ウリパパの日記

自由気ままに・・・

高尾山薬王院のシャクナゲ園

2009-04-30 19:17:19 | Weblog
今年は季節の歩みが早く、高尾山薬王院のシャクナゲが開花しています。混雑するGWまでに一度見ておこうと思い、午前中ふらっと訪れてみました。今日は小学生の遠足や学生の団体でどの登山道も大混雑していたため、リフトを利用して薬王院を目指しました。


薬王院護摩受付所裏手の南斜面には整備された遊歩道があり、杉林の中にビンク色のシャクナゲが点々と植えられています。この時期のみ無料開放され、参道に「見頃です」という案内板が出ています。


さて、お目当てのシャクナゲですが、花数が少なくまだ時期的に早いかなという印象。蕾が多くこれから盛りをむかえそうです。でも明るい杉林の中に点々と咲くピンクの花は高尾山ならではの風情ですね。


こちらはやや赤味がかったシャクナゲです。

薬王院近辺では境内や杉並木右手の斜面にも植えられ、桜が終りに近づいたこの時期にピンクのアクセントを添えていました。


シャクナゲ鑑賞後に立ち寄った仁王門前の八重桜です。4月11日にここを訪れたときはシダレ桜が満開で、季節の移り変わりを実感。仁王門脇でもピンクのシャクナゲが咲いていました。


参道の途中に、可愛い天狗さんがお目見え。子供の記念撮影におすすめです。

10時を過ぎて人出が多くなってきました。混雑前に下山したいので復路もリフトを選択。この時間に下山する人は珍しく、しかもリフトでは目立ちます。上ってくる小学生達にすれ違う度に、こんにちは!楽しかったですか!と声をかけられ続け、応答に大変でした。そして下山後は上野の展覧会へ直行しました。
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ふらっと相模湖へ、そしてスタンプシート踏破

2009-04-29 17:14:29 | Weblog
今日も好天に恵まれたので、ふらっと相模湖へ出かけてきました。ママチャリで大垂水峠を越えて・・・と思ったのですが、奥さんと娘が自転車で出かけるというので、仕方なく相模湖駅まで中央本線を利用しました。

目的は残り一つとなったスタンプシートのハンコを押すためで、目指すは城山下売店(富士見茶屋)。この売店は土休日のみ営業し、小仏城山からほとんど山を下りきったところに位置するため、今日のようにハイキングコースの混雑が予想される場合は、相模湖から歩いたほうがはるかに便利なのです。


相模湖駅を降りて甲州街道を東へ向かうと、小原宿本陣という江戸時代の宿場があります。200年前の姿をそのまま残した豪壮な家構えは一見の価値があり、無料で中を見学できます。


小原宿は江戸から数えて9番目の宿場で、参勤交代時に大名が泊まる宿が設けられ"本陣"と称したそうです。地元の問屋・庄屋をつとめた清水家の建物が適用されていました。現在、神奈川県内で建物として保存されている本陣はここ小原宿のみとなってしまったそうです。


さて、今日の目的地である富士見茶屋は小原宿から甲州街道を東へ10分ほど行った千木良にあります。甲州街道から向かうと案内が無く分かりずらいですが、善勝寺の裏手になります。ここで最後の12個目のスタンプを押印してめでたく踏破!?
ところで、茶屋の近くの民家の裏手に白い房状の花が咲いていました。遠くからでも目立つほどの大木です。ニセアカシヤでしょうか?


