ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

天皇陛下 77歳(喜寿)に5

2010-12-23 09:58:12 | 皇室報道

 秋篠宮家のお孫さん達について

 

 眞子は,国際基督教大学に入学し,学生生活を楽しく

過ごしているようでうれしく思っています。

夏には海外英語研修プログラムに参加し,

アイルランドで,ほぼ40日間,国の異なる人々と

生活を共にしています。

帰国後,写真を見せて丁寧に説明してくれました。

将来,大学生活を振り返り,有意義なときだったと

思えるような日々を送ってほしいと

願っています。

 佳子は,学習院女子高等科に進学しました。

眞子が高等科在学中毎年出席していた

全国高等学校総合文化祭に,

今年から佳子が秋篠宮,同妃に付いて出席することになりました。

このような高校生の行事で,他の高校の生徒と話し合う

機会があることは,非常に良いことと思っています。

御所で,皇太子一家,秋篠宮一家が集まり,

大人同士が話し合っているようなとき,

佳子は,よく愛子や悠仁の面倒を見,一緒に遊んでくれます。

佳子のこのような気遣いをうれしく思っています。

 悠仁は,お茶の水女子大学附属幼稚園に入園し,

楽しく幼稚園生活を送っているようです。

虫が好きで,秋には生物学研究所や御所の庭に来て,

バッタやカマキリを捕まえたりしています。果実にも関心があり,

生物学研究所のブドウの実が大きくなっていく様子を見たり,

カキの実を採ったりしています。

秋篠宮の誕生日に,皇后がその日庭で採ったよい香りの

するカリンの実を持って行って悠仁に見せたところ,

悠仁はその重い実を大事に抱えて,行く先々へ持って行く姿が

とてもかわいらしく見えました。

 

 皇太子一家の話と違って、こちらはエピソードが具体的ですし、心からの愛情を

  感じます。

  眞子様は陛下の最初のお孫様。その方が研修とはいえアイルランドを訪問した

  事は陛下にとって感慨深いものがおありだったのでしょう

  帰国後、写真をご覧に入れながら沢山お話をなさる眞子様が浮かびます。

 

 佳子様が愛子内親王や悠仁親王のお相手をしている・・・そんな気遣いが嬉しい

  と、本当によく観察されているなあと思います 佳子様の母性本能的な部分を

  好ましいと思っていらっしゃるんですね。

 

 皇后様がかりんの実を悠仁親王に渡して、あっちこっちもって行くお姿が

  目に浮かびます。虫や植物に興味を示す殿下と陛下はある意味、同じような

  趣味をお持ちなんですね 「何でも教えてあげるよ」という意気込みが

  感じられます。

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天皇陛下 77歳(喜寿)に 4

2010-12-23 09:46:05 | ドラマ・ワイドショー

 皇太子一家について

 

 今年は,学習院初等科3年になる愛子に,

登校が難しくなるという思い掛けない問題が起こり,

心配しています。

皇太子,皇太子妃の心配も大きいことと案じています。

そのようなことから愛子と会う機会も限られ,残念ですが,

交流としてお話しできるようなことはまだありません。

 皇后は他の孫たち同様,愛子をとてもかわいがっており,

愛子もこちらに来るときには必ず庭の花を摘んできて

皇后に手渡しています。

先日来たときには,飼っている猫の動画を熱心に

皇后に見せていました。

運動会の映像で見る愛子は,昨年と変わらず,

元気に楽しんでいるようで,

安堵(ど)しています。

 皇太子一家の現状については,皇太子妃が病気ですので,

お答えすることは差し控えたく思います。皇太子妃の公務のことが

よく言われますが,

何よりも健康の回復に心掛けるよう願っています。

 

 「そのような事から」って・・・不登校だと祖父母に会うのが限られるんですか?

  それってやっぱり「両親の意思で」って事ですよね?

 

 「交流としてお話できる事はない」と・・・これまたいつになくはっきりと

  おっしゃってますが、事実だからしょうがない 同じ敷地内で暮らして

  いるのに運動会の事まで「映像」で知る・・・もう孫じゃないねーー

  ただ「昨年と変わりなく元気に」というあたり「本当に不登校なのか?」という

  疑問も感じられ・・・・・

  皇后様に花を摘んで渡す行為はパターン化していて、ひたすら動画を見せる・・

  そこに会話はないんだなあと感じました。

 

 ご自身が「加齢」による不安を述べられているのに、皇太子妃について

  「病気なので」「健康回復に心がけろ」というのは、聞きようによっては

  痛烈な皮肉ですが、皇太子夫妻は免罪符を手に入れたような気持ちで

  大喜びなのかもしれませんね

  長男で跡継ぎの皇太子に関して一言もおっしゃらないっていうのが何とも・・・

  娘の心配はするけど、両親の心配は一切せず、労わりもしないのか・・・・  

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天皇陛下 77歳(喜寿)に 3

2010-12-23 09:34:54 | 皇室報道

 ご体調について

 一昨年(おととし)の秋から不整脈などによる体の変調があり,

幾つかの日程を取り消したり,延期したりしました。

これを機に公務などの負担軽減を図ることになりました。

今のところこれ以上大きな負担軽減をするつもりはありません。

今年に入ってからも,質問にもあったように,時に体調を崩し,

日程の変更をすることがあり,心配を掛けました。

自動車で道を通っているときに,よくお大事にと声を

掛けられます。

多くの人々が私の健康を気遣ってくれていることに

深く感謝しています。

 加齢のことですが,耳がやや遠くなり,

周囲の人には私に話をするときには

少し大きな声で話してくれるように頼んでいます。

テレビのニュースなどで,アナウンサーの話していることは

分かるのですが,他の人の会話はかなり字幕に頼ります。

アナウンサーがこんなに分かりやすく話してくれているのか

ということを,以前は考えたこともありませんでした。

 この夏軽井沢滞在中,秋篠宮一家と石尊山に登りました。

登りはまあまあでしたが,下りは滑りやすく,時々後からついてきた

秋篠宮や眞子に助けられました。

以前登ったときには考えられなかったことです。

私も高齢者の一人として,私の経験した加齢現象の一端に触れましたが,

加齢による症状には,年齢の若い人にはなかなか

想像のしにくいことがたくさんあるのではないかと思います。

高齢化が進む今日の社会において,

高齢者への理解がますます進み,高齢者へ十分配慮した

建物や町が整備されていくことを切に願っています。

 

 「これ以上の公務軽減はしない」と名言されているのは貴重な事だと

  思います。雑誌等で「皇太子夫妻に公務を譲れば」という意見が出る中で

  はっきりと「任せられない」とおっしゃっているのと同じですから

  耳が遠くなり、不整脈が出ても尚、頑張らなくちゃいけない陛下・・・・本当に

  おいたわしい。

 

 加齢による不安は実は国民誰もが持っている事で、それをあらためて陛下の

  口から語られると「自分だけじゃないんだ」と、ちょっと親近感を持ちますね。

  全国のアナウンサーの皆さん、陛下の為にもきちんとした発音で頑張って

  お話して下さいね

 

 登山で下山する時に秋篠宮殿下と眞子様に助けられて・・・のエピソードは

  微笑ましいというか、きっと秋篠宮家と過ごす時には素直に「老人」になれる

  んだろうなあ・・・「ああ、もう歳だね」「おじいさま、しっかり」みたいな会話が

  あったかもしれない そして後ろから悠仁殿下を負ぶった紀子様がついて

  来る・・・と。そんな老人としては憧れの一瞬を過ごされている事に安堵します。

 

 

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天皇陛下 77歳(喜寿)に 2

2010-12-23 09:31:33 | 皇室報道

 この生物多様性年も終わりに近い頃,

日本の淡水魚が1種増えました。

それは,最近新聞などでも報じられたクニマスのことです。

クニマスは田沢湖にだけ生息していましたが,昭和の10年代,

田沢湖の水を発電に利用するとき,水量を多くするため,

酸性の強い川の水を田沢湖に流入させたため,

絶滅してしまいました。ところがこのクニマスの卵がそれ以前に

山梨県の西湖に移植されており,そこで繁殖して,

今日まで生き延びていたことが

今年に入り確認されたのです。

本当に奇跡の魚(うお)と言ってもよいように思います。

クニマスについては,私には12歳の時の思い出があります。

この年に,私は,大島正満博士の著書「少年科学物語」の中に,

田沢湖のクニマスは酸性の水の流入により,

やがて絶滅するであろうということが書かれてあるのを

読みました。

そしてそのことは私の心に深く残るものでした。

それから65年,クニマス生存の朗報に接したわけです。

このクニマス発見に大きく貢献され,近くクニマスについての

論文を発表される京都大学中坊教授の業績に

深く敬意を表するとともに,

この度のクニマス発見に東京海洋大学客員准教授さかなクン

始め多くの人々が関わり,協力したことをうれしく思います。

クニマスの今後については,これまで西湖漁業協同組合が

西湖を管理して,

クニマスが今日まで守られてきたことを考えると,

現在の状況のままクニマスを

見守り続けていくことが望ましいように思われます。

その一方,クニマスが今後絶滅することがないよう危険分散を

図ることは是非必要です。

質問にありました近隣諸国との友好・交流については,

これを増進することが極めて

重要なことと思っています。尖閣諸島の問題に関しては,

私の立場として,

これに触れることは差し控えたく思います。

 

