ウリパパの日記

自由気ままに・・・

2023年の大晦日 2023.12.31

2023-12-31 15:22:36 | Weblog

2023年の大晦日は3つの低気圧に挟まれました。その中心の高圧部に入った関東地方は朝のうち雨がぱらついたものの、日中は空が広がって穏やかな年末になりました。八王子では最低気温3.1℃、最高気温12.8℃と昨日に続いて3月並みの陽気となっています。日本付近の低気圧は今夜中には東海上に抜ける予想なので、明日は太平洋上の雲の上から初日の出が拝めそうです。

今日の午前中、新年を迎える高尾山口の様子を見てから八王子のCELEOへ正月のお刺身を買いに出かけてきました。老人ホームは今日はパスして明日新年の挨拶に行く予定です。

 

清滝駅に停車中のモミジ号

 

開運号のヘッドマークには辰のデザインが描かれています

 

雨上がりの清滝駅前。この頃から青空が広がってきました。

 

高尾山口駅も正月仕様

 

高尾山口駅ホームから見下ろす氷川神社。初詣の準備完了です。

 

京王片倉駅から歩いてJR八王子駅にやってきました。おや?

 

辰の長靴を履いた八の字(笑)

 

 

さて、今年1年を振り返ると、茨城県での単身赴任生活が10年目に突入しました。平日は茨城、週末は自宅でと相変わらずの二重生活が続く中、今年は築55年の長沼の実家をたたんで売却するという大きなイベントがありました。売却解体に伴う家の整理、各種契約、老人ホームで暮らす親の対応など休日もほとんど休めず、そのためか自分自身の体調異変に悩まされる1年でした。体の痺れについては、整形外科、神経内科、脳神経外科と病院を転々として、結局、抹消神経疼痛と診断されました。自然に治癒するまでひたすら耐えるか、薬で散らすかの選択です。また、成人病検診で長年指摘されて経過観察となっているクレアチニン値の異常値や胆嚢ポリープの精密検査を実施し、今年は3回もMRI検査(MRCP含む)を実施しました。結局大きな異常は見当たらず、とにかく塩分を1日6g以下に抑えることが重要です。単身赴任生活を続けるなかでこれを実践するのは相当しんどく、日曜日には単身赴任中の食事メニューを考えながら買い出しを行う習慣が身についてしまいました。

今年の目標として昨年に続いて「毎日12500歩以上歩く」を掲げました。雨の日も、暴風の日も、雪の日もひたすら歩き、2年連続で365日全て目標を達成しました。

 

スマホの歩数記録を見ると、今日の12時現在で1日平均で15506歩/日となっています。昨年の15753歩/日とほぼ同じで、一昨年の14500歩/日を1000歩/日近く上回っています。毎日出社前の早朝散歩と昼休みの散歩が大きく貢献しています。毎日12500歩の目標は、歩数稼ぎのために無駄に歩く(時間の浪費)につながりかねないので、来年の目標からは取り下げて、来年は毎月15000歩/日達成することを月毎の目標に変更します。その代わり、上半身の筋力低下を指摘されたので、体幹を鍛えるプランクを毎日行うことを新たな目標として設定します。

年初にもう一つ掲げた某気象会社のレポーター活動です。こちらも1年間毎日1回以上レポートすることが習慣として定着しました。1年間欠かさずレポートできたのは今年で2年連続となります。早朝散歩が大きく役立っています。こちらは来年も継続とします。

 

最後に本ブログの公開記事数をカウントすると、本報告で292件目となりました。昨年より11件多く、一昨年より3件少ない実績です。ただし、月の写真撮りました~ みたいな簡単な投稿が増えてきたのが反省点です。今年印象に残っている記事を10件リストアップして、ベスト3を選んでみました。投稿日順に並べます。

 

No.2 霞ヶ浦のダイヤモンド大仏と霞んだ富士山 2023.1.20

No.3 神磯の鳥居から昇る天の川撮影 2023.3.3

   高原山登山(1) シロヤシオ満開の大入道から釈迦ヶ岳へ 2023.5.17

   霧と暴風後晴れの西吾妻山登山 2023.8.10

   薄明光線と反薄明光線が見えた夕暮れ 2023.9.18

   ローマ歌劇場日本公演 プッチーニ「トスカ」 2023.9.21

   岩間の愛宕神社から見る幻想的な霧の雲海 2023.10.20

   新国立劇場シモン・ボッカネグラ公演 2023.11.18

NO.1 北限に近い鉾田市子生から遠望するダイヤモンド富士 2023.12.22

   巨大な笠雲に遮られた高尾山頂からのダイヤモンド富士 2023.12.24 

 

来年も茨城県と高尾の二重生活が続きます。茨城県ネタが多くなってしまいそうです。

それでは良いお年をお迎えください。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老人ホーム最上階からのダイヤモンド富士は雲に隠されてしまいました 2023.12.30

2023-12-30 20:15:15 | ダイヤモンド富士

今日は昼過ぎまで快晴。八王子では最低気温-0.6℃、最高気温13.9℃と3月並みの気温で、年末とは思えない暖かさでした。午後から親が入居する老人ホームに出かけ、最上階のラウンジからダイヤモンド富士を見ることにしました。車いすの親を連れて日の入りを見る許可を特別に頂けたのです。とてもありがたいですね。

15時過ぎから西の空には薄雲が広がり、日の入りが見えるか微妙な状況です。強い日射は無さそうなので、肉眼でも富士山を見ることができそうです。

 

富士山上空にはやや厚い雲が出てきました。太陽はぼんやりと輝きます。

 

ますます雲が厚くなり、何となく太陽の輪郭が残る程度に・・・

 

さらに厚い雲が北から移動してきました。太陽の輪郭が崩れてしまいました。

 

ダイヤモンド富士ならず・・・

 

でも、茜色に染まる雲の表情が美しい

 

毎日このような富士山を見て暮らせるなんて、すばらしい老人ホームです。毎日、朝食時に5階の食堂から冠雪の富士山を眺めているそうです。

 

先ほど、北東の空から居待月(十八夜)が昇ってきました。兎さんの大きさは満月と変わらないのですが、何となく窮屈そうに見えますね(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤い立待月が昇ってきました 2023.12.29

2023-12-30 09:36:07 | 日の出・月の出

昨日は十七夜、立待月でした。東京での月の出時刻は18時32分。暗くなってからの月の出なので、地平線近くから昇る赤い月が期待できます。しかし、冬にしては空の透明感は今一つです。前日の十六夜に続いて、冬とは思えないぼんやりとした月の出となりました。

 

月の出の方角は前日より3.7度東寄りの60.5度。18時35分過ぎに、うっすら赤い月が見え始めました。前日より地平線に近いところからの月の出です。

 

肉眼では目を凝らさないと認識できない程度の明るさ

 

なかなか明るくなりません

 

2分ほど待つと、ようやく赤い月がぼんやり浮かんできました

 

少し引いてみます

 

さらにズームアウト。まだまだ空の低いところを昇り始めた立待月です。

 

十七夜の月では、餅をつく兎の耳が少し欠けてきました。

今夜は十八夜(居待月)。月の出時刻は19時33分。天気は下り坂なので昨夜が2023年の月の出の見納めとなりそうです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北大谷古墳からのダイヤモンド富士 2023.12.29

2023-12-29 18:18:59 | ダイヤモンド富士

今日は3月並みの陽気となりました。八王子では最低気温-1.4℃とほぼ平年並みの気温でしたが、日中は柔らかい日差しに恵まれ14.7℃まで気温が上昇しました。富士山周辺も快晴です。昨日のような湿った南西風起因の笠雲もなく絶好のダイヤモンド富士日和となりました。冬至を過ぎて間もないため、ダイヤモンド富士観察場所は1日でそれほど移動しません。今日は北大谷古墳付近がベストのようです。

車を市民農園北側の中央高速沿いのスペースに止め、大谷の森グランドを左手に見て市民農園を南へ向かいます。今日は先客が数名いました。その中には1年ぶりにお目にかかる御夫婦もいらっしゃったので、撮影終了後に御挨拶させていただきました。古墳周辺には柵が設けられて立ち入り禁止となっているようですが、犬の散歩中の方に富士山観察の良い場所へのアクセス方法を教えて頂きました。ありがとうございます。

