ウリパパの日記

自由気ままに・・・

色付き始めた甲州街道のイチョウ並木とブルームーン 2020.10.31

2020-10-31 21:19:19 | 自然

今日は澄み切った青空が広がりました。八王子では最低気温3.6℃と10月としては近年にない低温を観測しましたが、日中は18.4℃とほぼ平年並みの陽気です。10月後半の冷え込みで甲州街道のイチョウ並木が色づいてきたので、様子を見るために今日の昼前に散策してきました。

 

多摩御陵入口交差点から見た高尾方面の様子です。かなり色づいてきました。例年、この辺りがイチョウ祭りの中心となり大勢のお客さんでにぎわいます。今年は新型コロナウイルス感染防止の観点から、通常のイベント、出店等全て取りやめとなり、スマートフォンの専用サイトを使ったモバイルスタンプラリーに変更されるそうです。

 

陵南公園に寄ってみました。

 

こちらも色づき始めています。今朝の冷え込みで陵南公園のケヤキも紅葉が加速されることでしょう。

 

再び甲州街道です。町田街道入り口の歩道橋から高尾駅方面を眺めます。来週末には黄金色に染まりそうです。

 

高尾山金毘羅台の大イチョウをズーム。ほんのりと黄色く色づき始めたところです。

 

歩道橋脇のイチョウを見上げます。

 

高尾駅近くのイチョウ並木。

 

今日の午後、親の戸籍謄本を取りに八王子南口総合事務所に出かけてきました。南口のロビーから外を見ると富士山がくっきり。ここから見る富士山は初めてです。今日は日本列島の広い範囲で秋晴れとなっているので、きっと昨日訪れた半月山からも富士山が見えていたことでしょう。

 

ところで今日は今月2回目の満月。ブルームーンです。しかもハロウイン。そろそろ月の出かなと思いピアノの練習が終わった17時30分過ぎに外へ出たところ、すでに空高く昇ってました。今日の月の出は16時50分とずいぶん早かったのですね。しかも東京スカイツリーの少し北側から昇ったようです。うーん。残念。月の出の時刻を予め調べておけばよかったと後悔・・・

 

ブルームーンをズーム。2020年で最も地球から遠い満月です。次にブルームーンが見られるのは2023年の8月31日です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉の日光へ(1) 半月山展望台からの眺望 2020.10.30

2020-10-31 15:15:39 | 栃木県

今朝はこの秋一番の冷え込みとなりました。八王子では最低気温が3.6℃まで下がり、朝方日の出直後にマンションの北階段から東浅川町の街並みを見下ろしたところ屋根に霜が降りていました。アパートのある茨城県笠間では2.1℃まで下がっていて田畑には真っ白な霜が降りていたことでしょう。今年は10月後半になって秋の深まりが急ピッチとなっています。

昨日は会社の休日でした。高気圧が北に偏って張り出すため南関東は曇り空。北関東では午前中を中心に晴天が期待できそうなので、栃木県の紅葉を見に行くことにしました。そろそろ見頃を迎える日塩もみじラインか、今週初めにピークを迎えた中禅寺湖のどちらか悩んだ結果、半月山に登り紅葉の中禅寺湖を見下ろすことにしました。今週はかなり気温が下がったので八丁出島の紅葉は終わってしまったかもしれませんが・・・

朝5時30分に友部のアパートを出発。北関東自動車道、国道4号、日光宇都宮道路を利用して奥日光へ向かいます。茨城県は曇り空でしたが、栃木県では青空が広がってきました。朝日を浴びて日光連山や高原山が輝いています。

 

日光から見上げる女峰山と帝釈山です。

紅葉が見頃の第二いろは坂を上り、途中明智平で紅葉を見渡そうと考えていたところ甘かった。早朝から駐車場待ちの大渋滞。明智平からの眺望は断念して中禅寺湖スカイラインへ向かいます。

 

中禅寺湖展望台で中禅寺湖を見下ろします。周囲の山々の紅葉は終盤を迎えています。

 

八丁出島をズーム。終盤を迎えて鮮やかさが抜けてしまいましたが、なかなか綺麗な色づきが残っているようです。期待できそう。

終点の半月山駐車場に車を置き、紅葉の終わった足尾の山々を見ながら半月山へ向かいます。気温は氷点下。日陰では地面が凍結していました。

 

半月山展望台にやってきました。正面に袈裟丸山から庚申山、鋸山、皇海山にかけての足尾山地。右手前は社山です。半月山から社山へ向かうハイキング客を見かけました。風は冷たいですが、稜線歩きは気持ちよさそうです。展望台には10名ほど常にカメラマンがいます(結構密です)。ドローンを飛ばしている人、9時30分に遊覧船が八丁出島の周囲にやってくるシャッターチャンスを待っている人、ハイキングの途中に立ち寄る人など様々です。

 

主峰皇海山をズーム。

 

社山の右奥には錫ヶ岳、白根山、前白根山、外山、温泉ヶ岳、高薙山と連なりますが、山頂は雲の中です。

 

眼下には中禅寺湖と男体山。中禅寺湖周辺の紅葉は数日前までがピークであったようです。中禅寺湖の北には雄大な男体山、その左に太郎山の稜線、山王帽子山、於呂倶羅山、高薙山と続きます。

 

八丁出島の紅葉です。

 

正面の中禅寺湖北岸の紅葉をズーム。

 

男体山の右には帝釈山、女峰山、赤薙山と日光連山を一望。その右奥は鶏頂山と釈迦ヶ岳を中心とする高原山。高原山の北側の山々は雲の中でした。

 

再び八丁出島の紅葉。赤や黄色のグラデーションが綺麗です。

 

南の空は雲がかかり遠望がききせんが、南西には青空がひろがり、八ヶ岳から冠雪の南アルプスが見えています。八ヶ岳の全容が見える半月山山頂近くまで移動してみました。

 

八ヶ岳から甲斐駒ヶ岳にかけての超遠望。地図で確認すると、ピラミッド状の甲斐駒ヶ岳とその奥の仙丈ケ岳がちょうど重なって見えているようです。150km以上離れているので識別は困難です。

 

八ヶ岳をズーム。赤岳、横岳、硫黄岳まで見えています。半月山展望台からだと手前の稜線に隠れて横岳までしか見えません。

 

甲斐駒ヶ岳の南には白銀に輝く南アルプス。南から農鳥岳、間ノ岳、北岳と連なります。富士山は見えなくても南アルプスを遠望できたのは収穫でした。昨年の11月1日に訪れた時よりもはっきりと見えています。

 

半月山から駐車場に向けて下ります。昨年は正面に富士山を見ることができました。ところどころ紅葉が残っています。

 

駐車場から見下ろすカラマツの黄葉。

 

中禅寺湖スカイラインを下る途中の紅葉は日が当たり鮮やかでした。背後は男体山。

 

比較的空いている歌ヶ浜第2駐車場に車を停めて中禅寺湖畔を散策します。歌ヶ浜から八丁出島にわずかに残った紅葉を遠望することができました。

 

正面には雄大な男体山。9時を過ぎる頃から寒気の影響で少し雲が湧いてきました。

 

二荒山神社の大鳥居と男体山。ここまで歩いてきたので、さらに華厳の滝まで歩いてみました。

 

華厳の滝を見下ろします。紅葉はピークを過ぎてしまったようです。エレベータで観瀑台へ下りずにここで引き返し、駐車場へ戻ることにしました。

 

帰りは紅葉の第一いろは坂を下ります。途中の展望スペースに車を停めて男体山中腹の紅葉を見上げます。右側に見えるのは方等滝。落差30m、幅2m。大谷川支流にある滝です。

 

方等滝の右側には般若滝。こちらは落差20mの滝です。同じく大谷川に流れ込みます。

 

第一いろは坂正面には屏風のような岩がせり出し、紅葉に彩られていました。日光の紅葉は清滝周辺まで降りてきています。紅葉のピークは標高1000m~1100mあたりのようです。

 

上空に寒気が入り雲が多くなってきました。次に霧降高原へ向かい、時間があればまだ訪れたことのない鬼怒川上流の川俣ダムへ足を延ばそうと考えました。日光東照宮周辺は大渋滞。ちょうと神橋の横で停まったので、車の中からパチリです(続く)。

 

参考に昨年11月1日に半月山を訪れた記事を紹介します。昨年は富士山をみることができました。

紅葉の奥日光(1) 半月山展望台からの紅葉 2019.11.1 - ウリパパの日記

紅葉の奥日光(2) 半月山からの眺望 2019.11.1 - ウリパパの日記

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひたちなか海浜公園の黄金コキア 2020.10.28

2020-10-28 21:03:02 | 茨城県

最近、週末は老人ホーム探しやマンション(自宅)の管理組合のお仕事、自分の病院通い(歯の治療等)などで息つく間もなく、日曜日夜から金曜日夜までの単身赴任中に休息をとることが多くなってきました。ところが、今週日曜日夜に友部へ戻る際に、高尾と友部の往復に使用している車の調子が悪くなってしまい(発進時にカーエアコンを付けると異音)、コンプレッサーに異常があるとエンジンベルトが損傷する可能性あるため、急遽内原のディーラーに連絡をとって点検をお願いしたところ、1年半前に交換したファンベルトが緩んでいたことがわかりました。最近コロナ渦の影響で茨城県との往復には全く電車を利用しないため、1年間で2万kmを超える走行距離となってしまい、半年毎の定期点検では不足していたようです。何とか今回のトラブルは無事解決して安堵。

幸い、今週は会社の業務が閑散期に入っているため、車の修理に出かけた昨日午後に続き、今日も午後からアパートで在宅勤務としました。昼の休憩時間にアパートへ戻る時間を利用して、勝田駅からひたち海浜公園に寄り道して、黄金色に染まったコキアを見てきました。仕事は働き方改革が導入されてコアタイムが撤廃されたため、何時間休憩を取得しても全て自己責任で問題ありません。今月は健康管理時間がかなり多くなっているため月末に帳尻を合わせる必要があることも、こじつけ理由です(笑)

勝田駅から海浜公園までの1日フリー切符は勝田駅からの往復のバス代と公園の入場券がセットとなって何と680円。正規料金のほぼ半額と大変お得です。今日はフリー切符を利用することにしました。

 

今日は天気が今一つ。午前中は晴れ間も見えていましたが、午後からゆっくり下り坂です。見晴らしの丘に到着したときは低い積雲が日差しを遮っていました。コキアは終盤を迎えているため、先週水曜日(21日) に訪れたときに比べて人出はとても少なくなってきました。

 

コスモスは満開です。

 

積雲が抜けて薄日が差してきました。まずは、いつもの場所で丘を見上げます。

 

コキアはこの1週間で紅色から黄金色に変化しました。

 

見晴らしの丘からコスモス畑に囲まれたコキアを見下ろします。紅色のコントラストが綺麗です。濃い紅色のコスモスは " ダズラー" です。今年からお目見えしました。

 

薄日があたって黄金色に輝くコキア。夕日を浴びると、より一層鮮やかに輝くのですが、今日は難しそうです。

 

丘を下ります。

 

満開のコスモスとの共演

 

空を見上げると、うっすらとハロが見えていました。

 

下ってきた丘を見上げます。

せっかくフリー切符で訪れたので、大草原フラワーガーデンまで足を延ばすことにしました。

 

パンパスグラスと観覧車

 

イソギクの蕾が膨らんできました。もうじき開花しそうです。

 

砂丘エリアで咲き残っていたカワラナデシコ

 

ハマギクはひたちなか市の花です。

 

ちょっと遠回りしてから大草原フラワーガーデンにやってきました。色とりどりのコスモスが咲いています。

 

珍しい色のコスモスです。

 

常陸ローズガーデンのアイスバーグ

 

記念の森散策路で見かけた原種シクラメンです。

 

再び、みはらしの丘に戻ってきました。一瞬青空の中に太陽が姿を出しましたが、再び厚い雲に隠れてしまいました。黄金色に輝く姿を見るのは来年の楽しみとしましょう。

 

最後に満開のコスモスと黄金色のコキアを目に焼き付けて、臨時直通バスで勝田駅へ戻りました。長い長い昼の休憩でした(笑)

 

(参考)2016年11月3日の黄金コキア (最後に夕陽に輝くコキアの写真があります)

ひたち海浜公園のコスモスとコキア 2016.11.3 - ウリパパの日記

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿字ヶ浦の「ほしいも神社」 2020.10.21

2020-10-23 21:55:29 | 茨城県

一昨日、阿字ヶ浦からひたち海浜公園へ向かう途中、ほしいも神社に立寄りました。昨年の11月23日に堀出神社の境内に開設されたばかりの神社です。ほしいも神社は、掘出神社の宮司が発案し、地元の関係者の協力を得て完成にこぎつけました。

ほしいも神社のHPには、

令和に元号が変わって初めて創建された新宮「ほしいも神社」は、皆様の願いが叶いますように「ほしいもの」がすべて手に入りますようにという思いを込めた新しい神社です。「ホシイモノ(欲しいもの)は総て手に入る」ほしいも神社、皆様のご参拝を心からお待ち申し上げます。

と掲載されています。

鳥居や社紋にはこだわりがあり、社紋は「干し」と「星」をかけて星の中にシワをつけ「ほしいも」を表現。鳥居は「ほしいも色」の「黄金」に着色。大鳥居の沓石(くついし)を芋の形にするほか、八の字型にすることで「末広がり」を表し、験(げん)を担いているそうです。

まずは黄金の鳥居をくぐります。

 

神前にお参りをします。ほしいも神社は、後で説明する小池吉兵衛翁とともに、宮崎利七翁、湯浅藤七翁、大和田熊太郎翁、白土松吉翁の5名をほしいもの神様としてお祀りしているそうです。