 陛下は本当に細かいことをきちんと覚えていらっしゃるのだなと思います。

  また、高齢者の行方不明や熱中症で亡くなることなど心を傾けられる

  事はご自信も高齢者であるという事からきているんでしょうが、高齢者としては

  非常に嬉しい言葉だと思います。

 

クニマスの発見については特別の思い入れがおありになるようで

陛下の口から「さかなクン」の名前が出たのは微笑ましい。

 

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天皇陛下 77歳(喜寿)に1

2010-12-23 09:13:44 | 皇室報道

パンパカパーン!!パンパカパンパカパーン!!

本日、天皇陛下におかせられましては(舌噛んだ)

めでたく喜寿をお迎えあそばされました

陛下のご健康を心からお祈り申し上げます。

 

では・・陛下のお言葉を・・・・

 1年を振り返って

この1年を振り返りますと様々なことがありました。

 質問の中で言及された高齢者の所在不明問題は,

私自身思いも掛けなかったことで驚きました。

私はこれまで人々が無事に高齢に達することを喜ばしいことと

 思っていましたが,元気に過ごしていると考えられていた

高齢者の中に,その生死が分からない状況にある人々

がいることが明らかになったことは 非常に残念なことでした。

 高齢化の進む社会にあって高齢者がしっかり守られて

いくことは極めて大切なことと思います。医療や介護に

携わる人々の不足など様々な困難もあることと察せられますが,

高齢者のために力を尽くす人々が増え,

人々の老後が安らかに送れるようになっていくことを

切に願っています。

 

 今年は台風の上陸が少なく,死者を伴うような災害は

ありませんでしたが,梅雨期に各地に大雨が降り,

死者を伴う災害が起こりました。また10月には鹿児島県の

奄美大島を,この地域の人々がこれまで経験したことが

ないような激しい豪雨が襲い,死者を伴う大きな災害を

もたらしました。

亡くなった人々の家族の悲しみ,住む家を失った人々の

苦しみに深く思いを致しています。

交通や通信が途絶した中で,かなりの時間を

過ごさなければならなかった

島民の不安な気持ちはいかばかりであったかと思います。

40年以上も前に,私どもは奄美大島を訪れ,当時の名瀬市

から,山道を通って,

この度大きな災害を受けた当時の住用村に行きました。

当時を思い起こすとき,このような道路が寸断された

山地の多い島で,救助活動に当たった人々の苦労が

しのばれます。

 

 夏は各地で猛暑が続き,多くの高齢者が熱中症で

亡くなったことは痛ましいことでした。

一人暮らしの高齢者や農作業中の高齢者が,熱中症に

かかっていることを気付かずにいたために,亡くなっている

例もあることから,熱中症に対する知識を深め,

皆で健康に気を付けていくことが重要なことと思います。

猛暑は農業にも大きな被害をもたらし,農業に携わる人々の

苦労が察せられます。

 

 農業関係の大きな出来事としては,宮崎県で発生した

口蹄疫があります。

長年にわたって大切に育ててきた牛や豚をことごとく処分

しなければならなかった人々の悲しみ,ワクチン接種や

殺処分など危険を伴う作業に携わった

獣医師始め多くの人々の労苦に深く思いを致すとともに,

この被害を他県に及ぼすことなく食い止めた県民の

協力を深く多としています。

 

 質問にあるように,晴れやかなニュースとしては,

日本人2名のノーベル

化学賞の受賞が挙げられます。

授賞式において,お二人がメダルをスウェーデン

国王陛下から受けられる様子をテレビのニュースで見て

誠にうれしい気持ちを覚えました。

年が明けてから,両夫妻にお話を聞くのを楽しみにしています。

 

 小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」に着陸し,

微粒子を持ち帰ったことは誠に喜ばしい今年の快挙でした。

一時は行方不明になるなど数々の故障を克服し,

ついに地球に帰還しました。

行方不明になっても決して諦めず,様々な工夫を重ね,

ついに帰還を果たしたことに深い感動を覚えました。

 

 今年は国際連合が定めた国際生物多様性年に当たり,

また,生物多様性条約第10回締約国会議が多くの国々の

参加者を名古屋市に迎え,開催されました。

この会議では,様々な論議が交わされましたが,

最終的に各国の同意を得て,

会議が滞りなく終了したことは喜ばしいことでした。

より多くの人々が生物多様性に関心を持つようになった

意義ある会議であったと思います。

 

 

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