ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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水の江滝子さん死去

2009-11-21 10:41:08 | ドラマ・ワイドショー

 日テレさん、自分とこのアナウンサーが海老様と婚約したからって

あちこちで取り上げまくり そして絶賛しすぎっ

ちょっとうざいんですけどーーー

海老様には隠し子がいるって知ってるの?麻央さん

梨園では当たり前の事らしいのですが、一般庶民の私としては・・・・

歌舞伎ファンは当たり前のように「○○は実は○○の外の子や」と

会話をするけどさーー

一見、庶子であっても歌舞伎界に入る事は出来るシステムになってるけど

嫡子と庶子の扱いの差は歴然 のように見えます

それでも伝統といえばそうなんですが。

個人的には勘太郎夫婦の方が好きだなあ。

 

 水の江滝子さん死去 

 

 16日、「ターキー」の愛称で親しまれた元俳優で映画プロデューサーの

  水の江滝子(みずのえ・たきこ)さんが死去。

 老衰の為。享年94歳。

 

 私達の年代でも彼女の名前を知っている人は少ないでしょうし

  ましてどんなスターだったか・・・という事も知らないと思います。

  小さい頃からテレビの画面の中で見てきた白髪で短髪の

  おばあちゃん・・・という印象が強いので

  わりと毒舌でしたよね。

 

 彼女が石原裕次郎を発掘した話は有名ですよね。

  敏腕プロデューサーだったの。こういう人が今の宝塚に欲しいわ

  でも三浦和義を甥に持っていたということで、あの一件以来、

  芸能界から退かれてしまった その甥も死にましたけど。

 

 私がターキーの名前を知ったのは母の影響です。

  母は戦前の「男装の麗人」と呼ばれたターキーを知っていて

  「宝塚より好き」だったそうです。

  父も「レビューは松竹」とか言ってたし?

  当時、「ベルばら」ブームの頃で、私は宝塚と対峙していた松竹歌劇団

  の存在をおぼろげながら知ったのでした。

  テレビに彼女が出る度に「ターキーだわ。ターキーは男装の麗人で」

  というのが母の口癖でした。

 

 でも、彼女の偉大さを知ったのはずっと後。

   たまたま宝塚「アン」で購入した戦前の脚本集に興味を持って

   戦前の歌劇を色々調べ始めた時に、必然的に水の江滝子の存在が

   浮かび上がって来たのです

   なんたって、戦前、宝塚のライバルは松竹だもんね。

   「葦原さんもいいけどターキーがすき」とかいう女学生もいたんじゃ

   ないかと

 

 昔の写真を見ると確かに素敵です。

  でも、もっとすごいなと思ったのは、ターキーが歌劇団相手に

  労働争議を起こしたということ。

    戦前の・・暗い時代、女性が労働争議を起こすってすごいよね。

  でも、結局それがきっかけで辞めたのかな?

 

 彼女は「生前葬」をした事でも有名。

  芸能界に生きるけじめ?っていうものを大事にしていた方だったんでしょう。

  わりと、今は「生前葬」をやる人も多いと聞いていますが

  当時は斬新すぎてよくわからなかったけど。

  でも、その後、ずーーーっと生きていらして。

  何も語らぬまま94年の人生を閉じられたのです。

  大往生ですね。でも・・・もっと時代が違っていたらとか思ったりします。

  ご冥福をお祈りします。

コメント (3)
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