夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

「郵便受けを見ない生活」が招く思いもよらない事態、79歳の私は学び、多々学び・・。

2023-11-25 14:53:31 | 喜寿の頃からの思い


☆不在票に気付かず、保管期間も過ぎてしまった

メーカー勤務のAさん(40代女性)は、夫婦2人暮らしだが、
2人とも最近郵便受けを見る頻度が、少なくなったと明かす。

「新聞を取っていた頃は、もちろん毎日郵便受けをチェックしていましたよ。
そのついでにダイレクトメールやチラシの処理、郵便物の回収など整理をしていました。

でも新聞を取るのをやめてから、郵便受けを見るのは週末に1回ほど。
日常のやりとりは、メールやLINEになったので、
郵便受けに入っているものは、“そこまで急いで対応しないでもいいもの”という認識です」

夫婦ともに仕事が忙しく、郵便受けの確認は、
「時々、相手がやっているだろう」という思い込みが、思わぬ事態につながった。

「金融機関からの書留や、宅配品の不在票に気付かず、
保管期間が過ぎて、返送されてしまうということがありました。

こうした経験から、以前よりはまめに、郵便受けを確認するようになりましたが、
それでもなかなか毎日は見ませんね」(Aさん)



☆チラシしか入っていないと思っていたら…

フリーランスのイラストレーター・Bさん(20代男性)は、
学生時代から郵便受けをチェックする習慣が、なかったと明かす。

「一人暮らしだと基本何も届いていないし、入っていても、チラシしかない。
チラシが溜まっていて、それを片付けなくてはならないことを思うと、
ますます憂鬱な気持ちになって、月に1~2回見れば、良いくらいでした」

社会に出てからも、郵便受けを見ない習慣が続いたが、つい最近、そのせいで失敗したという。

「役所から、電話がかかってきて、
“税金を滞納していて、このままだと預貯金が差し押さえになる可能性がある”
と告げられ驚きました。

『お金がないわけではないんです』と必死に説明し、すぐに払いに行きました。

その帰りに郵便受けを見ると、大量のチラシに交じって、
税金の支払いの催促が見つかりました。

催促の前の、そもそもの通知書類は、
チラシを捨てる時に、一緒に捨ててしまったのかもしれません。
でも僕が郵便受けを見たくなくなるのは、チラシのせいなんですよ・・・」(Bさん)


 

☆大家さんと警察官が自宅にやってきた

IT企業勤務のCさん(30代男性)は、
郵便受けが、いっぱいになってから、やっと確認するタイプ。
それゆえ、あらぬ誤解を招いてしまった。

「僕はマンション住まいなのですが、
郵便受けを覗いて、まだ容量に余裕があれば、そのまま締めてしまう(笑)。
チラシなんかでパンパンになってから、やっと片付けるという感じでした。

でも、在宅勤務になってから、一切郵便受けを見ない日が続いたんです。

そうしたらある日、大家さんと警察官が自宅にやってきました。
大家さんが、私の孤独死を心配して、連絡してしまったそうで・・・。
迷惑をかけたこと、誤解させてしまったことが申し訳なくて、ただひたすら謝りました」

自らの怠慢で、他人を巻き込み迷惑をかけてしまうのは、避けたい。
億劫でも郵便受けの確認はこまめにしたほうが良さそうだ。(了)・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。



今回、「郵便受けを見ない生活」が招く思いもよらない事態、
79歳の私は学び、多々教示させられたりした・・。

私たち夫婦は、家内が大病する以前は、国内旅行を幾たびにしてきた・・。
こうした中で、定期購読している新聞に関して、
旅行の期間は、配達して下さる新聞の販売店に、この間は配達・無しの連絡をしてきた。

我が家は、新聞だけは玄関の近くの窓辺に配達場所と決めているが、
或る年、新聞の販売店の不徹底の為、
我が家の玄関の近くの窓辺に、旅行した宿泊数に相当する新聞の朝刊、夕刊が配達され、
私たち夫婦は驚きながら、新聞の販売店にクレームをしたりした。

我が家の「郵便受け」は、旅行期間中は、やはりチラシなどが入っているが、
大量に入っていると、我が家の不在が分かってしまうので、不用心・・と思いながら、
チラシを断る方法はないかしら・・と苦笑したりしている。
コメント
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