夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

「笑顔」は、チョコバー2000個分の幸福感をもたらす効果あり、76歳の私は学び、微笑み返しして・・。

2021-05-28 15:09:29 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している【 日刊ゲンダイヘルスケア 】を見ている中で、
『 科学で証明!本当に信用できるストレス解消法
   「笑顔」はチョコバー2000個分の幸福感をもたらす効果あり 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。




こうした中で、私は亡き母の遺伝を素直に受け継いだらしく、
恥ずかしながら男の癖におしゃべりで、
何かと家内と話し合いながら、笑顔を浮かべたりしている。

そして御近所の奥様、御主人様と、何かとお逢いした時は、談笑したりしてきた。

昨年の2月の頃から、新コロナの烈風後は、
マスクを付けて、『三密(密集、密接、密閉)』に伴い、
少なくとも2メートル近く離れて、手ぶりも交えて、ときには目も笑いながら、
談笑を重ねている。



こうした深情のある私は、
今回の《 「笑顔」は、チョコバー2000個分の幸福感をもたらす効果あり 》って、
どのようなことなのょ・・と思いながら、記事を読んだりした。

この記事は、明治大学教授、言語学者の堀田秀吾さんの寄稿文であり、
何かしら社会心理学、脳科学の分野にも明るい著名人で、
この【 日刊ゲンダイヘルスケア 】に5月28日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・ 職場でも飲食店でも、不思議と楽しそうに笑顔でいる人の周りは、
ポジティブな雰囲気に包まれているものです。

心理学には、「笑顔優位性効果」という言葉があります。


笑っている人の写真と、怒っている人の写真を用意して、
それぞれの顔を覚えてもらい、後日、同じ人たちの無表情の写真を見せ、
「この顔を覚えているか」と確認したところ、
圧倒的に記憶に残っていたのは笑っている人の写真だったといいます。

記憶に残りやすければ、コミュニケーションも円滑に進みやすくなりますから、
笑顔による優位性がさまざまな波及効果をもたらすことは、
想像に難くないでしょう。



「笑う門には福来る」とはよく言ったもので、
表情に乏しい毎日を送るよりも、
笑顔の多い瞬間をたくさんつくった方が、
あなた自身も周りもハッピーになっていくのです。

笑顔には、ストレスホルモンと呼ばれる

コルチゾールを軽減させる効果があることも立証されています。

カンザス大学のクラフトとプレスマンは、
口にさまざまな形で箸をくわえさせるという面白い実験(2012年)を行っています。

被験者に1分間氷水に手をつけてもらうなどしてストレス値を上げ、その後、
①【軽い笑みになるようにくわえる】
②【口角が上がって大きな笑顔になるようにくわえる】
③【無表情でくわえる】と3つのくわえ方をするグループに分けました。

そして、心拍数やストレスの度合いを計測すると、

②のくわえ方をしていた被験者たちの心拍数やストレスが、
もっとも低かったのです。

つまり、口角を上げ笑っているような表情をつくるだけ(フェイクスマイル)でも

ストレスが軽減されるのです。

「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなるのだ」
という心理学者ウィリアム・ジェームズの言葉がありますが、
笑うことも同じです。

ニコニコしているから気持ちが楽しく高揚していき、
良い作用をもたらしやすくするのでしょう。



また、2019年には山形大学医学部が、

「笑う頻度と死亡や病気のリスク」を分析。

ほとんど笑わない人は、よく笑う人に比べて
死亡率が約2倍高いとの結果が出ました。

約2万人の検診データを収集し、7年間にわたって調査・分析。
すると死亡率が約2倍、さらには脳卒中など心血管疾患の発症率も
高かったことが明らかになるという・・“笑えない”結果が判明しました。

大声を出して笑う頻度に対して、

「ほぼ毎日」と答えた人は、全体の36%。
対して「ほとんどない」は、3%ほど。

病気になりやすい年齢や喫煙といった因子を加味しても、
ほとんど笑わない人と、よく笑う人は、
実に約2倍の死亡率の違いがあったそうです。



笑顔には、チョコバー2000個分の効果があるともいわれています。


チョコレートを食べると、脳内でエンドルフィンが分泌され、
幸福感をもたらす刺激が起こります。

しかし、笑顔には、その比にならないほどの幸福感をもたらす効果があるのです。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、明治大学教授、言語学者の堀田秀吾さんの寄稿文に導かれて、 
 多々教示され、やがて微笑み返しをしてしまった・・。

しかしながら私は小学5年の頃まで、
劣等感と卑屈にさいなまれ、いじけた可愛げのない屈折した児であった。

兄の2人は学校の成績が良く、私は通信簿は『2』と『3』ばかりの劣等生で、
通信簿を学期末に頂くたびに、
お兄さんの2人は優秀だったのに、と担任の女の先生が溜息まじりに言われたりしていた。
        
  
この当時の私は、クラスの仲間からは、私を『三原山』とあだ名を付けられていた。

何かと平素は無口の癖に、ときたま怒り出し、周囲の多くの同級生が困惑し、
伊豆七島のひとつの大島は、幾10数年ごとに爆発する活火山の由来だった。 
                    
      

やがて小学6年生の頃になると、突然に人前でおしゃべりをすることが大好きと変貌して、
見知らぬ小父さん、小母さん対しても、私の方から話すようになり、
母、兄妹、そして父の妹でこの当時未婚だった叔母も驚いていた・・。

これ以来、私はお調子者のひとりとなって、学生時代、社会人のサラリーマンの中、
ときにはトンボのように自由にふるまったり、おだてられると高揚しながら奮闘したりしてきた。

このように私は、小学生、中学生の時代は劣等生であり、できれば消しゴムで消したいが、
こればかりはなぁ・・と苦笑したりし、あまり思いだしたくないのが本音である。




過ぎし2004年の秋に民間会社を定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めたりした。

こうした中、相変わらず、男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、
女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。




こうして歩く時の私は、紳士バックを園児のように斜め掛けして、颯爽と歩いたりしていることが多いが、
大半はデジカメをネクタイのように首から掛けて、歩いている中で瞬時に魅了された情景を、
一期一会ねぇ、と思いながら撮ったりして、記憶のかたみとしている。
             
このように歩いていると、ほぼ1キロを15分ぐらいであるので、
やはり時折、足早に歩いたり、或いは意識して、大股で歩いたりしている・・。

或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらくねぇ・・、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビールか水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。

ときおり国内旅行を私たち夫婦は幾たびか重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。
                          
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。



しかしながら、昨年の2月の上旬の頃から、
新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、重苦しい閉塞感に、戸惑いながら過ごしている。


こうした中で、いつになったら終息なるの、と思いながらマスクをして、
人出の少ない処を選定して、独りぼっちで散策して、微苦笑したりしている。
コメント (2)
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