ふぶきの部屋

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日本の、これから 就職氷河期

2010-12-26 15:29:08 | ドラマ・ワイドショー

クリスマスも無事に尾張・・・っていうか、我が家ではクリスマスをお祝いする

余裕すらなく、姫ちゃんとヨンジュナは昨日新幹線で郡山へ行ってしまいました。

いつもだとツリー飾ってケーキ買って・・・がなくて寂しかったなあ

ジュニアもお出かけだったので夫婦二人で夜に回転寿司に行ったらガラガラでした

 

 日本の、これから 

 

 若者の就職難が続いている。

  100社以上受験しても受からない現状。

 1年生から就職セミナーに通い、インターンシップを受け、

   就職の為の塾に入り3年生から就職活動しているのに

   就職出来ない。

 フリーターやニートが増加の一途。

 解決するにはどうしたらいいか。

という事で・・・うちにも大学1年の息子がいますので他人事ではないと思い、

一生懸命に見てましたが、今の職探しの現状ってすさまじいですね。

1 就職活動は3年生からインターンシップなどで土台作り

 25年くらい前は4年生の春から始まっていた就職活動が今は3年生から。

  「就職の為の企業セミナー」に応募者が殺到してそれすら受けられない事も。

  (1年生や2年生もかなり混じっている様子)

  インターンシップというのは見習いで働いて企業に当たりをつけますが、それも

  競争率過多で脱落者が出る・・・・と 

2 面接の為に授業が受けられない学生が多い

 3年生の教室から学生が消える・・・「〇〇会社の面接・セミナーを受ける」と

  言われたら教師は何も言えず。

  従って一番大切な3年生の授業から受けられない学生が続出で、何の為に大学に

  入っているのかわからない

3 企業の検索がネットでしか出来ず、ゆえに情報が限られる。

 企業の就職セミナーなどの受付は携帯電話からの検索エンジンでのみ探せる。

  ゆえに数分で応募者締め切り状態。

 

何でこんな事に?

 日本は新卒一括採用の国なので、卒業する時に就職が

決まらないと永遠にとチャンスがない。

 

これを解決するためにはどうしたらいいか?

 

勝間さんの意見

 新卒一括採用を止めて、アメリカのようにインターンシップや

  キャリアを考慮する採用の仕方に切り替える。

 企業の中で高齢になった人にセーフティネットを設けつつ、

  一旦退いて貰う。

問題点

  アメリカ方式は日本の感覚にあわず結果的により就職難を招く恐れがある。

 アメリカは「ステップアップ転職」が前提。でも日本は一つの企業に対する忠誠心

  を求める体質。

 

また

  大企業ではなく中小企業を受けるべき

問題点

 大企業ですら給料が低くて生活の安定が難しいのに

  中小企業に入ったらよけいに不安定になる。

 

 日本における20代から40代の無業率は〇万人規模。

 新卒一括採用から漏れた人々が歳をとるごとにチャンスを

なくす。

 職業訓練を学校などで積極的に行い、即戦力を目指す。

 

私が一番問題視しているのは、「新卒一括採用」の理由です。日本の企業は

即戦力が欲しいわけじゃないんですね

私達の時代ですら就職の時に「私は〇〇が出来ますというのではなくて、

まっさらな気持ちで頑張りますという姿勢が大事」と言われていました。

基本的にそういう体質は変わらないと思います

若くて経験のない新卒を企業の思想に染めて、企業にふさわしい人格に作り上げる

事が目的。じゃあ、即戦力はいらないのかというとそいうでもなくて、そういうのは

派遣とか外国人労働者に求める・・・・非常に合理的です

合理的過ぎて血も涙もない。人間扱いしてないなあと思う程です。

また、就職するのにインターネットや塾費用、留年に関する学費等、資金がかかると

いうのもおかしな話で 何の為に働くんだよーーと言いたくなります。

 

有名大学卒でパソコン・携帯必携で留年費用がある人ですら職探しに困る時代

なら貧乏人は路頭に迷えといわんばかりですね

一方企業側は「学生は甘えている」と一刀両断です。

マニュアルより意欲を見せろとかいうけど、さすがに100社以上も落ちると

人格否定というか、自分の存在すら否定されるような気がしませんか?

さらに最近、企業は外国人留学生を積極的に登用していると聞きます。

理由は「日本人学生より意欲的でスキルが高いから」だそうですが、これって

本末転倒では

個性・意欲・スキル・・・と言われても多くの学生はどうしたらいいかわからないと

思います。

確かに今の学生は驚く程保守的で融通がきかないっていうか、発想の転換が出来ない

ような気がします。

一つ、思い込んだら催眠術にでもかかったように同じ方向を目指してしまう。

自分のやりたい事が明確にならない・・・冒険したくない・・・積極的でない・・・

「中小企業に入って名をあげて自分が会社を大きくしてやろう」なんて理想は

絶対に持ち得ないのです

また、農業・漁業・小売店がみんな軒並み廃業に追い込まれていく中で、

 事務職

 営業職

この二つしか選択肢がないように見えるのも・・・・ 個人の適正で職業選択の

自由がもっとあって、ささやかでも生活出来るくらいの稼ぎがあればと思うのですが。

 

厚生労働省は学生の就職活動を4年生の夏になるまでさせないようにと

思っているらしいです。

そんな事より、日本の企業は海外へのアウトソーシングをやめて日本人を採用する

方向へ持っていく事と、農業・漁業・小売の個人事業主を活性化させること、

さらに伝統工芸などの職人を増やす事を重点的に考えるべきでは?

 

 

コメント (3)
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