ウリパパの日記

自由気ままに・・・

足利市の鑁阿寺を訪れる 2016.4.29

2016-04-30 21:56:05 | Weblog
足利フラワーパーク内で、るるぶ ”足利市特集”が無料で配布されていました。休憩中にページをめくっていたところ、史跡「足利学校」や国宝「鑁阿寺」の記事が紹介されていて訪れてみたくなりいました。フラワーパークから足利市中心部までは距離にして10km足らずです。フラワーパークを12時に出発し県道67号を足利へ向かいます。

無料の県営駐車場に車を停めて、最初に訪れたのは足利氏の氏寺である「鑁阿寺」です。"ばんなじ"と読みます。門前町を進んでいくと正面に太鼓橋と山門が見えてきます。宗派は真言宗大日派(本山)、本尊は大日如来です。


山門は建久7年(1196年)び足利義兼によって建立したのが始まりとされます。現在の山門は室町時代の兵火で焼失後の永禄7年(1564年)に13代将軍足利義輝が再建したものです。八脚門楼門で三間一戸、入母屋、瓦葺き、2層目には高欄が廻り、両脇には仁王像が安置されています。重厚さを感じます。


山門をくぐると案内板がありました。


正面が本堂です。


本堂は弘安10年(1287年)に先代の本堂が落雷で大破した事から正安元年(1299年)に7代当主足利貞氏が再建した建物です。その後、永享4年(1432年)と元禄年間(1688年~1704年)に大改修が行われ現在のような姿になっています。桁行5間、梁間5間、入母屋、鑁阿寺本堂瓦葺きで正面、背面共に唐破風向拝が付いています。内部には3間の内陣があり元禄年間(1688年~1703年)に建立された観音壇厨子(一間社、入母屋、妻入、正面唐破風、極彩色、足利市指定文化財)が設置され大日如来像(鎌倉時代後期作、栃木県指定重要文化財)が安置されています。様式は鎌倉時代初期の禅宗様で唐様と和様の折衷とするなど鎌倉時代の代表的な寺院建築として明治41年に国宝に指定され戦後法令の改正で国指定重要文化財に、平成25年(2013年)に国宝に指定されています。
(以上栃木県観光案内より引用)


歴史と風格を感じさせる本堂です。


多宝塔です。元禄5年(1692年)、5代将軍徳川綱吉の生母桂昌院が寄進再建された建物です。内部には足利家の大位牌と共に徳川家歴代将軍の位牌が安置され、本尊金剛界大日如来坐像(栃木県指定重要文化財)、前仏勢至菩薩像、両側に十六羅漢像が安置されています。木造の多宝塔としては栃木県内唯一、又、日本最大級に多宝塔として貴重な事から昭和41年に栃木県指定重要文化財に指定されています。(栃木県観光案内より引用)


こちらは国指定重要文化財に指定されている鐘楼です。


多宝塔の傍には大イチョウの木がそびえています。縁結びのご神木と言われ、樹齢は550年と推定されています。栃木県の天然記念物に指定されています。


この一帯は案内板にある通り周囲に土塁と堀をめぐらしたほぼ正方形のエリアで、面積は約40,000㎡。鎌倉時代の武家屋敷( 平城) の面影を今に伝えており、 大正11年3月に「足利氏宅跡」として国の史跡に指定されています。


本堂裏手の校倉です。宝庫、大黒堂とも称します。江戸時代中期に建てられた数少ない校倉造建築の遺構として貴重なことから足利市指定有形文化財に指定されています。


西側から見た多宝塔です。その奥に大イチョウ、本堂と続きます。

足利家氏寺としての風格を感じる鑁阿寺を後にして、足利学校へ向かいます。
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あしかがフラワーパーク 2016.4.29

2016-04-29 22:27:44 | 自然
鳴神山をハイキングした後、藤の花が見頃のあしかがフラワーパークへ向かいます。県道67号を東へ走ること40分、栗田美術館の近くの無料駐車場に車を止めてフラワーパークへ向かいます。昨年末にイルミネーションを見に来た時は光の庭でしたが、今日は昼間の花の楽園です。今が盛りの藤の花を堪能しました。


