夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

シニアは2階に寝ないほうがいい3つの理由、高齢者の私は学び、賛意して・・。

2021-05-10 14:01:03 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見ている中、
『ピーターも豪邸を手放し平屋を購入!
    シニアは2階に寝ないほうがいい3つの理由』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年の古ぼけた2階建ての家に住んでいる。




こうした中、一昨年の2019年、新年そうそうの1月3日の夜10時過ぎ、
心臓の左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車で循環器専門の『榊原記念病院』に搬送されたりした。

やがて『胸膜炎』(急性冠症候群)と病状とされ、
しばらく経過観察したく・・ と担当医師から宣言され、
結果的に8泊9日の入院となったりした。

この入院する前は、私たち夫婦は2階の和室の6畳を寝室としてきたが、

これから私たちは体力が益々衰える生活を配慮した家内は、
1階の和室に寝室としましょう、と私は提言されて、
同意して、まもなく退院後から1階の寝室となり、今日に至っている。

このような心情を秘めている私は、
今回の《・・シニアは2階に寝ないほうがいい3つの理由・・》、
真摯に学びたく、記事を精読した。



この記事の原文は、『女性セブン』の2021年4月29日号に掲載された記事で、
関連の【 NEWSポストセブン 】に於いて、5月10日に配信されつ、
無断であるが記事を転載させて頂く。

《・・リビングや水回りなど家族の共有スペースは1階に、
寝室や子供部屋など個人のスペースは2階に配置しているという家庭は
多いのではないだろうか。

しかし、住居で危険が起こりやすい時間帯は「夜」だ。
逃げ道が少なく、「階段」という障害物がある2階は危険の温床だった! (略)



◆1階建て住宅「平屋」の着工数が10年で2倍に  

少子化やコロナ禍の影響から、
日本の新設住宅着工戸数は、年々減り続けている。

しかし、その中にあって伸びているものがある。
それが1階建て住居、いわゆる「平屋」の着工戸数だ。  

2010年には、居住専用住宅に占める平屋の着工戸数は、
わずか6.19%だった。

それが2020年には11.2%まで上昇。
10年で2倍近い伸びを見せているのだ。
なぜ平屋人気が高まっているのか。 



◆平屋に引っ越す芸能人も、シニアに平屋がおすすめの理由 

元TBSアナウンサー・山本文郎さん(享年79、2014年逝去)の妻である山本由美子さん(55歳)も、
今年、平屋に引っ越したばかり。

以前は、千葉にある2階建ての家で、家族と暮らしていたが、
2人の息子も社会人となり、大量に残された文郎さんの遺品整理も兼ねて、
引っ越しを決意した。

年上の知人から、「60歳を過ぎたら、家は小さい方がいい」
とアドバイスを受け、都内近郊の平屋を選んだのだ。 

「新生活は、ものすごく快適」と由美子さんは語る。 
階段の上り下りが無いのが、本当に楽 

「2階建ての家に住んでいたときは、洗濯がとにかく大変でした。
1階にある洗濯機で洗ったら、濡れて重たい洗濯物を抱えて階段を上り、
2階のベランダに干す。

乾いたら取り込んで、1階のリビングで畳む。
その後、再び、2階にある私の寝室や子供たちの部屋まで持って行く。

時間も無駄だし、終わった後はヘトヘトでした。

平屋は洗濯が本当に楽です」(由美子さん・以下同)    

若いうちはいいが、洗濯かごを抱えて階段を上り下りすることは、
足腰が弱ってくると転倒の危険につながる。 



★震度4を記録した夜に実感した安心感  

さらに由美子さんが、心底、平屋へ引っ越してよかったと実感したのが、
2月13日の深夜に起こった福島県沖地震の際だ。
最大震度は6強、東京や千葉でも震度4を記録した。

 「先日の地震で、想像以上に人は動揺するものだと感じました。
引っ越す前は、寝室が2階にあったため、
地震が起こると階段を下りて、避難口の確保をする必要がありました。

ですが、もし停電した場合、2階だったら、
懐中電灯を頼りに、階段を下りなければならない。
それはあまりにも恐ろしいことです。

60歳を目前にすると、生活には何よりも安心感がほしいものです。

2階に寝室がある場合は、
できる範囲で1階に移すことをおすすめします」 



◆ピーターさん「らせん階段」に不安を感じ平屋へ  

階段に不安を感じるケースは珍しくない。
ピーターの愛称でおなじみの歌手、池畑慎之介(68歳)は、
一昨年、葉山(神奈川)に持っていた豪邸を手放したという。

ピーターのこだわりが細部まで詰まった家だったが、
骨折して松葉づえ生活になったとき、
らせん階段に大きな不安を感じたと明かしている。

現在は、建売の平屋を購入し、そこで暮らしているそうだ(『週刊朝日』2021年4月9日号より)。



◆60歳過ぎたら2階で寝ないほうがいい3つの理由

高齢になるほど、住み慣れたわが家は、危険な場所となる。

日常生活で最も多い事故は、
「転ぶ」と「落ちる」で、いずれもほとんどが自宅で起きている。 

東京消防庁の報告では、2019年に管轄地域内で発生した日常生活における事故(交通事故を除く)によって、
約14万5000人が救急搬送されており、そのうちの半数以上が65歳以上だ。 

同庁が2015年からの5年間に起きた事故の内容を分析したところ、
「転ぶ」事故が全体の82.1%を占め、
次いで「落ちる」事故が10.5%と続く。
いずれも、ほとんどが「住居等居住場所」で起こっている。



1.夜間のトイレに行くときの転倒が最も危険!  

バリアフリーの住宅改修を専門とするリフォーム会社・高齢者住環境研究所社長の溝口恵二郎さんはこう指摘する。

 「要介護となった人の自宅をリフォームするとき、
『無理して2階に上がって、階段で転倒して骨折した』という話はよく聞きます。

一時的な入院で治ればいいですが、骨折したことが原因で寝たきりになり、
それがきっかけで認知症を発症するなど、
歩けなくなることは高齢者の健康にとって大きな障害となります」

とはいえ、長年の習慣を変えるのは難しい。
「まだ元気だから」と、若いときから変わらず2階を寝室にしている人は多いだろう。

しかし高齢になってくると、夜間にトイレへ行く頻度が増えるなど、
 自分の気持ちとは無関係に危険に身をさらす機会が増えていく。 

「寝室が2階にあるのに、トイレは1階にしかないというのはもってのほか。
最も転倒しやすいのは、夜間にトイレへ行くときです。

昼間ならなんともない段差でも、
寝起きでぼんやりしているときは大きなハードルとなります。



 2.ヒートショックの危険性も 
また、冬場には、暖かい寝室と寒い階段との温度差によって
血圧が激しく変動するヒートショックを起こす危険性もある。

もし階段でヒートショックを起こしたら、転落してしまいます。
こうした理由から、高齢になってからの住居は、
寝室とトイレの動線を最短距離にすることが鉄則です」(溝口さん・以下同)  



 3.60歳以降のリフォームは「増築」ではなく「減築」を

老後を自宅で過ごすと決めている場合、
将来を見据えたリフォームや部屋の配置換えは、
まだ体力があるうちに行った方がいい。

介護が始まってからでは、建て替え期間中に過ごす場所の確保など、
 苦労することが多いからだ。 

「60歳以降のリフォームは、『増築』ではなく、
2階を取り払う『減築』が基本の考え方です。

大規模な工事をしなくても、2階は不要な物をしまう物置にして、
日常生活は1階で完結するように改装すればいいのです」 

★教えてくれた人 溝口恵二郎さん/リフォーム会社・高齢者住環境研究所社長・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、シニアは2階に寝ないほうがいい3つの理由
多々教示されたりした。

そして60歳以降のリフォームは「増築」ではなく「減築」を・・、
 遅ればせながら我が家でもしている。

2階にあった和室、洋間のそれぞれ6畳相当のふた部屋は、
活用度の少ない納戸代わりとしている。



或いは、ともすれば階段は危険なこともある。

過ぎし年、家内の母が我が家に来宅して貰い、
年末年始に共に過ごしていた時代があったりした。

年末に近づくと、家内は陽当たりの良い2階の洋間で、布団を干して、
やがて1階の和室に置いたりしていた。

こうしたある年、家内は干した掛け布団2枚を持ちながら、
2階の階段を降りかけた時、階段を滑り、
1階の居間の付近まで墜落し、家内はもとより、私も動顛した苦い経験があったりした。



このような体験もあり、家内は体力の衰えた私を危惧して、
何かと安全第一ょ・・と私に言ったりしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする