夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

パックごはんの盲点、研ぐ・炊く省ける反面失っているもの、高齢者の私は学び、多々教示させられて・・。

2021-05-15 13:40:39 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している【 日刊ゲンダイデジタル 】見ていた中で、
『パックごはんの盲点、研ぐ・炊く省ける反面失っているもの』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。




過ぎし16年前の頃より、ときおり家内が独り住まいの家内の母宅に、

季節ごとの大掃除やがて介護などで、4日5日前後で行ったりしていた。

こうした時は、我が家で『おひとりさま』になるが、
家内が4泊以上になる時は、家内が準備してくれた料理は、

品切れとなったりした・・。

こうした中、キャベツ、ニンジンの千切りぐらいはしているが、
煮たり、焼いたりする料理ができない私は、

 スーパーのお惣菜(総菜と同意語)売場で買い求めた品を並べて、
食べているのが実態となっていた。


そして朝食の御飯も、ときおり今回の『パックごはん』も愛食してきたので、
今回の《・・研ぐ・炊く省ける反面失っているもの・・》学びたく、
記事を読んだりした。



この記事は、米流通評論家、つねもと商店の常本泰志さんの寄稿文であり、
5月15日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・飲食店の時短営業や在宅勤務の影響で、
家族そろって食卓を囲む機会が、以前より増えているようです。

ところが、主食のコメの消費は、
巣ごもり需要が外食需要の減退をカバーできていない状況です。

国内のコメ消費量は、人口減少や少子高齢化による自然減が6万トン。

さらに、コロナ禍の影響で、それ以上のペースで減っていて、
現在、1950年代と比べて半分以下になったといわれています。

近年、共働き増加の影響で家庭で食べられているコメは、

ふつう精白米のほか、無洗米、冷凍米飯、パックごはんなど選択肢が広がっています。
これらは、なにより手間がかからないのが人気の理由のようです。




■研ぐどころか炊く時間すらない

無洗米が、本格的に広まったのは、1991年。
研ぐ手間がかからず、水道代が削減できる点など、
学校給食や大手中食、外食業界で使用される業務用米を中心に普及が始まり、
家庭でも消費されるようになりました。

研ぐ手間が省けるほか、とぎ汁による排水管の詰まりが発生しないため、

大量に炊飯する業者にとって、排水管の洗浄などのコストがかからない点も挙げられます。

最近では、コメのうまみ層であるアリューロン層が残る精米技術も出てきています。

通常精米に比べて米ヌカの脂分が少ない分、
炊いてからしばらくすると黄ばみやすく劣化が早いですが、
保存性が優れているというのが無洗米に対する業界全般の評価ではないでしょうか。

精米技術の向上で、ヌカの少ない精白米が多くなったことで、

価格が少し高い無洗米をあえて選ばなくなった家庭もあるようです。

JAや米穀卸売などに取材すると、無洗米の流通量は、
全体の4~10%程度とのことで、ニーズはそこまで高まっていないことがわかります。



一方、急激にニーズが高まっているのが、
「パックごはん(=包装米飯)」です。

パックごはんといえば、
1988年ごろに発売され「玄関開けたら2分でごはん」のフレーズが
センセーショナルだった「サトウのごはん」(サトウ食品)が有名です。

全メーカーの包装米飯製造量は、1997年の2万7000トンから、
2019年は18万3000トンと22年間で約7倍まで急増しています。

当初は補完的に食べられていて、

ミネラルウォーターが出始めたころ、水なんて買うもんじゃない、
といわれていたのと同じような扱いをされていたように思います。

今では、共働き家庭や単身者、高齢者の個食需要をはじめ、
災害非常食、レジャーといった多目的に利用されています。
これからもさまざまな変化をしていくのではないかと思います。

有名銘柄米のもの、容量の異なるものなど、販売されている種類も豊富になっています。


昨年、1回目の緊急事態宣言が発令された際、
パックごはんが売り切れたスーパーが続出しました。

 

■コメは料理か、否か

消費の激減で苦境にあえぐコメ農家にとって、

コメが食べられないより、パックごはんでも食べてもらったほうが
ありがたいでしょう。

ただ、利便性と引き換えに、失っているものも少なくないように思います。

当然、経済的にも、手間がかからない分だけ、コストはかかります。

1日に必要とされる主食のすべてを、パックごはんに置き換えた場合、
農水省食事バランスガイド(https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/kakudaizu.html)によると、
約5~7パック分となります。

1パック(150g)あたり68円〜150円程度です。

5kg2500円の場合、お茶碗1杯あたりの価格は約35.7円(水道光熱費除く)で、

約70杯できるので、家庭で炊いたほうが経済的です。

北大路魯山人が、1947年に書いた「お米の話」に次の一節があります。

「うまいものの極致は、米なのである。

うまいからこそ、毎日食べていられるわけなのである。

特にうまい米は、もうそれだけで充分で、
ほかになにもいらなくなってしまう。(略)

料理人は飯なんてものは、無意識のうちに料理ではないと考えているらしい。
ところが、飯は料理のいちばん大切なものなのである」

魯山人が話すように、現在は特にコメに対する意識が薄くなっているように感じています。




忙しい人にとって、コメを研いで炊く行為は非常に面倒ですが、
コロナ禍で自宅で食事をされているかたも多い今、
ぜひ、炊きたてのごはんのおいしさを改めて実感していただきたいのです。

日本人が2500年前から主食としてきたコメの歴史を踏まえると、

 量販店のコメの販売方法が消費財化=既製品化してしまったことで、
生産者へのリスペクトがさらに薄まっているように思います。

今、コメは非常に余っている状態で、価格も低い状態のままですが、
 コメをはじめとする農産物は地球温暖化と向き合い、
農家さんが汗水流して、丹精こめて栽培されたものです。

近い将来大規模な異常気象が発生して、

世界的に小麦などの主食作物が大凶作になると、
日本でも食糧不足になる可能性が高い状況にあります。

それほど、日本の食は脆弱です。
日本のコメは、常日頃からみなさんに食べてもらうことでしか支えられないのです。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、米流通評論家、つねもと商店の常本泰志さんの寄稿文に導かれて、
御飯に関して、研ぐ・炊く省ける反面失っているもの
多々教示されたりした。

私は農家の児として幼年期は育てられてきたので、
少なくとも朝食だけは、御飯に一汁三菜をこよなく愛して、
今日に至っている・・。

私は確か8年前の頃から、ときおり独りぼっちの生活をしてきてきたが、
朝食の時、2合ばかりのお米を洗い、五穀米を加えて電気炊飯器に5分後にセットしたりした。

やがて『一汁三菜』の真似事の一汁六菜で頂く前、
やはり2合のご飯は多く、三等分にして、ひとつは御飯茶碗に入れたりした。


そして残りのふたつはクレラップに包み、冷蔵庫に保管し、
翌日の朝食用にし、クレラップに包んだご飯をひとつだけ取りだして、
電子レンジで温めて、頂いたりしてきた。

このような体験を家内が一昨年の5月に大病するまで、
ときおり私はしてきた・・。




いずれにしろ、15年前の頃より、8年前の頃まで、五穀米を愛食するまで、
ときおり独りぼっちの『おひとりさま』の生活をする中、
パックごはんと称せられる『サトウのごはん』愛食してきたので、
懐かしさの余り、それなりに美味しかったょ、と心の中で無呟(つぶや)いたりしている。
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アメリカでは、ワクチン済めば、屋内もマスクなしOK、高齢者の私は学び、朗報と感じて・・。

2021-05-14 13:30:27 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している【 朝日新聞デジタル 】見ているに中、
『 ワクチン済めば、屋内もマスクなしOK 米でさらに緩和 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。



過ぎし昨年の新春の頃より、
世界の誰しもが予期できなかった新型コロナウイルスに伴い、
世界の多くの人が、生死の関わる難題に遭遇して、今日に至っている。


そして新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。


こうした中、幾たびの緊急事態の中、何かと制約が多く、無力な私でも、
「三密(密集、密接、密閉)」を避け、
人出の少ない時間、場所を選定した歩いたりしてきた・・。


そして生まれて初めて苦手なマスクをしながら、買物や散策をしてきたが、
昨年の5月の頃から、口の廻りが汗ばんだり、何かと息苦しく困苦したりし、
人影のない処では、こっそりとマスクを外したりする時もあったりした。

こうした深情を秘めてきた私は、今回の《・・屋内もマスクなしOK・・》に誘惑されて、
記事を読んでしまった。

この記事は5月14日に配信され、無断であるが転載させて頂く。



《・・ 米疾病対策センター(CDC)は13日、
新型コロナウイルスのワクチン接種を終えた人は、
屋内でも原則マスクを着用しなくてよいとするようガイドラインを改定した。

これまでは接種を終えても、
屋内の商業施設などでは、マスクを着けるよう求めていたが、
大幅に緩和した。

対象は、米ファイザー製、米モデルナ製なら2回、

米ジョンソン・エンド・ジョンソン製なら1回の接種を終えて2週間過ぎた人。


米オハイオ州で4月8日、ワクチンを接種した女性=AP


これまでも混雑していない屋外や少人数での屋内の集まりでは、
マスクを着用しなくてよいとしていたが、
今回の改定では、基本的に屋内外で、
マスク着用や人と人との距離をとる必要はないと変更した。

飛行機やバス、列車での移動の際や、病院などでは、

引き続きマスク着用を求めるという。

米議会や米メディアからは、

マスク着用のガイドラインを緩和するのが遅いという批判があがっていた。

米疾病対策センター(CDC)は緩和の理由について、
ワクチンのウイルス感染を防ぐ効果や、変異株に対する効果が、
実際に接種した人のデータでより多く確認できるようになってきたためと説明している。

米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は

「誰もがこの瞬間を待ち望んでいた」と語った。(ワシントン=合田禄)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



私は記事を読み終わった後、アメリカに於いては、
ワクチン済めば、飛行機やバス、列車での移動の際や、病院など以外は、
基本的に屋内外で、マスク着用や人と人との距離をとる必要はない、
 と私は学んだりした。

そして日本でも、やがてコロナが終息化に向かえば、
マスクから解放される時が来るよなぁ・・と感じて朗報だよなぁ、
と微笑んだりした・・。



たまたま昨日は、家内が一昨年の5月に入院した病院の定期検診日で、
小雨降る少し肌寒い中、私は家内のボディガード兼お供で、外出した。

やがて病院の待合室で私は待機したが、
家内は何かしら検査を受ける御方が多くて、予約時間は無視され、
結果的には3時間ばかり要した。

私は待合室でマスクをしながら、
持参した総合月刊誌の『文藝春秋』を読んだりしたが、
やがて病院を私たち夫婦は辞して、私は深呼吸するように外の空気を吸い込んだりした・・。

昨日は、私は家を出てから結果的には5時間近く、
マスクをしたままであったので、困苦したのであった・・。



このような息苦しい体験をしてきた私は、
アメリカでは、ワクチン済めば、屋内もマスクなしOK、
高齢者の私は学び、朗報と感じたりした・・。

そして私なりに長らく自粛してきた為か、
新型コロナ疲れとなっているが、やがて感染が激少するまでは、
自粛の延長戦だ、と自身を叱咤激励をしたりしている。


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生物学者が「今のワクチン政策で、コロナは収束しない」、高齢者の私は学び、多々教示させられて・・。

2021-05-13 10:37:56 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 AERA dot. (アエラドット) 】を見ている中、
「今のワクチン政策でコロナは収束しない」生物学者が危惧する落とし穴 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。



過ぎし昨年の新春の頃より、
世界の誰しもが予期できなかった新型コロナウイルスに伴い、
世界の多くの人が、生死の関わる難題に遭遇して、今日に至っている。


そして新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。


こうした中、幾たびの緊急事態の中、何かと制約が多く、無力な私でも、
苦手なマスクをしながら、「三密(密集、密接、密閉)」を避け、
人出の少ない時間、場所を選定した歩いたりしてきた・・。

しかしながら本音として、私なりに長らく自粛してきた為か、
新型コロナ疲れとなっているが、やがて感染が激少するまでは、
自粛の延長戦だ、と自身を叱咤激励をしたりしている。




そしてコロナの烈風に伴い不要不出の中、
大幅に変更が余儀なくされて、戸惑いながら過ごしているのが、
実態となっている。


こうした中で、最近はテレビのニュースを視聴していると、
ときおり『菅首相・・国民の命と健康を守るのも総理としての責務だょ・・
幾たびも国民にためらいながら規制しても、いつになったら感染の終息をできるのかょ・・
うつろな言動で成果もなく、総理の椅子にしがみつくなょ・・』、
と年金生活の無力な私でも、このようなことを呟(つぶや)く時もある。



今回の生物学者の御方が《・・「今のワクチン政策でコロナは収束しない」・・》学びたく、
記事読んでしまった。

この記事は、『週刊朝日』の2021年5月7-14日号に掲載された記事のひとつで、
関連の【 AERA dot. (アエラドット) 】に5月10日に配信され、
無断ながら記事の殆どを転載させて頂く。



《・・ 国内でもワクチン接種が始まり、新型コロナウイルスの収束に期待がかかるなか、
生物学者の池田清彦さんは、ワクチン接種が広まっても、収束できない可能性を指摘する。

*  *  *


僕は様子を見てから、ワクチン接種するかしないかを決めたい。


その理由は、感染させるリスクが高い人から、
接種したほうがいいと思っているから。

僕なんかは、外出も控えているし、感染させるリスクはほとんどない。

多くの国民が接種を終えている英国や、
イスラエルでは感染率が急激に下がっているから、
ワクチンが効くのは確かだと思う。

副反応の面でもアナフィラキシーが出る人はいるが、

その割合は非常に少ない。
60代の人がくも膜下出血になったというけれど、ワクチンとの因果関係は不明です。

日本では4月から高齢者への接種が始まりましたが、

65歳人口16万人の八王子市では、わずか2千人分だけ。

ワクチン接種の目的は、集団的な免疫力をつけるという社会的なものですから、
一部の高齢者だけに接種しても、達成できません。

それならば、ワクチン供給が十分になるまでは、

若い人や他人にうつすリスクの高い人から打つほうがいい。

社会活動が少ない年寄りは、あと2カ月我慢して、
先に感染させるリスクが高い人に、ワクチンを打ったほうが
全体的には早く収束に向かうはずだからです。



問題は、誰が感染させるリスクが高いかをどう判断するかだね。
正確な区分けは、できないかもしれないけど、
国がリーダーシップをもってやってほしいね。

この時期にオリンピックみたいなバカなことにお金を使うのではなく、
ワクチンに投資してほしいですね。

感染対策としてのワクチン接種は、素早くまとめてやらないとダメ。

 今みたいに五月雨式にやってもダメだよ。
ワクチンの効果って、1年続かないことがある。

そうだとすると、今ワクチン接種した人の効果が、切れるころになっても、

まだ収束してないという事態になりうる。

そうしたらまたワクチン打たなきゃならなくなって、
永遠に終わらない。
打つなら、ど~んといっぺんに、やらないとダメですよ。
                (構成/本誌・鈴木裕也)・・》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、生物学者の池田清彦さんは、初めて知る御方であるが
やはり専門家の確かな発言だ、と多々教示されたりした


過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、きまぐれにテレビのニュースを視聴したりすると、
新型コロナウイルスの感染の終息をさせる為に、
謙虚にイギリスを見習って、ロックダウンで人の流れる止める、思い馳せたりした。

そして事前に公的機関による国民全員にPCR検査が実施した上、
予防としてのワクチンの接種も迅速に行う。

日本に於いて欧米のロックダウンのように強制的に罰則を伴う都市の閉鎖が、
できないならば改正してまで実施する。

多少のゆるい規制であるならば、いつまでも終息できず、
今日の日本の情況であり、幾たびも自粛させる中、
やがて国民の多くは自粛疲れで、だらけて、政府、自治体の知事の協力依頼も徹底できずに、
今日に至っている、と私は思ったりしている。



何かしら実行力に乏しい菅首相は、オリンピックには開催強行に、
不思議な言動している。

こうした中で、選手やコーチらは入国後、
毎日検査を受けることなどを条件に14日間の「隔離」を免除。

選手へのワクチン優先接種まで浮上し、
大会組織委員会はコロナ禍に看護師500人の「動員」さえ要請した、
と新聞で私は知ったりして、驚嘆したりした・・。

こうした医療全般が 逼迫(ひっぱく)している中で、
アスリート・ファーストする代償としては、
都内から首都圏に未曽有の感染爆発が起きる可能性があることは、
園児でも判ることである。

国民の健康と命を守ることも首相としての責務のひとつであり、
オリンピックをやみくもに強行することは、
日本の数多くの人々のコロナリスクを高めるだけある。

まして日本で感染したアスリート(選手)が、
それぞれの国に変異株を持って帰るというリスクが想定され、
オリンピック開催は無理難題、と私は思い深めている。




こうした思いのある私は、今回の生物学者の池田清彦さんは、
英知のある優れた適言、と教示されている。
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コロナ禍なのに、コンビニの『高級おにぎり』が売れ続けた理由、こっそりと私は学び、微笑みを重ねて・・。

2021-05-12 13:27:06 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している【ITmedia ビジネスオンライン】見ている中、
『コロナ禍なのに、コンビニの「高級おにぎり」が売れ続けた理由』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

過ぎし2004年の秋に、私は定年退職時を迎え、多々の理由で年金生活を始めた。

そして専業主婦だった家内は、専業主婦の延長戦だわねぇ・・、
と微苦笑しながら、家事全般をしてもらうことなったりした。

私としては、せめて平素の買い物ぐらいと思い、
自主的に我が家の買い物専任者を宣言して、
これ以来、家内から依頼された品を求めて、
スーパー、専門店に殆ど毎日行っている買い物メール老ボーイとなってきた・・。

しかしながら昨年の新春より新コロナウィルスの烈風に伴い、
感染が怖くて、3日に一度に集約にしている。




こうした中、家内よりコンビニに寄って、いつもの『おにぎり』を買ってきてねぇ、
と私は依頼されて、帰路にあるコンビニ店で買い求めて帰宅することが多くなっている。

このような心情のある私は、
今回の《・・コンビニの「高級おにぎり」が売れ続けた理由・・》を学びたく、
こっそりと記事を読んでしまった。

この記事は昆 清徳さんの寄稿文であり、5月12日に配信され、
無断であるが、記事の大半を転載させて頂く。

《・・コロナ禍の影響を受け、
大手コンビニ各社のおにぎりの売れ行きに“ある”変化が起きている。


 【画像】大手3社の高級おにぎり 

セブン‐イレブン・ジャパンによると、
感染が本格的に拡大した2020年3月以降、
三角形の手巻きタイプに代表される通常おにぎりの売り上げは、
客数減の影響で大きく苦戦。
売り上げが前年比100%を下回る状態が続いていた。

一方、原料や製法で通常おにぎりと差別化した「こだわりおむすび」のカテゴリーは、
20年3月以降の売り上げが前年比100%を上回り続けた。

こだわりおむすびとは、
「新潟県産コシヒカリおむすび 熟成焼たらこ」(162円)や
「新潟県産コシヒカリおむすび 鮭ハラスの焼漬け」(194円)などのことを指す。 

なぜ、こだわりおむすびは、コロナ禍でも売れたのか。

セブンは、外出自粛や在宅勤務の普及により、自宅で過ごす時間が増えたため、
「より豊かな食生活を望んだり、プチ贅沢(ぜいたく)をしたいと考えたりするお客さまが
増えたからではないか」と分析している。  

また、健康志向が強まったことから、
もち麦が入ったおにぎりも、通常おにぎりより好調だったという。



★ファミマやローソンも高価格帯が好調

ファミリーマートも、20年10月に発売した高価格帯の「ごちむすび」シリーズが好調。

21年3月15日時点で、累計販売数が4000万食を突破した。

定番の鮭やいくらに加えて、
「ほたてバター醤油」など3種類を3月16日に発売した。

  

同様の傾向は、ローソンでも見られる。
同社は高級おにぎりシリーズの「金しゃりおにぎり」を展開している。

コロナ禍の前から支持されており、
おにぎり全体の売り上げランキングの上位に食い込んでいた。

感染が本格的に拡大しても苦戦した他のおにぎりと比べ、好調だった。
主に、高価格帯でもおいしさを求める50代のお客が購入したという。



★セブンは商品の「質」を追求

本格的な感染拡大から1年が経過した。
コロナとの付き合い方に慣れてきた人も多い。

今後、ワクチン接種をする人が増え、気温も上昇してくることから、
 消費マインドは徐々に上向いてくるとセブンは分析する。

そこで、お客の支持を得るため、
商品の「質」をさらに高める方針を掲げる。  

その方針は、おにぎりにも当てはまる。

コロナ禍でも好調だったこだわりおむすびを強化するため、
4月に「こだわり手巻おにぎり 辛子明太子」(199円)と
「こだわり手巻おにぎり 黒毛和牛のしぐれ煮」(213円)を相次いで発売した。 

新商品のおにぎりには、「摘み回数」を指定した有明産の海苔(のり)を使用している。
のりは、育ってから数回に分けて摘んでいくが、
最初に摘んだもののほうは食感が柔らかく、香りが良いのが特徴だという。
そこで、摘んだ回数が若いものを指定して、使用している。  

辛子明太子のおにぎりは、具材の製法にこだわっている。
「手返し製法」を採用しているのも特徴だ。

大きな容器にまとめて漬けるのではなく、比較的小ロットで漬ける。
 人の手で丁寧に裏返しながら漬かり具合を調整し、
辛子明太子の皮が破れたりつぶれたりするのを防いでいる。  

しぐれ煮のおにぎりには、
専用工場でじっくり煮込んだ黒毛和牛を使用しているのが特徴だ。



★ローソンは“非接触”のおにぎりを投入

おにぎり全般の売り上げが落ち込んだのは、
コロナ禍による客数減の影響が大きい。

ただ、ローソンでは手巻きおにぎりが、
他のおにぎりより動きが鈍かった要因として
「手で巻きたくない(衛生面)などの心理的な影響があったからだとも考えられる」(広報担当者)と分析。

新しいアプローチのおにぎりを投入している。
同社は3月30日、「スティックおにぎり だし香るひれかつ」と
「スティックおにぎり チキン南蛮」(いずれも180円)の2品を発売した。

この商品は、フィルムをはがしながら食べ進めることが可能で、
直接手を触れずに済むのが特徴だ。

また、リモートワークが普及する中、「ながら食い」が増えたことにも着目。
忙しい時でも手軽に食べられるようにしている。  

コロナ禍で消費者の行動が大きく変わる中、
コンビニ大手各社は、新しい“おにぎり戦略”を打ち出している。

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、昆 清徳さんの寄稿文に導かれて、有力コンビニの各社の創意工夫のある『高級おにぎり』、
学んだりした。

そして多彩な高級おにぎりを学び、私は家内から依頼された品もあり、
微笑んだりした。

私たち夫婦は国内旅行が共通の趣味であり、新婚時代より幾たびも旅路を重ねてきた。

こうした旅立ちの日、コンビニで好きな「おにぎり」を愛食してきた・・。
もとより旅先の宿泊先に於いては、朝食、そして夕食を頂くので、
せめて旅の途中では、簡素で奥深い「おにぎり」は日本食の原点と思い、
愛食してきたので、今回の記事に微笑みながら読んだりした。
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高齢者のワクチン接種本格化、遠い政府目標、医療従事者の確保急務、高齢者の私は学び、溜息を重ねて・・。

2021-05-11 09:30:18 | ささやかな古稀からの思い
先程、ヤフージャパンより配信されたニュースを見ている中で、
『 
高齢者のワクチン接種本格化 遠い政府目標 医療従事者の確保急務 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
 ささやかに過ごしている。

こうした中、菅首相が、確か4月30日の頃、無理難題のワクチン1万人接種センターの発言に、
医療が逼迫し、人手不足など問題が山積みの中、あきれ果てている・・。




こうした菅首相に忖度(そんたく)して、河野太郎ワクチン担当相が、
テレビ朝日番組「ANNニュース」(5月5日放送)に出演し、
新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センター東京会場で、
1日1万人の接種について語った、と学んだりした。

こうした中で、河野大臣は
「1日どれぐらい打てるのか、医官、看護官を配置できるのか、
自衛隊が検討しているので。
そこはこういうオぺーレーションができると言っているので、
自衛隊に任せたいと思っている」と発言されていた。




こうした河野大臣の発言に対して、自衛隊OBの御方は、
「そもそもワクチン接種は、厚生労働省の管轄でやるべきではないでしょうか。
自衛隊の医療スタッフ、看護助手だけでは、人数が足りないし運営は不可能です。

厚生労働省が主導で、自衛隊がサポートするなら理解できますが・・。
自衛隊の本業は国防です。
元防衛大臣の河野さんは、そのことを一番わかっている政治家だと思うのですが・・」
と私は学び、正鵠な論説を述べられていた。



混迷する菅首相に、河野ワクチン担当相は、軽率にも忖度(そんたく)
してしまった、
と私は解釈しているが、このお二人は国民を困惑させ、
罪深い御方、と私は微苦笑したりしている。

このように年金生活の無力な私でも憂いてきたが、
今回の『高齢者のワクチン接種本格化 遠い政府目標 医療従事者の確保急務』の実態を学びたく、
記事を読んだりした・・。

この記事の原文は、『毎日新聞』が5月10日に配信された記事で、
無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。




《・・ 新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種が10日、
各自治体で本格的に始まった。

菅義偉首相は「1日100万回の接種」を目標に掲げ、
高齢者向け接種を7月末までに完了させる方針。

しかし、接種を担う医療従事者の確保のほか、
殺到する接種希望者の自治体対応など課題は多い。

米製薬大手ファイザーの高齢者向けワクチン接種は、
4月12日から3600万人を対象にスタートした。

国から自治体への高齢者向けワクチンの配送量は、
9日までで約670万回分。

欧州の工場拡張で生産能力が増強されたことを受け、
10日からの2週間で、さらに1870万回分を送る計画で、
今週にも1回目の接種を開始するのは約300自治体に上る。 


 

供給のめどが立った一方、
英オックスフォード大の研究者らが運営する「アワー・ワールド・イン・データ」によると、
日本の接種率(少なくとも1回接種を受けた人の割合)は2・44%。

経済協力開発機構(OECD)の加盟国中で最下位とされており、
目標達成には医療従事者の確保が急務になっている。  

東京都が10日開いたワクチン接種に関する会議では、

政府目標の「7月末」までに高齢者接種を完了できるのは、
都内の市区町村の3分の2にとどまる見通しであることが報告された。

防衛省運営の「大規模接種センター」の分は含まれていないが、
目標達成には綱渡りの状況が続きそうだ。  



河野太郎行政改革担当相は10日の衆院予算委員会で、
医療従事者の確保に向け、資格を持ちながら仕事に就いていない「潜在看護師」を
活用する考えを表明した。

年収が130万円を超えると、
扶養枠を外れる制度への懸念が復職の障壁になっているため、
厚生労働省は一時的に収入が増えても、
社会保険制度の扶養から外れないと通知している。【中川友希、田中理知】・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



私は記事を微苦笑しながら読み、多々教示されたりした。

私は住む調布市より、ワクチンの集団の接種予約が4月12日にあり、
この中で一部の幸運ある御方が、4月22日で接種開始日、と知ったりした。

しかしながら市内の75歳以上の後期高齢者は、
少なくとも3万人はいると思え、
1日あたり概ね430人、週あたり3,000回程度接種予定、
と知り、早く接種を願っても、抽選で敗退するだろう、
と気弱な私は微苦笑したりした。

この後、河野河野太郎行政改革担当相は6日の記者会見で、
高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種が12日に始まるのを前に、
「コンサートの切符を予約するのと違って、売り切れることはない。
確実に接種できるので焦らないでいただきたい」と呼びかけた。

このようなことを思い馳せて、我が家から近くにある内科専門病院で、
『個別接種』で、私が65歳より通院し、信頼している内科病院の医院長に、
インフルエンザ 予防ワクチンと同様なパターンで、
ウイルスのワクチンも、お願いしょうと思い深めたりした。

この医院長は、私の既往歴や健康状態をよく知る主治医のような御方であるので、
生れて初めてのワクチン接種でも、信愛できる接種体制と思えるのである。




余談であるが、菅政権は「新型コロナワクチン1日1万人接種」計画に伴い、
担当の自衛隊だけでは人手が足りず、
人材派遣会社や日本旅行などに約37億円で“丸投げ”していた、
とネットと知ったりした。

何かしら防衛省関係者によると、
「自衛隊の看護官の人数が圧倒的に足りないので、
外注する形で集めることになったんです。

菅首相がワクチン接種は『自衛隊がやる』と宣言はしたものの、
結局は民間看護師、しかも非正規雇用の方を、
大量動員してやっつけで進めるしかなかったということです。

この計画は菅首相の側近の和泉首相補佐官らが主導し、
詳細を詰めぬまま、メディアに大々的にぶち上げられました。

だが、ワクチンを所管する厚生労働省や内閣府、内閣官房などには
何のノウハウもなく、困り果てていた。

自衛隊に押し付ける形になりましたが、
結局、看護師派遣や接種会場の受付などロジも含めて人材派遣会社、
 日本旅行、東武トップツアーズなどに約37億円で”丸投げ”となりました」



このようなことを私は学び、突貫工事のような体制で、

この『集団接種』は私は受けないが、
果たしてこのような医療体制は大丈夫かしら、と溜息を重ねたりしている。
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シニアは2階に寝ないほうがいい3つの理由、高齢者の私は学び、賛意して・・。

2021-05-10 14:01:03 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見ている中、
『ピーターも豪邸を手放し平屋を購入!
    シニアは2階に寝ないほうがいい3つの理由』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年の古ぼけた2階建ての家に住んでいる。




こうした中、一昨年の2019年、新年そうそうの1月3日の夜10時過ぎ、
心臓の左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車で循環器専門の『榊原記念病院』に搬送されたりした。

やがて『胸膜炎』(急性冠症候群)と病状とされ、
しばらく経過観察したく・・ と担当医師から宣言され、
結果的に8泊9日の入院となったりした。

この入院する前は、私たち夫婦は2階の和室の6畳を寝室としてきたが、

これから私たちは体力が益々衰える生活を配慮した家内は、
1階の和室に寝室としましょう、と私は提言されて、
同意して、まもなく退院後から1階の寝室となり、今日に至っている。

このような心情を秘めている私は、
今回の《・・シニアは2階に寝ないほうがいい3つの理由・・》、
真摯に学びたく、記事を精読した。



この記事の原文は、『女性セブン』の2021年4月29日号に掲載された記事で、
関連の【 NEWSポストセブン 】に於いて、5月10日に配信されつ、
無断であるが記事を転載させて頂く。

《・・リビングや水回りなど家族の共有スペースは1階に、
寝室や子供部屋など個人のスペースは2階に配置しているという家庭は
多いのではないだろうか。

しかし、住居で危険が起こりやすい時間帯は「夜」だ。
逃げ道が少なく、「階段」という障害物がある2階は危険の温床だった! (略)



◆1階建て住宅「平屋」の着工数が10年で2倍に  

少子化やコロナ禍の影響から、
日本の新設住宅着工戸数は、年々減り続けている。

しかし、その中にあって伸びているものがある。
それが1階建て住居、いわゆる「平屋」の着工戸数だ。  

2010年には、居住専用住宅に占める平屋の着工戸数は、
わずか6.19%だった。

それが2020年には11.2%まで上昇。
10年で2倍近い伸びを見せているのだ。
なぜ平屋人気が高まっているのか。 



◆平屋に引っ越す芸能人も、シニアに平屋がおすすめの理由 

元TBSアナウンサー・山本文郎さん(享年79、2014年逝去)の妻である山本由美子さん(55歳)も、
今年、平屋に引っ越したばかり。

以前は、千葉にある2階建ての家で、家族と暮らしていたが、
2人の息子も社会人となり、大量に残された文郎さんの遺品整理も兼ねて、
引っ越しを決意した。

年上の知人から、「60歳を過ぎたら、家は小さい方がいい」
とアドバイスを受け、都内近郊の平屋を選んだのだ。 

「新生活は、ものすごく快適」と由美子さんは語る。 
階段の上り下りが無いのが、本当に楽 

「2階建ての家に住んでいたときは、洗濯がとにかく大変でした。
1階にある洗濯機で洗ったら、濡れて重たい洗濯物を抱えて階段を上り、
2階のベランダに干す。

乾いたら取り込んで、1階のリビングで畳む。
その後、再び、2階にある私の寝室や子供たちの部屋まで持って行く。

時間も無駄だし、終わった後はヘトヘトでした。

平屋は洗濯が本当に楽です」(由美子さん・以下同)    

若いうちはいいが、洗濯かごを抱えて階段を上り下りすることは、
足腰が弱ってくると転倒の危険につながる。 



★震度4を記録した夜に実感した安心感  

さらに由美子さんが、心底、平屋へ引っ越してよかったと実感したのが、
2月13日の深夜に起こった福島県沖地震の際だ。
最大震度は6強、東京や千葉でも震度4を記録した。

 「先日の地震で、想像以上に人は動揺するものだと感じました。
引っ越す前は、寝室が2階にあったため、
地震が起こると階段を下りて、避難口の確保をする必要がありました。

ですが、もし停電した場合、2階だったら、
懐中電灯を頼りに、階段を下りなければならない。
それはあまりにも恐ろしいことです。

60歳を目前にすると、生活には何よりも安心感がほしいものです。

2階に寝室がある場合は、
できる範囲で1階に移すことをおすすめします」 



◆ピーターさん「らせん階段」に不安を感じ平屋へ  

階段に不安を感じるケースは珍しくない。
ピーターの愛称でおなじみの歌手、池畑慎之介(68歳)は、
一昨年、葉山(神奈川)に持っていた豪邸を手放したという。

ピーターのこだわりが細部まで詰まった家だったが、
骨折して松葉づえ生活になったとき、
らせん階段に大きな不安を感じたと明かしている。

現在は、建売の平屋を購入し、そこで暮らしているそうだ(『週刊朝日』2021年4月9日号より)。



◆60歳過ぎたら2階で寝ないほうがいい3つの理由

高齢になるほど、住み慣れたわが家は、危険な場所となる。

日常生活で最も多い事故は、
「転ぶ」と「落ちる」で、いずれもほとんどが自宅で起きている。 

東京消防庁の報告では、2019年に管轄地域内で発生した日常生活における事故(交通事故を除く)によって、
約14万5000人が救急搬送されており、そのうちの半数以上が65歳以上だ。 

同庁が2015年からの5年間に起きた事故の内容を分析したところ、
「転ぶ」事故が全体の82.1%を占め、
次いで「落ちる」事故が10.5%と続く。
いずれも、ほとんどが「住居等居住場所」で起こっている。



1.夜間のトイレに行くときの転倒が最も危険!  

バリアフリーの住宅改修を専門とするリフォーム会社・高齢者住環境研究所社長の溝口恵二郎さんはこう指摘する。

 「要介護となった人の自宅をリフォームするとき、
『無理して2階に上がって、階段で転倒して骨折した』という話はよく聞きます。

一時的な入院で治ればいいですが、骨折したことが原因で寝たきりになり、
それがきっかけで認知症を発症するなど、
歩けなくなることは高齢者の健康にとって大きな障害となります」

とはいえ、長年の習慣を変えるのは難しい。
「まだ元気だから」と、若いときから変わらず2階を寝室にしている人は多いだろう。

しかし高齢になってくると、夜間にトイレへ行く頻度が増えるなど、
 自分の気持ちとは無関係に危険に身をさらす機会が増えていく。 

「寝室が2階にあるのに、トイレは1階にしかないというのはもってのほか。
最も転倒しやすいのは、夜間にトイレへ行くときです。

昼間ならなんともない段差でも、
寝起きでぼんやりしているときは大きなハードルとなります。



 2.ヒートショックの危険性も 
また、冬場には、暖かい寝室と寒い階段との温度差によって
血圧が激しく変動するヒートショックを起こす危険性もある。

もし階段でヒートショックを起こしたら、転落してしまいます。
こうした理由から、高齢になってからの住居は、
寝室とトイレの動線を最短距離にすることが鉄則です」(溝口さん・以下同)  



 3.60歳以降のリフォームは「増築」ではなく「減築」を

老後を自宅で過ごすと決めている場合、
将来を見据えたリフォームや部屋の配置換えは、
まだ体力があるうちに行った方がいい。

介護が始まってからでは、建て替え期間中に過ごす場所の確保など、
 苦労することが多いからだ。 

「60歳以降のリフォームは、『増築』ではなく、
2階を取り払う『減築』が基本の考え方です。

大規模な工事をしなくても、2階は不要な物をしまう物置にして、
日常生活は1階で完結するように改装すればいいのです」 

★教えてくれた人 溝口恵二郎さん/リフォーム会社・高齢者住環境研究所社長・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、シニアは2階に寝ないほうがいい3つの理由
多々教示されたりした。

そして60歳以降のリフォームは「増築」ではなく「減築」を・・、
 遅ればせながら我が家でもしている。

2階にあった和室、洋間のそれぞれ6畳相当のふた部屋は、
活用度の少ない納戸代わりとしている。



或いは、ともすれば階段は危険なこともある。

過ぎし年、家内の母が我が家に来宅して貰い、
年末年始に共に過ごしていた時代があったりした。

年末に近づくと、家内は陽当たりの良い2階の洋間で、布団を干して、
やがて1階の和室に置いたりしていた。

こうしたある年、家内は干した掛け布団2枚を持ちながら、
2階の階段を降りかけた時、階段を滑り、
1階の居間の付近まで墜落し、家内はもとより、私も動顛した苦い経験があったりした。



このような体験もあり、家内は体力の衰えた私を危惧して、
何かと安全第一ょ・・と私に言ったりしている。
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夫が“おひとりさま”暮らしになる前に、生活の中で最低限必要なこと、高齢者の私は学び、微苦笑を重ねて・・。

2021-05-09 14:14:03 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【介護ポストセブン】を見ている中、
『 
夫が“おひとりさま”暮らしになる前に「まずゴミ出しを頼む」のが大切な理由 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年の古ぼけた戸建てに住んでいる。




こうした中で、いつの日にか、どちらかがあの世に旅立ち、
残された方は『おひとりさま』の生活が余儀なくされるので、
ときおり私は、まさかの出来事で家内が死去され、 独りぽっちなることもあるので、
思案することもある。 


こうした深情を秘めている私は、
今回の《 夫が“おひとりさま”暮らしになる前に「まずゴミ出しを頼む」のが大切な理由 》、
どのような意味合いの事ことの、と思いながら記事を精読してしまった。

この記事の原文は、『女性セブン』の2021年4月22日号に掲載された記事で、
関連の【介護ポストセブン】に5月9日に配信されて、
無断であるが記事を転載させて頂く。



《・・ 女性のほうが長生きするのは事実だが、
実は女性と男性の平均寿命の差は年々縮まっており、20年前の2001年は6.86歳だったのが、
2019年には6.04歳に(厚生労働省「簡易生命表(令和元年))。

今後も、平均寿命の差は小さくなることが予想され、
「妻に先立たれる夫」が増えていくことも。

もしも、妻に万が一のことがあったら・・・。
夫が「おひとりさま」として生きていくために、
今からやっておいたほうがいいこととは。



★ご近所づきあいは何より大事

完璧でなくても、ある程度の身の回りのことができれば、
高齢になっても男性がひとりで生きていくことは不自由ない。

しかし、ひとりでは解決できないこともある。
それが「ご近所づきあい」だ。

シニア世代のサポート事業を手掛けるアリア代表・松本すみ子さんは話す。
「会社員だった男性の多くは、職場には仲のいい同僚がいて、
みんなでゴルフへ行ったりしますが、
地域社会に友達がいないケースが多い。

そのため、地域に関心がなく、家から出ようとしない人が目立ちます」

お隣さんの顔を把握しておらず、あいさつが苦手な夫もいる。

会社から離れ、「話し相手が妻だけ」という状態になると、
妻に万一のことがあったとき相談する相手がいない。

「ご近所に『こんにちは』と言い合える人がいないと、
途端に孤立します。

例えば、『隣に空き巣が入った』といったご近所ニュースや病院の評判などの情報は、
ご近所づきあいがあれば自然と入ってくるものですが、
なければ知り得ません。

地域に知り合いをつくっておくことは、
家事のスキル以前の大事なことなんです」(家事研究家・佐光紀子さん)



★今から地域のサービスを活用する

夫が孤独死するのを避けるためにも、
妻は、今から夫の存在を地域に浸透させておきたい。

そのためには、地域のサービスをうまく活用しよう。

「自治体も、高齢者が自宅に引きこもることを懸念して、
講座や習い事などを開催しているところが多い。

妻が率先して、『あなた得意そうじゃない』と声をかけ、
夫に情報提供してあげましょう。

現代の“良妻”とは、夫の世話をなんでもやるのではなく、
お尻を叩いてでも、夫を外に出してくれる妻です」(松本さん)



★ゴミ出しを頼む

生活していれば、必ず発生するのがゴミだ。
所定の位置にゴミを出す行動には、いくつもの要素が含まれる。

「買い物が家事の『入り口』ならば、ゴミ出しは『出口』です。
どこで何を買って、どこにしまい、いつどうやって捨てるかという家事の一連の流れを
把握してもらいましょう。

さらに、ゴミ出しは、ご近所の人と顔を合わせる機会にもなって、
一石二鳥です。
明日からでも、ゴミ出しは夫に頼みましょう。
ついでに、ゴミの分別にも慣れてもらうと安心です」(佐光さん) 
 
ゴミの出し方で揉めて、地域の中で孤立することは、頻繁に起こり得る。
妻が元気で、余裕のあるうちに覚えてもらいたい。
できれば、予行演習もしておきたいところだ。

「コロナ禍が落ち着いたら、夫をほったらかして、
1週間くらい友達と旅行へ行ってしまえばいい。
否応なく意識してもらうには効果的な方法です」(松本さん)

妻は、自分が介護されるという可能性も、忘れてはならない。
みそ汁も作れない、
ゴミ出しもできない夫に介護されるのは考えものだ。

今日から、かわいい夫には、家事をさせよ。



★教えてくれた人

シニア世代のサポート事業を手掛けるアリア代表・松本すみ子さん、家事研究家・佐光紀子さん ・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



私は記事を微苦笑しながら読んだりした・・。

私は恥ずかしながら掃除、洗濯、料理などの家事に関しても初級であり、
たまたま家内が2年前の大病後は、家内は私を残して死去することもある、
と私に言ったりし、終活をしたりした・・。

こうした中で、家内は私の家事の未熟さにいたたまれず、
ときおり私を料理などを中核に、特訓をしているのが実態となっている。




過ぎし年の2004年(平成16年)の秋、民間会社に35年近く勤めた私は定年退職時となり、
多々の理由で私たち夫婦は始めたりした・・。


そして家内は、専業主婦の延長線をするわ、と明るく快諾してくれたので、
せめて我が家の平素の買い物ぐらいは、と私は平素の買物専任者を自主宣言したりした。

そして家内から依頼された品を求めて、
殆ど毎日のようにスーパー、専門店に、路線バスは頻繁に走行しているが、
歩くことが健康の源(みなもと)と思い、徒歩15分前後を歩いている。

そして私は母の遺伝を素直に受け継いだらしく、恥ずかしながら男の癖におしゃべりで、
家内はもとより、ご近所の御主人、奥様と談笑したりしている。

そして朝食、夕食は家内が料理してくれて、
私はキッチンから居間の食卓に、お運びする程度となっているが、
昼食だけは、お互いに制約することなく、自由な時間で、 お互いに殆ど我が家で、きままに食べたりしている。

こうした中、家内は料理、洗濯、掃除などを積極果敢にする専業主婦の優等生であり、
せめて私としては、家内が煎茶、コーヒーを飲みたい時を、
私は素早く察知して、日に6回ぐらい茶坊主の真似事もしている。

            

こうした中で、ときおり家内が我が家より遠方に独り住まいの家内の母に介護で行く時は、
私は我が家で『おひとりさま』になるが、家内の大病する前の15年近く体験してきている。

こうした時の朝、目覚めた後は、やがて台所にある調布市から配布されたカレンダーを見て、
『燃えるゴミ』、『ベットボトル』、『古紙・新聞』、『燃えないゴミ』などの指定日を確認して、
これに対応して、調布市から指定された道路に面した門扉に置いたりしている。

しかしながら、家内が4泊以上になる時は、家内が準備してくれた料理は品切れとなり、
こうした中、キャベツ、ニンジンの千切りぐらいはしているが、
煮たり、焼いたりする料理ができない私は、 スーパーのお惣菜(総菜と同意語)売場で買い求めた品を並べて、
食べているのが実態となっている。




洗濯に関しては、洗濯から乾燥できるまでの洗濯機に頼り、
せめて下着、タオル、パジャマぐらいはしょう、と当初は私は思ったした・・。

しかしながら家内より、着替えはたくさんあるでしょう、私が帰ってからします、 と強い口調で私は言われてしまい、
助かるよぅ・・と私は即答したりしてしまった・・。
このような洗濯機の機能も知らずに、軟弱な私となっている。

掃除に関しては、多少の埃(ほこり)がたまっても・・とグウダラな心情で、
二日に一回・・電気掃除機を曳くか、或いはコードレスの掃除機で、掃除したくらいである。

このように私は家事に関しても、落第生であるが、
何とか『おひとりさま』の生活を戸惑いながらも、 過ごしてきた・・ 




今回、夫が“おひとりさま”暮らしになる前に、生活の中で最低限必要なこと、
学びながら、ときおり私は実行してきたので、微苦笑してしまった・・。

しかしながら家内が亡くなった後、思いがけずに突然に無口になり、
ご近所の御方と談笑もしなくなり、気楽に話し相手がいなくなることも、
まさかの出来事もありえるので、ある一面、真剣に受け止めたりしている。
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平均寿命は長いのに、「健康寿命」が残念すぎる日本人が知らない「5つのM」、76歳の私は学び・・。

2021-05-08 17:25:00 | ささやかな古稀からの思い
先程、ヤフージャパンより配信されたニュースを見ている中で、
『 平均寿命は長いのに・・
「健康寿命」が残念すぎる日本人が知らない「5つのM」 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
 ささやかに過ごしている。


こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を丸16年半を過ごしてきた。




そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。





このような心情のある私は、
今回の《・・「健康寿命」が残念すぎる日本人が知らない「5つのM」・・》って、
どのようなことなのょ・・、と思いながら記事を読んだりした。

この記事の原文は、麗しき女性向けの公式サイトと思われる【mi-mollet(ミモレ)】に於いて、
5月8日に配信され、無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。



《・・加齢は悪いことばかりではないという点をこれまで紹介してきましたが、
老化が健康の不具合とつながりやすいこともまた、見逃せない事実です。

その中には、必ずしも防げないものもある一方で、
多くの健康上の不具合は防げる、
あるいは進行を抑えることができるということもよく分かっています。  



★人生最後の約10年を、健康でない状態で生きる日本人


日本人は、平均で男性なら約81歳、
女性なら約86歳まで生きると報告されています(参考文献1)。

しかし、もしかすると多くの人にとって、もう一つ大切なことは、
「生きる」に加えて「元気に自立して生きる」ということかもしれません。 

この違いを明確にするため、平均寿命とは別に、
健康寿命という言葉が定義されています。

この「健康寿命」という言葉は、ご存じだったでしょうか。 
これはまさに「元気に自立した生活を送ることのできる期間」を指した言葉です。

この健康寿命を先の平均寿命と比べてみると、老化の課題が浮き彫りになります。 

実は日本人の健康寿命は、男性なら約72歳、
女性なら約75歳と報告されています。 

すなわちこれは、日本人が平均的に最後の約10年を、
支援や介護を受けて生きているということを意味しています。

この10年も、できることなら人の助けを借りずに
健康に暮らしたいと思う方が多いのではないでしょうか。 

では最後の10年も元気に生きるために、何ができるのか。
考えなければならないことは、実はたくさんあります。 

しかし、この「考えなければならないこと」を
5つのコンセプトに整頓してくれたのが「5つのM」です。

この考え方は、2017年にカナダおよび米国の老年医学会から初めて提唱されました。

 この「5つのM」、Mobility、Mind、Multicomplexity、Medications、Matters Most to Meの5つからなります。
ここではそれらを一つずつ、簡単にご紹介していきたいと思います。  


★健康老後のための「5つのM」とは?

1 からだ 

身体機能 一つ目のMobilityは、
「可動性」や「移動性」などとも訳される言葉です。

身体の機能、「どのぐらい動けるか」を指します。
若いうちは何の支えもなしに自由に動きまわることのできた人でも、
 歳を重ねていくうちに杖や歩行器が必要になることがあります。

また、車椅子や寝たきりになる人もいます。
このMobilityでは、「からだ」に焦点を当ててアプローチします。  



2 こころ 

認知と精神 二つ目のMindは、
「心」や「知性」を意味すると共に、ここでは認知機能や精神状態を指します。

認知症やうつ病は、高齢者でよく問題になる病気です。
いくら体が元気でも、脳や心も元気でないと、
結局体の具合が悪くなり、人の助けが必要になっていきます。

このMindでは、「こころ」を軸に考えていきます。



3 よぼう 

多様な病気 3つ目はMulticomplexity。
これは一般に、多様な疾患を抱えた状態を指しています。

歳を重ねていく中で、生活習慣病、がん、感染症、心臓の病気など、
 さまざまな病気のリスクが増えていきます。

これらは、運悪く発症してしまうものがある一方で、
工夫をすれば未然に防ぐことのできる病気もたくさんあります。

このような多様な病気を防ぐためにできること、
また多様な病気との付き合い方について考えていくのが、
このMulticomplexityの軸です。
ここでは、「よぼう」の視点がとても大切になります。  



4 くすり 

ポリファーマシー 4つ目はMedication。
Medicationは、ズバリ「くすり」のことです。

高齢になると、多くの方がたくさんの薬を飲むようになります。
1日に服用する薬の数が非常に多い状態を「ポリファーマシー」と呼びます。

薬やそれが治療する病気の性格上、
どうしても長い間飲まなければならない薬、
飲んだ方が良い薬があることに間違いはありません。

一方で、やめられる薬、やめた方がいい薬もあるにもかかわらず、
それに医師も患者さん本人も気がつかずに続けられてしまっているケースが
多くあるのもまた事実です。

こうしてポリファーマシーが蔓延してしまうのです。
このMedicationの軸では、そういった「くすり」の問題を明らかにし、
どのような工夫ができるかを考えます。



5 いきがい

人生で一番大切なこと 最後に忘れてはならないのが、
Matters Most to Meです。

これは、「あなたの人生にとって何が最も大切か」という視点です。

人はそれぞれ、自分の健康上のゴールや好みがあるはずです。
人によっては、寝たきりになってでも、
とにかく長生きをすることが大切と考える一方で、
人に依存しない生き方こそが大切だと考える人もいます。

あるいは、登山が好きな人にとっては、
山登りのない人生など考えられないかもしれません。

このように、個々人の「いきがい」、
最も大切なことは何かに目を向けることも、
上手に歳を重ねる上で大切なポイントになります。 



上手に歳を重ねるための方法論は、
このように5つの視点で整理することができます。

5つのMは、「からだ」、「こころ」、「よぼう」、「くすり」、
 「いきがい」とまとめることもできるかもしれません。  



★「5つのM」は、アメリカの高齢者診療の常識


この5つのMは、現在では米国中の老年医学専門医にその考え方が浸透し、
高齢者を診療する基本指針とされています。

私自身も日々5つのMに沿って診療を行っています。

日本ではまだ浸透するには至っていませんが、
この5つのMはただ高齢者の診療に活用できるだけではなく、
より若い世代が上手に歳を重ねる上での指針にもなるのではないかと考えています。(略) ・・山田 悠史・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、アメリカで内科専門医をされている山田 悠史さんの寄稿文に導かれて、
遅ればせながら『5つのM』、多々教示されたりした。

確かに、「からだ」、「こころ」、「よぼう」、「くすり」、「いきがい」・・、
こうした大切な要素をふまえて、70代からの老後の生活を過ごせば、
その人なりの光明のある人生を過ごせる、
と76歳の私は、遅ればせながら深く教示されたりした。
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沖縄の玉城デニー知事、BBQツイートを謝罪 「深く反省」、私は学び、お気の毒と思い、それよりも・・。

2021-05-07 14:30:47 | ささやかな古稀からの思い

先程、ヤフージャパンより配信されたニュースを見ている中で、
『 沖縄の玉城デニー知事、BBQツイートを謝罪 「深く反省」 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、

 ささやかに過ごしている。

こうした中、私は近現代史に関心があり、書物を乱読したりし、

或いは家内との旅行で、幾たびも沖縄を旅路して魅了されているので、
何かと沖縄のニュースに注視している。

こうした心情を秘めている私は
、『玉城デニー知事、BBQツイートを謝罪』つて、
どのようなことですか、と思いながら記事を読んだりした。

この記事の原文は、『毎日新聞』で5月7日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。



《・・沖縄県の玉城(たまき)デニー知事は7日、県庁で記者会見し、
大型連休中に妻の実家などでバーベキュー(BBQ)をしたことについて
「不快な思いをさせてしまったことには深く反省したい」と謝罪した。

沖縄県では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、
国のまん延防止等重点措置が適用されており、
玉城知事は大型連休前に「飲食につながるイベントは控えてほしい」と要請していた。

玉城知事は、5日にツイッターで
「GWの予定は、実家と山の神の実家庭でのBBQ。他ほぼ読書」
などと投稿した。

「山の神」は、妻のことを指すとみられる。
県民に自粛を求める中で、知事がBBQをしたと明かしたことに批判が相次ぎ、
玉城知事は、6日夜に「GWのツイートは反省して削除します」と投稿。
5日のツイートを削除した。

玉城知事によると、4日に自宅、5日に妻の実家で、
いずれも屋外で、家族とBBQをした。
最大6人が参加した日もあったが、2時間以内で終えたという。

玉城知事は「多数が集まってのBBQとは性格が異なり、
あくまで家族の食事のはんちゅうだが、
不快に思われる方がいらっしゃったことには反省したい」と述べた。

また、玉城知事は「5月11日まで」とされているまん延防止措置の期間について
5月31日までの延長を検討していることを明らかにした。【竹内望】・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



もとより私は沖縄の玉城デニー知事には、お逢いしたことはないが、
何かと県民から託された重責で、日々奮闘されている、と感じている。

こうした御方が休暇で、ご家族で奥様の実家でバーベキュー(BBQ)を楽しまれた、
と私は素直に理解したりした。

しかし県民に自粛を求める中で、知事がBBQをしたと明かしたことに、
批判が相次いだ、と知り、
何ごとも県民の一部で批判ばかりする御方もいるもんだ、とあきれたりした。

そして私は玉城デニー知事には、お気の毒さまと同情した・・。



こうしたささいなことより、菅首相が、
確か4月30日の頃、無理難題のワクチン1万人接種センターの発言に、
医療が逼迫し、人手不足など問題が山積みの中、あきれ果てている・・。

こうした菅首相に忖度(そんたく)して、河野太郎ワクチン担当相が、
テレビ朝日番組「ANNニュース」(5月5日放送)に出演し、
新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センター東京会場で、
1日1万人の接種について語った、と学んだりした。

こうした中で、河野大臣は
「1日どれぐらい打てるのか、医官、看護官を配置できるのか、
自衛隊が検討しているので。
そこはこういうオぺーレーションができると言っているので、
自衛隊に任せたいと思っている」と発言されていた。

 

こうした河野大臣の発言に対して、自衛隊OBの御方は、
「そもそもワクチン接種は、厚生労働省の管轄でやるべきではないでしょうか。
自衛隊の医療スタッフ、看護助手だけでは、人数が足りないし運営は不可能です。

厚生労働省が主導で、自衛隊がサポートするなら理解できますが・・。
自衛隊の本業は国防です。
元防衛大臣の河野さんは、そのことを一番わかっている政治家だと思うのですが・・」
と私は学び、正鵠な論説を述べられていた。



混迷する菅首相に、河野ワクチン担当相は、軽率にも忖度(そんたく)
してしまった、
と私は解釈しているが、このお二人は国民を困惑させ、
罪深い御方、と私は微苦笑したりしている。
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しゃべるだけでマイクロ飛沫、泡がはじけてやってくる?、高齢者の私は学び、微苦笑して・・。

2021-05-06 14:50:38 | ささやかな古稀からの思い
先程、ヤフージャパンより配信されたニュースを見ている中で、
『 しゃべるだけでマイクロ飛沫、泡がはじけてやってくる? 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市の住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、 ささやかに過ごしている。

過ぎし昨年の新春の頃より、
世界の誰しもが予期できなかった新型コロナウイルスに伴い、
世界の多くの人が、生死の関わる難題に遭遇して、今日に至っている。


そして新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。




こうした中、幾たびの緊急事態の中、何かと制約が多く、無力な私でも、
苦手なマスクをしながら、「三密(密集、密接、密閉)」を避け、
人出の少ない時間、場所を選定した歩いたりしてきた・・。

しかしながら本音として、私なりに長らく自粛してきた為か、
新型コロナ疲れとなっているが、やがて感染が激少するまでは、
自粛の延長戦だ、と自身を叱咤激励をしたりしている。




私は亡き母の遺伝を素直に受け継いで、男の癖におしゃべりで、
家内はもとより、近所の奥様、ご主人様と談笑したりしている。

或いは知人の御方に逢ったりすると、歓談したりしている。

そして近くに住む兄宅に行ったりすると、短めに談笑している。

いずれも新型コロナウイルスの烈風の中は、
お互いに2メートル前後離れて、マスクをして、話し合ってきた・・。

マスクなしの特例は、もとより家内だけであり、
寝食を長らく共にしてきたので、一心同体のようなので、
気楽に話し合ったりしている。



今回、しゃべるだけでマイクロ飛沫、泡がはじけてやってくる?、
どのようなことですか、と思いながら記事を読んだりした。

この記事の原文は、【 朝日新聞デジタル 】で5月5日に配信されていたが、
無念ながら、私は理解できない内容が多かったりした。



少しだけ判ったことは、《・・ 新型コロナの飛沫(ひまつ)は、
ウイルスを含む小さな飛沫(ひまつ)が生じ、感染が広がると考えられ、
この飛沫は「マイクロ飛沫」と呼ばれる。

せきやくしゃみで発生する大きな飛沫が、直径0・02~0・05ミリほどなのに対し、
マイクロ飛沫の直径はおよそ10分の1。
軽いため、空気の流れに乗って長く空中を漂う・・。



そして、どう対策をとればいいだろう。

近大の宮澤さんは「マスクの正しい着用と十分な換気が重要だ」と話す。

「肺から出るマイクロ飛沫(ひまつ)は、
小さなアクリル板や『咳エチケット』では防げない。

不織布マスクをほおに密着させ、
2方向以上の窓や扉を開けて空気の流れを作って、
漂う飛沫(ひまつ)の濃度を下げることが大切だ」・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、ウィルスの飛沫(ひまつ)を防ぐ方法を学び、
なるべく我が家でも徹底すれば良いかしら、と微苦笑をしたりした。
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特養とサ高住、在宅の“本当の負担”、76歳の私は学び、多々教示されて・・。【下】

2021-05-05 13:46:55 | ささやかな古稀からの思い
私は家内の母が、79歳になった12年前、
『要支援1』と認定されたと家内から聞いて、
私は漠然としながらも、介護区分の『要支援』、そして『要介護』を初めて少し学んだりした・・。



要介護状態区分・要支援状態区分ごとの状態の目安

◉要支援1

居室の掃除や身の回りの世話の一部に、何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。
立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に、
何らかの支えを必要とすることがある。
排泄や食事は殆どが1人で出来る。


◉要支援2

要介護1相当の人のうち、以下の状態像に該当しない人
❶疾病又は外傷等により、心身の状態が安定していない状態
❷認知機能や思考・感情等の障害により、十分な説明を行っても、

 予防給付の利用にかかる適切な理解が困難である状態
❸その他、心身の状態は安定しているが、

  予防給付の利用が困難な身体の状況にある状態




◉要介護1

身だしなみや居室の掃除など身の回りの世話に、

何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。

立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に、
何らかの支えを必要とする。

歩行や両足での立位保持などの移動の動作に、
何らかの支えを必要とすることがある。

排泄や食事は、ほどんど自分1人で出来る。
問題行動や理解の低下がみられる。


◉要介護2

身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話の全般に、

何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。

立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に
何らかの支えを必要とする。

排泄や食事に、何らかの介助(見守りや手助け)を必要とすることがある。
問題行動や理解の低下が見られることがある。




◉要介護3

身だしなみや居室の掃除などの身の回り世話が、自分1人で出来ない。

立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作が、
自分1人で出来ない。

歩行や両足での立位保持などの移動の動作が、自分で出来ないことがある。

排泄が自分1人で出来ない。
いくつかの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある。


◉要介護4

身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話が、殆ど出来ない。

立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作が、殆ど出来ない。
 歩行や両足での立位保持などの移動の動作が、自分1人では出来ない。

排泄が殆ど出来ない。
多くの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある。


◉要介護5


身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話が、殆ど出来ない。

立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作が、殆ど出来ない。
歩行や両足での立位保持などの移動の動作が、殆ど出来ない。

排泄や食事が殆ど出来ない。
多くの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある。


このように私は65歳の時に、初めて学び、
いつの日にか、私も齢を重ねれば、介護のお世話になってしまうか、
 と私は思いながら、動揺したりした・・。

ここ数年、私たち夫婦は、いつの日にか『要支援』までであったら、
何とか住み慣れて、自由度の多い自宅介護で過ごしたい、

と話し合ったりした。

しかしながら『要介護』になってしまったら、
やむなく介護施設に入居すると思案したりしてきた。



こうした中、要介護度1』か要介護度2』の場合は、
何かと制約の少ない『サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)』も良いが、
要介護度3』になったら、介護付きにしないと困苦すると思われる。

こうした時は、要介護度3以上が入居資格のある『特別養護老人ホーム』は、
国の支援を受けて費用が程ほどであり、ただ競争率が高く、
入居が叶(かな)わなくなってしまった時、困苦すると思われる。
      
やむなく『介護付き有料老人ホーム』も思案できるが、
費用が高価なところが多く、難点である。



もとより介護の難題は、いつまで介護を受ける必要な期間が判らず、
やがて永がられば本人の自己負担額が増し、貯金は切り崩しても資金不足となり、
当然ながら、退所が余儀なくされて、行き場がなく迷子のような介護難民になることである。
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特養とサ高住、在宅の“本当の負担”、76歳の私は学び、多々教示されて・・。【上】

2021-05-05 13:44:06 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
過ぎし5月3日に於いて、
https://blog.goo.ne.jp/yumede-ai/e/91d2bdd4beac5063dd3d403015ddda04
『介護付き有料老人ホーム“本当の負担”、年金だけなら1680万円不足、76歳の私は学び、多々教示されて・・。』、
と題して投稿した。


この介護付き有料老人ホームの関連の記事として、
『 特養とサ高住、在宅・・13年間でかかる費用はこんなに違う 』、
と題された記事があったりした。、

私は特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)などの介護施設のほか、
有料老人ホーム、 介護型のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などを学んだりしてきたが、

具体的な費用は漠然としているので、私は精読してしまった・・。

この記事は『女性自身』の2021年1月19日・26日合併号に掲載され、
関連の公式サイトの【 女性自身 】に1月14日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。



《・・多くの人が悩む、一人暮らし親の生活。
不安なのでいっそ施設に入ってほしいけどお金が心配・・・。
そんなあなたのために試算しました・・。
 
「コロナ禍による外出自粛で、
“一人暮らしの老親の身体機能や認知機能が低下してしまった”
と訴えているご家族が増えています。

ふたたびこのような不安を抱えないために、
人と交流ができ、日々のケア、見守りなどの総合的なサービスを受けられる高齢者施設へ
入所させたいというニーズは、今後さらに高まるでしょう」
 
こう語るのは、『図解ポケット30分でわかる! 介護保険の上手な使い方』(秀和システム)の著者で、
介護業界専門コンサルタントを行っているスターパートナーズ代表の齋藤直路さんだ。

 
「ただし、高齢者施設の入居費用は、
生涯にわたり払い続けるものであることを忘れてはいけません。

親の資産状況によっては、子ども世代への金銭的負担が大きくなります。
慎重に検討しなくてはならないのです」
 
ファイナンシャル・プランナーの寺門美和子さんも同意する。
 
「実際に親の資産はいくらあるのか、
毎月、いくら年金をもらっているのか、
そして持ち家の場合、いくらくらいで売却できるのか。

残念ながら、親子でこうした会話をするのは抵抗があると、
親の資産状況を把握できていない人が、非常にたくさんいます。

高齢者施設の月額利用料金は、
年金額を考慮して算出されているようですが、
入居一時金や、介護度に応じた介護費用などの出費も忘れてはなりません。
年金だけではまかなえないことが多いのです」

 
さまざまな高齢者施設があるが、
はたして年金だけでは、どれくらい不足するのだろうか。
前出の齋藤さんにシミュレーションしてもらった。
 
「すべてのケースで、地方都市に住む、
会社員だった父親の遺族厚生年金で生活する母親が、
80歳で施設を利用開始した場合で試算しました。

要介護度の上昇に関しても、聞取り調査のうえ、
一般的なケースを想定しています」
 
死亡する年齢は92歳(93歳の誕生日の前日)で計算した。
 
「2019年7月に発表された厚労省の簡易生命表によると、
女性の平均寿命は87.45歳ですが、
じつはもっとも多くの人が亡くなる年齢は、92歳です。

仮に80歳で高齢者施設に入所しても、
残りの人生は、13年近くになるのですね。

また、受け取る遺族厚生年金額に関しては、
厚生労働省の『平成30年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況』の
80歳の平均年金月額から試算し、12万8,000円としました」(寺門さん)
 
その収支は次のとおり。

 
■特別養護老人ホームに入居した場合
 
70歳のときに、骨粗しょう症の診断を受けていたBさん。
通院によって状態を維持していたが、78歳で転倒し大腿骨頸部を骨折。

入院し、人工骨頭置換術を受け無事に退院したが、
79歳で、もう一度同じ部位を骨折。

骨の強度からもう手術はできず、
ほとんど寝たきりになり、『要介護3』に認定された。

家族は、離れてらしているため、
安価で看取りまでしてくれる地元の特別養護老人ホームを希望。

地域包括ケア病棟で、待っていると、
運よく入院中に、入所の運びとなった。

所得に応じて利用額が変わるが、ごく一般的な収入だったため、
4段階中3番目の料金設定で、多床室を利用。

入所後、徐々に介護度は上がっていくも、経口で食事を摂取し続け、
87歳で『要介護4』。
90歳で『要介護5』となり、施設で看取ってもらった。
 
〈試算〉
 
【80〜86歳】要介護3
・介護費用:3万円
・居住費:4万円
・食費:2万円
・その他(金銭管理費等):5,000円
・合計(月額):9万5,000円
・年金からの余剰金(月額):3万3,000円
 
【87〜89歳】要介護4
・介護費用:3万3,000円
・居住費:4万円
・食費:2万円
・その他(金銭管理費等):5,000円
・合計(月額):9万8,000円
・年金からの余剰金(月額):3万円
 
【90〜92歳】要介護5
・介護費用:3万5,000円
・居住費:4万円
・食費:2万円
・その他(金銭管理費等):5,000円
・合計(月額):10万円
・年金からの余剰金(月額):2万8,000円
 
◎13年間で486万円余る(総費用1,510万8,000円/年金総額1,996万8,000円)

 

■サービス付き高齢者向け住宅に入居した場合
 
『要支援2』だったCさん。
長年連れ添った夫を失い、外出する機会がめっきり減って一気に衰えた。

Cさんの一人暮らしに不安を覚えた娘が、
「人とのコミュニケーションがとれるから」と施設の入居を勧めた。

運よく、昔から仲のよかった友人が、
近くのサービス付き高齢者向け住宅に入っていることを知り、
80歳になったときに入居。

加齢にともない、訪問介護で、身の回りの介助を受けるようになったが、
同世代の友人もできて楽しく暮らしており、
92歳で亡くなった。
 
〈試算〉
・入居金:21万円
 
【80〜86歳】要支援2
・介護費用:7,000円
・居住費:10万5,000円
・食費:4万5,000円
・状況把握、生活相談:1万1,000円
・合計(月額):16万8,000円
・年金のみの不足額(月額):4万円
 
【87〜92歳】要介護2
・介護費用:1万5,000円
・居住費:10万5,000円
・食費:4万5,000円
・状況把握、生活相談:1万1,000円
・合計(月額):17万6,000円
・年金のみの不足額(月額):4万8,000円
 
◎13年間で702万6,000円不足(総費用2,699万4,000円/年金総額1,996万8,000円)
 
施設の居住費は、地域によって異なる。
都心の高齢者向け住宅には、月額の利用料が数10万円以上するものもある。

今回の施設に関する試算はすべて、
地方都市の平均的な相場を念頭に試算した。
 


■グループホームに入居した場合

Dさんは75歳で、少しずつ認知症の症状が出はじめた。

最初は、物忘れ程度のために、家族も楽観的に見守っていたが、
数年たつと、しだいに脈略なく怒鳴りだしたり、
夜、徘徊してしまうように。

医師のすすめで介護申請を行い『要支援2』となった。

介護に疲弊した娘夫婦は、
認知症に特化した施設であるグループホームへ入居させた。

入居後は、投薬の効果もあり、穏やかな様子であったが、
84歳のときに『要介護1』、90歳では『要介護3』となった。

やがて足腰が弱くなっていき、93歳の誕生日の前日に亡くなった。
 
〈試算〉
・敷金:15万4,000円
 
【80〜83歳】要支援2
・介護費用:2万8,000円
・居住費:11万2,000円
・食費:3万6,000円
・合計(月額):17万6,000円
・年金のみの不足額(月額):4万8,000円
 
【84〜89歳】要介護1
・介護費用:2万9,000円
・居住費:11万2,000円
・食費:3万6,000円
・合計(月額):17万7,000円
・年金のみの不足額(月額):4万9,000円
 
【90〜91歳】要介護3
・介護費用:3万円
・居住費:11万2,000円
・食費:3万6,000円
・合計(月額):17万8,000円
・年金のみの不足額(月額):5万円
 
【92歳】要介護5
・介護費用:3万1,000円
・居住費:11万2,000円
・食費:3万6,000円
・合計(月額):17万9,000円
・年金のみの不足額(月額):5万1,000円
 
◎13年間で779万8,000円不足(総費用2,776万6,000円/年金総額1,996万8,000円)

 

■別々に暮らして在宅介護する場合
 
75歳で夫に先立たれたEさん。
家事全般をこなし、近所の娘夫婦から自立して生活していた。

ところが79歳のある日、階段から転倒してしまい骨折。
娘からは施設への入所も提案されたが、
これまで元気が取り柄だったEさんは
「いまさら住む場所を変えたくない」と在宅介護にこだわった。

手すりを設置するなど、自宅をバリアフリーにリフォームし、
訪問介護や通所介護を利用できるよう、計画をケアマネと立てた。

死ぬまで歩きたいと、家の中でも積極的に歩いたが、
再び転倒し、『要介護2』に。

近くに住む娘の手を借りながら、介護保険のサービスを活用し、
家の畳の上で生涯を終えることができた。
 
〈試算〉
・介護リフォーム代:2万円(20万円利用したぶんの自己負担1割)
 
【80〜89歳】要介護1
・介護費用:1万4,000円
・生活費:15万円
・合計(月額):16万4,000円
・年金のみの不足額(月額):3万6,000円
 
【90〜92歳】要介護2
・介護費用:1万5,000円
・生活費:15万円
・合計(月額):16万5,000円
・年金のみの不足額(月額):3万7,000円
 
◎13年間で567万2,000円不足(総費用2,562万円/年金総額1,996万8,000円)
 
在宅でも567万円不足するという結果に。

ただし、「今回の試算は総務省が行っている家計調査の平均値を利用しています。
Eさんの状態であれば、家計調査にある交際費や娯楽費はもっと低くなり、
持ち出しはもう少し小さくなるかもしれません。
また持ち家か賃貸かでも大きく変わります」(齋藤さん)

 
「あくまでも概算です。
都心部の高齢者施設を利用すれば、費用はさらに高くなるし、
基礎年金のみの人は、厚生年金より受給額が低いので、
不足額はより大きくなるでしょう。

また、人生100年時代、
さらに長く生きるケースも、十分に考えられます」(齋藤さん)
 
もちろん、こうした不足分を、
親の貯蓄や、不動産や株式の収入でカバーできれば、ベスト。

だが、足りない場合は、
子どもたちで負担できるのか、計算しておくことが必要だ。
 
「コロナを理由に、親にエンディングノートを書いてもらうなどして、
資産状況を整理しておくといいでしょう」(寺門さん)
 
穏やかに親に旅立ってもらうためにも、
現実的な高齢者施設選びを考えよう。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、介護業界専門コンサルタントを行っているスターパートナーズ代表の齋藤直路さん、
そしてファイナンシャル・プランナーの寺門美和子さんのアドバイスに導かれて、
介護付き有料老人ホーム“本当の負担”、多々教示されたりした・・。
        
注) 長文に伴い、【上】、そして【下】に分割し、【下】に続く。
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寿命縮める運動量の激減は「グーパージャンプ」で解消、76歳の私は学び、やがて微笑んで・・。

2021-05-04 14:16:56 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイヘルスケア 】を見ている中で、
『 寿命縮める運動量の激減は「グーパージャンプ」で解消できる
 』、 
と題された見出しを見たりした・・。 

私は東京の調布市に住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、

 ささやかに過ごしている。

こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を丸16年半を過ごしてきた。


そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。




昨年の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、幾たびの緊急事態の中、何かと制約が多く、無力な私でも、
苦手なマスクをしながら、「三密(密集、密接、密閉)」を避け、
人出の少ない時間、場所を選定した歩いたりしてきた・・。

しかしながら、新型コロナウイルスの烈風の前より、
歩く距離、時間も短くなっているので、
今回の「グーパージャンプ」って、どのようなことなのですか、
と思いながら記事を精読してしまった・・。

この記事は、【 日刊ゲンダイヘルスケア 】に5月1日に配信され、無断であるが転載させて頂く。


《・・ 東京、大阪、京都、兵庫で3度目の緊急事態宣言が発令され、
不要不急の外出を控えている人が、これまで以上に増えている。

しかし、自宅にこもって日々の運動量が過度に減ると、
とくに高齢者の場合は、深刻な状態を招きやすくなる。

「究極の健康習慣」の著者で江戸川病院院長の加藤正二郎氏に詳しく聞いた。

われわれは健康な人でも、絶対安静の状態では1日で1~3%、

1週間で15%、3~5週間で50%の筋力が低下するといわれている。
また、横になっている状態では、心臓から送られる1回の血液の量が6~13%減少し、
呼吸筋が弱ったり、のみ込みでむせる(誤嚥)などして、肺炎を生じやすくなる。



ほかにも、座っている時間が長い人は、
心血管疾患、糖尿病、がん、認知症といった病気を発症するリスクが
 高くなることが報告されている。

「大腿骨骨折を起こした80歳以上の高齢者の予後は、

1年でおよそ10%が亡くなり、5年生存率は30~50%とがんにも引けをとりません。

『動かない』ことは、それくらい深刻な状態につながります。

背中が丸くなったり、背が縮んでしまう圧迫骨折の患者さんに対しても、
近年は『寝て治す』ことは避け、
セメントを詰めるバルーン椎体形成術という手術を行うケースが増えています。

タイミングを逃さず手術を行えば、劇的な回復が望めるので、
体を動かさずに一気に衰えてしまうリスクを減らせるのです。

高齢者こそ積極的に体を動かしたほうがよく、
健康的に生活するためには、動き続けることが最善です」



加藤院長は、高齢の患者に対し、
少し無理めと感じるくらいに体を動かすことをすすめている。
そのために「グーパージャンプ」と名付けた運動法を考案した。

手軽にどこでもできる運動なので、
コロナ禍の外出自粛の影響により運動量が激減している高齢者に
うってつけだ。

グーパージャンプ(YouTubeから)



■朝夕合わせて30秒足らず

やり方は、いたって簡単。

①股下の長さよりも少し低い、高さのテーブルを用意する

②跳び箱を跳ぶときの要領で、

 テーブルに肩幅よりも少し広いくらいにして、両手をつく(写真A)。

 体をテーブルに近づけすぎないようにして、前傾姿勢を保つ

③その体勢から足を揃えてジャンプし、空中で足を開いてから、着地する(写真B)

④そのまま続けてジャンプして、今度は足を閉じて着地する。

 関節を使いながらふんわり跳んで、
 ドスンドスンと音を立てずに、着地するのがポイント

「足を閉じる『グー』を1回、

開く『パー』を1回として数え、
朝10回、夕方に10回行うだけでOKです。

朝夕合わせても、30秒もかかりません。

体重がかかる大きな筋肉が動くうえ、
股関節を左右に開いてよく動かすことになるので、
これだけで転倒しづらくなります。

物足りなくなってきたら、回数を増やすのはもちろん良いのですが、
 回数とスピードを増やすよりも、跳ぶ高さと幅にこだわり、
毎日継続することが重要です」

グーパージャンプは「最低限これだけできていれば、大丈夫な運動」
 として考案されたもので、
まったく運動をしてこなかった人や高齢者でも、これなら無理なく続けられる。

長引く自粛生活で運動量が減っている人は、すぐにでも始めたい。・・》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、江戸川病院院長の加藤正二郎さんのアドバイスに導かれて、
「グーパージャンプ」について、多々教示されたりした・・。

この後、こっそりと添付された写真を見ながら「グーパージャンプ」をした・・。

恥ずかしながら何かと不器用な私は、
《・・③その体勢から足を揃えてジャンプし、空中で足を開いてから、着地する(写真B)

④そのまま続けてジャンプして、今度は足を閉じて着地する。

 関節を使いながらふんわり跳んで、
 ドスンドスンと音を立てずに、着地するのがポイント
・・》

挑戦したが、うまく空中で足を開いてから、着地する・・、
ぎこちなく失敗した・・。



しかし幾たびか挑戦すれば、不器用な私でも、できるようになるょ・・、
と自身を叱咤激励した後、てきたょ・・、と微笑んだりしている。
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介護付き有料老人ホーム“本当の負担”、年金だけなら1680万円不足、76歳の私は学び、多々教示されて・・。

2021-05-03 13:03:16 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。


こうした中で、私たち夫婦にとって難題は、
やはり晩秋期の不安は、いつの日にか、介護・要となり、
介護施設にお世話になる時と思われる。

                    

このような状況で、要介護認定されている場合は、
特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)などの介護施設のほか、
有料老人ホーム、 介護型のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などを学んだりしてきた。              

そして私たち夫婦は、いつの日にか『要支援』までであったら、
何とか自宅介護で過ごせると思われるが、
やはり『要介護』になってしまったら、やむなく介護施設に入居すると思案したりしてきた。


私たち夫婦のどちらかが、いつの日にか『介護・要』になってしまった時、
国の支援を受けている費用が程ほどに適度な特別養護老人ホームに、
入居が叶(かな)わなくなってしまった時、困苦すると思われる。
      
やむなく高価と称されている有料老人ホームに、

事態逼迫する中、選定にせざるを得ない状況も思案する時もある。



こうした心情を秘めている私は、先程『介護付き有料老人ホーム』と検索したら、
『 年金だけなら1680万円不足・・介護付き老人ホーム“本当の負担” 』、
と題された見出し記事があったりした。

私は、どのようなことなの・・と思いながら、
記事を精読してしまった・・。

この記事は、『女性自身』の2021年1月19日・26日合併号に 掲載され、
公式サイトの【女性自身】に1月14日に配信され、
無断であるが、転載させて頂く



《・・「コロナ禍による外出自粛で、
“一人暮らしの老親の身体機能や認知機能が低下してしまった”
と訴えているご家族が増えています。

ふたたびこのような不安を抱えないために、
人と交流ができ、日々のケア、見守りなどの総合的なサービスを受けられる高齢者施設へ
入所させたいというニーズは、今後さらに高まるでしょう」
 
こう語るのは、『図解ポケット30分でわかる! 介護保険の上手な使い方』(秀和システム)の著者で、
介護業界専門コンサルタントを行っているスターパートナーズ代表の齋藤直路さんだ。 

「ただし、高齢者施設の入居費用は、
生涯にわたり払い続けるものであることを忘れてはいけません。

親の資産状況によっては、子ども世代への金銭的負担が大きくなります。
慎重に検討しなくてはならないのです」



ファイナンシャル・プランナーの寺門美和子さんも同意する。
「実際に親の資産はいくらあるのか、
毎月、いくら年金をもらっているのか、
そして持ち家の場合、いくらくらいで売却できるのか。

残念ながら、親子でこうした会話をするのは抵抗があると、
親の資産状況を把握できていない人が、非常にたくさんいます。

高齢者施設の月額利用料金は、年金額を考慮して算出されているようですが、
入居一時金や、介護度に応じた介護費用などの出費も忘れてはなりません。
年金だけでは、まかなえないことが多いのです」

 

介護付き有料老人ホームの場合、
はたして年金だけではどれくらい不足するのだろうか。

前出の齋藤直路さんにシミュレーションしてもらった。
 
「地方都市に住む、会社員だった父親の遺族厚生年金で生活する母親が、
80歳で施設を利用開始した場合で試算しました。
要介護度の上昇に関しても、聞取り調査のうえ、一般的なケースを想定しています」
 
死亡する年齢は92歳(93歳の誕生日の前日)で計算した。
 
「2019年7月に発表された厚労省の簡易生命表によると、
女性の平均寿命は87.45歳ですが、
じつはもっとも多くの人が亡くなる年齢は92歳です。



仮に80歳で高齢者施設に入所しても、
残りの人生は13年近くになるのですね。

また、受け取る遺族厚生年金額に関しては、
厚生労働省の『平成30年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況』の80歳の平均年金月額から試算し、
12万8000円としました」(寺門さん)
 
その収支は次のとおり。
 
『要支援2』のAさんは80歳を機に、
介護付き有料老人ホームに入所した
(※介護付き有料老人ホーム入居者の31.9%は、自立〜要支援2の人)。

6年間、状態を維持したが、86歳で『要介護1』に。
89歳で誤嚥性肺炎で一時入院。

医師からは、通常食ではリスクが高いと判断され、嚥下食に切り替わった。
退院後は寝たきりになって、『要介護4』、『要介護5』と上昇していき、
92年の生涯を終えた。

 

〈試算〉
・入居金:150万円
 
【80〜85歳】要支援2
・介護費用:1万円
・月額利用料:21万円
・合計(月額):22万円
・年金のみの不足額(月額):9万2,000円
 
【86〜88歳】要介護1
・介護費用:1万7,000円
・月額利用料:21万円
・合計(月額):22万7,000円
・年金のみの不足額(月額):9万9,000円
 
【89歳】要介護4
・介護費用:2万3,000円
・月額利用料:21万円
・合計(月額):23万3,000円
・年金のみの不足額(月額):10万5,000円
 
【90〜92歳】要介護5
・介護費用:2万5,000円
・月額利用料:21万円
・合計(月額):23万5,000円
・年金のみの不足額(月額):10万7,000円
 
◎13年間で1,680万円不足(総費用3,676万8,000円/年金総額1,996万8,000円)
 
「あくまでも概算です。
都心部の高齢者施設を利用すれば、費用はさらに高くなるし、
基礎年金のみの人は厚生年金より受給額が低いので、
不足額はより大きくなるでしょう。

また、人生100年時代、さらに長く生きるケースも、十分に考えられます」(齋藤直路さん)

 
もちろん、こうした不足分を、
親の貯蓄や、不動産や株式の収入でカバーできればベスト。

だが、足りない場合は、子どもたちで負担できるのか、計算しておくことが必要だ。
 
「コロナを理由に、親にエンディングノートを書いてもらうなどして、
資産状況を整理しておくといいでしょう」(寺門美和子さん)‥》
 
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、介護業界専門コンサルタントを行っているスターパートナーズ代表の齋藤直路さん、
そしてファイナンシャル・プランナーの寺門美和子さんのアドバイスに導かれて、
介護付き有料老人ホーム“本当の負担”、多々教示されたりした・・。


何かしら要介護度3以上が入る『特別養護老人ホーム』とは違い、
民間の有料老人ホームは、要介護度に関係なく、

入居を受け入れるところが多いと学んだりしてきた。

しかしながら入居一時金の平均値は約100万円、
月額利用料も約15万5000円にのぼることが多い、
と知人から聞いたりしていた。

さらに介護が必要になれば、介護保険の自己負担分や消耗品代がのしかかったり、
病院への通院をすれば、施設スタッフの付き添い費用も積み重なり、

 思いがけない負担金が多い、と学んだりしてきた。

もとより支払いが滞れば、恵まれた条件の老人ホームを追い出され、
格安の施設を探すことになる。



私は世田谷区と狛江市に隣接した調布市の外れに住んでいるが、
程近くにある有料老人ホームは、三つばかり参考例として記載する。

A:入居費(0万円~840万円)そして月額(21.1万円~35.5万円)
B:入居費(0万円~1580万円)そして月額(0万円~63.7万円)
C:入居費(0万円~3600万円)そして月額(27.4万円~115.6万円)

入居費が廉(やす)ければ、月額の負担が多い上、
やはり介護の難度、施設の優良度合により、大幅な差異がある、と思われる。

      


もとより介護の難題は、いつまで介護を受ける必要な期間が判らず、
やがて永がられば本人の自己負担額が増し、貯金は切り崩しても資金不足となり、
当然ながら、退所が余儀なくされて、行き場がなく迷子のような介護難民になることである。

私たち夫婦は、裕福層には遥か遠い年金生活の身であるので、
改めて有料老人ホームの入居費、そして毎月の負担額が余りにも高価に、溜息をしたりした。

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緊急事態宣言の効果は、ほとんど効果がない3つの理由、76歳の私は学び、多々教示され・・。

2021-05-02 14:46:20 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【東洋経済オンライン】を見ている中で、
『 緊急事態宣言の効果は絶望的なほど ほぼ皆無だ
 』、 
と題された見出しを見たりした・・。 

私は東京の調布市の住んでいる年金生活の76歳の身であるが、   
今回、この記事は小幡 績(おばた・ せき )さんが、
【東洋経済オンライン】に寄稿された記事と知り、私は初めて読む御方であった・・。

そして大学院で准教授をされ、
ハーバード大学では、博士号を修得された頭脳優秀の御方と知り、
《・・緊急事態宣言の効果は絶望的なほど ほぼ皆無だ・・》を、
真摯に学びたく、記事を精読してしまった・・



この記事は、【東洋経済オンライン】に5月2日に配信されていた。
https://toyokeizai.net/articles/-/426289
【東洋経済オンライン】:小幡 績・慶應義塾大学大学院准教授
      『緊急事態宣言の効果は絶望的なほど ほぼ皆無だ   ★

無断であるが、記事の要点を転載させて頂く。



《・・今回の「第3回目の緊急事態宣言」は、おそらくほとんど効果がないだろう。
その理由は3つある。

第1に、3度目であること。

うんざりしている。飽きている。
よく「コロナ疲れ」、「自粛疲れ」と言われるが、
より人々の感情に近い表現は、「うんざり」か「飽きている」ということだろう。



第2に、発出した理由が不明瞭である。

大阪が、危機的なのはわかるが、
東京は、感染者数、病床ひっ迫度合いからいっても、大阪ほどではない。

「蔓延防止措置」というのをつくって、まさにそれがぴったりなのに、
そしてそれが発出されて、その効果がまだまったくわからないうちに、緊急事態宣言だ。

2度目は、なかなか出さなかったのに、
しかも、2度目の緊急事態宣言解除は、感染者数が増えてきたところで解除。

要は「出したくないのだ、政府は」と思われていたのに、
なぜか今回は唐突に出した。

納得感がなければ、政府の要請やお願いには、誰も応じないだろう。



第3に、緊急事態宣言は、もともと効果がほとんどないからだ。

実は、1度目も2度目も、ほとんどなかったのだ。
だから、今回はなおさら効果がないに決まっている。・・》

この後に、具体的に若い世代、中年世代、高齢者の心理的な行動を、
 どの世代からでも判りやすく、表示されている。



やがて単的に集約すれば、
《・・日本においては、高齢者は恐怖に支配され、若い世代は欲望に忠実である。
これが、今回の緊急事態宣言が「効果がない」と断言できる理由だ。・・》


これには私は驚嘆して、やはり小幡 績さんは、
的確に世代分析に優れた御方と感じ、深めたりしている。
コメント (2)
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