夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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樋口恵子さん、ドタリと倒れてから「さてどうやって生き延びるか」こそが大きな課題、79歳の私は学び・・。

2023-11-21 12:56:21 | 喜寿の頃からの思い
先程、ヤフージャパンが配信されている記事の中で、
『 樋口恵子 ピンピンコロリが理想でも、現実はそう簡単にいかない・・・
   ドタリと倒れてから「さてどうやって生き延びるか」こそが大きな課題
』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の79歳の身であるが、

こうした中、私たち夫婦にとって難題は、
やはり晩秋期の不安は、いつの日にか、介護・要となり、
介護施設にお世話になる時と思われる。



こうした中、要介護認定されている場合は、
特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)などの介護施設のほか、
有料老人ホーム、 介護型のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などを学んだりしてきた。              

そして私たち夫婦は、いつの日にか『要支援』までであったら、何とか自宅で過ごせると思われるが、
やはり『要介護』になってしまったら、やむなく介護施設に入居すると思案したりしてきた。

しかしながら介護施設の多くは、共同生活に伴い、

何かと制約が多いと思われ、できる限り《・・自分の家で過したい・・》、
と思ったりしている。

だが、『要介護』になってしまったら、やむなく介護施設に入居した場合のことを、
思い重ねたりしている・・。




私は評論家の樋口恵子さんに関しては、これまで多々教示されてきたので、
敬愛している御方のひとりである。

たとえば1月27日に配信された【毎日が発見ネット】に於いて、


《・・(略)・・
☆ヨタヘロ期でも、人と接することが元気の秘訣

いくら想像力の豊かな人でも、
その年になってみないと分からないことがありますからね。

60代で、固有名詞が出てこないが始まって、
70~80代は、転倒適齢期。

90代になったら、何もしていないのに転んで、
人を呼ばないと、立ち上がれない。

でも、そういうヨタヘロ期は、誰にもやってきますから、
悪戦苦闘しても仕方がない。

私は、人の顔を覚えられないけれど、活字は覚えられるのね。

人には得手、不得手があるので、
年をとったら、不得手なことはやらず、
得手なことだけやって楽しく生きる。

そうすれば、意外と長持ちしますよ」

ただし、年を重ねても楽しく長持ちをさせるには、
「人と接すること」が一番大切と樋口さん。

「いま、高齢者医療の専門家の先生たちが盛んに警鐘を鳴らしているのは、
人付き合いを全くしない人は、
運動を全くしない人よりも、老いが進むということ。

私が90歳でも元気でいられるのは、
仕事柄多くの人と接しているからだと思いますね」・・(略)・・》

このようなインタビューに応じた論調を私は読み、学んできた・・。

このような私は、今回も評論家の樋口恵子さんより、
人生の晩秋期を学びたく、記事を読んでしまった・・。

樋口恵子 ピンピンコロリが理想でも、現実はそう簡単にいかない…ドタリと倒れてから「さてどうやって生き延びるか」こそが大きな課題(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース

樋口恵子 ピンピンコロリが理想でも、現実はそう簡単にいかない…ドタリと倒れてから「さてどうやって生き延びるか」こそが大きな課題(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース

平均寿命が伸びる一方で、長生きによる「老い」に直面する場面も増えています。以前と違う自分に戸惑ったり、忘れてしまうことに恐怖を感じている方もいらっしゃることでし...

Yahoo!ニュース

 


《・・
平均寿命が伸びる一方で、長生きによる「老い」に直面する場面も増えています。
以前と違う自分に戸惑ったり、忘れてしまうことに恐怖を感じている方もいらっしゃることでしょう。

91歳になった今でも執筆活動を続けている、評論家・東京家政大学名誉教授の樋口恵子さんは、
<老いのトップランナー>として、「自分の老いを実況中継しながら、
皆さんにお伝えしてご一緒に考えていきたい」と話します。

その樋口さんいわく、
「数のうえからいうと、ヨタヘロ期を長く過ごすのは、圧倒的に女性が多い」そうで――。




◆ヨタヘロ期

私が理事長を務める「高齢社会をよくする女性の会」の広島代表で、社会学者の春日キスヨさんが、
「ピンピンしている元気な時期の後に、半分自立しているヨタヨタヘロヘロの時期があり、
その後にドタリと倒れて、寝たきりになる」とおっしゃいました。

まさにヨタヨタヘロヘロになりつつあった私は「これだ!」と思い、
「ヨタヘロ期」と名づけて、あちこちでお話ししたり、書いたりしているわけです。

名付けの親は、春日キスヨさんですので、ここに明記いたします。
その反響から春日さんが感じるのは、皆さん、ピンピンコロリ願望が強すぎるということ。

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。



私たち夫婦のどちらかが、いつの日にか『介護・要』になってしまった時、
やむなく私は、
国の支援を受けている費用が程ほどに適度な「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム=特養)」に、
入居したいと思っている。

叶(かな)わなくなってしまった時、困苦する。
      
やむなく高価と称されている有料老人ホームに、断腸の思いで自宅の敷地を売却して、
介護施設に入居しなくてはならない場合もある。

私は世田谷区と狛江市に隣接した調布市の外れに住んでいるが、
程近くにある有料老人ホームは、三つばかり参考例として記載する。

A:入居費(0万円~840万円)そして月額(21.1万円~35.5万円)
B:入居費(0万円~1580万円)そして月額(0万円~63.7万円)
C:入居費(0万円~3600万円)そして月額(27.4万円~115.6万円)

入居費が廉(やす)ければ、月額の負担が多い上、
やはり介護の難度、施設の優良度合により、大幅な差異がある、と思われる。


       

もとより介護の難題は、いつまで介護を受ける必要な期間が判らず、
やがて永がられば本人の自己負担額が増し、貯金は切り崩しても資金不足となり、
当然ながら、退所が余儀なくされて、行き場がなく迷子のような介護難民になることである。

私たち夫婦は、裕福層には遥か遠い年金生活の身であるので、
改めて有料老人ホームの入居費、そして毎月の負担額が余りにも高価に、溜息をしたりしてきた・・。


 

いずれにして、自身の介護・要になる時期をできるだけ伸ばし、
日常に制約のない健康寿命を継続して
日々、程々の散策をしたり、程度な食事、或いは熟睡が欠かせないなぁ・・
と思い重ねたりしている。
コメント
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