夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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高齢者のワクチン接種本格化、遠い政府目標、医療従事者の確保急務、高齢者の私は学び、溜息を重ねて・・。

2021-05-11 09:30:18 | ささやかな古稀からの思い
先程、ヤフージャパンより配信されたニュースを見ている中で、
『 
高齢者のワクチン接種本格化 遠い政府目標 医療従事者の確保急務 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
 ささやかに過ごしている。

こうした中、菅首相が、確か4月30日の頃、無理難題のワクチン1万人接種センターの発言に、
医療が逼迫し、人手不足など問題が山積みの中、あきれ果てている・・。




こうした菅首相に忖度(そんたく)して、河野太郎ワクチン担当相が、
テレビ朝日番組「ANNニュース」(5月5日放送)に出演し、
新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センター東京会場で、
1日1万人の接種について語った、と学んだりした。

こうした中で、河野大臣は
「1日どれぐらい打てるのか、医官、看護官を配置できるのか、
自衛隊が検討しているので。
そこはこういうオぺーレーションができると言っているので、
自衛隊に任せたいと思っている」と発言されていた。




こうした河野大臣の発言に対して、自衛隊OBの御方は、
「そもそもワクチン接種は、厚生労働省の管轄でやるべきではないでしょうか。
自衛隊の医療スタッフ、看護助手だけでは、人数が足りないし運営は不可能です。

厚生労働省が主導で、自衛隊がサポートするなら理解できますが・・。
自衛隊の本業は国防です。
元防衛大臣の河野さんは、そのことを一番わかっている政治家だと思うのですが・・」
と私は学び、正鵠な論説を述べられていた。



混迷する菅首相に、河野ワクチン担当相は、軽率にも忖度(そんたく)
してしまった、
と私は解釈しているが、このお二人は国民を困惑させ、
罪深い御方、と私は微苦笑したりしている。

このように年金生活の無力な私でも憂いてきたが、
今回の『高齢者のワクチン接種本格化 遠い政府目標 医療従事者の確保急務』の実態を学びたく、
記事を読んだりした・・。

この記事の原文は、『毎日新聞』が5月10日に配信された記事で、
無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。




《・・ 新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種が10日、
各自治体で本格的に始まった。

菅義偉首相は「1日100万回の接種」を目標に掲げ、
高齢者向け接種を7月末までに完了させる方針。

しかし、接種を担う医療従事者の確保のほか、
殺到する接種希望者の自治体対応など課題は多い。

米製薬大手ファイザーの高齢者向けワクチン接種は、
4月12日から3600万人を対象にスタートした。

国から自治体への高齢者向けワクチンの配送量は、
9日までで約670万回分。

欧州の工場拡張で生産能力が増強されたことを受け、
10日からの2週間で、さらに1870万回分を送る計画で、
今週にも1回目の接種を開始するのは約300自治体に上る。 


 

供給のめどが立った一方、
英オックスフォード大の研究者らが運営する「アワー・ワールド・イン・データ」によると、
日本の接種率(少なくとも1回接種を受けた人の割合)は2・44%。

経済協力開発機構(OECD)の加盟国中で最下位とされており、
目標達成には医療従事者の確保が急務になっている。  

東京都が10日開いたワクチン接種に関する会議では、

政府目標の「7月末」までに高齢者接種を完了できるのは、
都内の市区町村の3分の2にとどまる見通しであることが報告された。

防衛省運営の「大規模接種センター」の分は含まれていないが、
目標達成には綱渡りの状況が続きそうだ。  



河野太郎行政改革担当相は10日の衆院予算委員会で、
医療従事者の確保に向け、資格を持ちながら仕事に就いていない「潜在看護師」を
活用する考えを表明した。

年収が130万円を超えると、
扶養枠を外れる制度への懸念が復職の障壁になっているため、
厚生労働省は一時的に収入が増えても、
社会保険制度の扶養から外れないと通知している。【中川友希、田中理知】・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



私は記事を微苦笑しながら読み、多々教示されたりした。

私は住む調布市より、ワクチンの集団の接種予約が4月12日にあり、
この中で一部の幸運ある御方が、4月22日で接種開始日、と知ったりした。

しかしながら市内の75歳以上の後期高齢者は、
少なくとも3万人はいると思え、
1日あたり概ね430人、週あたり3,000回程度接種予定、
と知り、早く接種を願っても、抽選で敗退するだろう、
と気弱な私は微苦笑したりした。

この後、河野河野太郎行政改革担当相は6日の記者会見で、
高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種が12日に始まるのを前に、
「コンサートの切符を予約するのと違って、売り切れることはない。
確実に接種できるので焦らないでいただきたい」と呼びかけた。

このようなことを思い馳せて、我が家から近くにある内科専門病院で、
『個別接種』で、私が65歳より通院し、信頼している内科病院の医院長に、
インフルエンザ 予防ワクチンと同様なパターンで、
ウイルスのワクチンも、お願いしょうと思い深めたりした。

この医院長は、私の既往歴や健康状態をよく知る主治医のような御方であるので、
生れて初めてのワクチン接種でも、信愛できる接種体制と思えるのである。




余談であるが、菅政権は「新型コロナワクチン1日1万人接種」計画に伴い、
担当の自衛隊だけでは人手が足りず、
人材派遣会社や日本旅行などに約37億円で“丸投げ”していた、
とネットと知ったりした。

何かしら防衛省関係者によると、
「自衛隊の看護官の人数が圧倒的に足りないので、
外注する形で集めることになったんです。

菅首相がワクチン接種は『自衛隊がやる』と宣言はしたものの、
結局は民間看護師、しかも非正規雇用の方を、
大量動員してやっつけで進めるしかなかったということです。

この計画は菅首相の側近の和泉首相補佐官らが主導し、
詳細を詰めぬまま、メディアに大々的にぶち上げられました。

だが、ワクチンを所管する厚生労働省や内閣府、内閣官房などには
何のノウハウもなく、困り果てていた。

自衛隊に押し付ける形になりましたが、
結局、看護師派遣や接種会場の受付などロジも含めて人材派遣会社、
 日本旅行、東武トップツアーズなどに約37億円で”丸投げ”となりました」



このようなことを私は学び、突貫工事のような体制で、

この『集団接種』は私は受けないが、
果たしてこのような医療体制は大丈夫かしら、と溜息を重ねたりしている。
コメント (2)
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