 

参拝の作法に従いお参りします。

 

向かって右側にも鳥居があります。その脇に、干し芋創始者の一人である小池吉兵衛の胸像があります。入口の鳥居脇にも同じ胸像がありました。

 

小池吉兵衛の説明が彫られています。昭和32年に堀出神社に建立された胸像が、このほしいも神社に移設されました。

 

この胸像は、堀出神社で見かけた記憶があります。後で確認しに行くことにします。

 

鳥居をくぐると、陰陽の御神木がありました。タブノキのようです。ご神木は黄金の柵で囲われています。

 

縁結び・夫婦円満・長寿・安産・子授かり・事業繁栄・五穀豊穣

無限の守護が得られる欲張りなご神木です。訪れた時には全く気づきませんでしたが、HPを見ていると、偶然撮影したこの写真の中に子宝のご神木のヒントが隠されていました。知りたい方は、ほしいも神社のHPをご参照ください。

御神木について SACRED TREE|ほしいも神社 - 堀出神社

 

御神木の前には黄金の鐘と金、銀のたまご状のオブジェが奉納されています。

 

再び神前の前に戻り、鳥居を眺めます。鳥居には奉納者の名前が記載されています。向かって左側は令和元年、右側は令和2年に奉納された鳥居です。

 

せっかくなのでお隣の堀出神社にも参拝します。掘出神社は1663(寛文3)年に創建されました。神社の名前は、常陸水戸藩の2代藩主・徳川光圀が、ご神体となる鏡を発掘したことに由来します。

ここには、昨年の4月に訪れています。その時の記事を引用しておきます。

阿字ヶ浦の堀出神社 2019.4.23 - ウリパパの日記

 

確か、ここに小池吉兵衛の胸像がありました。上の記事でも紹介しています。ここから、ほしいも神社に移設されたようです。

 

堀出神社の鳥居です。ここにも、ほしいも神社の幟が立っています。

 

堀出神社の鳥居の左に、このような看板が掲げられていました(笑)。まだまだ拡張する計画があるのでしょうか・・・

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひたち海浜公園のコキアとコスモス 2020.10.21

2020-10-21 22:43:56 | 茨城県

今日は朝から晴天となりました。急遽午前休暇を取得して、人が少ない開園の時間帯を狙い、ひたち海浜公園のコキアを見てきました。コキアは例年より小ぶりでした。それでも赤く色づき見頃を迎え、コスモスとの共演を楽しんできました。

 

勝田駅からひたちなか海浜鉄道を利用し、終点の阿字ヶ浦に8時40分に到着。阿字ヶ浦駅に留置されているキハ222とキハ2005です。潮風にさらされ、訪れるたびに老朽化が進んでいます。

まずは、昨年創建された「干し芋神社」を見るため堀出神社に向かいます。干し芋神社については次の記事で紹介します。

 

干し芋神社から大洗海岸へ下り、海岸沿いを20分ほど歩いて、ひたちなか海浜公園の海浜口に9時10分に到着。開園20分前ですが、既に100名近いお客さんが入園待ちで並んでいました。

 

9時30分の開園。みはらしの丘へダッシュです。10分ほどで赤く染まった丘が見えてきました。コスモスとコキアのコラボレーション。

 

人が少ないうちに撮影スポットへ向かいます。まだ3密を気にするほどの混雑はありません。いつものアングルでパチリ。秋空に赤いコキアが映えます。今年はコスモスが丘の頂き付近まで埋め尽くしています。

 

青空に映えます。

 

みはらしの丘を登ります。

 

丘に登って見下ろします。3万2千本のコキアが丘を埋め尽くします。例年より一回り以上サイズが小さくボリューム感に欠けます。7月の長雨や日照不足の影響でしょうか。

 

丘の最頂部からの眺望。最頂部の南には、濃い紅色の品種“ダズラー“が植栽されています。

 

空は予想より霞んでいて、筑波山うっすら見える程度の視程です。

 

北には久慈の男体山と左奥に八溝山。

 

人も増えてきたので、コスモスを眺めながら丘を下ります。

 

最近、朝晩の気温が10℃以下に下がっているため、コキアは赤色から茶色に変化しかけています。コキアが真っ赤に染まるピークは2~3日前だったのかもしれません。

 

赤く色づいたコキアをズーム。

 

一方のコスモスは7分咲き。コキアに負けず美しいです。

 

センセーションミックスと、遅咲き品種の秋咲き大輪が混在しているそうです。

 

赤、ピンク、白の花が麓を埋め尽くします。

 

コスモスが植栽されている面積は1.7haから2.2haへ3割拡張されました。今年は280万本のコスモスが丘を彩っているそうです。コスモスだけでも十分見ごたえあります。

 

開園から30分ほど経過し、かなり人が増えてきました。人混みを避けて、周囲からコキアの丘を見上げます。

 

コキアをコスモス畑が取り囲みます。昨年まではコキア畑の先は何もない草原でした。

 

見晴らしの丘の西側に広がる真っ白な花は、常陸秋そばです。

 

そば畑とコスモス、コキアの共演。春のネモフィラはコロナ渦のため見ることができませんでした。今日の素晴らしい景色を見て、十分にとり戻すことができました。

 

 

それにしても、平日なのに人が多い。週末は丘に登るために3密回避の施策として事前予約が必要となるそうです。

 

西口方面からどんどん人が押し寄せます。これから大変な混雑になりそう。今週に入り多くのメディアでひたち海浜公園のコキアが取り上げられています。今日も見晴らしの丘の上空にヘリコプターが旋回していました。公園周囲の道路も駐車場入場待ちの車で大渋滞でした。

 

1時間ほど見学してからバスで勝田駅まで戻り、遅い出社となりました。来週にはコキアは黄金色に染まり、西日を浴びて輝く姿は絶景となることでしょう。機会があったら、また訪れてみたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

磐梯吾妻レークラインと磐梯山ゴールドラインからの眺望 2020.10.16

2020-10-20 20:32:32 | 山登り

14時過ぎに浄土平の駐車場を出発。福島へ下らずに折り返し磐梯吾妻スカイラインを南下。磐梯吾妻レークラインを経由して裏磐梯を抜け、磐梯山ゴールドラインを再び南下して磐梯町へ向かうことにしました。標高は800m~1000mと紅葉には一週間ほど早いですが、薄雲が広がってきたとはいえ好天が続き、磐梯山の眺望も良さそうです。

 

まずは磐梯吾妻スカイラインを下ります。往路でも紹介した双竜の辻から眺める磐梯山と猪苗代湖。遠く尾瀬や日光、那須の山々も遠望します。

 

続いては天風境。正面は高山でしょうか。斜面を彩る紅葉が西日を浴びて鮮やかです。

 

続いて磐梯吾妻レークラインからの眺望です。秋元湖の先には櫛ヶ峰と磐梯山。磐梯山がかなり近づいてきました。

 

西側には小野川湖。その先には桧原湖を見下ろします。桧原湖の背後は八森山です。

時間が遅いので裏磐梯の五色沼には寄らずに、そのまま磐梯山ゴールドラインを南下します。

 

八方台までの登りから磐梯山が見えるのはこの1箇所のみです。丸山の左奥に磐梯山のピークがちょこっと姿を現します。

 

紅葉の先に見える磐梯山をズーム。

 

標高1194mの八方台を越えて下ると、左手に磐梯山が姿を現します。

 

標高1500m以上の紅葉は終わってしまい、手前の山肌が色づき始めています。あと一週間もすれば磐梯山ゴールドラインは紅葉に包まれそうです。

 

振り返ると、北西には猫魔ヶ岳を中心とした峰々が連なります。

 

正面には那須の山々。

 

那須連山をズーム。左から1900m峰、茶臼岳、三本槍岳、旭岳のピークと連なります。午後になると那須岳に雲がかかることが多いのですが、一日中姿を現していました。帰りの東北自動車道からも美しいシルエットを見ることができました。

 

最後にアルツ磐梯スキー場から見上げる磐梯山を紹介して、10月16日の記事を終了とします。

茨城県への単身赴任は残り1年半となりました。来年も紅葉の山々に登れる機会に恵まれることを期待しています(おしまい)。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

磐梯吾妻スカイラインで吾妻小富士へ 2020.10.16

2020-10-19 21:43:29 | 山登り

紅葉の安達太良山から下山し、午後は吾妻小富士に登ることにしました。11時15分に奥岳温泉を出発。土湯へ向かって北上した後、土湯バイパス(国道115号)を西へ向かいます。

 

正面は箕輪山。標高900m付近では木々が色づき始めています。このあたりの紅葉のピークは2週間後くらいでしょう。

 

赤湯温泉へ向かう途中の県道は紅葉が見頃。標高1200m前後です。

 

磐梯吾妻スカイラインに合流し浄土平へ向かいます。途中の展望台から磐梯山を望みます。

 

東吾妻山方面を見上げます。標高1400~1500mあたりの紅葉は終盤を迎えているようです。

 

黄葉に包まれる磐梯吾妻スカイラインの高度を上げます。途中の駐車場で鬼面山(1482m)と箕輪山(1728m)を振り返ります。

 

 

標高1543mにある双竜の辻。「吾妻八景」の一景で、磐梯山、猪苗代湖、安達太良山を眺望し、ふたつの山が首をもたげて向かい合う2匹の竜のように見えるのが名の由来です。

 

猪苗代湖と片方の竜である磐梯山を見渡す絶景です。磐梯山の左には120km近く離れた燧ケ岳と会津駒ケ岳を遠望します。

 

猪苗代湖の先には日光連山。女峰山、帝釈山、大真名子山と連なり、その右には太郎山、さらに日光白根山と続きます。日光白根山までの距離は125km。12時前の逆光にもかかわらず、かなり遠くの山々まで見渡すことができます。写真にはありませんが日光連山の左には那須連山も見えていました。

 

浄土平の駐車場に12時15過ぎに到着。10月4日に登ることができなかった吾妻小富士を目指します。階段を上り駐車場から10分足らずで火口壁の上へ行くことができます。

 

登山道(階段)から駐車場を見下ろします。正面は東吾妻山です。

 

火口壁の上に到着。直径約500mの火口の眺めです。火口底までの高低差は約70mあるそうです。

 

福島市や蔵王連山を眺めながら時計回りに火口壁を一周します。

 

蔵王連山です。安達太良山から見たときよりも近く感じます。吾妻小富士から熊野岳まで50km。安達太良山から熊野岳は60km。わずか10kmの差ですが、吾妻小富士まで北上すると、途中に遮るものがなく裾野まで視界に入るため、実際の距離以上に接近した印象をうけます。最高峰の熊野岳(1841m)の山頂はなだらかで、左側の稜線の先に見えるピークは瀧山(1362m)。いつもの悪い癖で、周囲の紅葉よりも遠望の山の方が気になってしまいます(笑)。

 

ついでなので、遠望の山を紹介します。ここまで北上したのは久しぶりで、ほとんど未経験の領域となります。写真右の青麻山(799m)は安達太良山頂からも見えました。一方、泉ヶ岳や北泉ヶ岳は蔵王連山に隠れて吾妻小富士からは見えません。ところが、目を凝らすと青麻山の左の遥かかなたにうっすらと遠くの峰々を遠望します。デジカメで焦点合わせて撮影するのは苦労しましたが、やっとのことで写した1枚です。宮城県北部あたりかな程度でどこの山が見えているのか全く見当がつきませんでした。独立峰ではなく山が連なっている様子です。ところが、帰宅後地図を見ても宮城県北部にはそれらしい山は見あたりません。かなり距離が離れていそうなので、岩手県の三陸方面まで調べてみると、大船渡と奥州市の間に南北に走る原台山(895m)から鷹ノ巣山(792m)にたどりつきました。岩手県の南部で180km以上も先になります。本当かな・・・

 

もう一つ気になる山があります。2枚前に紹介した瀧山の左奥にうっすらと見えています。

 

ズームしてみます。山形県村山市の甑岳(こしきだけ)あたりでしょうか。標高は1016m。しかしほぼ同じ距離にある村山市の葉山や月山(次に紹介)に比べるとかなり霞んでいます。もっと遠くの山かもしれません。地図で調べると秋田県の高松山(1348m)周辺にたどりついてしまいました。距離は142km。見えても不思議ではありませんが、全く自信ありません。

 

吾妻小富士山頂付近まで進むと、葉山(1462m)と月山(1984m)の二つのピークが姿を現しました。山形県の山がこんなに鮮明に見えるとは想定していませんでした。

 

月山(1984m)をズーム。左側に少し離れたピークは湯殿山(1500m)です。距離は100km弱離れていますが、とてもクリアに見えます。

 

一切経山から下った鞍部からちょこっと姿を見せてるのは、月山と大朝日岳の中央にある障子ヶ岳あたりでしょうか。大朝日岳は一切経山に隠れてしまい、標高1705mの吾妻小富士から見ることはできません。

 

大朝日岳が無理なら、月山と葉山の間に鳥海山が見えるのではないかと思い目を凝らしましたが、それらしき姿は見えませんでした。月山の北側に狙いを定め写真を撮りコントラストをつけてみましたが姿は現れません。日本海側から天気が下り坂で雲に隠れてしまっているのかもしれません。あるいは標高が足らないのか・・・ 

午後になっても吾妻小富士から月山を遠望できたので、より標高の高い一切経山に登ればよかったと後悔です。これから訪れると最低でも往復2時間。厳しそうです。天気は下り坂ということもあり3つ目の山登りは断念しました。

 

遠望はこれくらいにしておき、眼下に広がる紅葉を紹介します。まずは東側の福島市方面。

 