 

今日も眩しい夕日です。2日前のような強烈な逆光ではなく、肉眼でもうっすら富士山の姿を見ることができます。

 

富士見台霊園上では富士山の北側の裾野が小宮公園の雑木林に遮られてしまいますが、北大谷古墳まで離れると、大室山と高尾山の間に富士山頂を望むことができます。

 

今日は露出補正は行いません。jpegデータでも、それなりに富士山と太陽の輪郭が浮き出ます。

 

山頂の左肩に着地しました

 

富士山頂のシルエットがはっきり見えます

 

太陽が半分沈んだところでダイヤモンド富士となりました。今日はジャストです。元写真(jpeg)では山頂の稜線がはっきり見えているのですが、写真サイズを長辺800ピクセル(推奨640ピクセル)に縮小してブログにアップすると、信じられないくらい画像が荒くなってしまいます。

 

白山岳左に沈んでいきます

 

少し影が伸びてきました

 

最後の輝き

 

グリーンフラッシュにはなりません

 

一昨日見られた二重富士は素晴らしかったですが、今日は控えめです

 

コンデジを持ち合わせていないため、デジタル一眼で倍率を下げて、丹沢から富士山のシルエットを撮影

撮影終了後、冒頭で紹介した御夫婦のところへ挨拶に伺います。ほぼ1年ぶりの再会です。ブログを拝見すると、実は3日前に近くで撮影されていたのですが、気づきませんでした(汗)。御夫婦で共通の趣味をお持ちで、ブログへの投稿写真もプロカメラマン顔負けで素晴らしく、毎日のアップを楽しみにしているのです。奥様のほうが1日早いパターンは1年前から変わっておらず、遠回しに話題にすると、今日ブログにアップされるのですよね!と返ってきました。これは物凄いプレッシャーです(笑)。拙い写真や文章でも、記事の新鮮さだけが取り柄の本ブログなので、帰宅後にサクサクっと記事にアップしました。

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤い十六夜の月の出 2023.12.28

2023-12-28 20:30:36 | 日の出・月の出

今日はは十六夜の月。日没後1時間以上経過した17時30分過ぎに北東の空に昇ってきます。満月の昨日よりも天気が良いため、赤い月の出が見られるのではないかと期待してマンションの外階段で待ちました。冬の割には空気の透明度は今一つで、地平線から明るい月が昇ってくる気配がありません。

 

月の出時刻から5分ほど経過して、赤い月の上側が見え始めました。うーん、期待外れ。肉眼ではぼんやり見える程度。明るい月の出を期待していたので、慌ててコンデジをマニュアルフォーカスに変更。ISO感度を3200に上げて、露光条件設定し直しです。手振れせずに撮影するのは厳しかったです。

 

兎さんの上半身が見えました。肉眼では全く認識できません。

 

もう少しで霞?の上に出ます。

 

十六夜の赤い月の登場

 

餅をつく兎がはっきりと写りました。肉眼ではまだぼんやりです。

 

低い高度から見え始めたので、昨日の満月よりも赤い月の出となりました。

 

月の出から45分経過した月は光度が増して、白く輝いていました。肉眼でも兎がはっきり認識できます。

 

先ほど、頭上に輝く木星をコンデジで撮影してみました。4つの衛星が見えています。上からカリスト、ガニメデ、木星の近くにあるのがイオ、そしてエウロパです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロウバイ咲き始めた小宮公園から京王八王子まで散策 2023.12.28

2023-12-28 14:08:01 | 自然

昨夜は南関東では低い雲が広がり、満月をさえぎってしまいました。辛うじて月の出を見られることができてラッキーでした。雲の布団のおかげで、今朝の八王子は最低気温が2.8℃と8日ぶりにプラスの気温となりました。

昨日で仕事(在宅勤務)が終わり、今日から正月休みに入りました。さっそく今日の午前中は親が入居する老人ホームに出かけてきました。八王子駅から小宮公園に向かい、右田病院の近くにある施設です。昨日は忘年会があり楽しかったらしく、えらくご機嫌がよかったので一安心でした(笑)。1時間ほどホームに滞在してから帰りに近くの小宮公園に立ち寄り、ソシンロウバイの花を見てきました。

