ウリパパの日記

自由気ままに・・・

新国立劇場 ニュルンベルクのマイスタージンガー公演 2021.11.28

2021-11-29 21:14:14 | オペラ

昨日は新国立劇場でニュルンベルクのマイスタージンガーを見てきました。前回オペラに行ったのはCOVID19が騒がれ始めた2019年の2月のタンホイザー(新国立劇場)。従って2年9ヵ月ぶりとなります。今回の公演は、新国立劇場、東京文化会館、ザルツブルク・イースター音楽祭、ザクセン州立歌劇場の国際共同制作として実現しました。もともと2020年の6月に新国立劇場で上演予定でチケットを購入していたのですがCOVID19のために1年延期となったものです。しかも今年の8月に東京文化会館で予定されていた公演も緊急事態宣言下で直前に中止となり、今回ようやく実現の運びとなりました。

久しぶりのオペラ。しかも大好きなワーグナーということもあって久しぶりの興奮状態です。頭の中を美しいライトモチーフが駆け巡ってしまい昨夜は熟睡できませんでした。今日は休暇を取得して昼過ぎに友部のアパートにに戻り、朝と午後は打合せが入ったりして在宅勤務。でも全く仕事が手に尽きません(汗)・・・

 

久しぶりに訪れる新国立劇場です。COVID19対策として入場前に検温(センサーでチェック)があり、ロビーでの飲食は禁止となっていました。

 

今回の公演は14時開演、30分休憩を2回はさみ、終演時間が20時。約6時間の長丁場のオペラです。実際に幕が引いたのは20時10分過ぎでした。

前にコメントのように、本公演は、新国立劇場、東京文化会館、ザルツブルク・イースター音楽祭、ザクセン州立歌劇場の国際共同制作で上演されます。指揮は新国立劇場芸術監督の大野和士、演出はイェンス=ダニエル・ヘルツォーク、美術はマティス・ナイトハルトです。配役を新国立劇場のHPから以下に引用しておきます。

  • 【ハンス・ザックス】トーマス・ヨハネス・マイヤー
  • 【ファイト・ポーグナー】ギド・イェンティンス
  • 【クンツ・フォーゲルゲザング】村上公太
  • 【コンラート・ナハティガル】与那城 敬
  • 【ジクストゥス・ベックメッサー】アドリアン・エレート
  • 【フリッツ・コートナー】青山 貴
  • 【バルタザール・ツォルン】秋谷直之
  • 【ウルリヒ・アイスリンガー】鈴木 准
  • 【アウグスティン・モーザー】菅野 敦
  • 【ヘルマン・オルテル】大沼 徹
  • 【ハンス・シュヴァルツ】長谷川 顯
  • 【ハンス・フォルツ】妻屋秀和
  • 【ヴァルター・フォン・シュトルツィング】シュテファン・フィンケ
  • 【ダーヴィット】伊藤達人
  • 【エーファ】林 正子
  • 【マグダレーネ】山下牧子
  • 【夜警】志村文彦

 

学生時代にオペラの魅力に取りつかれて40年近く経ちます。今まで100回近くはオペラに足を運び、特にワーグナーはお気に入りの作曲家です。でも今回のニュルンベルクのマイスタージンガーは過去に1度しか聴いたことがありません。あまりにも長すぎるのと、公演自体が少ないことが理由です。前回は1988年のバイエルン国立歌劇場の日本公演でした。サヴァリッシュ指揮でベルント・ヴァイクル、ぺーラ・シュライヤ、ルチア・ポップ(数年後に若くして亡くなりました)など錚々たる大歌手たちの歌の競演。それまであまり好みでなかったサヴァリッシュのオペラ指揮者としての本領を垣間見て、それ以来大ファンになったこと、聞きに行った公演は初日ではなかったため、ヘルマン・プライ、ルネ・コロは歌わずに、ダブルキャストの別な方が歌い、その演技に魅了されたことなどを幕が開く前に思い出したりして、久しぶりのオペラへの期待に胸を膨らませていました。

新国立劇場の会員になっているため、先行予約でS席を購入。購入したチケットは1階5列目の左側ブロックです。COVID19対策で前の前方2列は立ち入り禁止となっているため実質前から3列目です。舞台とほぼ同じ高さとなるため、歌手の表情や演出の細部を楽しむことができました。

指揮者の大野和士さんは私とほぼ同年代、ヨーロッパで活躍し2018年に新国立劇場の芸術監督に就任しています。今まで一度も大野さんの生演奏に触れたことはありません。しかもオーケストラは長年音楽監督を務めている東京都交響楽団で、今回とても期待していました。大野さんの作り出すワーグナーは指揮者とオケの一体感があり丁寧に歌わせている印象。ややゆっくりしたテンポで常に抑制が効いた演奏です。ワーグナーの壮大なオーケストレーションを期待している人には物足りなかったかもしれませんが個人的には好きです。

演出は舞台の動きが激しく、しかも細部にわたり凝っていました。舞台中央に回り舞台があって、間近で見ていると頭がくらくらするほど?目まぐるしく回ります。このオペラは各幕に多くの場が存在するので、効率的に場面を作り出していました。回転中にミシミシ軋む音まで聞こえました(笑)。それから、熊さんや豚さんのぬいぐるみが現れたのには驚き。劇中劇?の打ち合わせで、熊さんがぬいぐるみ頭部を脱いでスタッフ?から指示を受けている場面には爆笑。また3匹の子豚は何を象徴しているのでしょう。ラインの乙女? 合唱の皆さんも直立不動は許されず、踊ったりダンスをしながら歌ったりと大忙し。とにかく動きがあります。舞台近くで見ていると、エキストラの皆さんのちょっとした仕草など、細部にわたり工夫が凝らされていました。上下2層の舞台では高さ10m以上もある高所で演じるために螺旋階段を上っていくのです。上で歌ったり演じたりするソリストの方は大変です。高所恐怖症では務まりません。またコロナの時代を感じる選出も目立ちました。手を取り合うことはなく、お互いの手を上下に20~30cm離して踊る姿は何となく滑稽に感じました。エキストラの方が椅子に着席する際にスプレーでアルコール消毒してから布巾でふき取る姿などコミカルに演じられていました。合唱団の方も何となく疎らな印象。舞台上でも極力ソーシャルディスタンスを保ち? 舞台上の人員も心持ち控えめな印象。