まずは、うす紅の棚です。淡い紅色の藤が風に揺れています。


前長80mの白藤のトンネルです。そろそろ見頃を迎えます。


うす紅橋です。アーチ状の橋がうす紅色の藤で被われています。


むらさき藤のスクリーン。


大長藤です。花房が1.8mに成長する当園屈指の野田の長藤です。今が見頃です。


水上花壇から大長藤を眺めます。右側の白藤も見事でです。


水上花壇からつつじの海を眺めます。新緑が鮮やかです。


つつじの海から見下ろします。


こちらは大変珍しい八重藤(八重黒龍藤)です。甘い香りを放っていました。


ぶどう棚のようにも見えますね。


圧巻の大藤棚です。樹齢150年、棚の広さは600畳(1000m2)にも及んでいます。今が見頃です。


大藤棚を池越しに眺めます。


白藤も見頃です。


珍しいチューリップです。


強風が吹き荒れていましたが、色とりどりの花が咲き競っていました。
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カッコウソウ咲く鳴神山をハイキング 2016.4.29

2016-04-29 20:55:09 | 山登り
今日からゴールデンウイークに突入しました。5月6日に休暇を取得したので久しぶりの10連休となります。但し熊本地震からの復旧のため休日返上で働いている職場のメンバーがいるため、毎日在宅での仕事が続きます。

昨日日本列島を通過した低気圧のスピードが予想より早まったため、今日は朝から青空が広がりました。当初は筑波山か赤城山へ登ろうと思っていたところ、昨日の帰り水戸の本屋で立ち読みした雑誌「新ハイキング」のおすすめガイドに桐生市郊外の鳴神山の記事が紹介されていました。桐生市であれば足利の少し先、標高も980m程度とお手軽に登れそうなので、計画を変更して桐生へ向かうことにしました。

朝5時に起床。連休前の掃除は昨日中に済ませておいたため、20分で友部のアパートを出発することができました。友部ICから北関東自動車道を西へ向かい、6時30分前には大田桐生ICに到着。そこから地図を頼りに国道50号、県道66号、343号を経由して梅田側の大滝登山口に到着。入口の駐車場に1台車がとまっていますがここは私有地です。少し先に行ったところに駐車スペースがあったのでそこに車を停めました。


7時15分、この鳥居から登山スタートです。


5分ほど上る大滝(不動滝)が正面に見えてきます。

しばらく沢沿いのガレ場を上っていきます。花の姿はあまり季節は終わってしまったのでしょうか。あまり姿が見えません。タチツボスミレやムラサキケマン、ヒトリシズカなどちらほら見かけました。


暫く登るとエイザンスミレでしょうか。でも葉っぱの形が異なっているようです。高尾山で見るエイザンスミレは葉っぱに深い切り込みが入っていますが、このスミレは1枚葉です。帰って先ほど調べたところヒトツバエゾスミレと呼ぶそうです。

登山口から尾根道に合流する手前にカッコウソウが群生する移植地がありました。探し回ったところ遠くに2輪開花していました。今日初めて出会った登山客に伺ったところ、こちらの群生地は開花が遅く、もう一か所の群生地ではかなり開花していたとの情報です。そちらでじっくりと観察することにして先を急ぎます。


尾根道に出ると正面に赤城山が姿を現しました。手前にはピンクの花。アカヤシオです。尾根では風が非常に強く、吹き飛ばされそうです。上空に寒気が入っているので気温は10℃以下、赤城山では雪が舞っているのではないでしょうか。鳴神山に変更して良かった・・・


アカヤシオをズーム。昨日の風雨で花が落ちてしまいましたが、山頂付近では咲き残っていてくれました。


雷神岳神社の横から登ると仁田山岳の山頂に到着。鳴神山の標識がありました。


岩場を下り鞍部を桐生岳へ向かいます。岩場を登り広い山頂に出ると、こちらにも鳴神山の表示。鳴神山は双耳峰でこの桐生岳が主峰のようです。標高は980mです。登山口から50分もかからずに手軽に登れる山です。

山頂からは360度のパノラマです。気温は5度。湿度が低く雲が無ければ遠望が楽しめるところですが、寒気の影響で遠くの山々は雪雲の中です。それでも正面には袈裟丸と皇海山が見えています。


眼下には新緑の山々、遠くには袈裟丸と皇海山、右奥には日光の男体山が姿を現しています。武尊山や奥日光白根山は雲に隠れています。


男体山をズーム。今年は雪が消えるのが早く、ほどんど残雪は見あたりません。


茨城県方面は低い雲が垂れ込めていますが、微かに筑波山が見えました。


西側には榛名山の左奥に浅間山が見えています。


アカヤシオと浅間山をズーム。

南側の写真を撮るのを忘れてしまいましたが、北関東の街並みや関東山地を見渡すことができます。今日は湿度が低いので、雲が無ければきっと富士山が見えたことでしょう。


鳴神山は山頂付近のアカヤシオでも知られているようです。昨日の雨でほとんど花が落ちてしまったみたいで、残念でした。満開の姿は来年にとっておきましょう。咲き残ったアカヤシオも青空に映えて綺麗です。


新緑とのコラボです。

さて山頂のパノラマを楽しんだ後、もう一つの目的であるカッコウソウを見るために北側の椚田峠へ下ります。


5分ほど下ると群生地に到着。ボランチィアの皆さんによって大切に保護されています。先ほどの群生地とは違って、こちらでは開花が進んでいます。


保護地域は立ち入り禁止で遠くから見るだけですが、始めてみる可憐な花の群生に大満足です。


コンデジでズーム。サクラソウに比べると葉っぱが大きいのが特徴です。


カッコソウは、現在世界でも鳴神山にだけ自生しているサクラソウ科の多年草です。環境省によるレッドデータの評価で「絶滅危惧種・A類」に指定されています。この移植地で生き延びていってほしいものです。


カッコウソウを見てから、沢沿いの登山道をコツナギ橋へ向けて下ります。大滝登山口からの登山道では全く見かけなかったフタバアオイが群生していました。ヒイラギソウも群生していますが、まだ花は咲いていません。

駐車場に戻ったのは9時30分過ぎ。山頂やカッコウソウ群生地での休憩を含めても2時間強で標高980mの山頂を往復できました。カッコウソウとアカヤシオに出会えて大満足のハイキングでした。

続いて、あしかがフラワーパークへ向かいます。
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南浅川町をサイクリング 2016.4.24

2016-04-24 17:35:31 | 自然
日本列島を寒冷前線が通過後、関東地方南部には北東からの冷たい風が吹き込み、午前中を中心に肌寒い霧雨が続きました。午後になって天気が回復し、気温も15~16℃まで上がり快適な陽気です。先ほど南浅川までサイクリングに出かけてきました。


昨日裏高尾を走った時には気づきませんでしたが、そろそろ高尾付近では山藤の花が咲き始めているようです。


こちらは高尾山IC付近の桐の花です。


目的地の梅の木平にやってきました。クマガイソウが早くも満開です。


先週は城山かたくりの里、そして昨日は日影の民家の庭先でもクマガイソウが咲いていました。今年は例年より開花が早くなっているようです。奥高尾でもそろそろ咲き始める頃でしょうか。


近くの神社に登ってみました。以前に本ブログで紹介したことあるかもしれません。菊一吉高稲荷と呼ばれています。赤い鳥居の上に青い木が重なっているのは珍しいですね。

 
祠の前の狛犬です。


うかい竹亭付近まで足を延ばしてみました。この一帯、新緑と赤いモミジのコントラストが美しかったです。

さてGWの連休まで残り一週間。ラストスパート。今夜の戻り(常磐線)から仕事モードに切り替えです。
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カヤランが咲き始めた日影沢 2016.4.23

2016-04-23 17:08:34 | 自然
本州南岸には前線が停滞し、北海道の北を低気圧が通過中です。関東地方では東海上の高気圧から湿った東風が吹いて朝から曇り空となっていましたが、南風が入り始めた昼前から徐々に青空が広がり八王子では22℃まで気温が上昇。爽やかな初夏の陽気となっています。

高尾の山並みは先週に比べて一段と新緑が鮮やかになってきました。早速午後から自転車で日影沢までサイクリングに出かけてきました。お目当てはカヤランの花です。


新緑に包まれた裏高尾を20分ほど走り午後1時30分に到着。日影沢沿いの林道ではスミレの花も終わってしまい、シャガ、ラショウモンカズラ、クサイチゴ、ミヤマハコベなど初夏の花に移り変わっていました。