 

公園正面入り口の左側に続く「つつじの小道」沿いに約100本のロウバイが植樹されています。例年12月下旬から咲き始め、1月から2月にかけてが見頃となります。今年も数本の木でソシンロウバイが咲き始め、甘い香りを漂わせていました。

 

まだ冬が始まったばかりですが、春を告げる花が開花です。

 

一番南側の木

 

公園内を散策します。アカマツの丘を再生する活動の紹介がありました。もともと小宮公園の丘にはアカマツが並んでいたそうです。1980年代以降の松枯れ病により無くなってしまいました。

 

これがアカマツ。近くの地主さんから苗を頂き育てているそうです。

 

パンジーや花の苗が植えられていますが、今年は少雨のため散水機が活躍中でした。

 

菜の花畑です

 

雑木林を散策します

 

園内には、いたるところでウバユリの実が残っていました

 

これはオヤマボクチ?

 

帰りに子安神社の前を通りかかりました。鳥居の先には、年越の祓を迎えた大きな茅輪が設置されていました。

 

久しぶりに京王八王子駅のK-8ショッピングセンターにやってきました。建物の大規模な基幹設備更新工事のため、来年の3月31日で閉館するそうです。店内の各テナントでは閉店の案内が掲示されていました。

 

ポポンテッタはどうなってしまうのだろう

 

懐かしいヘッドマークが並んでいます

鉄ネタついでに、高尾駅北口の八王子N広場は今年の12月31日に閉店となってしまうのです。ポポンテッタは京王系列なので残ってほしいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コールドムーンが昇ってきました 2023.12.27

2023-12-27 17:32:56 | 日の出・月の出

今日は満月です。今年13回目の満月となります。今朝7時前に西の空に沈んだ月が再び16時30分に昇ってきました。100%の大きさで輝くのは今日の9時33分なので、今朝観察した沈んだ月が真円に近い形だったのです。前の記事で紹介しました。

 

月の出時刻は16時30分。方角は55度とかなり北寄りの方角から昇ってきます。この方角であれば、自宅マンションの外階段から障害物を気にすることなく観察できます。日没から20分しか経過していないため、月の光度が弱く、北東の空は少し霞んでいます。なかなか現れません。5分ほど待つと、うっすら赤い月が見えてきました。ISO感度を3200まで上げて撮影してようやくカメラで捉えることができました。

 

思いっきりズーム。ヴェールがかかったような淡い月です。

 

縞状の雲?の中を昇っていきます。

 

しばらく待つと雲の上に出ました。肉眼で見ると、かなり黄色味を帯びてきました。

 

月の出から30分経過した17時に再び外へ出ます。黄色っぽい満月が明るく輝いていました。

これから満月は空高く昇っていきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一日早いコールドムーンの入り 2023.12.27

2023-12-27 17:11:05 | 日の出・月の出

今日は今年13回目の満月「コールドムーン」です。今朝、6時30分頃に外廊下へ出たところ、西の空低く月齢14日の月が輝いていました。今日の天気は下り坂の予報で、夕方に月の出が見られるかわからないので、月が沈む様子を眺めてみることにしました。

 

日の出前の東京都心の空。赤く焼けています。東京スカイツリーのシルエットが鮮明に見えます。

 

東京スカイツリーをズーム

 

そろそろ月が沈む時間です。

 

黄色い月(ほぼ満月)が八王子の山並みの上に輝いています。刈寄山の上あたりでしょうか(自信ありません)。

 

稜線の窪みに沈むかなと思っていたところ、その先の靄の中に沈んでいく様子です。沈む満月の表面の模様は「ライオン」です。

 

霞の中にゆっくりと沈んでいきます

 

霞だと思っていたら、薄い雲だったようです

 

山の向こうに沈んでいきました

日の出時刻に月の入りをじっくり観察したのは初めてです。良いタイミングでほぼ満月に出会うことができました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2日続けて富士見台霊園上からのダイヤモンド富士 2023.12.26

2023-12-27 16:45:37 | ダイヤモンド富士

昨日夕方も仕事を抜け出して、2日続けて大谷町の富士見台霊園上へダイヤモンド富士を見に出かけてきました。前日に続いてほぼ快晴。富士山頂に沈む太陽が期待できそうです。

 

大谷の森グランドから農道を市民農園方面へ向かいます

 

前日と同じく太陽が眩しく富士山の姿はうっすら

 

太陽の輪郭を少しはっきり写したいので、普段はあまり調整しない露出補正をマイナス-2に設定してみました。元写真では輪郭が鮮明に浮き出るのですが、サイズを長辺800ピクセル(推奨は640ピクセル)に縮小してブログにアップすると画像が荒くなってしまいます。まあ、雰囲気が伝われたばよいかな・・・

 

山頂の左肩に着地。前日に比べて太陽の位置はほとんど変わらない印象。冬至や夏至の前後は太陽の位置が一日でそれほど変わらないようです。

 

 

ほぼ真ん中に沈みます。前日より太陽が大きく見えています。太陽が北側に移動している証拠でしょう。

 

 

白山岳に沈んでいきます

 

最後の輝き。キャッツアイには早かった。あと1日先でした。

 

日没後に富士山の稜線が鮮明に見え始めます。前日に続いて富士山の影が現れました。

 

茜色の空に浮かぶ二重富士。観察地点に暖かい空気層、富士山近くに冷たい空気層があるときに光が屈折して二重に見える現象です。前日よりも観察地点の気温が高かったため、より鮮明に見えたようです。今月の12日に茨城県鉾田市子生から190km先のダイヤモンド富士を見た際にも、鮮明な三重富士が見えましたが、富士山があまりにも小さいので、昨日のほうがより迫力ありました。

 

二重富士はさらに大きく伸びながら消えていきます。

 

二重富士の上空には二筋の飛行機雲

 

最後にコンデジで撮影。丹沢連山から富士山まで一望します。霊園の上の高台なので電線や鉄塔などの障害物がなく、広大なパノラマが広がります。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

氷華を見に高尾山口を散策 2023.12.26

2023-12-26 19:14:22 | 自然

今朝の八王子は放射冷却の効果で最低気温が-3.3℃まで下がりました。異常な暖冬で始まった師走も22日頃からようやく平年並みの寒さが訪れています。この冷え込みは今朝がピーク。年末にかけて再び気温が上昇し、再び暖冬に戻る予報となっています。もしかしたら今朝がシモバシラ(氷の華)を見るラストチャンスとなるかもしれないので、今朝、高尾山口にある高尾599ミュージアムまで散策に出かけてきました。

 

氷の華を見るためには、日が差し込む9時より前に訪れる必要があります。

 

8時50分の気温は-2℃。今朝は-5℃以下まで気温が下がったものと思われます。

 

氷の華はシモバシラの根から吸い上げられた水分が茎からしみ出し、氷点下の外気に触れて凍りながら成長して作られます。シモバシラの根や茎が完全に枯れてしまう1月より前の氷点下の朝がチャンスです。昔は12月になると連日の冷え込みにより高尾山頂西側のモミジ台北側巻き道沿いや、一丁平の北側巻き道、小仏城山付近で30cm以上に成長した巨大なシモバシラが見られたものです。本ブログでもたびたび紹介しました。冬型の気圧配置により、八王子で最低気温が-5℃以下、日中8℃以下の日が数日続くと、奥高尾では日中でも2~3℃までしか気温が上がらず、日陰では終日氷点下の気温が維持されます。そのような気象状況は近年はほどんど出現しないため、12月に奥高尾までシモバシラを見に行くことも無くなりました。その代わり、高尾599ミュージアムにシモバシラの観察場所が設置されたため、冷え込みが強まった日には気軽に出かけることが多くなりました。

 

一晩でかなり大きく成長した氷の華。日中は日が当たり融けるために根や茎が次第に弱まり、あと数日で見られなくなってしまうものと思われます。繰り返し氷ができると、茎が避けて水を吸い上げなくなるからです。