南には吾妻小富士と高山の裾野に広がる紅葉。その先には箕輪山。箕輪山の中腹の先には安達太良山の薬師岳(平らな部分)が見えます。

 

南西には浄土平の先に雄大な東吾妻山。

 

火口を見下ろすと、火口壁の斜面の木々も色づいています。

 

最後は北西側の大穴火口と浄土平レストハウス。紅葉も終盤となっています。浄土平周辺の山では訪れた日の翌日に雪が降ったようです。

吾妻小富士の火口を一周してから車に戻ったのは14時過ぎです。このまま磐梯吾妻スカイラインを下るのは時間的に早いので、再び南下した後、紅葉には早い磐梯吾妻レークラインから磐梯山ゴールドラインを経由して、会津方面を目指すことにしました(まだ続く)。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉の安達太良山登山(3) くろがね小屋経由で下山 2020.10.16

2020-10-18 11:27:42 | 山登り

9時過ぎには数名の登山客しかいなかった山頂は30分経過すると徐々に混み始めてきました。矢筈森方面からの登山客が多いようです。360度の眺望を十分に堪能したので、3密を避けるため早めに下山することにしました。

 

まずは沼ノ平火口を見るため、矢筈森へ向かいます。直径1.2km、深さ150mの火口はいつもながら大迫力。その先には磐梯山、飯豊山、西吾妻山が連なります。

1900年7月の噴火では沼ノ平火口内に長径300m、短径150mの火口が形成され熱灰や石が噴出しました。最近では1997年に沼ノ平火口付近で登山者4名が火山性ガスで亡くなる事故が発生しています。近くの鉄山には気象庁の監視カメラが設置され、地震活動や火山の状況をリアルタイムで観測しています。その画像は気象庁のHPで見ることができ、安達太良山に登るときには、火山活動と天気の両面からいつも参考にしています。

 

沼ノ平の先に見える秋元湖をズーム。写真ではわかりにくくいですが、秋元湖と奥には桧原湖も見えています。遠くの山は大日岳(飯豊連峰)です。

 

磐梯山と櫛ヶ峰をズーム。この日は終日磐梯山を見ることになりました。

 

矢筈森で折り返し、峰ノ辻へ向けて下ります。

 

峰ノ辻からくろがね小屋へ向けての下りです。このあたりの標高は1500m。すでに紅葉は終わっています。正面に蔵王連山を遠望します。

くろがね小屋が見える標高1450mあたりから眼下に一面の紅葉が広がっています。

 

標高1548mの篭山斜面も色づいています。但し赤く色づく木々は葉を落としてしまったようです。この辺りは1週間前には真っ赤に色づいていたものと思われます。

 

ナナカマドの実です。

 

標高1346mのくろがね小屋まで下ってきました。薬師岳とほぼ同じ高さです。紅葉のピークを迎えています。

 

紅葉の中を奥岳登山口へ向かい下ります。

 

東側の山の斜面は黄金色に染まっています。

 

見晴らしの良い場所で振り返ります。くろがね小屋周辺の山肌が紅葉に染まっています。標高1300m前後が一番の色づきです。

 

少し下ると周囲は緑が多い紅葉となります。わずかな標高差で色づきの度合いが変化します。

 

勢至平でちょっと寄り道。正面に安達太良山を望みます。このあたりの標高は1200mと推定されます。

 

鳥川橋にかけてはジープ道ではなく旧道をショートカット。鳥川橋の先で薬師岳からの登山道と合流してなだらかな下りが続きます。途中、アキノキリンソウが咲き残っていました。

 

午前11時過ぎに標高940mの奥岳登山口に到着。駐車場は満杯で、大勢の登山客がロープウエイで薬師岳へ向かっている様子です。

山頂での休憩30分を含み、往復4時間かからずに安達太良山を往復することができます。八方台駐車場から磐梯山往復とほぼ同じような距離でしょうか。さて時間はまだ11時。予想外に天気が長持ちしそうです。時間的には磐梯山へ登ることも可能ですが、きっと駐車場は満杯で登山道も大混雑が予想されます。少し考えた結果、磐梯吾妻スカイラインを北上し、浄土平から吾妻小富士に登ることにしました。15分ほど休憩し、浄土平へ向けて出発します(さらに続く)。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉の安達太良山登山(2) 安達太良山頂からの展望 2020.10.16

2020-10-17 19:42:14 | 山登り

安達太良山頂で30分ほど朝食休憩しながら、周囲の展望を見渡します。決して遠望マニアではありませんが、山頂に立つと周囲の山を同定する習慣があるようです。山の名前を聞かれたりすると嬉しくなってあれこれ説明を始めてしまうのです(汗)。二つのコンデジでたくさんの写真を撮ってきたので一部を紹介します。

 

南には和尚山。その先に八溝山や筑波山が見える方角です。昨日は関東地方は低い雲に覆われ、しかも逆光になるため、この方面は遠望できませんでした。

 

南から南西にかけては猪苗代湖の先に、那須、日光、尾瀬方面の山々を遠望。昨日は終日この方面の山並みを鮮明に見ることができました。秋も深まり空気が澄んできた証拠です。

 

那須連山をズーム。左から茶臼岳、三本槍岳、三角形の山は旭岳、その右に大倉山、三倉山と連なります。

 

120km先の日光連山も明瞭に見えています。左から女峰山、太郎山、そして関東地方最高峰の日光白根山のピーク。男体山は女峰山に重なって見えないようです。

 

南西から西にかけては尾瀬から越後の山が連なります。

 

ピラミッド状に見える山は東北の最高峰である燧ケ岳。写真をズームすると双峰の山頂を認識できます。110km以上離れているのでさすがに肉眼では双方の確認は難しいです。燧ケ岳右の鞍部の先に姿を見せているのは至仏山。安達太良山から125km離れています。その右側の台地状の山は会津駒ケ岳から三岩岳にかけての峰々。写真の右端は平ヶ岳。

 

さらに西側の博士岳(手前)の奥には会津朝日岳のピーク。その右奥には越後駒ケ岳、左奥には荒沢岳方面が見えています。

 

西南西には会津盆地を見下ろし、その先には毛猛岳から浅草岳(高森山の先)、磐梯山の裾野の先には守門岳を遠望します。

 

会津盆地と浅草岳を少しだけズーム。

 

そして西側には雄大な磐梯山。その左奥には守門岳、右奥には鍋倉山から日本平山が見えています。

 

西から北西にかけては、磐梯山、飯豊連峰、そして西吾妻山にかけてのパノラマ。

 

まずは磐梯山をズーム。右手前は櫛ヶ峰。この方面の紅葉は既に終わっています。

 

大日岳から飯豊山にかけての飯豊連峰をズーム。雄大な姿です。まもなく飯豊山も冠雪するのではないでしょうか。

 

北西から北にかけては西吾妻山、中吾妻山、東吾妻山、一切経山と吾妻連山が連なります。

 