今回歌ったソリストの皆さんは、たぶん初めて聴く方ばかり。ハンス・ザックスを歌ったトーマス・ヨハネス・マイヤーが強く印象に残りました。美声、声量、貫禄を兼ね備え、潤いと深みのある声の力で心に訴えかけてきます。一方コミカルな演技で喝采を浴びていたのがベックメッサ―役のアドリアン・エレート。2幕のリュートを抱えた姿にはもう目が点。3幕で痛々しい姿で現れて狼狽して歌う姿やカーテンコールでのギャグ?など演技力が突出していました。声はバリトンでもやや高めの印象ですね。対照的に動きの少ないヴァルター役のシュテファン・フィンケはやや甘めの美声、何となくジークムントみたいな印象(歌い方かな?)。ボーグナー役のギド・イェンティンスは美声を聞かせていました。エーファを歌った日本人の林正子さんも男性陣を相手に魅力的と芯の強さを備えたヒロインを演じていました。もう一人日本人キャストで拍手を送りたいのはダーヴィッドを演じた伊藤達人。急遽代役としてアサインされたようで、演技、歌唱共に大健闘です。まだ若い方のようでこれからの活躍が期待できそうです。カーテンコールでは舞台上で両手をばたばたさせて拍手する姿が可愛らしかった?です。

 

幕間の休憩時間に外に外出してみました

 

隣接する東京オペラシティーのイルミネーション

 

昔と変わっていません

 

再び劇場に戻り、外のラウンジでコーヒー休憩

今回の公演、日本語と英語の字幕が併用されていました。あまりにも距離が近いのでほとんど見ませんでしたが、日本語と英語を比較すると、英訳のほうがシンプルな表現で分かりやすかったです。

1幕の途中でマイスター達が舞台を向いて並んで座っている場面で、数分間館内の照明が点燈され明るくなりました。マイスター達も気になるのか客席の方を振り向いています。あれは何だったのでしょうか。

一方、2幕に登場する夜警がとても明るい照明で客席を照らす場面がありました。予め注意喚起する掲示物を2幕終了後の幕間にロビーで見つけました。

あとは3幕の幕切れ。とっても痛快でした。現代なら許されるでしょう。

 

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コピオ北野からのダイヤモンド富士 2021.11.27

2021-11-27 20:06:56 | ダイヤモンド富士

上空にこの秋一番の寒気が入り、冬型の気圧配置が強まりました。11月後半は小春日和の陽気が続いていましたが、今日の八王子は最低気温1.5℃、最高気温13℃と晩秋らしい一日。しかも10時頃から冷たい北風が吹き始め、寒気の影響で積雲が発達して昼前に俄雨もぱらつきました。関東地方北部山沿いではこの秋初めて積雪を観測しています。北海道では11月として記録的な積雪となっているところもあります。

八王子近辺ではダイヤモンド富士の季節を迎えました。この時期、午後になると空の様子が気になります。今日は日中雲が広がったものの夕方には徐々に解消して道志方面の雲も無さそうです。そこで夕方、ダイヤモンド富士が見られそうな北野駅前のコピオ北野の駐車場へ出かけてきました。

まずは、今日の午前中に病院へ出かけた帰りに南浅川を散策してきたので晩秋の様子を紹介しておきます。

 

甲州街道長房団地入口付近のイチョウ並木。昼前から北風が強まり落ち葉が舞います。

 

八王子上空には積雲が広がり気温が上がりません。最後まで頑張っていた南浅川沿いのイチョウは落葉しています。

 

町田街道交差点の歩道橋から高尾方面の眺め。こちらもすっかり葉を落としました。

 

そして夕方の話題。電車で北野駅へ向かいます。16時過ぎにコピオ北野の駐車場に到着しました。道志方面には雲が無くダイヤモンド富士が期待できそうです。太陽はとても眩しく、富士山の輪郭がうっすらと見えていました。

 

16時10分過ぎ、富士山山頂に太陽が着地しました。

 

ちょうど真ん中に沈んでいきます。

 

 

太陽が沈むにつれて富士山のシルエットが浮かんできました。肉眼でもはっきりと見えています。

 

富士山の影が見え始めました。

 

上空は風が強く、山頂では雪煙が舞っています。

 

太陽は富士山北側の稜線に沈んでいきました。

 

南側には影富士。日没後の美しい姿です。

 

サザンスカイタワーにはまだ日が当たっています。その背後には奥多摩の山々。御前山の左奥には飛龍山と前飛龍が見えています。

 

今週火曜日の23日に霞ヶ浦から見た富士山は残念ながら雲の中でした。従って、今日がこの冬初めてのダイヤモンド富士となりました。5月29日に館山から見て以来なので、半年ぶりのダイヤゲットです  \(^o^)/

 

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大洗海岸の日の出 2021.11.26

2021-11-26 21:39:42 | 日の出・月の出

今日は茨城県での在宅勤務の日でした。11月後半になり朝晩の冷え込みが強まっていて、笠間の最低気温は昨日1.0℃。今朝も1.3℃と薄氷が張る寒さです。今朝も5時前に起床。日課となった?気象衛星の画像を見ると、昨日までに比べて太平洋上の雲が少なくなっています。早速、大洗海岸へ日の出を見に行くことにしました。赤外線画像では雲の高さまでわからないので、水平線から見える日の出が見られるかどうかは現地に到着しないとわかりません。

アパートから一般道で45分、6時前に神磯の鳥居に到着しました。予想通り快晴の朝、夜明け前のグラデーションが美しい空が広がっています。しかし薄明光線?の中心付近にあたる日の出の方向には厚い雲。残念ながら雲の上からの日の出となりそうです。

 

15分ほど大洗磯前神社に参拝して神磯の鳥居前に戻ります。日の出の方角の雲が光り始めました。まもなく日の出です。

 

鳥居の前を漁船が通過します。

 

日の出時刻から2分後、太陽が姿を現しました。

 

雲の背後をゆっくりと昇ってきます。

 

雲の上からいきなり昇る太陽は眩しく輝きます。

 

場所を移動。鳥居の上から昇る朝日。光の道が鳥居へ延びてきました。

 

波が静かで穏やかな日の出となりました。

 

朝日を見ながら駐車場へ戻ります。

冬型の気圧配置のときは太平洋上に雲が出やすく、特に日の出の方向に背の高い雲が湧きやすい傾向にあります。なかなかダルマ朝日を見ることができません。

今日の夕方は、早めに仕事を切り上げて霞ヶ浦に行く予定でしたが、急に仕事が入ってしまいました。残念・・・

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今シーズン初のダイヤモンド富士(大仏)は雲の中でした 2021.11.23

2021-11-23 19:59:03 | ダイヤモンド富士

今年最後の祭日となった今日の夕方、霞ヶ浦へダイヤモンド富士を見に出かけてきました。前の記事でコメントしたように茨城県の天気の回復が遅れているため、14時頃までどうするか悩みました。雲の切れ間に青空が見え始めたので天気は回復に向かっていると判断。まずは岩間の愛宕天狗の森に登って霞ヶ浦方面の天気を確認することにしました。

 

アパートから20分で愛宕神社の鳥居前に到着。イチョウやモミジの紅葉が迎えてくれました。

 

まずは駐車場から霞ヶ浦方面を眺めます。県央に比べて雲が少なく、湖面が光って見えています。

 

霞ヶ浦大橋をズーム。さらに4kmほど南下した霞ヶ浦東岸が今日の観察場所となります。西の空の状況次第ですが、若干は期待できそうなので、予定通り観察に行くことに決めました。

 

その前に牛久大仏を探します。駐車場からは見えないため少し場所を東側に移動したところ、肉眼ではっきりと大仏の後ろ姿を見ることができました。岩間から牛久大仏までの距離は35kmほど。午前中に北山公園から遠望したときよりも明瞭に見えています。距離は7kmしか違わないのですが。北山公園、愛宕天狗の森、そして、これから向かう霞ヶ浦と今日は牛久大仏デーです(笑)

 

せっかくなので愛宕神社前からの眺望を楽しみました。東には涸沼。太平洋上を航行する船まで見えています。

 

タンカーをズーム。

 

こちらは水戸方面。ちょっとわかりにくいですが水戸芸術館のタワー、その左にG1タワー、さらに東海村方面を遠望。

岩間から約40分。16時過ぎに霞ヶ浦に到着しました。予め調べた場所にはカメラマンがほとんどいないため数百mほど北上すると三脚を構えたカメラマンが見えてきました。ここがダイヤモンド大仏の観察場所なのでしょう。近くに車を停めて湖畔を歩きます。

 

茨城県の天気も回復傾向で筑波山が姿を見せています。

 

三脚を構えたカメラマン達です。実は、この場所には見覚えがあり、2020年1月20日にダイヤモンド大仏を撮影した場所でした。今日は、ほぼ同じ条件でダイヤモンド大仏が見えるのでしょう。天気が良ければ・・・

 

霞ヶ浦に薄明光線が降りそそぎます。

 

牛久大仏の先には富士山が見えるはずですが、稜線が見えません。道志方面に低い雲が出ている様子です。

 

雲の間から夕陽が姿を見せて湖面を橙色に染めます。綺麗な夕日と湖面を照らす光の帯に見とれてしまいます。千葉県から東京都の上空に低い雲が立ち込め、この雲を抜けて再び太陽が姿を見せるとダイヤモンド大仏となるはずなのですが。。。

 

その瞬間です。やはり道志方面の雲が厚く太陽を隠してしまいます。

 

雲がなければ大仏の背後に太陽が沈んでいくはずです。大仏が見上げる富士山も雲の中。

 

しばらく太陽は雲に隠れ、沈む直前に大仏の背後を照らします。

 

大仏の背後に後光が差します。幻想的な瞬間です。

 

コンデジで思いっきりズーム。大仏デーを締めくくるに相応しい、ありがたいお姿です。

 

富士山は見えなくて残念ですが、夕日に浮かぶ大仏を見ることができて大満足。

 

素敵な夕焼けの余韻を楽しみます。

 

霞ヶ浦からのダイヤモンド大仏は1月に再度チャンスが巡ってきます。それまではダイヤモンド富士狙いですかね。今週金曜日は在宅勤務なので、早帰りで霞ヶ浦を訪れてみるつもりです。予想天気図を見ると、明日、明後日の気圧配置は絶好のダイヤモンド富士日和。ところが金曜日には上空に寒気が入り、等圧線が縦縞から東西に寝る傾向があります。今日と同じように本州の南海上に弱い気圧の谷が発生する可能性があり、そうなると雲に邪魔されそうです。

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晩秋の北山公園と牛久大仏遠望 2021.11.23

2021-11-23 13:16:24 | 茨城県

今日は勤労感謝の日。茨城県で過ごす休日です。昨日日本列島を寒冷前線が通過して冬型の気圧配置に変わりつつありますが、関東地方には低圧部が残っているため茨城県ではすっきりと晴れません。秋の登山シーズンは終わったので、今日は部屋の掃除と布団干し、その間にカーペット(絨毯)を敷いて寒さ厳しい笠間の冬に備える準備を進めています。10時頃から雲の切れて日差しが出てきたため、近くの北山公園へ散策に出かけてきました。前回訪れた12日は紅葉のピークを迎えていました。そして今日はすっかり晩秋の気配です。展望塔からは日光連山のピークや牛久大仏を遠望。ここから見る牛久大仏は初めてです。大きな収穫でした。

 

今日も新池からスタート。コナラの木々が黄金色に色づき赤いモミジが池に映ります。

 

 

昨夜の風雨に耐えたモミジの紅葉

 

続いて池の奥へ向かいます

 

前回も紹介したアングルです。2週間が経ち秋の深まりを感じます。

 

足元には落ち葉の絨毯

 

池の奥を周回します。この周辺のモミジは見ごたえあります。

 

 

訪れる人も少なく紅葉を独り占め

 

続いてローラーすべり台の先の展望塔へ向かいます

 

ここにも真っ赤なモミジ

 

ローラーすべり台のスタート地点からの眺め

 

高さ23mの展望塔にやってきました。眼下に紅葉の雑木林が広がります。2週間前は緑色が主役でした。今日は紅葉真っ盛り。

 

笠間の山々の東端のピークが愛宕山。その左側の地平線が見える先に何やらビルのような建造物が肉眼で見えています(上の写真ではわかりません)。土浦方面に100mを超えるような高層ビルは見えないはずです。

 

コンデジでデジタルズームを活用して引き寄せると・・・大仏様が見えていました。牛久大仏の後ろ姿です。笠間から40km以上離れた牛久大仏が見えていたのです。もちろん、肉眼では大仏の姿としては確認できません。でも、はっきりと黒っぽい建造物として認識できます。そういえば茨城県庁からも牛久大仏が見えるという話を聞いたことがあります。

 

続いて眺望を紹介していきます。南西方面には難台山、足尾山、吾国山、加波山と笠間市を取り囲む山々。筑波山は見えません。

 

笠間町方面。遠くに仏頂山、手前には佐白山

 

北西に日光連山が姿を見せていました。栃木県方面には雲がありません。左から男体山、太郎山、女峰山のピークです。

 

東の水戸方面も曇り空

 

水戸芸術館のタワーをズーム。笠間から水戸までは20km弱。牛久大仏までの半分以下です。この距離になると、肉眼でもタワーを識別できます。

茨城県は昼過ぎになっても雲が取れず、ますます怪しい雲行きです。一方天気予報は晴れ。いったいどうなっているのでしょうか。予定していたアパートの掃除はあと1時間くらいで終わりそう。せっかく干した布団は太陽が出ないため冷え切ってしまいました。天気が良ければ午後から筑波山方面へ最後の紅葉を見に行こうと予定していたのですが県南も曇り空らしい。一方、東京は徐々に青空が広がってきている様子です。うーん。。。

そういえば霞ヶ浦でダイヤモンド富士の季節を迎えています。西の空に晴れ間があれば、日没直前に雲の下から見える可能性もあります。今週金曜日の在宅勤務を早く切り上げて霞ヶ浦で初ダイヤに挑戦予定ですが、今日も試しに行ってみようかとも考え始めました。ちょうど、先ほど北山公園で見た牛久大仏の方角に沈むのではないでしょうか。でも笠間周辺はどこを見てもどんより曇り空。時間の無駄かなあ。。悩み中です。

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第114回笠間の菊まつり 2021.11.22

2021-11-22 20:44:31 | 茨城県

今日は出勤するつもりで昨夜遅く友部のアパートに戻ってきました。ところが予定していた会議が中止になったことと、夕方以降天気が荒れて常磐線が止まりそうなので、急遽在宅に切り替えました。茨城県では昨夜から朝のうちまで降り続いた小雨が朝7時頃には止んで午前中は小康状態となりそうな気配。今年はまだ笠間稲荷神社の菊まつりを訪れていなかったので、時間をやりくりして、雨が降る前に車で出かけてきました。菊まつり最終日の明日に訪れようと考えていたのですが、空いている今日がチャンスと1日前倒しです。

 

鳥居西側の常夜灯に飾られた菊模様。茨城大学(工学部都市システム工学科)の学生が考案した菊装飾です。

 

大鳥居前にやってきました。朝早いため閑散としています。天気が良ければ参道に和傘が並ぶアンブレラスカイが見られるみたいです。明日は天気が良いので和傘のアートが復活するかな?

 

大鳥居横の社号標の周りも菊に彩られています。14日まで門前菊あかりライトアップのイベントが開催され、菊夜景が楽しめたそうです。

 

鳥居をくぐると正面には朱塗りの楼門

 

右手には手水舎とイチョウの木

 

手水舎では色とりどりの菊が水面を埋め尽くしていました

 

手水舎の横には徳川慶喜と渋沢栄一の菊人形が展示されています

 

楼門の左手前にはコンちゃん。菊まつりも残り1日となり、菊の花はかなりくたびれてきました

 

楼門をくぐります。菊まつりは明日23日まで。笠間稲荷美術館で特別展「雪村」開催中の案内。帰りに寄ってみました。

 

楼門の先の参道は菊で埋め尽くされています。そして正面にハート型の菊。フォトスポットですね。

 

2つの丸がくり抜かれています。ここから顔を出して記念撮影かな?

 

一人で来た時には、こんな使い方もありそうです。

 

拝殿にお参りします。拝殿の両脇には菊をまとった狛狐。ちゃんと阿吽になっています。わかるかな?

 

 

向かって右側は阿形? 口を開けてなんと舌を出しています(笑)

 

向かって左側は吽形? ちゃんと口を閉じています。

 

お参りの後は大菊花展を見ながら本殿方面へ向かいます。

 

稲荷舞の菊人形。お見事です。毎年5月10日に開催される御田植祭で4人の巫女たちにより舞の奉納が行われるそうです。その様子を表現しています。

 

五重塔を見ながら笠間稲荷美術館方面へ向かいます。

 

 

美術館の庭にも菊の作品が展示されています。

 

県内外の菊愛好家が丹精込めて育てた菊5000鉢が展示されています。

帰りに美術館に立ち寄り、特別展「雪村」を見てきました。常陸出身の室町水墨画家・雪村の作品が数多く展示されていました。

 

笠間稲荷神社から井筒屋方面へ向かいます。大町ポケットパークの菊装飾。冒頭で紹介した常夜灯と同じく茨城大学の学生が考案したものです。

 

かさま歴史交流館 井筒屋も菊に埋め尽くされています

 

庭の広場にも菊の装飾

 

笠間稲荷神社では見られなかった和傘も展示されています

ここまで来たので正福寺まで歩いてみました。

 

大石邸址の紅葉

 

佐白山 正福寺に登ります

 

以前にも紹介したようにアマビエちゃんが公式キャラクタとして就任しています。ここを訪れると御朱印を購入したくなるのですが、今日はぐっと我慢です。

 

庭ではこの時期にシャクナゲが咲いていました。狂い咲きではなく秋にも咲くそうです。

 

仲見世を歩いて笠間稲荷神社へ戻ります。

 

再び訪れた目的は菊の御朱印です。笠間稲荷神社の菊まつりを訪れるのが今年が最後になってしまう可能性もあるので、4月の藤の花の御朱印に続いて購入しました。

 

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第42回いちょう祭り2日目 2021.11.21

2021-11-21 21:53:14 | 自然

八王子いちょう祭り2日目は曇り空、最高気温は15.7℃とやや肌寒い1日でした。午前中に会場となっている陵南公園を散策してきたので、様子を紹介しておきます。

 

初めに武蔵野御陵を訪れ、入口付近のモミジの様子を見てきました。

 

池の周囲に植栽されたもみじは終盤。少し遅かったようです。

 

池に映りこむ赤いもみじが綺麗なスポットです。今日は太陽が力不足でした。

 

参道のケヤキは葉を落として初冬の雰囲気。例年より1週間以上早い印象です。

 

グランド北側の高台から公園を見下ろします。例年、いちょう祭りのイベントが開催され多くの家族連れで賑わうグランドはクローズ中。ちょっぴり寂しいいちょう祭りです。

 

陵南公園を散策。こちらのモミジは丁度見頃でした。

 

真っ赤に色づいています

 

一昨年の台風19号でダメージをうけた護岸の復旧工事が完了した南浅川沿いを南浅川橋へ向かいます。

 

南浅川橋から陵南公園の眺め。最近の少雨で南浅川の水量がかなり減ってきました。明日の雨で水量が復活するかな?

 

例年様々なイベントが開催される御陵参道は今年も車両通行止め。しかしすべてのイベントは中止となり道路沿いの露店も激減。唯一活気があるのは、正面に見えている、ふるさとバザールでした。こちらでも混雑緩和のために出店店舗数が大きく絞られ、密を避ける工夫が施されていました。

 

一番賑わう多摩御陵入口交差点。人出はそれほど多くありません。

 

高尾方面のイチョウ並木。両側の歩道を歩く人も少なく、晴天に恵まれた昨日のほうが賑わっていた印象です。

 

いちょうの黄葉を見上げながらのんびり散策

 

横断歩道を渡りながら多摩御陵入口交差点方面を振り返ります

 

最後は町田街道交差点の歩道橋。高尾方面の紅葉は終盤です。昨日に比べても落葉が進んだ様子です

 

金比羅台の大いちょうをズーム

 

歩道橋脇のいちょう

11月に入り朝晩は冷え込んだものの日中は小春日和に恵まれる日が多く、悪天候が少なかった影響も重なって甲州街道のイチョウは予想以上に長持ちしました。明日本州付近を低気圧が発達しながら通過する予想です。強い風と雨でいちょうの葉は散ってしまいそうです。

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第42回いちょう祭り 2021.11.20

2021-11-21 10:18:48 | 自然

昨日、今日と八王子いちょう祭りが開催されています。甲州街道の追分交差点から高尾駅前交差点の間のいちょう並木で秋の黄葉の時期に開催されるイベントは今年で42回目となります。昨年はCOVID19の感染拡大のために規模を縮小したスマートホン上での開催となりましたが、今年は通行手形と関所が復活。早速、昨日オリエンテーリングに参加してきました。しかし、通行手形の販売場所が減っていて、関所も例年より2か所削減、しかも関所の位置が3か所で変更となったため、初めはちょっと戸惑いました。パンフレットを見てからスタートすべきでした。

朝は親の病院の付き添いがあたっために老人ホームと病院へ、11時前に自宅に戻ってから西八王子へ出かけます。時間節約のため西八王子までは電車を利用しました。

 

追分交差点の歩道橋から見た甲州街道のイチョウ並木

 

八王子中央図書館前の歩道橋から西八王子方面の眺め。例年より落葉が早い印象。

 

並木町の関所へ向かう途中の街路樹。このあたりはボリューム感があります。

 

並木町の歩道橋から西八王子方面

 

高尾方面のイチョウ並木は半分以上が落葉

 

新地関所でスタンプ押印の行列ができていました。今年はどこの関所でも焼き印ではなくスタンプを押す形に変更されています。自分で押したり、押してもらったり、関所によって異なります。新地関所はセルフでした。

 

陵南会館の本部前にやってきました。イベント会場を削減したり、各種イベントやパレードは中止など規模を縮小した開催となっています。それでもそこそこの人出でにぎわっていました。

 

原宿関所から原関所を目指します

 

町田街道交差点に到着

 

歩道橋の上から西八王子方面

 

大会本部方面をズーム。横断歩道は本部前の交差点です

 

歩道橋から高尾方面のイチョウ並木

 

高尾山霞台の大イチョウをズーム。先週に比べると、かなり葉を落としてしまったようです。

 

 

歩道橋脇のイチョウ。いちょう祭りまで何とか持ちこたえてくれました。

 

原関所のある熊野神社。一昨年まではお店が出てにぎわっていました。今年は露店が無く関所のテントが設置されているだけで、閑散としています。

 

原関所で9個目のスタンプを手形に押して、抽選のためにいったん陵南会館前に戻ります。抽選では水色の玉が出て、ドリンク3本が当たりました。

 

 

B会場では例年通り観光物産展が開催されています。山形県の葡萄をお土産に買って帰りました。

 

こちらは抽選で当てた景品

 

昼食後は、残りの関所巡りを再開します。まずは高尾駅前の大光寺で10月桜を見学。

 

 

20分ほどで最後の小仏関所に到着

 

完歩賞をゲットしました

 

今年は焼き印ではなくスタンプでした

 

帰りに立ち寄った駒木野庭園の紅葉

 

西浅川町から高尾山の金毘羅台に登ってみました。メグスリノキの葉が色づき始めています。

 

大いちょうを見上げます。大勢のハイキング客が立ち寄っていました。

 

金毘羅台から八王子の街並みを見下ろします。いちょう祭りが開催されている甲州街道と陵南公園のいちょうが黄金色に輝いています。

 

午前中に歩いてきた甲州街道をズーム。昼前に金毘羅台を見上げた町田街道入口の歩道橋が見えています。

 

金毘羅台から大混雑の1号路を清滝へ下ります。時刻は15時前。残念ながら早くも日が影ってしまいました。清滝駅前のモミジが見頃を迎えています。

 

清滝駅前の様子。今日の高尾山は大勢のハイキング客でにぎわっていたようです。

 

最後は高尾山口駅前の紅葉

昨日は朝から散策、老人ホームと病院付き添い、そしていちょう祭り、高尾山の金毘羅台にも登り、合計27300歩も歩いてしまいました。

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晩秋の広徳寺と大悲願寺 2021.11.19

2021-11-20 12:46:18 | 自然

昨日は自宅での在宅勤務でした。昼食休憩の時間を利用して、五日市(あきる野市)にある広徳寺と大悲願寺まで紅葉の様子を見に行ってきました。最近、自宅付近の紅葉情報については自分の目で確かめるのではなくSNS情報を参考にすることが多くなりました。日ごろ拝見させて頂くブログ情報では先週の12日に大イチョウのピークを迎えていた様子。ちょっと遅いかもしれない思いながらも、朝方の雲も消えて青空が広がってきたため、チャンスと思い出かけてきました。

 

自宅から車で20分。秋川から細い農道を登り、山中に佇む総門前の駐車場に到着。広徳寺は1373年に創建された臨済宗建長寺派の古刹です。寺号標には「廣徳無霊禅寺」と刻まれています。 

 

総門の先には茅葺の重厚な山門。江戸時代中期の建立と推定されています。その先には見頃を過ぎた大イチョウ。

 

山門の左手にはモモジの紅葉

 

モモジの下の高台(墓地の入口)から山門を眺めます。

 

山門を下から見上げます。「正眼閣」と書かれた扁額が掲げられています。

 

山門の先に2本の大イチョウ。下半分は落葉してしまいました。足元にはイチョウの絨毯。その先には本堂が佇みます。

 

山門の先から振り返ります。

 

鐘楼と山門

 

本堂前から二本の大イチョウを見上げます。木の上部は黄金色に染まっていますが下半分は落葉。

 

本堂裏手にはお庭があります。池の周辺の紅葉が太陽を浴びて輝いています。

 

モミジの紅葉。これから真っ赤に色づくことでしょう。

 

本堂裏手にはタラヨウ(多羅葉樹)の大木。東京都の天然記念物に指定されています。東京都内では最大のものです。

 

こちらも東京都の天然記念物に指定されているカヤの木。目通り幹囲5.35m、樹高が24.45mあり多摩地域で最大の大きさです。

 

広徳寺北側の農園では皇帝ダリアが満開でした。

 

広徳寺の北側から山門を眺めます。周囲のモミジが色づき、西日が当たると見応えありそうです。

広徳寺の紅葉を見学した後、近くの大悲願寺を訪れました。

 

仁王門をくぐると正面に観音堂。その手前に2本のイチョウの老木があります。しかしどちらも落葉していました。残念、遅かった・・・

 

観音堂左奥のイチョウは、まだ見頃が続いています。

 

仁王門脇のイチョウ

 

社務所前のモミジは真っ赤に染まっていました。

あきる野の古刹は既に晩秋の装いでした。イチョウの黄葉は先週末がピークだったようです。

 

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部分月食となったビーバームーン 2021.11.19

2021-11-19 21:00:43 | 日の出・月の出

今日の満月はビーバームーン。しかも部分月食です。さらに部分食が始まってから空に昇ってくる月出帯食。最大97.8%が地球の影に入る深い部分月食。そのため大きな話題になっています。ということで、この日に合わせて在宅勤務を設定しました。茨城県で見るか東京の自宅で見るか、相当悩みました。北関東は北日本を南下する寒冷前線の影響を受けやすいのではないかと想定して昨夜遅く高尾へ戻り、自宅から月の出を待つことにしました。しかし関東地方南部では上空の薄雲が終日広がり、夕方になってもとれる気配がありません。怪しい雲行きです。

 

16時30分。月が出るはずの東北東の空には雲が広がり月出帯食の瞬間を見ることができません。月が雲の上から見え始めるまで20分ほどかかりそうです。

 

一方、西の空は赤く焼けています。奥多摩の山々もくっきり。

 

お待たせしました。15分ほど待つと左側が欠けた黄色い満月が姿を現しました。

 

しばらくすると上空に薄い雲が流れてきました。時々、大きく欠けた月が雲の間から姿を現します。しかしヴェールに包まれた朧月です。

 

17時40分頃から雲が切れて、ほぼ皆既月食が見え始めました。肉眼では影の部分が赤銅色に見えているのですが、デジカメでは写りません。

 

デジカメを変えて長時間露出条件でパチリ。赤銅色の月をとらえることができました。

 

食が最大になる18時前後は再び雲が広がって姿を消してしまいました。

 

10分ほど待つと、再び雲が切れて姿を現しました。明るい領域が右から下へ移動しています。

 

デジカメを変えて撮影。影の部分が赤銅色に写ります。こちらのほうが肉眼で見る色合いに近いですね。皆既に近い部分月食は長い時間続きました。

しばらくすると厚い雲が流れてきて、再び姿を消してしまいました。その後は薄雲に見え隠れしながら丸い姿に戻っていきます。

 

半分復活

 

再び薄雲に覆われます

 

20時過ぎには丸いビーバームーンが戻ってきました。

ほぼ皆既食の部分月食は140年ぶりの現象のようです。何とか見ることができて大満足でした。

 

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北山公園の紅葉 2021.11.12

2021-11-15 20:14:08 | 茨城県

3日遅れの記事になってしまいました。先週金曜日(12日)の昼、稲田の西念寺の帰りに立ち寄った北山公園の紅葉を紹介します。新池の周辺は日当たりが良いため、周囲に植栽されたモミジが真っ赤に染まります。例年より1週間ほど早く色づき、見頃を迎えていました。

 

新池にかかる橋からの眺め。背後のコナラの木々も色づき始めています。

 

まずはモニュメント広場方面へ向かいます

 

池の向こうに1本のイチョウの木。とても目立ちます。

 

赤と黄色のコントラストが綺麗

 

イチョウの木の裏側にやってきました。先ほどの写真は対岸からの眺めです。

 

イチョウの木を後にして展望塔方面へ向かいます

 

先ほどのイチョウが目立ちます

 

ここで引き返して、中央の橋を渡り右手の丘を登ります。

 

ローラーすべり台の周囲にもモミジが植栽されています

 

すべり台のスタート地点からの眺め

 

高さ23mの展望塔に登ります。南側の眺めです。木々は黄色く色づき始めたところです。丘陵の先に常磐線沿線の平野部を見渡します。

 

南西には吾国山と加波山が近くに見えます

 

西北西の笠間町方面。右手前は佐白山。正面左は仏頂山。

雨巻山の右奥に日光連山のピークが見えることがありますが、当日の日光方面は雲の中でした。

 

北東の水戸方面の眺望です。こちらの方面の木々が紅葉に染まるのは半月くらい先でしょう。

 

G1TOWWRと水戸の街並みをズーム。G1TOWERの近くが職場となります。

 

水戸の街をさらにズーム。水戸芸術館のタワーがシンボルです。

北山公園のモミジは今週いっぱいが見頃でしょう。そして11月下旬になるとコナラの木々が一面黄色く色づき、一層秋が深まります。もう一度訪れてみたいですね。

 

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友部駅で見かけた水戸線直通の赤電 2021.11.15

2021-11-15 20:09:16 | 電車

毎週月曜日から木曜日までは始発電車で出勤しています。今朝も5時に起床して、朝食後にアパートを出発します。駅まで歩いて5分のところ、夜明け前のマジックアワーから日の出まで30分ほど歩いてから友部駅へ向かいます。目標の12500歩/日の約3分の1となる4000歩をクリアしてから6時15分過ぎに友部駅に到着すると、水戸線のホームに小山行の赤電が停車していました。

 

先週火曜日に初めて乗車して以来、水曜日、木曜日と続けて水戸駅で目撃(車内から)。金曜日は在宅勤務で電車を利用せず、土日は高尾の自宅へ車で帰省したため、先週火曜日以降、常磐線利用時には連日赤電に遭遇していることになります。1編成のみの運用なので物凄い確率です。いわき方面には運用されず、重点的に水戸線のワンマン運転に活用されているのでしょうか・・・

 

水戸からやってきた赤電が小山駅へ向けて出発するのは6時22分。その数分前に小山駅始発のE531系が友部駅に到着します。この時間帯以外、3番線と4番線に水戸線が並ぶことはあまりないので、スマホで記念にパチリ。現在、赤電の運用は水戸線小山駅と常磐線原ノ町駅(福島県)間に限定されています。来年1月からは友部駅と品川駅にも運用区間が拡大されます。日中の土浦行普通列車(5両運用)、土浦以南では朝晩の増結車両(10両に5両増結)として運用されるのでしょう。

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紅葉の高尾山を散策(2) 2021.11.13

2021-11-14 13:24:49 | 山登り

清滝から1号路を登り、ちょうど約1時間で高尾山頂に到着しました。山頂のモミジは赤く色付いていました。これから1週間くらいが紅葉のピークです。

 

高尾山頂で一番早く色づくモミジ。ややくすんだ色でピークを過ぎた印象です。

 

裏側から見上げます。まだまだ見ごたえあります。

 

高尾山頂には真っ赤に燃えるモミジが数多く植栽されています。自生ではないと思います。

 

おそうじ小僧はマスク姿

 

1号路から山頂にかけては多くのハイキング客で溢れ、COVID19以前の賑わいが戻ってきました。でも皆さんマスク姿。そして、外国人観光客が少ないのが寂しいです。

 

富士山を望む西側の展望台へ向かいます。冠雪の富士山が見えてきました。

 

快晴の空です。丹沢から富士山、三つ峠、南アルプスまで遠望できます。

 

冠雪の富士山をズーム。昨日は夕方まで快晴が続いたので、各所で綺麗なダイヤモンド富士が見られたことでしょう。

 

滝子山の南には南アルプスが姿を現していました。左から蝙蝠岳、塩見岳、広河内岳から農鳥岳に続く峰々を遠望します。

 

高尾山頂の眺望を満喫してから、奥高尾のもみじ台へやってきました。細田屋前の紅葉と眺望が目的。

 

紅葉のピークまであと1週間くらいかな。

 

細田屋の前からの眺望です。丹沢連山と大室山の右に富士山。

 

富士山をズーム

 

紅葉が続く尾根道を一丁平方面へ少し下ります

 

このあたりはダイヤモンド富士の観察スポットでもあります。ここから南側巻き道へ向けてススキ原を下ります。

 

下る途中に見かけたリンドウの花。近くにセンブリの群生地があったはずですが、昨日は見当たりませんでした。ちょっと遅かったかもしれません。

南側巻き道から5号路で立派なトイレまで戻り、1号路から4号路、いろはの森を経由して日影沢まで下ってきました。いろはの森では静かな山歩きを楽しめました。1号路は大混雑でも、いろはの森ですれ違った人はたったの4名。うち3名は腕章を付けた観察員(ボランティア?)でした。

 

日影沢で咲いていたキツリフネ

 

日影沢から旧甲州街道を高尾まで戻ります。裏高尾から見上げる高尾山。

 

高尾駅北口から町田街道入口まで甲州街道のイチョウ並木を歩いてみました。先週に比べて葉を落としてしまった木が目立ちます。

 

甲州街道では今週末にイチョウ祭りが開催されます。

 

町田街道入口の歩道橋に上り、歩いてきた高尾方面を眺めます。ちょうど見頃を迎えています。

 

こちらは西八王子方面。まだ緑色の木もあります。

 

金毘羅台の大イチョウが見える場所に移動してもう1枚。ベストなアングルかもしれません。

 

さらにズーム。登山時に見上げた金毘羅台の大イチョウが目立ちます。

 

最後に歩道橋脇のイチョウ。毎週紹介しているので定点観察ポイントになってしまいました(笑)。右側の歩道橋寄りの木は上から落葉が始まっています。

 

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紅葉の高尾山を散策(1) 2021.11.13

2021-11-13 20:14:40 | 高尾山・陣馬山

昨日から上空に寒気が入ったため、今朝の八王子は最低気温が4.2℃まで下がりました。高尾などの山沿いでは霜が降りたことでしょう。11月に入ってから暖かい日が続いていましたが、10月後半の急激な冷え込みの影響で高尾山の紅葉がそろそろ見頃との情報。今日の午前中は予定が入っていないため、早速、高尾山頂まで散策してきました。1号路を山頂へ向かい、山頂で冠雪の富士山と南アルプスを見てから もみじ台へ。その後、5号路、4号路、いろはの森を日影沢へ下り、旧甲州街道を高尾まで歩いて戻るコース。かなりの距離(11.7km)を歩きました。

 

ノルマの家事を終わらせ朝9時すぎに自宅を出発。珍しく各駅停車で運用されている高尾山トレインで狭間駅から高尾山口へ。高尾号(秋バージョン)のヘッドマークを掲出していました。

 

高尾山口駅前を流れる案内川の紅葉。きれいな色づきです。

 

日陰に入りまだうす暗い清滝駅前の様子。今年は色付きが早い印象です。好天のため大勢のハイキング客が訪れています。久しぶりの大混雑です。

 

薄緑から黄、橙、赤色へと移り変わるグラデーションが鮮やか

 

清滝から20分弱で金毘羅台に到着。八王子から東京方面を遠望します。

 

眼下に甲州街道のイチョウ並木が西八王子まで続きます。多摩御陵の参道が甲州街道と交わり、南浅川の北側には陵南公園の紅葉。

 

遠くには東京スカイツリーを遠望

 

北東には筑波山と加波山が姿を見せています。

 

そして、金毘羅台の大イチョウが見頃を迎えていました。例年より1週間以上早い黄葉です。

 

金毘羅台から15分弱でケーブルカーの高尾山駅に到着。今日の目的の一つであるスタンプをトクトクブックに押印します。11月の絵柄はモミジ。うーん。10年以上続けているとネタ切れなのかな。。。

 

お店の開店前のため、霞台展望塔への階段は閉鎖されていました。残念。代わりにケーブル山頂駅からの眺望を紹介します。

 

北側には日光連山が見えていました。日光白根山から男体山方面。男体山の左には太郎山、右には大真名子山、女峰山の稜線が肉眼でもはっきり見えました。一方、尾瀬の燧ケ岳は雲の中でした。

 

北西には北高尾山稜の先に奥多摩の山並み。鷹ノ巣山、雲取山、飛龍山方面を遠望。

 

1号路に戻り東京都心を遠望

 

十一丁目茶屋の横から南側の眺望。江ノ島の先に相模湾が光って見えています。

 

霞台の紅葉。上から見下ろすと綺麗なのですが、今日は断念。先を急ぎます。

 

いつも楽しみにしている浄心門手前の木の切り株。今日は紅葉と鹿でした。

 

浄心門手前から右手の山を登ります。ケヤキの紅葉。

 

女坂を登り男坂と合流。権現茶屋前のモミジは色付き始め。

 

山門にやってきました。紅葉のモミジを見上げます。うーん、電線が邪魔。

 

山門の先から見上げます。

 

仁王門をくぐり本堂脇から御本社へ向かいます。飯縄権現堂(御本社)手前の紅葉が鮮やかです。

 

飯縄権現堂裏手のモミジはこれから色づきます。

 

奥の院まで登ってきました。山頂まで残りわずかです。

 

ゴージャスなトイレの脇で5号路に合流。直進すると山頂が見えてきました。

 

紅葉の中、いよいよ山頂です(続く)

 

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稲田御坊 西念寺のお葉つきイチョウの黄葉 2021.11.12

2021-11-13 15:55:58 | 茨城県

今年の秋は10月後半から朝晩の冷え込みが強まり、笠間付近では何度か霜が降りています。そのためイチョウの木々が色づき紅葉の見ごろを迎えています。昨日は友部のアパートでの在宅勤務なので、ちょっと早めの昼食休憩を利用して、アパートから車で20分ほどの稲田御坊へイチョウの黄葉を見に行ってきました。昨年の6月に初めて訪れ、本ブログでも紹介したことがあります。稲田御坊の名前で知られている稲田禅房西念寺は浄土真宗発祥の地。親鸞聖人がこの地に20年間住んでいたと伝えられています。

 

石畳の参道ではモミジが色づき始めています。その先に山門が見えてきました。

 

茅葺きの山門。鎌倉~室町時代の建立とされています。別格の本山なのでしょうか。山門の先には色づいた大イチョウが見えています。

 

山門をくぐります。左手前に太鼓楼と正面本殿の間に、お葉つきイチョウの大木が色づいています。

 

イチョウの左手前には弁円回心の桜。明治6年の強風した損木した株が保存されています。

 

イチョウの大木を見上げます。樹高35m、目通り幹囲い7.5mの巨樹です。

 

かなり落葉が進んでいます。風が吹くと黄色い葉が舞い落ちてきます。

 

御葉つき銀杏の説明です。親鸞聖人がお手植えになったと言われています。明治4年の大火で類焼したものの蘇り、往年の樹勢の復帰したそうです。

 

足元には落ち葉の絨毯。お葉つき銀杏が落ちていないが探しましたが、見つかりません。

 

木の上の銀杏はほとんど落ちてしまいました。ところどころに残っています。

 

こちらにも。でもお葉付きではありません。お葉つきは下から見えず、落下して初めてわかるのでしょう。

 

稲田御坊の本堂を見上げます。現在の本堂は平成7年に再建されました。正面に菊の花が飾られています。

 

本堂前の巨大な鉢。

 

稲田御坊と刻まれています。本堂の中を見学できるので、参拝してきました。

 

本堂の入口からイチョウの大木を見下ろします。

 

弁円回心の桜の奥にある裏門の前から本堂を見上げます。

本堂の手前の階段を登り、六角堂を見てきました。

 

まずは太子堂です。聖徳太子が祀られています。

 

山頂にある六角堂です。門の前までしか行けません。六角堂には親鸞聖人の御尊骨の一部が眠っています。正式名称は御頂骨堂です。

 

再び本堂まで下ってきました。モミジとイチョウの色づきが鮮やかです。

 

本堂前のイチョウを見てから裏門を通って駐車場へ戻ります。

 

裏門の外から稲田御坊を見上げます。

西念寺のイチョウの黄葉は今がピーク。来週には散ってしまいそうです。

 

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