キャンプ場近くで咲き始めたお目当てのカヤランです。木の上のほうに咲く着生ランなのでデジカメで思いっきりズームしてあります。この株は比較的低いところにあるため肉眼でもはっきりと姿を見ることができます。


近くの木でも咲いていました。こちらはかなり高いところに着生しています。4月に入っても暖かい日が続いているため、例年より開花が早いようです。


フタバアオイの花も咲き始めています(ピントが花に合っていませんが)。


ニリンソウは終盤にさしかかっています。林道を歩いていると偶然緑色の花を発見。これが噂のミドリニリンソウです。初めて見ました。さらに、すぐ近くにもう一輪ミドリニリンソウが咲いていました。こちらは咲き終わりで花びらが1枚落ちていました。


イチリンソウの花もあちらこちらで咲いていました。


さて、日影沢にやってきたもう一つの目的はこの花(ヤ○シ○ク○ク)です。最近盗掘が多いらしく心配していました。周囲に人が来ない時に様子を見にいったところ、一つ蕾を確認できました、何となく株の数が減ったような印象をうけましたが・・・


日影入口のカツラの森に戻ってきました。新緑がまぶしく、すでにゴールデンウイーク頃の雰囲気です。


小仏川にかかる橋の近くでは黄色い花が沢山咲いていました。花の名前はわかりませんが。。。


日影沢からの帰りに陵東橋に立ち寄りました。鯉のぼりがたくさん泳いています。
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阿字ヶ浦駅に保存されていたキハ222系とキハ2005系 2016.4.20

2016-04-20 23:15:56 | 電車
ひたちなか海浜鉄道の終点、阿字ヶ浦駅の様子を紹介します。


この路線には各駅にユニークな駅名看板がありますが、阿字ヶ浦駅も例外ではありません。温泉、あんこう、釣り針、海藻でしょうか。


乗ってきたキハ11-5系の先には、懐しの222系が留置されています。


一般運用を終了したのが一昨年の12月、運行を終了したのが昨年5月です。


阿字ヶ浦駅にやってきたのが今年の4月という意味でしょうか・・・
前回訪れたときには無かったように記憶しています。


昭和37年の富士重工製です。


キハ222系の反対側はキハ2005系です。こちらも昨年引退しました。周囲には黄色いテープが巻かれています。

キハ222系とキハ2005系は今後どのような運命をたどるのでしょう。潮風があたるので保存には不向きな土地です。解体されてしまうのでしょうか。。。


最後に阿字ヶ浦の観光案内を写してみました。右下は阿字ヶ浦駅の説明です。読めないので以下の紹介します。

~阿字ヶ浦駅~
「東洋のナポリ」と称された阿字ヶ浦海水浴場の最寄り駅であるとともに湊線の終着駅。長いホームは旧国鉄からの長大編成の海水浴列車が乗り入れていた名残です。

昔は国鉄の車両がここまで乗り入れていたのですね。確かに長いホームです。
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ひたち海浜公園のネモフィラ満開 2016.4.20

2016-04-20 21:40:13 | 茨城県
今日は午前中に休暇を取得して、ひたち海浜公園に行ってきました。毎日通勤で利用する勝田駅は、今週から階段や改札口付近がネモフィラのブルーに染まっています(笑)。毎日何となく気になっていて昨年同様GW初日に行こうと思っていたのですが、地元茨城県の報道(NHKローカル放送)によると既に見頃を迎えている様子です。ひたち海浜公園のHPを確認したところ、今年は暖冬の影響で昨年より2週間も早く見ごろを迎え、今週末がピークと掲載されていました。今日は午前中に打合せが無く天気も良さそうなので、昨日慌てて午前休暇を申請しちゃいました。

朝8時42分、勝田発のひたちなか海浜鉄道で阿字ヶ浦へ。終点に到着後9時19分発のコミュニティーバス(あおぞらスマイルバス)を待ちます。バスは5分ほど遅れて到着し海浜公園の西口へ向かいますが、海浜公園周辺の道路は既に大渋滞。結局45分遅延の10時10分過ぎに到着しました。きっと阿字ヶ浦から歩いたほうが早かったですね(笑)。

まずは、みはらしの丘へ直行。昨年秋のコキア以来です。


菜の花畑の先に見事なブルーの丘が現れました。


キャッチフレーズ通り ”ネモフィラと空が織り成す青のハーモニー”です。3.5haに約450万本のネモフィラの花が広がります。


ネモフィラは北アメリカ原産の一年草で、和名は瑠璃唐草(るりからくさ)。英名はベイビーブルーアイズ(赤ちゃんの青い瞳)。属名のネモフィラはネモス(小森)とフィレオ(愛する)が合わさった言葉で、森林の周辺に生息していることから来ています(ひたちなか海浜公園のHPより引用)。




ライトブルーの「インシグニスブルー」と真っ白な「インシグニスホワイト」の2種類が植栽されています。青と白のネモフィラの地上絵です。昨年と同じ鳥のモチーフでしょうか。昨年のほうが綺麗に現れていました。


丘一面が青く染まっています。秋のコキアも絶景ですが、春のブルーも感動します。

開園1時間も経過していないのにかなりの人出でした。今日は外国からのお客さんも目立ちました。海外の旅行ガイドブックや航空会社の雑誌などでも紹介され、ここ数年、外国人観光客が急増しているそうです。


せかっくなので丘の頂上まで登ってみました。新緑が美しい。


観覧車をズーム。


ネモフィラを接写。宝石のように輝いています。


海も入れてもう一枚。正確には ”ネモフィラと空と海が織り成す青のハーモニー”なのです。


見晴らしの丘の麓にある古民家の前では、コイノボリが泳いでいます。


大道芸「がまの油売り口上」が披露されていました。


最後に菜の花畑を入れてもう一枚。


帰りにたまごの森フラワーガーデンに立ち寄りました。


カラフルなチューリップが満開。


さまざまな形や色のチューリップが鮮やかに咲き競っていました。林の中の雰囲気がとってもいい感じですね。


こちらは遅咲きの水仙です。

時間があれば園内を一日かけてゆっくり散策したいところですが、仕事があるため昼前には事務所に入らなければなりません。11時過ぎの臨時バスに乗って、海浜公園西口から勝田へ戻りました。
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城山かたくりの里 2016.4.17

2016-04-17 18:17:22 | 自然

日本海を低気圧が発達しながら北東へ進んでいます。今日は午前中を中心に荒れ模様の天気となりました。八王子では南風が吹き荒れ、10時過ぎに最大瞬間風速26.6m/sを観測しています。14時前から天気が急速に回復し、南西風のフェーン現象も重なり最高気温は25.9℃と夏日となっています。関東地方では前橋28.5℃、伊勢崎と寄居で29℃、熊谷と秩父で28.8℃の最高気温を観測しています。西日本や北陸では真夏日となったところもありました。

予想外に天気が回復してきたので、先ほど城山かたくりの里まで出かけてきました。今日がこの春の開園最終日です。城山方面では雨雲の通り道になったためか、かなり雨が降った様子で、あちらこちらに水たまりができていました。


散策路を登っていくと、ピンク色の黒船つつじが目に留まります。


ピンク色の大イワカガミです。


シラネアオイがまだ咲いていました。


暫く散策路を登ると、満開の黄花コスモスが現れます。


今日の雨に打たれて、やや色あせてしまったようです。


ヤマブキと新緑が鮮やかな散策路。ほうき桃はそろそろ終わりのようです。


みつばつつじと新緑が青空に映えます。


みつばつつじがちょうど見頃でした。


御衣黄が満開


紅花トキワマンサクも満開でした。


日陰の北斜面にはチゴユリが群生しています。


やまぶきそうの群生地。


花いちげです。

カタクリやショウジョウバカマは終わってしまいましたが、他にもクマガイソウやイカリソウなど紹介しきれないほど沢山の花が咲いていました。

このまま戻るのは惜しいので、城山ダムの展望台まで足を延ばしました。


北関東方面は快晴です。写真では分かりませんが赤城山や奥日光方面の山々がうっすらと見えていました。


新緑が美しい多摩の横山が眼下に広がっています。
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南浅川の鯉のぼりと八重桜 2016.4.16

2016-04-16 22:20:11 | 自然
信松院で松姫さま400年祭のイベントを見学した後、西八王子から南浅川を散策しました。今年は季節の歩みが早く、鯉のぼりがお目見えしていました。


まずは上野町の里桜。ちらほら開花が始まっていました。毎年4月下旬に満開をむかえるので、平年並みです。来週あたり満開でしょう。


南浅川にやってきました。東横山橋から横山橋にかけて八重桜の並木が続きます。


横山橋から下流を振り返ります。


陵東橋では早くも鯉のぼりがお目見えしています。


陵東橋の西から振り返ります。


南風が吹いてきました。鯉のぼりがいっせいにたなびきます。


南浅川橋から高尾方面を眺めます。つい1週間前はソメイヨシノやオオシマザクラが満開でしたが、今日は新緑に彩られていました。


陵南公園のチューリップが満開です。一輪だけ色が異なります。


花壇のチューリップについての説明がありました。高尾警察で柔道・剣道の稽古をしている小学生とその親御さん達が植えたそうです。


グランド西側では御衣黄が開花していました。


ソメイヨシノが終わる頃にイチヨウが咲き始めます。今日は満開でした。


こちらはタイハク。


ジョウニオイです。


帰りに甲州街道を横断します。イチョウの新緑が鮮やかです。


噂のプレミスト高尾サクラシティの前に広がる空き地からみころも公園を眺めます。ここに大型商業施設が建設される予定です。


先ほどNHKEテレを見ていたら、マリオ・デル・モナコのパリアッチが放映されていました。久々に見る映像に大興奮、大感激です。
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松姫さま400年まつり 2016.4.16

2016-04-16 21:27:31 | Weblog
木曜日夜から続いている熊本地震は甚大な被害を及ぼしています。活断層に沿って震源が東に移動し、熊本、阿蘇、大分と3つの地域で同時多発している様子です。気象庁のHPを見ると震度6以上の揺れが7回も観測され、今後の余震も心配されます。特に今日の未明に発生したM7.3の揺れでは広範囲に震度6以上の揺れをもたらし、ライフラインが完全に寸断されてしまいました。会社の主力工場が熊本にあり、未明の地震の影響は全く把握できていません。今後、九州地方に留まらず日本の経済に深刻なダメージを与えることが想定されます。

5年前の東日本大震災の翌日に裏高尾で梅祭りが開催されたことが記憶に残っています。あの時は茨城県(今の勤務地)の工場が深刻なダメージをうけ、復旧までにかなりの時間を要しました。そして熊本地震の本震(本日現在)の今日、八王子で松姫さま400年祭りが開催されました。会社との連絡を取る合間を見て、午後から信松院まで出かけてきました。先週したように心源院に里帰りしていた松姫さまが、没後400年を迎える今日、稚児行列に導かれて信松院に戻ってくるのです。


松姫さまのお帰りを待つ信松院、午後1時頃の様子です。


近くの産千代稲荷神社に行列がやってくる頃なのでお迎えに行くことにしました。ちょうど休憩中のようです。


神社では長安祭りが開催されていました。産千代稲荷神社の境内には、大久保石見守長安陣屋跡があります。大久保長安は関東総奉行を務める一方で鉱山経営の才能を買われて金山奉行となり、石見・佐渡金山などから多大な採金の成果をあげました。慶長8年には八王子で三万石を知行し、徳川幕府の勘定頭と佐渡奉行も兼任します。八王子小門宿に陣屋を設けて八王子宿を整備・支配し,千人同心を統轄しました。八王子陣屋にあっては武田遺臣を中心に八王子千人同心を組織しました。江戸の西方への防衛線は多摩川と甲州境の子仏峠にあり、八王子に前線基地を置き、千人同心をその守備隊とし西方への防衛としたのです。陣屋の周りには関東十八代官の屋敷が並び、八王子の都市計画はこの陣屋を中心になされていたという。 また信玄の娘松姫(信松尼)の保護を行ったりしています(高尾通信より一部引用)。


行列の皆さんは休憩中でした。稚児行列の一員です。


いよいよ稚児行列は信松院へ向けて出発します。


先頭がやってきました。


地域の子供の行列が続きますが、稚児よりも付き添いの方のほうが遥かに多い(笑)


先週も紹介した松姫様の坐像です。


とてもきれいなお顔をしていました。木造松姫坐像は八王子市の有形文化財に指定されています。


一足早く信松院に戻り行列の到着を待ちます。


稚児行列が到着しました。


松姫様の坐像も信松院に到着。


本堂の前で向きを回転。


そのままバックして・・・そうか、稚児さん達と記念撮影ですね。

境内がごった返してきたので、ここで退散することにしました。この後、本堂で400回忌大法要が催される予定です。
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松姫様里帰り御開帳(心源院) 2016.4.10

2016-04-10 12:28:22 | Weblog
今日も雲が多めながら暖かい一日となっています。昨日から武田信玄の息女・松姫の没後400年を供養する「松姫さま400年祭」が八王子で開催されています。今日から15日までの間、下恩方町の心源院で松姫さま坐像が特別公開されます。早速、先ほど奥さんを連れて見学に行ってきました。

松姫さまの坐像は信松尼と名乗った面影を伝えようと、約200年前に作られた寄木造です。通常は年に1度、命日の4月16日に信松院で一般公開されていますが、400年祭にあたる今年は心源院に里帰りして一般公開されることになりました。祭りに先立つ昨日は、坐像が初めて信松院を出て、元八王子の宗関寺を経由して心源院に運ばれました。


本堂前の枝垂れ桜はすでに散っていました。2週間前に訪れたときは、ようやく開花が始まったばかりでした。先週が満開だったようです。


いつもは閉ざされている本堂が公開されています。さっそく中へ入ります。写真撮影可とのことなので様子を紹介します。


正面に松姫さまの坐像が鎮座されております。


さっそく御線香をあげさせて頂きました。


何とも美しい姿です。思わず見入ってしまいました。



本堂近くの梵鐘です。鐘には中村雨紅直筆の歌詞が彫られています。これは夕焼小焼です。


こちらは室町時代に建てられた総門です。昨日はこの門をくぐって坐像が心源院に到着したとのことです。


その様子が読売新聞のHPに掲載されていたので引用させて頂きました。400年前には松姫さまもこの門をくぐったことでしょう。


本日頂いた参拝記念です。大切に保管しておきます。

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ソメイヨシノが満開の陵南公園と南浅川 2016.4.9

2016-04-09 21:26:03 | 自然
高尾山散策の帰り、ソメイヨシノが満開の陵南公園を訪れました。本園ではさくら祭りが開催されていました。


古道橋から南浅川橋を眺めます。


じゃぶじゃぶ池の周囲にはミツバツツジが植栽されています。その先ではヤマザクラが満開です。


さくら祭りの会場です。ソメイヨシノが満開です。


南浅川の堤防です。オオシマサクラも満開。


南浅川橋にやってきました。満開のソメイヨシノです。


下流の陵東橋方面をのぞみます。こちらも満開です。


南浅川北側には八重桜が咲いています。


分園のハナモモとソメイヨシノ。分園側のソメイヨシノは花吹雪となり始めています。


サイクリングロードから南浅川橋を振り返ります。時折吹く強い南風に花びらが舞います。


サイクリングロードに敷き詰められた桜の花びら。


本園のソメイヨシノはまだ散っていません。こちらの桜は明日までもちこたえてくれるかな・・・
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若葉祭りが始まった高尾山を散策 2016.4.9

2016-04-09 20:06:05 | 高尾山・陣馬山
本州付近は高気圧に覆われ午前中を中心に青空が広がりました。八王子では21.7℃まで気温が上がり初夏並みの陽気。群馬県の館林では25.2℃と夏日を観測しています。高尾付近のソメイヨシノは今朝までは満開でした。しかし午後からの強い南風で花吹雪となってしまったようです。

高尾山では今日から5月29日まで若葉祭りが始まりました。周囲の山々では木々が芽吹き始めています。ソメイヨシノが散る前に陵南公園へとも考えたのですが、まずは高尾山を散策してきました。


朝のうちは上空の巻雲が広がり、久しぶりにハロを見ることができました。


恒例となった庭の手入れと家事を一通り終わらせてから自宅を10時前に出発。ちょうど清滝駅前では若葉祭りのオープニングセレモニーが開催されていました。1号路を登っていくと先週は固い蕾であったタカオスミレが開花していました。


先週も紹介した日当たりの良い場所でも4輪ほど咲いています。

1号路沿いにはナガバスミレサイシン、タチツボスミレ、マルバスミレなどのスミレが群生し、ムラサキケマンやシャガも咲き始めています。昨年に続いて今年も草花の開花が例年に比べて早い印象です。


10時30分過ぎに霞台展望塔に到着。さっそく八王子方面を見下ろします。春霞で遠望はききませんが多摩丘陵の山々はパステルカラーに染まっています。


陵南大橋から先の南浅川は満開のソメイヨシノに彩られています。この季節ならではの景観です。


足元ではちょうどケーブルカーがすれ違いました。ケーブルカー沿いのヤマザクラもちょうど見頃になっています。


ソメイヨシノの先には奥多摩の山々が霞んでいます。

新緑に色付き始めた山々の眺望を楽しんでから折り返すつもりで登ってきたのですが、せっかくの機会なので山頂まで足を延ばすことにしました。


薬王院の仁王門前にやってきました。枝垂れ桜が満開です。


仁王門の横から見た枝垂れ桜です。


奥の院では寒彼岸桜とソメイヨシノを同時に楽しめます。


高尾山頂の様子です。ヤマザクラが見頃です。


富士山は雲がかかって見えません。南アルプスはうっすらと見えました。


山頂付近ではシュンランが見頃です。


カタクリの花が咲いていました。片倉や高尾付近では良く見かけるカタクリの花ですが、実は高尾山で見たのは初めてです。保護監視下に置かれているようです。


山頂付近でたくさん見かけたこの花はヒナスミレでしょうか。ナガバノスミレサイシンでしょうか。区別がつきません・・・


帰りは満開のスミレを楽しみながら富士道を下ります。途中、珍しいキノコを発見。アミガサタケ?


ケーブルカーの高尾山駅にやってきました。ソメイヨシノが満開です。


帰りは車窓からの新緑やミツバツツジを見たくなり、久しぶりにケーブルカーを利用しました。すれ違いポイントにさしかかります。

高尾山からの帰りに陵南公園に寄ってみることにしました。
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安国寺(水戸)の枝垂れ桜ライトアップ 2016.4.5

2016-04-05 22:04:28 | 茨城県
茨城県水戸付近のソメイヨシノは5分~7分咲きとなり見頃を迎えています。今日は早く会社から帰宅できたので、先ほど車で内原駅近くの安国寺へ枝垂れ桜のライトアップを見に行ってきました。昨年初めて訪れて美しさに感激し、今年も是非訪れようと思っていたのです。

友部のアパートから15分ほどで到着。期待通り、満開のようです。


山門の背後に浮かびあがる枝垂れ桜。


山門の御影石に映し出される枝垂れ桜。


正面からもう一枚。


山門をくぐり、見上げます。


本堂前から振り返ります。

大勢の方が見学に訪れていました。幻想的な美しさでした。
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清滝駅前のソメイヨシノと1号路のタカオスミレ 2016.4.3

2016-04-03 19:10:21 | 自然
京王片倉駅から高尾山口駅へ向かいます。今年も高尾山トクトクブックが発行されたので忘れないうちにもらいに行くためです。50000部が配布されますが最近の高尾山人気でいつなくなるか不安ですね(笑)。

せかっく高尾山口駅に来たので、清滝駅前のソメイヨシノを見てきました。ほぼ満開です。


おそうじ小僧前のソメイヨシノも満開。昨年に続いて今年も異例の早さです。

もしかしたら1号路のタカオスミレも咲いているのではないかと思い、少し上ってみることにします。


ナガバノスミレサイシンが咲き始めています。


毎年早く咲き始める観察ポイントに来ると、予想通りタカオスミレが開花していました。


こちらの株は蕾が開きかけています。

日当たりの良い日影沢では、すでにタカオスミレが開花していることでしょう。


更に驚いたことに、シャガの花も咲いていました。


最後に、高尾駅から見た今日の大光寺の様子です。江戸彼岸桜、枝垂れ桜、ソメイヨシノと並んで咲いています。初沢城の山ではヤマザクラが咲き始めていました。
コメント (4)
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