左から西大嶺、西吾妻山、手前には中吾妻山。

 

雄大な東吾妻山。左奥は東大嶺、右奥は前大嶺。

 

右奥は10月4日に登った一切経山。そこから手前に高山、箕輪山(写真の右)、手前の鉄山と稜線が南北に連なり、安達太良山を経由して南の和尚山へと連なります。これらの山を一日かけて縦走するハイカーもいるとか・・・

 

北側には蔵王連山、その手前に福島平野が広がります。

 

手前の紅葉と蔵王連山をズーム。最高峰の熊野岳から苅田岳、杉ヶ峰、屏風岳と1700m~1800mの峰々が連なります。蔵王連山の左奥には北泉ヶ岳と泉ヶ岳。

 

北泉ヶ岳と泉ヶ岳をズーム。仙台の北西に位置し安達太良山からは100km弱離れています。ここまで登ると、前の記事で紹介した薬師岳から見た姿よりも山容がはっきりと見えてきます。写真右は青麻山。地図で調べると、これらの山の間の遥か彼方に岩手県の早池峰山があります。距離は240km離れているので、冬場に遠望できる可能性はありそうです。

 

最後は福島市と信夫山。宮城県の先の遥か彼方を目を凝らしてみると、うっすらと牡鹿半島の山々から金華山方面が見えています。デジタル一眼が欲しいところですが、コンデジ写真をモノトーンでコントラストつけてみました。ブログに掲載すると画質が落ちるため分かりにくくなってしまいます。うっすらと石巻湾の先の山々が写っています。

東から南にかけての阿武隈山地方面は目立つ山が無く、いつも紹介を省略してしまいます(今回も同じです)。逆光になるため、山座同定のモチベ―ションがあがらないというのも理由かもしれません。

270度?の展望を楽しむうちに、山頂は登山客で混み合ってきました。そろそろ下山することにします。紅葉の中を歩きたいので、矢筈森で沼ノ平を見てから、くろがね小屋経由で下ることにします(さらに続く)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉の安達太良山登山(1) 奥岳登山口から薬師岳経由で山頂へ 2020.10.16

2020-10-17 12:39:46 | 山登り

昨日は会社の休日でした。東北地方は移動性高気圧の圏内で日中は天気が良さそうです。先週末の登山(霧で視界ゼロ)のリベンジを図るべく、早起きして福島県へ向かいました。この1週間で紅葉は1300m前後まで下ってきていると予想。ピークは過ぎたはいえ、磐梯山より安達太良山のほうが色付きが良さそうな感触なので、後者を選択しました。

混雑が予想されるので、いつもより若干早い4時30分に友部のアパートを出発。最高速度100km/hに抑えた超安全運転で常磐自動車道と磐越自動車道を北上します。茨城県や福島県の浜通りは雲に覆われていましたが、郡山が近づくにつれて北西方面に青空が見えてきました。7時過ぎに奥岳登山口に到着。驚いたことに既に50台以上の車がとまっていました。

 

標高950mの奥岳登山口から見上げた薬師岳方面の紅葉。既に見頃となっていて予想よりも紅葉前線の南下のスピードが早そうです。上空は北西側は青空、南東側が曇り空。徐々に青空が広がる傾向にあり、30分ほど経てば雲の上から太陽が姿を現しそうです。

 

7時15分。まずは薬師岳めざし、スキー場のリフト沿いを登ります。予想通り日が当たり始めました。

 

リフトの終点付近から見上げる薬師岳の紅葉。標高1200mあたりから木々の色づきが鮮やかになります。

 

五葉松平に出ると低木が多くなるため、一気に視界が広がります。

 

五葉松の先に安達太良山山頂が見えました。紅葉が美しい。

 

8時前に標高1350mの薬師岳に到着。安達太良山のピーク、鉄山、箕輪山を遠望。安達太良山の東斜面には終盤を迎えた紅葉の大パノラマです。赤色よりは黄金色が主役。霧の中を登った1週間前が紅葉のだったようです。

 

薬師岳からは吾妻小富士方面が見えます。薬師岳より下の標高1200m前後が紅葉の盛りのようです。

 

紅葉と吾妻小富士をズーム。

 

吾妻小富士の東には蔵王連山。

 

蔵王連山の裾野の先には宮城県の泉ヶ岳と北泉ヶ岳。福島市の北側の青麻山のピークも見えています。

 

再び蔵王連山をズーム。熊野岳、苅田岳、屏風岳、不忘山と南北に連なります。

 

福島市街地を見下ろします。

 

薬師岳南側の紅葉。ロープウエイ沿いの紅葉の発色は鮮やかです。ロープウエイの運行開始は8時30分ですが、試運転が始まっているようです。

 

おなじみの場所でパチリ。正面のピークが安達太良山山頂です。紅葉が終盤を迎えた尾根道を山頂へ向かい歩きます。1週間前のようにぬかるみを気にすることもなく、快適な山歩きです。

 

しばらくは、紅葉が山肌を染めます。

 

渋い赤色が中心。早くも初冬の色づきです。

 

カエデの紅葉が美しい。

 

中間地点から薬師岳を振り返ります。

 

東側の斜面を見下ろします。

 

眼下の福島市をズーム。信夫山や半田山、宮城県の山並み、写真では分かりにくいですが、うっすらと牡鹿半島方面の山まで遠望できます。

 

6月に訪れた時にも見えた金華山と北に連なる鹿半島方面の山をズーム(写真には少しコントラストつけてあります)。

 

標高1500mを超えると一週間前に真っ赤に色づいていた木々は既に葉を落として初冬のたたずまい。稜線を吹く風は冷たく気温は2~3℃と推定されます。日陰には霜や氷が残っているので、朝方は氷点下まで冷え込んだことでしょう。最後のガレ場を登ると山頂が見えてきました。

 

ここから最後の一登りです。

 

振り返ると和尚山方面の紅葉。

 

その東側には猪苗代湖を遠望。次の記事で紹介しますが、那須、日光、尾瀬、新潟県方面の山々まで遠望できます。

 

奥岳登山口から2時間足らず、9時過ぎに標高1700mの安達太良山山頂に到着しました。ロープウエイのお客さんがやってくるまでの間は、3密を気にせず360度の展望を独り占めできそう。暫く展望を楽しみながら朝食休憩としました(続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビオトープ天神の里と気になる新聞記事 2020.10.15

2020-10-15 19:21:00 | 自然

今日は茨城県での在宅勤務日。いつものように早起きして、早朝にビオトープ天神の里を散策してきました。

 

今朝も曇り空でナミナミ雲が出現。気温はこの時期にしては高めです。

 

アパートから約20分で到着。早速、ミゾソバの花が咲く湿地の木道を歩きます。

 

タカクマヒキオコシ。とても珍しい花です。

 

ノコンギク?の群生。

 

これはは花の形が少し違います。近くの表示板で紹介されていたヤマシロギクかな?

 

園内に1箇所、キバナアキギリが群生していました。

  

キバナアキギリの花をズーム。

 

再びミゾゾバの花

 

ミゾソバの群生の中に、サワギキョウが咲いていました。

 

ミゾソバの群生地です。

 

雑木林で一株だけ見つけた黄色い花。アキノキリンソウでしょう。

 

友部へ戻る途中の田んぼでは稲刈りが終わっていますが、10月の暖かさで切り株から目が出て、ひこばえが成長しています。既に稲穂が実っていて、二番穂と呼ぶようです。

さて、アパートに戻り、日経新聞をスマホで読んでいたところ、こんな記事が目に飛び込んできました。

 

茨城県は魅力度ランクNO1(ワースト)の座を栃木県に譲ってしまったそうです。7年連続最下位の記録が途絶えてしまいました。残念です。でも、茨城県に単身赴任して6年経過しますが、自然に恵まれ、食べ物もおいしく、全国NO1の農産物も多数あり、実力的にはもっと上にランクされても不思議ではありません。

 

参考までに、今回の魅力度ランキングの40位以下はこのようになっています。関東地方では群馬、栃木、茨城が競っています。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高尾山霞台まで散策 2020.10.11

2020-10-11 16:51:19 | 高尾山・陣馬山

心配された台風14号は進路を南寄りに変えて八丈島の南海上を進んでいます。明日には小笠原近海で熱帯低気圧に変わる見込みです。日本の南海上で円を描くように南下する動きは珍しいです。上空の偏西風が弱く、その流れに乗れなかったことが原因のようです。八王子では日中は曇り空で気温も上がり過ごしやすい一日でした。最高気温は9日が14.9℃、10日が17.7℃、そして今日11日は23.4℃と日増しに急上昇。今週はこのまま暖かい日が続きそうです。

最近本ブログは茨城県を通り越して福島県のネタばかりで、地元高尾の話題はご無沙汰しています。今週末は、昨日、今日とマンションの理事会関係の仕事が続いて落ち着かず、長沼の実家にも出かられない状況。今日の午後はようやくフリーになったので、友部へ戻るための一週間分の食材を買い出しに行く前に、ちょこっと高尾山を散策してきました。目的は月例のスタンプ(高尾山トクトクブック)です。

 

13時30分に自宅を出発。清滝駅前から1号路を登り、スタンプが設置されているケーブル高尾山駅まで往復します。雨上がりということもあってか、今日の高尾山は人も少なく静かな散策を楽しめました。

 

1号路を登り始めてすぐに見かけたトネアザミ。

 

霞台手前の斜面に咲くシモバシラの花で見かけたアサギマダラです。雨も上がり気温が上がってきたのでたくさんのアサギマダラを見かけました。写真を見て初めて気づきました。個体調査のために、羽根に文字が書かれています。

 

ケーブル高尾山駅に到着。東京方面の眺望。紅葉はまだまだです。

 

相模湾方面の空は赤るく、江の島とその先の相模湾を遠望します(超ズーム)。

 

ユウガギク?で蜜を吸うアサギマダラ。

 

カシワバハグマ

霞台で一通り展望を楽しんでから同じ道を下山します。帰りは金毘羅台展望台に立寄ります。

 

金毘羅台から見下ろす甲州街道のイチョウ並木。高尾周辺ではそろそろ色づき始めています。

 

町田街道入口交差点付近をズーム。イチョウは黄色に染まり始めています。熊野神社、多摩御陵参道のケヤキはまだ色づいていません。

 

金毘羅台の大イチョウを見上げます。黄葉までまだ時間がかかりそうです。

先週は一時気温が下がりましたが10月は高温で経過する長期予報です。高尾の紅葉は例年よりかなり遅れそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霧と紅葉の磐梯山と安達太良山へ(2) 2020.10.9

2020-10-10 21:03:31 | 山登り

磐梯山ゴールドラインの八方台駐車場を12時に出発。桧原湖まで北上し、国道459号と115号を利用して土湯峠へ向かい、土湯から岳温泉へ南下。安達太良山登山口に12時50分に到着しました。土湯からはずっと霧の中で登山口では霧雨が降っています。風はそれほどでもなくロープウエイも問題なく動いているようです。先日の日経新聞記事(電子版)に紅葉が盛りの安達太良山の記事が出ていました。そのあたりまで紅葉を見に行くことにしました。

 

ロープウエイで標高1322mの薬師岳近くまで一気に登ります。霧雨が降り続き、登山道はぬかるみとなっています。ほとんどの登山客は下山してくる様子で、14時過ぎて登る人は他に誰もいません。周囲の木々は色付き始めています。

 

しばらく階段や木道を登り、仙女平分岐を過ぎて標高が1500mを超えるあたりから紅葉が盛りとなります。

 

真っ赤に色づくカエデ。

 

シラタマノキの実。

 

山頂はすぐ先です。このあたりに来ると、猛烈な東風が吹き付け、氷あられのような細かく冷たい雨がたたきつけます。せっかくここまで来たので山頂まで登ってみることにしました。

 

14時少し前、標高1700mの安達太良山山頂に到着。磐梯山に続き2つ目の日本百名山です。一日で2つも登ったのは初めての経験です。濃い霧に覆われ、周囲の視界はゼロ。晴天に恵まれれば、紅葉の山々を見渡す絶景が広がっていたことでしょう。

あまりの寒さに5分ほどで撤退。紅葉を見ながら下山することにします。ロープウエイの往復券を購入したので、再び稜線を引き返します。

 

山頂から50mほど下ったあたりです。周囲は黄色と赤色で染まります。

 

このあたりから見下ろす光景はきっと圧巻なのでしょう。霧の中で残念。

 

標高1500~1650mあたりが紅葉のピークです。

 

燃えるような紅葉です。

 

青空の下で見たかった。

 

紅葉前線の南下スピードは1日で30m程度。これから1週間ほどかけて紅葉のピークがロープウエイ山頂駅へ下っていきます。来週末あたりが薬師岳周辺での紅葉の見頃となりそうです。

ロープウエイで下り山麓に戻ったのは15時。ロープウエイ利用で往復2時間の散策でした。もし晴天で大勢のお客さんが訪れたとすればロープウエイと登山路は大渋滞。すれ違いにも時間がかかりそうです。

下山後は、いつものように奥岳の湯で温泉休憩。その後、高尾へ向けて戻りました(終わり)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霧と紅葉の磐梯山と安達太良山へ(1) 2020.10.9

2020-10-10 20:07:51 | 山登り

昨日は会社の休日でした。12月まで週休3日が続くことになり、10月最初の平日のお休みです。北日本を足早に高気圧が駆け抜け、秋雨前線を一時的に南に押しやったため、昨日は東北地方の天気は小康状態。日本海側は青空も見える予報でした。せっかくの休日なので紅葉を見に行こうと思い、紅葉がピークを迎えていると思われる那須岳、磐梯山、安達太良山を候補に検討。太平洋の高気圧からかなり湿った東風が吹き付けるため、どの山も悪天候が予想されます。その中でも比較的天気が良さそうと思われる磐梯山を第1候補、郡山付近から見て天気が良ければ安達太良山を第2候補とすることに前日の夜に決めました。

朝5時10分に友部のアパートを出発。常磐道と磐越道を郡山へ向かいます。郡山付近から見る安達太良山は山麓まで暑い雲に覆われれいたため、霧と雨が予想されます。しかも東北道の本宮以北は雨走行注意と表示されています。そこで予定通りに磐越道を磐梯河東ICへ向かいます。磐越道から見る磐梯山は山頂は東から湧き上がる雲に覆われていますが、登山には支障無さそうで一安心。

 

一方、会津若松方面は天気が良く、正面に飯豊山が見えていました。

 

色付き始めた磐梯山ゴールドラインを八方台まで登ります。途中から見える猪苗代湖の展望です。

 

磐梯山にかかる雲がかなり厚くなってきました。ここまで来たのだから悪天候でも山頂を目指すことにします。

 

山肌は紅葉で赤く染まっています。晴天なら絶景が広がっているのでしょう。

八方台駐車場に8時20分に到着。第1駐車場はほぼ満車で僅かに残っている空きスペースに何とか駐車することができました。紅葉シーズンは天気が悪くても多くの登山客が訪れます。八方台駐車場からの中ノ湯温泉、弘法清水小屋までは霧の中。近くの木々の色づきは綺麗でも、遠くの山肌は全く見えません。

 

中ノ湯温泉跡近くで見かけたオヤマリンドウ。

 

お花畑も霧に包まれます。正面には紅葉に彩られた磐梯山が見えるはずなのですが・・・

 

弘法清水小屋到着は9時30分。八方台駐車場から1時間です。前日までの雨で登山道はぬかるんでいましたが、まずまずのスピードです。ここから山頂へ向けてさらに登ります。

 

山頂が近づくにつれて空が明るくなり、紅葉に染まった山肌が見えるようになりました。

 

黄色く色づいた木々が続きます。晴天ならきっと絶景なのでしょう。

 

午前10時、標高1819mの磐梯山頂に到着。上空には薄日も見えていますが、東から容赦なく吹き続ける強風が霧を舞い上げ視界を遮ります。

 

山頂の祠。

 

山頂から少し下ったところにある標識です。新しくなりました。

 

猪苗代方面の南側斜面です。一瞬霧が晴れると紅葉の木々が広がるのですが。。。

 

北の方面も木々が赤く色づいています。

 

山頂に咲いていたイブキジャコウソウ? この時期に??

山頂で40分ほど粘っていました。一瞬霧が晴れて西吾妻山の山頂が見えましたがすぐに霧の中。その後天気は回復する気配がありません。東から吹き付ける風がまずます強まってきました。

 

下山の途中、霧が晴れて紅葉に彩られた山肌が姿を見せました。会津方面には青空も見えています。

 

北側の見晴らしの良い場所で飯豊山の山頂が見えました。

 

山肌を染める美しい紅葉です。

 

中ノ湯温泉跡付近の紅葉。

 

霧が晴れて西吾妻山が姿を見せました。

 

山頂は霧の中。中腹の紅葉はこれから鮮やかに色づいてきそうです。

駐車場に戻ったのは11時50分。まだ時間がたっぷりあります。猫魔ヶ岳まで足を延ばそうかと考えていたのですが登山道はかなりぬかるんでいそうです。急遽予定を変更して、悪天候覚悟の上、安達太良山へ行ってみることにしました(続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉の一切経山へ(2) 2020.10.4

2020-10-06 20:57:48 | 山登り

一切経山で昼食休憩後、14時20分過ぎに山頂を出発。紅葉の鎌沼を目指します。予想外の好天に恵まれ、周囲の山を彩る紅葉も鮮やかさを増しています。

 

酸ヶ平まで下ると、正面に鎌沼が見えてきました。

 

酸ヶ平から鎌沼にかけては赤く色づいた草紅葉の高層湿原を歩きます。

 

鎌沼湖畔ではチシマザサの群落の中を歩きます。

 

正面には標高1911mの前大嶺。鎌沼周辺はなだらかな山に囲まれ標高差を感じません。チシマザサの中に色づいたミネカエデやミエザクラが点在します。

 

紅葉は青空に映えます。

 

足元にはオヤマリンドウが咲いていました。

 

鎌沼の向こうに見えるなだらかな山は標高1974.7mの東吾妻山。

 

標高1770mの鎌沼周辺の紅葉は終盤を迎えています。正面の東吾妻山の紅葉は終わってしまったようです。

 

 

鎌沼の周囲は紅葉に彩られています。そろそろ終盤で、あと2~3日で落葉となりそうです。

 

正面右は一切経山。山頂から下り、鎌沼を周回してきました。

 

さらに南下して鎌沼を振り返ります。正面は前大嶺。

 

南にはなだらかな山容の東吾妻山。山頂まで歩いて30分もかかりませんが、紅葉も終わってしまい、時間も遅いのでパスすることにしました。麓ではチシマザサとクロマメノキの草紅葉のコントラストが綺麗です。

 

姥ヶ平の分岐に到着。ここから浄土平へ下ります。正面右に高山が姿を現しました。

 

姥ヶ平の先から見上げる東吾妻山。丸い山です。あと4~5日早ければ東吾妻山の紅葉が綺麗に見えたことでしょう。

 

蓬莱山中腹の長い階段を下る途中の紅葉が鮮やかです。

 

正面は吾妻小富士。その麓に浄土平の駐車場が見えています。

 

蓬莱山を見上げると山肌が黄色に染まっています。標高1700m前後が紅葉のピークです。

 

もう少し下ると、淡い色づきでこれから見頃を迎えます。

 

15時過ぎに駐車場に戻ってきました。駐車場から振り返る浄土平湿原。正面に東吾妻山と蓬莱山。蓬莱山の向こうに鎌沼がたたずんでいます。天気も回復して紅葉のピークを迎えていたわりには訪れる人も少なく、3密を気にせず静かな山歩きを楽しむことができました。

帰りは磐梯吾妻スカイラインを南下して国道115号へ向かいます。

 

途中の天風境(標高1200m) から高山を見上げます。この辺りの黄葉はまだ先です。裾野の樹海の中に「幕滝」を見ることができます。

帰りは磐梯熱海ICから磐越自動車道に乗り、常磐自動車道を経由して友部のアパートに戻ったのは18時30分過ぎでした。一日の走行距離は580kmとなりました。帰宅後はスーパーに1週間分の食材を買い出しに行き、夕食の準備をしながら、不動産屋での交渉状況をまとめて関係者にLINEや電話で展開。紅葉も満喫できて、とても充実した一日でした(終わり)。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする