ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

九龍島・タイ島・箱島

2013-08-30 05:00:00 | 田舎

台風15号が発生し、明日・明後日にかけて進路を東に取るかもという予報、もう今日にでも帰りたい気持ちですが、先日三男がクロスロードに乗って帰ったので迎えに来るまで帰れません。スピードの出ない、エンジン音の五月蠅い愚車で大阪へ帰るなどとんでもありません、そんなことをしたらまたこちらまで乗って来ないといけないという事態が起こるのです。明日には迎えに来ると思うのですが、来たら釣りをするつもりなのか、今でも風が強く、三角波が立っているのに、台風が近づく明日・明後日は釣りどころではないと思うのです。

出雲崎沖で引き返して1時間も経ってないのに港に帰るのは、あまりにも勿体ないと思い、大島の裏側を通って古座の方、九龍島やタイ島まで行ってみようと思ったのでした。

             

大島の裏を抜けると、途端に風が吹き始め、波が荒くなってきます。でも出雲沖よりはかなりマシでした。串本という街は大島によって風や波から守られている街だということを体感した瞬間です。

九龍島に向かってまっすぐ船を走らせていくとタイ島の目がなかなか見えてきません。かなり陸の方に寄らないと目は見えないようです。最初は吉本新喜劇の寛平ちゃんの目のように三角で小さい穴から見え始めました。

             

独りで操縦しながら写真を撮っていると、シャッターチャンスを逃してしまいます。どうしても一旦停めてから操縦席を離れるということになるのです。操縦席の前方はまっすぐ走っているようでも景色は微妙に左右し、ピントを合わせているうちに煙突や船の備品が画面に出入りしてしまうので、なかなか上手く撮れません。

             

写真はタイ島の裏側のものですが、九龍島の陸寄りは浅く、洗岩が多いので素人では容易に近寄れません。九龍島とタイ島の間も岩が多く私には通ることが出来ません。島に近寄ることすら出来ないのですから、初心者は大変です。タイ島の西側は深いなぁと思ってゆっくり流していたら、急に目の前に暗礁が見え、ビックリしましたが無事に通過、満潮時で良かったと胸を撫ぜ降ろしましたが、干潮時なら白波が立って前方から気付いていたかも知れません。この辺りは海図にも載っていないのです。

             

昔一度だけ古座の藤田渡船からタイ島に渡して貰って釣りをしたことがありましたが、尻尾の方で釣っていたような記憶があります。あまり何も解ってなかった頃だったと思うので、ここで釣ったと言う記憶はありません。

             

ここまで来たら箱島も見ておきたいと思い、南の方へ向かいます。箱島は大箱と小箱に分かれています。

             

大箱ではパラソルが二つ、3人上がっています。私が磯で釣りをしている立場なら、船が近寄ってきたら「何してんねやろ?」とか思うのでしょうね。大箱にも一回だけイシダイ狙いで上がった事がありますが、エサのウニや貝はすぐに無くなるので、以来イシダイ狙いの釣りは一度もしていません。

             

この低い磯が小箱なのか、瀬島なのかどちらも上がった事が無いのでよく分かりません。

             

船と岩の間に小さい岩が見えています。教習所では洗岩と習いました。岩の頭を水が洗っているから、海図では※の印で示されています。

             

楽に船を着岸させるためには、潮が満ちているうちに帰らなければなりません。30分ほど九龍島辺りを見物し、元来た海を一路港へ、途中橋杭岩の沖にゴムボートを浮かべて釣りをしている人を見かけましたが、大きな船に乗るようになると、ゴムボートはちょっと怖いですね。

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出雲崎

2013-08-29 05:00:00 | 田舎

先週末から雨が降り今週明けからはまた暑くなると言う予報は外れ、土曜日は雨が降らず、日曜もたいして降ることも無かったので、期待外れかと思っていたら、月曜日にかなりの雨量があり、とても涼しくなりました。涼しくなったことを喜んでいるわけではなく、大阪では月曜日はあまり降ってないらしかったので、天気予報って大勢の人が住む大都会中心なのだ、串本のような片田舎の地方は当たろうが当たるまいが、気象予報士は何とも思ってないのだろうと思ったことを記しておきたかったのです。

翌火曜日、朝から晴天です。これはブログのネタ探しに出かけなアカンと思いつつも、また暑くなると言う予報だったので歩くのはゴメンです。10時ごろが満潮だったので、一人でしたが船に乗ろうと決心して、満潮の内に帰ってこようと思ったのでした。

             

大島周りは2度行っているので、潮岬の方へ行ってみようと船を出したのです。くしもと大橋の下を潜ると、土曜日に釣っていた所で同じような船が釣りをしています。よほど釣れるポイントが有るのだろうと思いましたが、波を立てるので近づくわけにはいきません。

             

波の予報は2m、これ位なら渡船はいつも渡してくれていたと思い、出雲の双子の磯を過ぎ、幾人かが釣りをしているなと思いながら、船を走らせていました。

             

前方には岩が見えないのに白波が立っています。岩礁があるという証拠、危うきに近寄らずということで大回りをしていると、急に風が強くなり波が高くなってきました。波に乗って船が宙に浮いて、船体が海に着水するたびに大きな飛沫があがります。こりゃ大変、2mの波とはこういうものか、渡船で乗せて貰ってる時は何とも思いませんでしたが、自分で操縦するとなると勝手が違います。

             

右に潮岬の展望台が見え始めたところ、左の大島の姿は通り過ぎています。要するに外洋に出たと言うこと、それまでは大島と潮岬の半島で波も風も遮られていたので、静かだったのです。後ろから追い越していく船は見えていましたが、追い抜いて前を走ると時折波の底に入ると見えなくなります。写真を撮ろうと思うのですが、こちらの船も大きく揺れるので写真どころではありません。

             

不安になってきたのでUターン、船出して20分ぐらいしか走っていません。左手に出雲の集落が見えています。

             

右手は通夜島のなだらかな磯、三男たちが居た時も通っていますが、その時は久し振りの姿を見て感動したものです。くしもと大橋が出来てからもう14年になり、それ以降は渡船に乗るのは大島の各港からだったので、串本まで迎えに来てくれていたコースをしげしげと見ることは無かったのです。

             

くしもと大橋の桁下、21mの表示があります。高さ21mもある大きな船なんかいくらでもあるのでしょうが、湾内に入るのにこの橋の下を通るとは(ここを打っていて忌々しき大阪市長の名が浮かんだ)思えませんが、橋の上から見るともっと高いように感じます。操縦しながら、前の窓からの撮影、車などでは到底出来ませんが、船なら何とか・・・でもどうしても前が気になります。

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くしもと大橋から

2013-08-28 05:00:00 | 田舎

月曜日に撤回になったとはいえ、漫画『はだしのゲン』が松江市の小中学校で閲覧制限を受けていたとか、図書館では人の目に触れないようなところにしまい込んでいたとか、そういう話を聞きますが、何故そんなことになってしまったのか、知る権利をないがしろにするような松江市の教育委員会のとった行動は理解できません。“描写が過激すぎる”という陳情があったと言いますが、過激なのは原爆の投下そのものなのであって、作者の中沢氏もそのような現実、体験が無かったら、『はだしのゲン』を描かなかったでしょう。『はだしのゲン』には戦争の悲惨さが描かれており、陳情した人々の原爆や戦争から目を逸らさせようとする意図が見え見えです。安倍政権のお先棒を担ぐような行為は自らの国を滅亡へと導くことになりはしないか、戦争する国家へ突き進む前に、まず知る権利が脅かされていくのです。この漫画を少年ジャンプで読み始めたのは働くようになってから、私は少年ジャンプという漫画雑誌は好きでなかったのですが(小さい頃は少年サンデーと少年マガジンしかなかった)、この連載を契機に少年ジャンプを買うようになりました。

船を少しは近くに繋留したので、乗ってはいませんが、毎日様子だけは見に行っています。繋留している岸壁は道路に近いのに意外と人通りが少なく、船の備品を盗まれることもなさそうです。岸壁から正面の大島を眺めていると、くしもと大橋からこちらを眺めたらどんな風に見えるんだろうと思い、雨予報だったのに少しも雨が降らない土曜日の午後、車を走らせました。

             

大橋を渡りきったところにある展望所に車を停め、道路を渡って物見台に登ると、私の船は丁度赤灯の影になって全体が見えません。

             

橋の下、苗我島の前では漁船が3隻、釣りをしているのか、操舵の練習をしているのかこまごまと動き回っていました。初心者なので私は漁船が何処で何(主に釣り)をしているのか、よく観察しておかなければならないと思っています。

                       

度々通るくしもと大橋ですが、歩いて通るのは初めてです。外海側には歩道も有り、時々は散歩している人やランニングしている人を見かけます。

             

展望所にあるモニュメント、“四海兄弟”と書かれた昔の和歌山県知事の書、私は“世界は一家 人類は皆兄弟”と言った『右翼のドン』と呼ばれた笹川良一氏を連想してしまいます。何度もここに車を停めたことがありますが、しげしげとこのモニュメントを見るのは初めてです。一昨年たくさん居たネコは一匹も居ません。

             

展望所の下はシシクイ(猪喰鼻)と呼ばれる磯、昔何度か橋杭の渡船で渡して貰って釣りをしたことがありました。今はその渡船は無くなったようで、釣りをしている人は見かけません。なので魚がウヨウヨ居るのかも知れません。

             

苗我島と出雲の双子島の間にカセの船が2槽釣りをしています。

             

何を釣っているのか、釣れているのかは見えませんが、遊魚船が曳航してここで停めたのですから、釣れる所なのでしょう。赤い旗は何を意味しているのか、鋲泊中なのか、漁の最中だったのか、忘れてしまいました。

             

ここは浅海の信号、大島からの車を感知して信号が変わるようになっているのですが、この日串本から来て大島へ左折しようとすると信号が変わりかけました。急いで左折したのですが、大島からの車は止まっていません、人も見かけなかったし、何故信号が変わったのか、不思議でなりません。

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頂き物

2013-08-27 05:00:00 | 田舎

22日に釣りに出なかったので、その分ネタが無くなってしまい、本当なら今日あたり22日の記事を載せたかったのですが、天気は良かったし、視界も良好だったのに残念です。何故か大島漁港へも一度も釣りに出かけてなく、勿論暑いせいもあったからですが、自分で船を出して、そこから竿を出すことが可能となると、もう波止釣りなどをやってられない気になります。大島漁港で大物が釣れると知ってからは、地磯に行くのが億劫になった構図とよく似ています。

独りで船を出して釣りに出かければネタも出来るのですが、出かけないのは、着岸する際にとても困難だからなのです。私の船は全長11mありますが、船を横付けすると先端か船尾のどちらかで一旦岸に上がって係留ロープをかけ、もう一度船に戻って他方のロープを岸に繋がなければならないのですが、まず後部のロープをかけたとすると、船に戻ったなら船首の方はもう岸から離れてしまって、岸に上がれなくなってしまっているのです。二人おればことは簡単です、陸に上がって係留ロープをかけた人に、もう片方のロープを船から渡せば良いからです。

T中君が姫にやって来ると必ずと言っていいほど焼酎のお土産を持って来てくれます。それはとても有難いのですが、私はあまり高級な焼酎は飲みつけません。と言って安物の甲乙混合酒も飲まないようにしているのですが・・・。今回持って来てくれた焼酎にはビックリしました、瓶にはラベルが貼られていないのです。首の所に『iichiko』って遠慮がちに貼ってありました。酒造メーカーも売らんがためにあれこれ考えているのですね。

             

「貰いものですが」と言いながら出してくれたのは焼酎には似つかわしくない幅が狭くて長方形の箱、パックかと思いきや・・・

             

小さいビンが4本入っていました。それぞれ北海道名産の原料を使っています。麦は良いとしても昆布の焼酎ってどんな味がするのでしょうね。アテが要らないのかも知れません。芋焼酎と言えば南九州産のものが有名ですが、北海道でも試験栽培しているのだそうです。じゃがいもの焼酎って何処かのデパートで試飲したことがあったような気がするけど、この焼酎はわざわざ北海道発祥のメークインを原料にしていると書いています。どんな味がするのか楽しみですが、大阪に持ち帰って飲もうと思っています。

                       

これは前回Y下君が来た時お土産にくれたお酒、パッケージには丹後の地酒とだけ書いてありますが、どうやら宮津へ行ったらしい。

             

箱から取り出してビックリ、これは私の平和主義への挑戦なのでしょうか、ラベルには海軍旗をはためかせた自衛艦が描かれています。集団的自衛権の行使について現内閣が憲法解釈を変えようとヤキモキしていると言うのに・・・。白嶺という酒造メーカーなのですが、舞鶴港が軍港になると海軍御用達酒として採用された戦争色の強いもの、こんなものを私が嗜んで良いものか、私はこの酒こそ、海に撒くのに相応しいと思ったのですが、Y下君は「一応味わわな」と言うので海には撒きませんでした。

理解できないのはラベルに目立つように自衛艦『舞鶴』と書かれているのに、艦の写真の下には護衛艦『みょうこう』と書かれていること、いったいこの艦は舞鶴なのかみょうこうなのか、Y下君は自分では滅多に日本酒など飲まないので、味よりラベルで買ってくれたと思うのですが、このビンにこそラベルは不要だったと思うのです。

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ここに停めている

2013-08-26 05:00:00 | 田舎

船は16日に釣りに出てからこの岸壁に繋留しています。と言ってもそれ以降船を動かしたわけではありません。22日に長男の会社の友人が来る予定だったのですが、前々日ごろから発生した台風12号が沖縄に接近、その余波を受けて串本の海も徐々に波が高くなって来ていました。21日に沖を見ていると磯に白波が押し寄せているのが見られ、ちょっとヤバいかと思いながら思案していました。結局のところ波がこれより高くなりそうだったので釣りは中止したのですが、22日は磯に当たる波は前日ほどでは無かったものの、時折大きなうねりが生じていたので、止めておいて良かったと思っています。渡船屋のホームページを見ていても、22日は出船していないようでした。

             

私の船は漁船ですが、漁船登録は抹消されており、プレジャーボートの取り扱いで、漁協からは繋留する時はこの岸壁に繋ぐよう言われていたのです。でも台風が来たら元の波止場が安全です。縦付けで横の船と順に繋ぐことで安定させられるから、ここだと横付けですが一艘だけなので大きな波には不安定なのです。

             

この岸壁と言っても、写真を見てもピンとくる人は少ない、以前田辺の知人が繋留していた港、海上保安庁の船も停まっています。串本魚港の一番東に位置する岸壁です。もっと東にも港が有りますが、そこは海図で言うと串本新港、海上保安署があり、エバグリーンからWAYにかけての裏側、くしもと大橋が出来るまではフェリー乗り場であり、渡船の発着場でした。

        

写真は左から東方の眺め、西側の眺め、正面の順に並んでいます。

             

港外の道路に立っていた肝心な所が取れてしまっている標識、“漁港関係者をのぞく”とありますが、どんな標識だったのでしょう。まぁ私も一応の漁港関係者でしょう、標識が有ったとしても除かれますから、関係ありません。

             

串本漁港の利用規制を案内した看板、私の船は薄いブルーをピンクで囲った部分に停めなければなりませんが、厳密に言うと今停めているところはダメなのか、元の場所は岸壁に沿ってピンクの線が引いてありますが、私の繋留している場所ではピンクで囲まれた部分は停めている岸壁に沿ってではなく、少し海側へ凹んでいます。他の三方は岸壁に沿っているので、意図的に凹ませているように思います。

               

16日にエサが無くなって一旦この港に帰って来ていますが、その時は『三平』まで車で行って、テンヤも15号しか無かったと言っていましたが、目の前の42号線沿いに新しい釣り道具屋が出来ており、そこに入ると8~10号のテンヤが置いてありました。但し、16日は閉まっていたような気がします。こんな高価で凝ったテンヤは要らんのです、余計なことをして釣り人からお金をむしり取ろうとする釣り具メーカーの魂胆が見えています。

             

先に停めてあった岸壁は干潮時に乗り降りし易く、満潮時は乗るのも降りるのも一苦労ですが、こちらの岸壁は逆、満潮時に乗り降りし易く、干潮時は岸が高くなってしまうのですが、乗り降りし易いように階段が設けてあります。

             

港内の東側にある漁協の冷凍工場、結構船が出入りしています。魚のおこぼれがあるせいか、トンビやカラスが屋根に止まったり、空を舞ったり、はたまた地上を徘徊したりして、獲物を探しているようです。

1枚目と2枚目の写真は、天気予報で明日から雨が降ると言っていた金曜日の午後の空、未だ少ないですが低い雲が流れて来ています。5時ごろには灰色の空になり、少し雨がぱらつき「ようやく雨が降る」かと思ったのですが、翌朝はまた陽が昇り、晴れていました。そしてとうとう雨は降らず、各地で豪雨被害が出ている日曜日になって、やっと少しばかりの雨が降ったのでした。

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降らない雨

2013-08-23 05:00:00 | 田舎

一体いつから雨が降ってないのか、私が今回帰省したのが8月6日、以降雨は降っていません。いや何か降ってるなぁと思うような水が落ちてきたのが2回ほどありました。その間1分ほど、車の窓にかすかな水滴が付きますが、ワイパーを動かすと余計に汚れるような状態、雨が降ったと言うような状況ではありません。7月に来た時も降った記憶がありませんし、大阪に戻っている間に降ったのでしょうか。6月には2回も来た台風ですが、ひょっとしたらそれ以降降ってないのではないか、台風12号も発生しましたが、近畿地方には影響はありませんでした。

             

南部の太平洋側では何処も雨が降っていないようで、取水制限も出ている地域も、そういうこともあり、古座川はどうなっているのかと心配になって来ます。ちょっと遠いけど七川ダムの様子を見に行ってきました。月曜日から靄っている天気も無くなり、遠くまできれいに展望できる状況ですが、一人では船の離着岸が難しいので船には乗っていません。

             

こう太平洋側で雨が降らないのに、山陰や北陸、東北ではどうなってるん?というほどの雨が降っています。雨ばかり降る所、雨が全く降らない所、気象予報の正確性も大切ですが、科学が発達した昨今です、低気圧が発達したら要らん所から要る所に雨を持って来る、そのようなことも可能ではないのかと思うのですが如何でしょう。

こう異常気象が頻発するとそういう研究をしているのかと、自分は何も出来ない癖に、科学の発達に期待をしてしまうのです。

             

さて七川ダム、私の知る限りの最高水面より3mほど低いでしょうか、これ位の水位なら今までにも見たことがあるような記憶がありますが、物覚えの良くない私ですから、あまり信用しないでください。

             

山を登って来たので涼しいかなと思って車外に出るとムッとして暑い、そう言えば和歌山県内で高気温を記録しているのは、ここよりずっと山奥の西川と言う所なのです。この暑いのにバス釣りをしている若者もいるのですね。湖上は涼しいのかな?

             

紀勢道関連のダンプカーがこの山道を走っています。江住以南串本までの42号線はそのようなダンプカーは走ってないので、おそらく新宮方面から古座大橋を渡らずに古座の街に入り、明神から一枚岩を超えて七川ダムを経て、江住か周参見に降りて行くのでしょう。行きは2台のダンプが道を譲ってくれましたが、帰りはなんと15台も行き違いしました。道を譲ってくれたのは嬉しいのですが私の愚車は、それほど速く走れません。それなら42号線を愛車で走っている時に道を譲ってほしいものです。

             

明神橋まで戻って来ました。小川からの流れなのですが、普段と全く違って水量がありません。K本君もこれくらいの水量なら足から乗っても転覆することは無かったでしょうね。まるで広い砂利道のようです。

             

途中、川を見ているとかなり浅く、カヌーに乗ると降りてカヌーを引っ張らなければならない状況のところが多々あるようです。JRの鉄橋の手前まで戻って来ました。前日は見えている瀬は見えてなかった筈です。前日までは普段と同様に放水していたのかも知れません。さて天気予報も明日・明後日辺りは雨が降るようですが、当たるでしょうか。

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2013-08-22 05:00:00 | 田舎

記事に日付の連続性がありませんが、きっと船の記事を早く読みたいと思われている方もおられると思い、2日間の釣行記を先に載せました。

先週土曜日、三男が帰る時一緒に孫達が帰りました。毎日のように海水浴場に連れて行っていましたが、船で釣りに出た日は、暑いのとたぶん何もすることがないので退屈だろうし、帰りたいと言われても急には帰れないので、一緒には連れて行きませんでした。でも姫の家にいてもきっと退屈だったに違いありません。普段は何時までも寝ていてなかなか起きない癖に、船に乗る日は私たちと同じように起きて、きっと連れて行ってもらえるものと思っていたのだろうとは思いますが、上記の理由の上に(船頭が初心者なので)危ないので連れては行かなかったのです。

             

朝は毎日顔を洗うでもなく、歯磨きをしている様子も見られず、トイレから出ても電気は点けっ放し、どういう生活リズムを送っているのか・・・海水浴に連れて行っても白野には1時間ぐらい居たのが最長で、玉ノ浦では30分ぐらいで上がってしまいサッサと着替えてしまう始末、わざわざ遠いところまで運転し、駐車場代まで払っているのに、勿体ないとは思わないのかと思ってしまいます。面白くないのならそう言えば良いのに、そうも言わないし、女の子ってこんなにハッキリしないものかと首を捻ってしまいます。

朝は勉強するものと思っている私でしたが、最初のうちは30分ぐらいやっていたのに、最後の方は10分も座っていたでしょうか。30分でも短いと思っているぐらいですが、今の子供って家ではそんなもんなのでしょうか。だから塾通いをさせる、そういう構図も見えてくるような気がします。私も本や新聞を読んでいたいのに、そんなに早く終わられたら、読んでいても気忙しい。なので放っておいたのですが、何をするでもなく、「何処かへ行こう」と言うわけでも無く、せいぜいネコを抱いているか、ケータイを睨んでいるぐらいなのです。

             

玉ノ浦に続いて湯川の海水浴場、あわよくば那智の浜までも行っても良かったのですが、こうも楽しくなさそうにしていると、連れて行っても仕方ないと思い、13日は川へ泳ぎに連れて行きました。河内祭りの際は誰も泳いだり遊んだりしてなかった『こおったま』ですが、この日はざっと数えて60人ぐらい来ています。川原へも車が10台以上入って来ていました。

もう3時ごろだったので帰っていく人もいましたが、BBQの跡も有り、昼ごろにはもっと人がいたと想像されます。

             

何故か地元の子だと分かるような子供は居なくて、この日遊びに来ていたのは、親が地元出身の人なのでしょう。こんなところで遊べると知っている人なんて滅多にいるものではありません。ここは島の周りはドン深で少し上流に行くと浅くなっていて、泳ぎたい人も泳げない人も遊べる所なのです。

川原を均してあると報道したのは去年の8月、河内祭りの獅子舞を踊り易くしたのかと思っていたのでしたが、ひょっとすると車を入り易くしたのかも知れません。

             

せっかく川で泳がせようと思って連れてきたのに、孫達は水着に着替えようとはせず、私の後ろを付いてくるばかり、もっと自分で遊びを見つけてチャレンジしてほしいものです。遊ぶにしても学ぶにしても自覚が足りないように思います。

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8月16日の釣り

2013-08-21 05:00:00 | 田舎

前日、昼の2時には元の港に縦付けし、隣の船としっかりロープを結んで帰ったのですが、翌日はもっと便利な港に付けようと考え、一旦車で繋留した港まで行き、繋留ロープを外すと、一人は(結局私でしたが)帰って来る港に車で行きます。船は未だエンジンもかけていなかったので、断然車の方が早いだろうと思っていたのですが、船は一直線に港に向かうので、船の方が早く着いていました。

             

前日同様、大島の裏回りで高平瀬沖まで行き、一旦そこで釣りを始めたのですが、すぐに釣れたのはサバフグ、入れ食い状態ですが、サバフグを釣りに来たのではありません。4匹釣れたところで場所変更、こんな所で釣っていたらサバフグは釣れるかも知れませんが、フグはすぐにハリスを噛み切ってしまうので、ハリが何本あっても足りません。

             

樫野埼を回って、灯台下の広浦辺りで船を停めて、暫らく釣ってみましたが潮が速くて、釣りになりません。

             

すぐに諦めて海金剛へ、この辺りを鷹巣鼻と呼んでいます。雷公神社がある浜が見えています。

             

ここでT中君が久々にヒット、タモが要るというので掬ってみると40cmのアカハタ、アカハタの中では大きい方です。でも後が続きません。徐々にエサが無くなって来ました。

仕方なく、エサを買いに元の港へと急ぎました。エサ屋は前日停めた港の方が近いのですが、三男はどうも嫌っているようで、朝の港に戻り車でエサを買いに行っていました。

       

エサを買って釣りを再開したのは前日マダイを狙った湾、上の写真のようなところです。右がまん前、真ん中が串本側、左が白野方面、右に見えている島は通夜島です。

須江崎から串本へ帰るのには白野港と通夜島の間の海峡を抜けると早いのですが、浅くて岩礁が多いので、素人の私たちにはちょっと無理、おまけにこの時は海水浴客もいる筈です。満潮の誰も泳いでない頃に行って、様子を見てみたいと思っています。この日はなかなかアタリが無くて「今日は昨日と全然違うな」などと言っていました。ようやくT中君がマダイを釣ったのですが小さいので写真は遠慮しておきました。

             

昼も回ったし、アタリが無いので帰ることに、今度もまた樫野回りで帰っていきます。ガソリンが高騰している折に遠距離走るというのは如何なものかと思うのですが、今は自分で買ったガソリンではありませんが、このような贅沢な使い方をすると早くガソリンが無くなると言うものです。無くなれば当然自分でガソリンを買わなければなりません。ガソリンの注入口が何処にあるのかも分かってないのにです。

前の磯が臼島、遠くに日米修好記念館が建っています。

             

鷹巣鼻の前、右に海金剛のピラミッド型の岩が見えています。

       

だんだんと樫野埼寄りに進むにつれて、岩のトップは尖らなくなっていくのです。

             

樫野埼の前、前日とは違い、灯台にも観光客が来ています。いくらかの磯にも前日より多くの人が乗っていました。磯の上でパラソルをさしているのですが、そこまでして釣りをせんでも・・・と思うのですが、ひょっとすると渡船屋が貸していたのかも知れません。

             

樫野灯台、去年までは灯台の方からこちらの海を見ていました。この先短い人生ですが、もうこの灯台に上って海を見下ろすことはないのかも知れません。

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処女航海

2013-08-20 05:00:00 | 田舎

処女航海を指して初めて海へ出る『船』のことを言うのか、初めて操縦する『人』のことを言うのか解っていませんが、私にとっては自分の船での初めての操縦で海へ出ます。海での操縦は免許を取る時に実技の訓練や検定で経験していますが、それを処女航海と呼ぶことはないでしょう。

14日の夕方三男とT中君が到着、翌朝の出船の準備をして早目に就寝、翌朝6時ごろには港に着いて、エンジンをかけました。と言ってもやっているのは三男、三男は免許を取りに行くずっと前に南部のダイビングスポットで船を動かしていた経験があるのです。それでも錨のロープを巻き上げるウィンチが作動せず、この間電気屋の兄ちゃんが来た時は動いていたのにと、どうしても分からないので時間は早かったけど電話をかけてみました。普通なら未だ寝ている時間なので、当然先方は出てくれません。で、何処で聞こうかと考えていたら、電気屋から電話があり、入口の裏側にあるスィッチを入れることで問題は解決、すったもんだしてやっと錨を巻き上げることが出来ました。こんなことでは一人では錨を上げることが出来ないので、普段は錨を入れてはおけません。

             

1時間ほどかかってやっと出港、もう7時を回っています。このところ晴れているのにずっと靄っぽい天気が続いていて、カンカン照りではないので助かるのですが、どうも写真の写り具合が芳しくありません。

             

大島の裏側に向かって船を動かすので、何処に行くのかと尋ねると「須江崎の方」と言いますが、それなら反対です。どちらにしても大島一周するのでしょうから「まぁエエか」と納得、ずっと釣りはせずに景色に見惚れます。ここは戸島崎と言って金山の下、小さな灯台が有り、姫の方の42号線からも見えています。

             

港から20分程度で樫野の裏側の高平瀬という磯の前へ、名礁で知られていますが、誰も釣りをしていません。近くの釣れそうにもない磯の上に数人上がっていました。自衛隊のレーダードームは陸からも見えていますが、ここまで来て初めてパラボラアンテナがあるのを知りました。磯釣りに来ていた頃は海況や磯ばかり見ていて、山の上など見てなかったのです。
             
             

樫野の灯台、海側から写真を撮るのは初めてです。一番最初の写真はよく通っていた樫野の地磯、反対から見ると雰囲気が違うものですが、数人釣りに来ています。この日はお盆の15日、渡船屋も休みなのか、釣り客が自制しているのか、磯に上がっている人をあまり見ることがありませんでした。

一度船を停めて、進水式にするようにT中君からGWに貰ったお酒を船べりから海に捧げました。

             