千木良からは相模川の谷へ下り、弁天橋(写真中央)を渡り相模ダムを右手に見て戻ります。相模ダムの堰堤は老朽化のため通行止めになっているので、現在は相模湖大橋しか渡ることができないようです。


久しぶりに訪れた相模湖です。ちょうどお祭りで賑わっていましたが、ワカサギ釣りのシーズンも終わったため湖は静か。ところどころで釣り人がいます。今は何が釣れるのでしょうか・・・


相模湖近辺で、"丹沢あんぱん" という幟をあちらこちらで見かけたので気になっていたところ、相模湖駅の近くで「ル・ポン」というパン屋で丹沢あんぱんを発見。


思わず、しろ・ゆず・かぼちゃ・くり・紫いも・よもぎ・玉露・つぶの8種とレーズンラスクを購入。沢山買ったので、食パン一斤をサービスしてくれました。注目のあんぱんは手のひらサイズにもかかわらず、ずっしりとして重い。皮はパイ生地のように薄くてうまみがあり、エクソンパイのような食感。中のあんこはボリュームある一方で上品な甘さ。和菓子のようなあんぱんでした。ところで、ル・ポンというパン屋さん、近くのスーパーエコス(東浅川町)にもあるのですが、関係あるのだろうか・・・
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新緑の陣馬山へ

2009-04-28 21:40:13 | 高尾山・陣馬山
今朝は冷え込みました。昨夜から日本各地に霜注意報が発令されましたが、八王子でも今朝の最低気温が3.0℃まで下がり遅霜が降りました。
 
さて、5月からの激務(仕事です)に備えて英気を養うため、今日は久しぶりに有給休暇を取得。ひと足早くGWに突入しました。昨日ほどではないにしろ空気が澄みきった快晴の朝、奥多摩へ登山と思っていたのですが、上空に寒気が入る午後から天気の崩れが予想されるため、急遽近場に行き先を変更。ふらっと陣馬山へ出かけてきました。目的は雪景色の南アルプス眺望と2週間前に断念したヒゴスミレを求めてです。


高尾駅8時34分のバスに乗り、約40分で終点陣馬高原下へ。今日は途中から陣馬新道を選択し、10時少し過ぎに標高857mの陣馬山頂に到着しました。期待した富士山は残念ながら南半分が雲の中。でも目的の南アルプスは、くっきりと見えました。笹子峠の先に雪におおわれた赤石岳と悪沢岳。持参した250mmの望遠レンズでカメラに収めてみました。朝早くから訪れていた登山客によると、朝8時頃はもっと空気が澄み、稜線まではっきりと見えたとのこと。昨年GWに訪れたときは春霞の中で、南アルプスどころか富士山すら見えなかったことを考えると、まあ良しとしよう。そういえば、昨日の通勤途中、南武線・武蔵中原駅近くの高架線からはるかに彼方に南アルプスを見たときは感動ものでした。


少し北に目を移すと、雪化粧した山が見えます。北奥千丈岳と国師ヶ岳の峰々の左側奥に白く輝くのは、何と金峰山です(茶店のおじさんが教えてくれました)。超望遠レンズを使うと五丈岩が見えるとのことですが、250mmでは微かに確認できる程度かな?


新緑の山々を見ながら、一軒だけ空いていた茶店でビールを飲んだり、高原の空気を満喫したり、ベンチで昼寝したり、きれいな蝶々を追いかけたり、あれこれ2時間ほど過ごしました。上の写真は生藤山方面の景色です。


もちろん、スミレ探しも忘れてはいません。やっと見つけたヒゴスミレ?です。葉が細かく5裂に切れ込んでいるのが特徴で、花は小さく純白色。エイザンスミレにも似ているのであまり自信ありませんが・・・
 

黄色い蝶が飛び交っていました。キアゲハでしょうか。

11時を過ぎる頃から、藤野方面から遠足の中学生がドヤドヤ・・・
広い草原があっという間に人だかりになってしまいました。時間も12時を過ぎたので、お弁当を食べ退散することに。昨年と同じように生藤山方面へ北上するか、2週間前と同じコースをたどって景信山方面へ向うか、それとも相模湖へ降りるか悩みましたが、結局、景信小屋のナメコ汁の誘惑が勝ちました。