 

3本保護されているシモバシラの真ん中の株です。こちらの華は上に成長せず、横に広がっています。

 

一番奥にあるシモバシラ

 

向きを変えて観察します

せっかく高尾山口まで来たので、稲荷山コース登り口で見られるもう一つの氷の華を見学に行きます。

 

階段を上ると、右手の斜面にカシワバハグマの群生地があります。カシワバハグマの茎にも氷の華が咲きます。シモバシラのような造形美はありませんが、同じ毛細管現象により茎の水分が凍ってできた氷の華なのです。

 

カシワバハグマの茎の1/3近くまで氷の華が成長しています

 

稲荷山登山口のカシワバハグマも今月いっぱいが見頃だと思います。もちろん気温が氷点下に下がらないと華はできません。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八王子大谷町富士見台霊園上からのダイヤモンド富士 2023.12.25

2023-12-25 18:36:25 | ダイヤモンド富士

今朝の八王子は最低気温が-3.1℃と少し冷え込みましたが、日中は11.3℃まで上がり、寒さが緩みました。昨日に続いてダイヤモンド富士日和となったので、老人ホームに出かけた帰りに大谷町の富士見台霊園上まで足を延ばしてきました。富士山には昨日のような笠雲は無く、午後から少し広がった積雲も日没前に解消しました。

 

車を置いて農道を歩いて富士見台霊園上へ向かいます。振り返ると月齢12.1の月が昇っていました。

 

霊園上の高台に到着。今日の太陽は眩しく、富士山のシルエットは肉眼では見えません。

 

間もなく日没です。ファインダーを通すとうっすらと富士山のシルエットが見えていますが、画像には映りません。

 

着地しました。朝日岳のシルエットが見え始めました

 

左肩から沈んでいきます

 

 

朝日岳と白山岳の間に沈みました

 

太陽が半分沈んでも富士山のシルエットは鮮明に見えません

 

ようやく富士山のシルエットが肉眼でもわかるようになりました

 

白山岳の左に沈んでいきます

 

最後の輝き

 

グリーンフラッシュは見えません

 

日没後の富士山

 

蛭が岳から大室山、富士山のシルエット

 

再び富士山をズーム

 

富士山の影が南側に長く伸びます

 

最後にコンデジで撮影。大山から蛭が岳、大室山にかけて一望します。

明日はもう少し北側に沈むので、キャッツアイが見えるかもしれません。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巨大な笠雲に遮られた高尾山頂からのダイヤモンド富士 2023.12.24

2023-12-24 21:33:26 | ダイヤモンド富士

今日の夕方、急に思い立って高尾山まで出かけることにしました。目的は久しぶりに山頂から見るダイヤモンド富士です。富士山ライブカメラを見ると富士山頂に笠雲がかかっていますが、日没までには解消するのではないかと期待して14時30分過ぎに自宅を出発。狭間駅から高尾山口駅まで電車で向かいます。清滝駅前に14時50分に到着。時間に余裕があるので、久しぶりに稲荷山コースを登ることにします。今年行われた登山道の改修工事で階段が整備され、全体的に非常に登りやすくなっています。

 

20分登り展望台に到着。展望台にあった小屋は撤去されていました。

 

登り口から40分ほどで5号路との合流地点に到着。最後の階段を上る途中、キジョランの炸裂した実を発見。

 

昨日探しまくってみつからなかったキジョランにやっと出会えました。

 

高尾山頂に到着

 

大勢の人が日没を待っています

 

富士山頂には巨大な笠雲

 

日没近くなっても富士山頂の上にはUFOのような巨大な傘雲が居座っています。笠雲と富士山の間には隙間があるので、薄雲が広がってこなければ帽子付きのダイヤモンド富士が見られるかもしれません。

 

巨大な笠雲に太陽が沈んでいきます。この時点では太陽の輪郭がはっきり見えていました。

 

太陽が笠雲に隠れるにつれて上空の雲が西から広がってきました。

 

しばらく待つと、笠雲の下に太陽が再び姿を見せます。巨大な笠雲の下に、太陽を包み込むような新たな笠雲が発生。

 

しかし、露光条件の設定が難しく太陽の輪郭をはっきり写すことができません。しかも、今日のダイヤモンド富士は肉眼で見る方がかるかに綺麗でした。

 

太陽が富士山頂の真ん中にかかりました。二重の笠雲付きのダイヤモンド富士です。太陽の輪郭がますます不鮮明になってきました。

 

少し倍率を落として撮影

 

左肩に沈んでいきます

 

最後の輝き。太陽の背後に薄雲が広がってしまったため、太陽がどこにあるのか、どれだけ沈んだのかさっぱり判りません。肉眼でみるほうがはるかに美しかった。富士山から離れた場所で浅い角度で見れば、太陽をオレンジ色に写し込めるのですが、高尾山頂では標高が高く、しかも富士山までの距離が近いために難しいですね。

 

日没後の富士山のシルエット

 

三つ峠から滝子山にかけての山並みが照らされ、美しく輝きます

 

南アルプスを遠望

 

最後はコンデジで富士山を撮影。富士山頂の巨大な笠雲はしぶとく残っています。

 

帰りは混雑を避けて富士道経由で1号路を下ります。浄心門近くの切り株のオブジェはクリスマスバージョンでした。

 

金毘羅台展望台から見下ろす八王子の街並み。月とうっすら反薄明光線が見えていました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高尾山金毘羅台展望台まで散策 2023.12.23

2023-12-24 14:19:12 | 自然

昨日は夕方からヘンデルのメサイヤを聴きに青山学院講堂まで出かけてきました。姪が大学最後の演奏会(コンサートミストレス)で久しぶりに出演するためです。実は、メサイアは今まで聴いたことがなく、しかもクリスマスの時期にオラトリオを体験できたことは、とても幸せでした。第44曲のハレルヤコーラスでは起立して聴くという習慣は初めて知りました。

さて、昨日は朝方冷え込み、八王子では最低気温が-4.9℃とこの冬一番の気温となりました。日中も最高気温が9.4℃と10℃に届かず、真冬並みの寒さでした。せっかくの冬晴れなので、午前中に金毘羅台まで散策に出かけてきました。目的はキジョランの炸裂した実を探すことだったのですが、今年は不作で見つけることができませんでした。

自宅から甲州街道を歩き、昔の登山口から金毘羅台へ登ります。

 

ろくざん亭を越えてしばらく登ると、高尾山頂方面の看板があります。

 

キジョランの実を探しながら金毘羅台展望台に到着。八王子の街並みから東京都心の眺望です。昨日は空気が澄んでいました。

 

東京スカイツリーから東京タワーまでをズーム

 

高さ634mの東京スカイツリーをズーム

 

高さ333mの東京タワーの左手前には麻布台ヒルズ森JPタワー。地上64階、地下5階で高さは330m、大阪市の「あべのハルカス」を抜いて現時点で日本一の高さのビルになりました。11月24日に開業したそうです。

 

筑波山や加波山も遠望できました。

いつもはここから高尾山頂へ向かいますが、昨日は昼前に戻る必要があったため、1号路を下ります。

 

帰りに清滝駅をのぞいたところ、ダイヤモンド富士のヘッドマークを掲出したケーブルカーが停まっていました。

 

ダイヤモンド富士号のヘッドマークをズーム

 

高尾山頂からのダイヤモンド富士を紹介するポスターです。昨日は絶好のダイヤモンド富士日和だったと思います。最近高尾山頂からダイヤモンド富士を見ていないな。。。

今週は茨城県へ戻る必要がなく、久しぶりに自宅で夜を迎える日曜日。混雑覚悟で高尾山へダイヤモンド富士を見に行こうかと思い始めました。。。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北限に近い鉾田市子生から遠望するダイヤモンド富士 2023.12.22

2023-12-23 11:41:29 | ダイヤモンド富士

昨日は茨城県での在宅勤務を早めに切り上げ、15時30分過ぎにアパートを出発。この冬初めての茨城県からのダイヤモンド富士を見に行きました。気象衛星画像を見ると、東京東部から、千葉、茨城県境付近に寒気流入に伴う積雲が発達していますが、道志や山梨県方面には雲がありません。積雲の下から日没直前にダイヤモンド富士が見えるのではないかと判断。当初は行方市の羽生地区へ行こうと考えていました。しかし、ダイヤモンド富士が見られる北限に近い鉾田市の子生、あるいは玉田地区から狙ってみたくなり、国道51号沿の鉾田市へ向かうことにしました。

 

富士山からどれだけ離れているかを示したのがこの地図です。いつもダイヤモンド富士を観察するのが霞ヶ浦の東岸。そこからさらに20kmほど東北東へ進み、太平洋の鹿島灘近くの国道51号線沿い、涸沼の少し南の橙色で〇を付けたあたりです。富士山からは190km離れています。

 

上が拡大図です。青色の線が冬至の日にダイヤモンド富士が見られる中心線です。つまりダイヤモンド富士が見られる北限となります。玉田地区の、とちぎ海浜自然の家からダイヤモンド富士が見えるという情報を以前、新聞か雑誌で読んだ記憶があります。その近辺の地平線が見える地域からはダイヤモンド富士が見られそうです。実は2016年12月17日に、玉田の少し南の子生地区から、ダイヤモンド富士直後の富士山のシルエットを見て本ブログで報告したことがあります。その時はコンデジしか持ち合わせていなかったので、太陽の輪郭を捉えることができませんでした。今回はそのリベンジを兼ね、6年前の記憶を頼りに出かけることにしました。さらにストリートビューを使って入念に事前調査。富士山の方角の地平線に防風林や丘陵などの障害物がないことが条件です。近くにビニールハウスが並んでいても障害になります。調査の結果、橙色の〇印あたりがベストと判断。さっそく鉾田市へ向かいます。

 

アパートから45分。日没10分前に現地に到着。想定通り、千葉茨城県境には積雲が出ています。その下側にきっち富士山が現れるはずです。ちょうど防風林が低くなった辺りです。右手前に見える車はマイカーです(笑)。畑のあぜ道からの撮影です。

 

日没直前、積雲の下から太陽がぼんやりと姿を見せます。うーん、ちょっと不安。

 

しばらくすると、丸い太陽が現れました。想定通りです。

 

富士山の左肩のシルエットが見え始めました

 

太陽に比べて富士山が小さいので、富士山を包み込むように太陽が沈んでいきます。

 

190km先のダイヤモンド富士

 

山頂のシルエットが肉眼でもはっきり見えます。

 

ちょうど真ん中に包み込みます

 

トリミングします。電線が邪魔ですね。贅沢言えません。

 

右肩にゆっくり沈んでいきます

 

これだけ距離があると、ころころダイヤにはなりません

 

北側の裾野に沈んでいきます

 

富士山の影が見え始めました

 

最後の輝き

 

富士山の影が三重になって伸びてきました。こんな三重富士は初めてです。

 

影が成長します。

 

富士山の影が雲とつながってしまいました。赤く燃える空に190km先の富士山のシルエットと影が浮かびます。

ついに念願叶い、北限近くの場所からダイヤモンド富士の撮影に成功しました!

周囲にはカメラマンどころか誰も人がいません。500mほど先にビニルハウスの周囲で2名農作業をしているだけです。ここまでダイヤモンド富士を撮影に来る人などいませんよね。。。

次は東端の銚子あたりから狙ってみたいですね。千葉県のほぼ最南端からの撮影には成功しています

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月と木星が接近 2023.12.22

2023-12-22 22:35:09 | 日の出・月の出

今日は冬至です。夕方に茨城県鉾田市の子生からダイヤモンド富士を見てきました。ダイヤモンド富士が見られる北限の地と思われます。写真整理はこれからなので後日紹介します。冬至の今夜は月と木星が接近中です。21時30分に空を見上げると、南中を過ぎた月齢9.1の月と木星が並んで輝いていました。

 

こちらは20時30分の空。

 

17時30分の空(倍率が異なります)。木星は南中前の月の下に輝いていました。時間が経過するにつれて、月と木星の相対的な位置は変わりませんが、月の傾きに連動するように木星が下から上に動くように見えることがわかります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする