーチャルで拝観はどうですか?但し大仏さんは拝めません。

             

大仏殿の裏はどうなっているのだろうと思って、さっさと裏側へと歩きます。何処へ行っても裏側はどうなってるのかが気になるぼんくらさんです。だいたい旅行者、拝観に訪れる人たちは裏までは見ませんよね。ですから人もあまり居ません。その割にはきれいですよ、見ないで帰るのはもったいないくらいです。丁度紅葉しかけた木もあってお金を払ったわけでもないので儲けた気分です。

             

私の価値観では拝観料を払って大仏さんを見るより、こういう景色をタダで楽しむ方が好きなのです。まぁ識者から言わせるとバチアタリ者なのかも知れません。

裏側の屋根には風通しが造られているようです。鳥がいっぱいとまっていましたが、ここからでは何の鳥か判りませんでした。

             

大仏殿の真裏にあった講堂跡、礎石が残っています。いずれ再現されるのかも知れません。でも興福寺といい東大寺といい、多くの坊さんを抱えていたようで、講堂の敷地がとても広いのです。

             

大仏殿の東横まで来ると屋根にとまっていた鳥が飛び立ったので、これがカラスだということが判りました。きっと屋根の上はカラスのフンだらけなのでしょうね。

             

参道に屯するシカ、数えてみると10頭もいます。真ん中のシカを見ると、首が曲がる角度が凄い、殆ど真後ろが見えるんですね。野生のシカと違って人の居るところが好きなようですが、紀伊山地の山奥に連れていかれたら生きていけるのでしょうか?

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東大寺への道

2011-11-16 05:00:00 | 

参道なのか山道なのか判らないような道を下って、途中どのような祠にも遭遇せず、シカも出てくることは無く、舗装された道路に出ました。地図は持っていませんが、大まかにコの字型に曲がれば元の奈良公園の方に辿り着くだろうと思い、右へと道をとりました。左手は少し登りになっていて、目と鼻の先にすっかり紅葉した木が立っています。秋になって紅葉した木を観るのはなんとも嬉しいものです。

             

紀伊神社から降りてきて道路と交差する地点で、すべり台が見えたので公園があるわと思いながら、でも誰も遊んでないなぁなどと思っていたら、周囲を歩くほどに入り口が無いのに気が付きました。せっかく公園を造りながら誰も入れないなんてちょっとおかしいんじゃないですか。

             

しばらく歩くと柿の木がたくさんの実を付けている場所に出ました。これも秋の風景のひとコマです。その近くでハクサイの葉を食べている一匹のシカに出会いました。面白いので写真に撮っておけば良かったのにと思っていますが、その時はハクサイも食べるんかと思っただけでした。勿論、畑に植わったハクサイではありません。誰かが一番外側の堅いところを剥いて捨てたものを食べているのです。

             

志賀直哉の旧居があると言うので寄ってみましたが、入館するのにはやはりお金が要りそう、何でもかんでもお金ばかり払わされては、私の生活が成り立たなくなってしまいます。まぁ志賀直哉と言えば『暗夜行路』とか『小僧の神様』ぐらいしか思いつかない私ですから、あまり興味がありません。

             

春日大社は春日山の麓にあり、その東側は原生林に覆われているそうです。そんなところに迷い込んだら大変ですが、公園が近づくとここは若草山の一角でしょうか、こちらはゴルフでも出来そう、木が殆どありません。途中に浮御堂というような池の中に橋のある建物もありましたがカット、もうそろそろ良い時間なのです。

             

そしてもう一度東大寺へ、前に来たほどの賑わいではありませんが、春日大社の参道と比べると、比べ物にならないくらいの多くの人で賑わっています。

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