今日は平日ということもあり、陣馬山からの尾根道はハイキング客も少なく快適。時折姿を見せる奥多摩方面の山々を見ながら約80分で景信山頂に到着。早速目的のナメコ汁を堪能しました。茶店のおじさんによると、景信山も昼頃は遠足の生徒さん達でにぎやかだったそうです。そういえば、今は遠足のシーズンですね。

 
その後は、小仏城山、一丁平、高尾山頂とメインルートを選択。一丁平ではイカリソウの群落が見事でした。


高尾山頂ではビジターセンターに立ち寄り、スミレのパネルを見学しました。これが、後になって役立つことになりました。高尾山頂からは4号路、1号路を経て下山しましたが、1号路で見慣れないスミレを発見。ビジターセンターの成果が表れたようで、葉の色、萼片が反り返った小さな白い花、あっ、これがコミヤマスミレです。私は初めてその姿を確認しました。

今日はあれこれ寄り道をしたため、38000歩も歩いてしまいました。鮮やかな新緑と爽やか風に恵まれ、心が洗われた一日でした。

本日(4/28)の山行記録  万歩計 38000歩
 8:10 自宅(狭間) ⇒ 8:35 高尾駅北口 ⇒ 9:10 陣馬高原下 ⇒ 10:05 陣馬山山頂
⇒12:10 出発 ⇒13:25 景信山 ⇒ 13:40 出発 ⇒15:00 高尾山頂 ⇒15:45 高尾山口  
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狭間公園のエビネ

2009-04-27 06:18:37 | 自然
昨日夕方、狭間公園を訪れてみました。先週紹介したイチリンソウは終わっていましたが、近くに見られない花を発見。ランの一種でしょうか。帰って調べてみたところ、どうやらエビネらしい。狭間公園にはいろいろな山野草が自生しているようです・・・

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いよいよゴールデンウイーク

2009-04-26 18:25:44 | 自然
桜の季節も終盤をむかえゴールデンウイークが近づいてきました。会社によっては昨日から16連休というところもあるようです。嵐が過ぎ去り台風一過のような青空が広がる中、南浅川(長房町)では「こいのぼり」がお目見えしました。


昨日降り続いた冷たい雨は花散らしとなってしまったようです。追い討ちかけるように今日は西風が吹き荒れ、水たまりは一面ピンクのじゅうたん状態。先週紹介した東浅川小学校の八重桜もほとんど散ってしまいました。


今日の午後、高尾・陣場スタンプハイクのスタンプを押しに琵琶滝まで出かけてきました。ママチャリ飛ばして妙音橋まで行き、そこから琵琶滝までちょっと散策。渓谷沿いの山道にはシャガの花が咲き、ところどころ白いスミレの姿も確認できました。葉や花の色からマルバスミレとは異なるようです。まだ咲き始めで花の大きさは非常に小さく、図鑑を調べてもコミヤマスミレ?ツボスミレ?よく分かりません。スミレには本当に沢山の種類があるのですね。


高尾山口からの帰り道、案内川沿いの新緑が鮮やかでした。


新緑に映えるツツジに誘われて金南寺を訪れてみました。ここのシダレ桜を何度か紹介しましたが、裏手の山(墓地)には八重桜やツツジが咲き国道20号からも目立ちます。上の写真は、金南寺裏山の中腹から高尾山口方面を見下ろした景色です。京王線が山麓を走り、かすかに終点高尾山口駅が見渡せます。それにしても、今日はフェーン気味で湿度が低いせいか、新緑が美しかった。


最後は、今朝偶然カメラに収めた201系です。最近姿を見ることも少なくなり、もう引退間近でしょうか。新緑の高尾山を背に快走してました。
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陣馬山から小仏城山までスタンプハイク

2009-04-19 17:38:47 | 高尾山・陣馬山
2日続きの好天に誘われ、陣馬山から小仏城山までスタンプハイクに出かけてきました。朝8時30分に高尾駅北口に到着したところ、狭いバス乗り場はハイキング客と学生で大混雑。特に小仏方面へのお客さんが多かったようです。陣馬方面のバス待ちは比較的列も短く、無事8時47分発の急行直通バスに乗り込み約30分で陣馬高原下に到着。今日はいつもと気分を変えて、和田峠経由の登山ルートを選択しました。