海金剛の下辺りで船を停め、釣りを開始します。どんな釣りをするのか分かってなかった私ですが、どうやらテンヤというオモリ付きのハリを使って釣るようです。
船は自然に臼島の方へ流れて行きます。でもなかなかアタリが無いようなので、三男は私に代わるように言うので釣ってみると、すぐにアタリ、上がって来たのは赤い魚、アコウかと思ったけど、後で調べるとアカハタという高級魚でした。

             

次にまた私にアタリ、今度はちょっと重たかった、上げてくると白っぽかったのでマダイかと思ったけど、39cmのアマダイに似たイラという魚でした。そこでまた三男と交代、アカハタが三男にもT中君にもアタリ始めます。

       

場所を移動させて須江崎の前、釣れるのはオジサンと呼ばれるヒメジという魚、串本ではメンドリと呼んでいます。35cmぐらいはありました。ヒゲがあるのでオジサンと呼ばれているのです。更に通夜島を超えて静かな湾内に移動、ここでマダイを釣ろうと言うのです。結果T中君に28cmのマダイが1匹だけ、アタリが殆ど無いのにエサはすぐに取られてしまうのです。

             

この日の釣果、初めてにしては上々かも知れませんが、ビギナーズラックという奴かも知れません。三男は釣れる度に神経絞めをしていたので、死後硬直は起こしていませんが、イラの下の一匹・オジサンだけが何故か硬直しています。

             

夜は古谷魚店で3匹分のアカハタの鍋、マダイとアカハタ1匹は家へ持ち帰って刺身にして食べました。右の煮付けはオジサン、やはり磯臭かったです。孫を含めて5人で食べたのですが、魚は余ってしまいました。最後は雑炊で締め、美味しかったですよ。今回は値段も負けてくれて、満足でした。

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玉ノ浦海水浴場

2013-08-19 05:00:00 | 田舎

串本町内の海水浴場は橋杭・白野・田原ぐらいしか思いつかないので、先週の月曜日には那智勝浦町の玉ノ浦海水浴場まで行ってきました。私なら海水浴場でなくて何処で泳いでも構わないのですが、車で行くからにはシャワーや脱衣場が有る所の方が良いでしょうし、孫達は女なので岩場の深い所は苦手なようです。

駐車料金は500円、シャワーは無料のようです。白野海水浴場ではノートに駐車した車のナンバーを控えていたようですが、ここでは那智勝浦町観光協会発行の領収書をくれました。

             

Y下君と7月下旬にぶつぶつ川を見学に行った時、昔ここで泳いだことがあると言っていましたが、その時「何処まで行っても浅かった」と言っていましたが、干潮時とは言え、本当にチョー遠浅です。その時も海水浴を楽しんでいる人を見かけましたが、浜には降りていませんでした。

             

10cmぐらいの波が立っています。私ども人間には小さな波ですが、小さいアリなどからしたら、まるで大きな津波ですよね。

             

波打ち際からの浜の風景、砂の色が変わっている辺りまでは水が来ますが、満潮になっても深くはならないようです。中央の山の左手、木立の切れ目の所のぶつぶつ川があります。

             

浜に居る人と海に居る人を合わせて50人ぐらいの人出でしょうか。未だお盆前なので人出も少ないのでしょう。確かに土日と人が多くなったと思っていた串本の街もこの日はまた閑散としていました。でも42号線を通る車の量は多いし、橋杭岩の駐車場も満杯でした。

この写真の奥側が浦神湾です。

             

錨舶している漁船もあり、田舎ののどかな海そのものです。あの辺りなら船が通れる深さがあるということですね。

               

左手に石積みの防波堤があったので行ってみました。先端には小さなボートが繋がれていますが、どのようにして乗り降りしているのでしょう。

             


防波堤の左側にも砂浜があり、こちらでも10人ばかり泳いでいました。なので60人ぐらいは居たと言うことになります。

             

服を着ていても十分に遊べますが、やはり水着でないと座ったり、寝転んだり出来ません。

       

ぶつぶつ川も見学に行きました。途中、脱衣場の裏で大辺路の道標を発見、脱衣場の壁に水上オートバイ禁止の看板がありましたが、この海水浴場で水上オートバイは運転できそうにありません。

ぶつぶつ川はY下君と来た時よりも水量が少なく、あの時の女の子はおらず、5人ほどの男の子が陣取っていました。

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