山頂には約50分で到着。広々とした山頂は、いつ訪れても心が洗われます。まずは茶店でビール休憩。茶屋のおばさんが漬物(野沢菜?)をサービスしてくれました。スタンプハイクのパンフレットに "ヒゴスミレ" が紹介され気になっていたので自生している場所を尋ねてみたところ滅多に見つからないらしく、近くのおじさんも近年めっきり減ってしまったとコメントしてました。

それでも何とか発見しようと思い、葉と花の特徴を聞いて30分ほど歩き回りましたが、葉の形が似ている "エイザンスミレ" ばかり。ちょっと残念・・・


ヒゴスミレは見られなかったものの、丁度ヤマザクラが満開で青空に映えて美しかった。


春霞の中、何とか富士山も見えました。


山頂付近であれこれ40分ほど散策後、景信山へ向けてハイキングを開始しました。この尾根道は適度なアップダウンが続き、快適な山歩きを楽しめます。上の写真は奈良子峠付近から奥多摩方面の遠望です。新緑が美しい。


陣馬山から約65分で景信山に到着。静かな山歩きはここまでで、山頂では散りかけの桜のもと、花見客やハイキング客がごった返していました。休日に景信山へ来ると茶店でナメコ汁を食べるのが恒例となり今回も注文。大きな笠のナメコがうれしい。少し胡椒をかけて最高~ 

景信山から先は渋滞が予想されるので、小仏城山でスタンプを押した後、スミレの花を見ながら日影林道を下ってきました。

今回のハイキングは新緑を楽しむのが目的のためあまり足元を気にしていませんでしたが、ヒトリシズカやミミガタテンナンショウ、クサイチゴなどが目につきました。景信山から小仏方面に下った東側斜面にはイカリソウ、日影林道ではチゴユリも開花していました。ヒゴスミレは発見できなかったものの、出合ったいくつかのスミレを紹介します。


陣馬山や景信山にかけての尾根道で一番多く出会ったエイザンスミレです。


陣馬山頂付近で数多くみられました。アカネスミレでしょうか。


日影林道のヒカゲスミレです。一部の葉の表面がこげ茶色化になっています。葉が完全にこげ茶色化するとタカオスミレとなります。タカオスミレは日影林道のゲート近くでチラホラ見られましたが、高尾山分岐から下流側ではほとんど終わっていました。

本日(4/19)の山行記録 〔歩数 28000歩〕
8:47 高尾駅北口 ⇒ 9:20 陣馬高原下 ⇒ 9:55 和田峠 ⇒10:10 陣馬山頂
⇒10:50 出発 ⇒ 11:15 明王峠 ⇒ 11:55 景信山 ⇒ 12:20 出発
⇒12:50 小仏城山 ⇒ 13:45 日影下バス停 ⇒ 14:00 高尾着
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南浅川沿いの八重桜

2009-04-18 19:12:58 | 自然
今年は季節の歩みが早く、甲州街道のイチョウ並木がもう芽吹いています。八重桜が見頃ではないかと思い、午後から近くのホームセンターへ行った帰りに南浅川のサイクリングロードを歩いてみました。期待通り満開の八重桜が連なり見応えありました。南浅川南側の八重桜は、キノコのようにモッコリしていて、それが連なる姿は見事です。


一方、陵南公園近くの浅川北側にも濃いピンク色の八重桜が植えられていて、桜のトンネルを歩くことができます。ピンクの並木に混じり、一本薄緑色の桜(多分、鬱金でしょう)が咲いていました。写真手前の木ですが、黒っぽく写ってしまい分かりずらいですね。


陵南公園にも立ち寄ってみました。管理事務所脇のチューリップと菜の花が春爛漫を感じさせてくれます。白いハナミズキも色づき始めていました。


公園内の八重桜は大部分が散ってしまいましたが、緑色の"御衣黄"が咲いていました。中央部がピンク色に染まり始めています。その隣では"楊貴妃"というピンク色の桜が満開でした。


町田街道を甲州街道交差点から南へ向かい、中央線をくぐった先の左手に、息子が通っている東浅川小学校があります。小学校の正門には立派なソメイヨシノが植えられていますが、その北側には立派な八重桜が並んでいます。既に散り始めていて、歩道には紅白の花びらが敷きつめられていました。


最後に訪れたのは狭間公園。ここには八重桜はありませんが、イチリンソウの様子が気になったので立ち寄ってみました。昨年以上に見事で、群生地から離れたところにもポツリポツリ可憐な花が咲いています。この他、京王線ガード下の斜面にはマルバスミレやムラサキサギゴケなどの姿も見られました。


ところで、イチリンソウ群生地の近くで見られない花を発見。なじみが無いのですが何でしょう・・・


参考)
昨年の狭間公園のイチリンソウ
http://blog.goo.ne.jp/uripapa_as/e/b21034ede0794c1fc8ff139da122a00b
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若葉まつりの高尾山へ(2)

2009-04-12 10:31:12 | 高尾山・陣馬山
高尾山は野草の宝庫です。昨日の高尾山ハイキングでは、満開のサクラと共にスミレの観察も楽しみの一つでした。まずはタカオスミレ。1号路はではまだほとんどが蕾の状態でしたが、日当りの良い日影沢ではたくさんの花が確認できました。花は小さいものの葉が茶褐色なので見つけやすいです。母種はヒカゲスミレで、葉の表面がこげ茶色から黒紫色のものをタカオスミレと呼んでいるそうです。


次はエイザンスミレ。一丁平や日影沢でたくさん見かけました。葉に切れ込みがあるのが特徴で、花の色は淡紅色~白色が中心です。


1号路で見つけたマルバスミレ。日影沢でも咲いていました。高尾山ではあまりは数が多くなさそうです。


紅葉台近くの草原で見つけた青紫色のスミレ。あまり自信ありませんがオカスミレではないかと思います。


ナガバノスミレサイシンはタチツボスミレに次いで個体数が多いスミレです。細長い葉の形状に特徴があり花の色は淡青色~白が多いような印象です。花が終わると葉が大きく成長します。


薬王院へ向かう途中の北斜面で見つけた淡紅色の可愛らしいスミレ。これは何でしょう。ナガバノスミレサイシン?ヒナスミレのようにも見えますが、これも自信ありません。高尾山には多くの種類のスミレが自生しているので、予め調べてから行く必要がありそうですね。


スミレ以外の草花をいくつか紹介します。日影沢で咲いていた黄色い花。ミヤマキケマンです。


金比羅台の近くの日当りに良いところでは早くもシャガの花が咲き乱れていました。このほかにも一丁平の巻き道ではヒトリシズカや早くもイカリソウの姿、日影沢への下山途中にはヤマルリソウなどが観察できました。


日影川沿いにはニリンソウの群生地があり、その周囲ではさまざまな野草が咲いています。昨日は休日ということもあり野草観察?のツアーでにぎわっていました。

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若葉まつりの高尾山へ(1)

2009-04-11 19:11:47 | 高尾山・陣馬山
4月1日から高尾山で若葉祭りが開催されています。昨日までの出張で多少疲れが残っているものの、好天に誘われ午前中に高尾山へ行ってきました。ヤマザクラやミツバツツジ、スミレの花などを見ながら、1号路を登り高尾山頂から一丁平まで足を延ばし、日影沢へ下った後は南浅川沿いに陵南公園まで歩いてみました。まずはサクラの花を紹介します。


薬王院・仁王門前のシダレ桜。丁度満開で青空と赤い門とのコントラストが美しい。写真では紹介しませんが、更に階段を登ったご本社前のサクラも綺麗です。


高尾山頂のヤマザクラです。京王線狭間駅の掲示では5分咲きと表示されていましたが、今日の暖かさで見頃を迎えています。


高尾山頂に到着したのは10時30分頃ですが、富士山が春霞の中に微かに見えていました。


紅葉台から一丁平へ向かう山道のヤマザクラも青空と新緑に映えて美しい。正面の山は小仏城山です。




紅葉台から先では、ところどころ美しいミツバツツジが咲いていました。上の写真は一丁平へ向かう巻き道を進み、すぐ右手に飛び込んできた満開の姿です。山ではサクラ以上に映えて見えますね。


一丁平で見つけた大木に新芽が出ていました。写真を撮っている方に聞いたら"ホオノキ" と呼び、5月には大きな花を咲かせるそうです。機会があれば見にきてみよう。


一丁平から城山まで足を延ばそうかと思ったのですが、昼過ぎまでに帰らなけらばならないため残念ながらここでUターン。スミレの花を見ながら日影沢経由で戻り、サクラが満開の陵南公園へ寄り道することにしました。上の写真は1号路を上る時に金比羅台から南浅川沿いの陵南公園を望んだ景色です。丁度写真中央あたりです。


高尾駅北口から多摩森林科学園へ向かう途中の街路樹に鬱金が植えられています。淡黄色の花が咲き始めていました。


陵南公園のソメイヨシノは今が満開で、風に吹かれてハラハラと散り始めていました。南浅川沿いの桜も見頃です。


しかし今日は暑い一日でした。八王子では今年初めての夏日となり最高気温は平年より9度も高い26.7℃。陵南公園のチューリップも暑さにビックリして花が開きすぎてしまったようです。。。
往路は狭間駅から高尾山口駅まで電車を利用しましたが、3時間30分のハイキング。万歩計は25000歩を示していました。疲れた・・・
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道端で見つけたスミレの花

2009-04-08 21:55:22 | 自然
入学式を待っていたかのようにソメイヨシノが満開になりました。最近の暖かさと日差しにより木々が一斉に芽吹き、周囲の山々も淡く色付き春の息吹を感じるようになりました。足もとでも色とりどりの草花が咲き始めています。

今週月曜日、自宅近くで道端のアスファルトの隙間から成長して花を咲かせているスミレを見つけました。○△□スミレというような修飾語がつかない純粋な「スミレ」です。昔はよく見かけましたが、最近目にすることが減ってきたように感じます。スミレは葉っぱが細長くて葉柄に翼があり、スクッと斜めに立った姿に特徴があります。


そのすぐ近くで見つけた白い花は、葉っぱが地面にはりついたように広がっているのできっとノジスミレでしょう。

この他にも、個体数が圧倒的に多いタチツボスミレを始め、アオイスミレやコスミレなどがあちらこちらで咲き乱れています。高尾山でタカオスミレが咲き始めたようなので、今週か来週末にでも行ってみます。
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見頃をむかえた高尾のソメイヨシノ

2009-04-06 07:10:50 | 自然
昨日も曇り空ながら八王子の最高気温は18度まで上がり、2日続けて平年を上回りました。高尾近辺のソメイヨシノも開花が一気に進み、見ごろを迎えています。今年は木によって開花状況が大きく異なり、平均的には5分から7分咲きですが、日当りの良い場所では満開、一方川沿いの風の強いところではやっと咲き始めといった様子です。

夕方から青空が見えてきたので、近くのホームセンターへ買い物に出かけるついでに真覚寺から陵南公園を散策してきました。まずは陵南公園の様子です。中央の桜並木は満開とまではいかず7分咲き。見ごろは今週中ごろになりそうです。


グランド脇のシダレザクラです。3月28日に訪れたときは蕾が固かったのですが、いつの間にか満開になっていました。


公園正面入り口の様子。菜の花とハナモモがむかえてくれます。あと2週間もすると、花壇のチューリップが咲き揃います。


南浅川沿いのソメイヨシノ。開花状況はマバラで、川の南側は7分咲きから満開に近い木もあるのに対し、北側はまだ咲き始め。この差は何故だろう。昨年4月5日に訪れたときは川の両側に咲き誇っていました。


真覚寺のソメイヨシノは、お寺の周囲も含めほぼ満開です。日当たりが良いからでしょうか。お寺の境内にあるソメイヨシノは枝が横に伸びて大変美しい姿をしています。このほかにも境内の鐘楼横にも大きな桜があります。ミツバツツジも濃いピンク色の花を咲かせていました。


最尾に自宅近くの興福寺。シダレザクラの東側(左側)のソメイヨシノも5分咲きで満開のシダレザクラと咲き競っています。ここは、道路標識と電線が邪魔ですね・・・

参考)昨年4月5日の陵南公園 (ソメイヨシノが満開でした)
http://blog.goo.ne.jp/uripapa_as/e/19177e483eabdd8f8963a80e928b41a2
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宗関寺から心源院、浄福寺へシダレザクラめぐり

2009-04-05 18:47:13 | 自然
高尾から北へ向かい元八王子から下恩方にかけて、以前から行ってみたいと思っていたシダレザクラの美しいお寺があります。今日の午前中、息子を誘ってサイクリングがてら桜を見に行ってきました。

まずは宗関寺。ここは曹洞宗のお寺で、八王子城址へ向かう途中の右手、八王子霊園南門近くにあります。宗関寺は延喜17年(917)の開基と伝えられ、後に北条氏照の菩提寺として再興されたそうです。境内のシダレザクラがちょうど見頃でした。


裏山の階段を上ると観音堂があり、その脇に一本のシダレザクラがあります。かなりの老木で、静寂な山里に咲くサクラは歴史を感じさせてくれます。


青紫色の可愛いスミレがたくさん咲いていました。ノジスミレでしょうか。



次に訪れたのは心源院。こちらも曹洞宗のお寺で武田信玄の娘・松姫が剃髪した寺院と言われています。宗関寺からは八王子霊園を南から北へ縦断し、小田野トンネルの手間を左手の山道に入り、一つ山を越えて行きます。場所は下恩方町、バス停でいえば川原宿大橋の近くです。入り口は分かりずらく狭い道を進むと広い駐車場に突きあたります。その先に見えてくるのは梵鐘。中村雨紅直筆の歌詞が彫り付けてあるそうです。そして本堂手前に目指すシダレザクラが見えてきました。


本堂の前には野草に囲まれた庭園があり、中央にシダレザクラがどっしり構えています。こちらも相当な古木で、周囲をしっかりと支柱に支えらています。北側から見ると均整のとれた非常に美しい姿。こちらも満開でした。


本堂の裏手(竹林の手前)には、ニリンソウが咲き乱れ、その一画ではカタクリが保護されています。最近の暖かさで終わりに近づいていましたが、ところどころで可憐な姿を見ることができました。



次に訪れたのは浄福寺。ここは八王子八十八景にも選ばれていて八王子市のHPでも紹介されている真言宗のお寺です。川原宿から陣馬街道を西へ500mほど進み圏央道の下をくぐったすぐ先の右手に位置しています。寺と裏山を含めた一帯には、14世紀から15世紀の城郭と言われる浄福寺城跡があるそうです(広報八王子4.1の最終ページにも紹介されています)。駐車場のすぐ先に石垣がありその上に満開のシダレザクラがそびえていました。


本堂の裏手にまわると、ここにもシダレザクラの巨木があります。


周囲には、スミレや野草や咲き乱れ、青色のタチツボスミレやアオイスミレ、そして赤紫色の美しいスミレを発見。これは宗関寺で見たのと同じノジスミレでしょうか。
さすがにここまで自転車で来ると息子も疲れた様子で、浄福寺城址散策をあきらめて帰ることにしました。



途中の城山大橋近くの妙観寺に立ち寄りました。本堂の前のシダレ桜が綺麗でした。ここは真言宗のお寺ですが、毎年この時期になると近くの多摩森林科学館を訪れるお客さん向けに駐車場を有料で開放していることで知られています。

今日は初めて訪れるお寺ばかりで、ブログでの紹介も初めてとなります。薄曇りながら気温も高く快適な2時間のサイクリングでした。
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半年ぶりに平塚新港で海釣り

2009-04-04 21:31:23 | 釣り
昨日夕方、八王子市役所のソメイヨシノの標準木が満開になりました。でも八王子近辺のサクラは平均するとまだ3~5分咲き程度といった印象です。昨日は夜遅くまで友人と飲んでいたため朝寝坊。今日はゆっくりとサクラ見物と思っていたところ、息子が「花より魚、海釣りに行きたい」というので、半年振りに平塚新港へ行ってきました。しかし、釣り人も魚も少なく、釣果はヒイラギ20匹、メゴチ1匹、稚アユ3匹、ナマコ1匹でした。


高気圧の後面に入ったため南風が予想以上に強く、うねりは小さいものの時折白波もたつ悪コンディション。初めの1時間ほどは全く当たりが無く、波が静かな場所を探しては場所を移動。今日はボウズかなと?思ったところやっとヒイラギをゲット。その後は当たりがあってもヒイラギのみで、チョイ投げでメゴチが1匹かかったのみです。夕方になると、周囲で稚アユがボチボチ釣れ始めたようなので、針の小さなサビキに変えたところ、3匹稚アユがかかりました。


チョイ投げで息子が釣り上げた(引っ掛かってきた)のは何と赤いナマコ。近くのおじさんに聞いたところ、酢につけて食べるとコリコリして美味しいというので持ち帰ることにしました。


インターネットでさばき方を調査。塩でヌメリを取り、内臓を取り除いて、あとは皮を細かく薄切りにしてポン酢につけて完成。珍味ですね。臭みが無くアワビのようなコリコリした食感と微かな甘み。酒のツマミに最高でした。
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狭間町のサクラめぐり

2009-04-01 21:49:52 | 自然
昨日の午前中、休暇を取得し自宅近くの桜を見てから出社しました。半日休暇の目的は桜ではなく歯医者

まずは浄泉寺。御霊神社の南に位置する曹洞宗のお寺です。北条氏照の家臣、近藤出羽守助実公の創建と説明にあり由緒あるみたいです。本尊は釈迦如来で古くから御霊神社を守護神としています。本堂裏手のシダレ桜は私有地にあるため真下には近寄れないものの、墓地から間近に眺めることができます。添え木で支えられ、かなりの老木。実はこの桜、狭間町の高台、例えばふろっぴィーの前から目立つため、一度は近くで眺めてみたいと思っていたのでした。


近くの民家の生垣に咲くスミレ。タチツボスミレにしては藍色が鮮やか。何という種類でしょうか・・・



次は、狭間スポーツ広場にそびえる彼岸桜。毎年、ソメイヨシノより2日ほど前に開花し、この近辺では、大光寺に続いて早く見頃を迎えます。昨日はほぼ満開でした。


3月28日に訪れた時の様子。この桜は自宅からも見えるため、3月末になると色付きがとても気になるのです。



時間に余裕がありこのまま出社するのはもったいないので、高楽寺と大光寺の様子を見て出勤しました。でも高楽寺は物凄い人出で早々に退散。本堂の丸窓に映る満開の姿をカメラに収めました。


大光寺は高尾駅からの見物。満開の江戸彼岸桜が美しい。ソメイヨシノはまだチラホラでした。

まだ30分ほど時間に余裕があったので、府中本町駅で大國魂神社に寄り道。その様子は、昨日の記事に掲載しました。たまには寄り道して気分爽快。仕事も捗りました。
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