トンボ

良く見るトンボです。
色合いから、シオカラトンボの雌（ムギワラトンボ）か未成熟な雄です。

トンボの腹には、全部で10の節があります。
雄の腹の第2、3節には、「副性器」という出っ張りがありますが、雌に副性器はなく、腹の下は真っ平らです。
見えるかな。

更に、雄は尾の先（腹部の第10節）には、上付属器・下付属器がありますが、雌にはなく、かわりに尾毛びもうという器官があります。
雄はこの付属器を使ってメスの後頭部をつかみ、交尾をします。

こちらは、赤いトンボです。
アキアカネかな。
ウスバキトンボかも知れません。

キク科の花

ずっと咲いているヒメジョオンです。

ヒメジョオンはハルジオンと似ています。
ハルジオンはつぼみのときには花序がうなだれる傾向が強いです。
ハルジオンの茎は中空、ヒメジョンは白い髄が詰まっています。
等々の違いがあります。
ムシが見えます。

オオアレチノギクです。
オオアレチノギクはヒメムカシヨモギに似ています。
オオアレチノギクは頭花の舌状花は目立たず、ヒメムカシヨモギは頭花の舌状花がはっきり見えます。
これにもムシがいます。

シジミチョウ

シロツメクサやアカツメクサに、シジミチョウが来ています。
シロツメクサにベニシジミです。
前翅は表裏とも赤地に黒褐色点があり、後翅は表面が黒褐色で、裏面は灰色です。

シロツメクサにツバメシジミです。
後翅裏面にオレンジ色の紋があります。
後翅に尾状突起がある事から、ツバメと言う名がついたとか。

アカツメクサにベニシジミです。
春に現れる個体は赤っぽく、夏の個体は黒っぽいとの事です。
黒っぽいです。

アカツメクサ、シロツメクサ

アカツメクサです。
花のかたまりの下に葉があります。

シロツメクサです。
花のかたまりの下に柄があります。

これもアカツメクサです。
近くに、ブチヒゲカメムシが居ます。

この時期は、カメムシが多いです。

クサギにカメムシ

クサギです。
木や葉はビタミン剤の様な臭いがするので、臭木と言う名が付いたみたいです。
花は白くて、雄しべや雌しべが長くて、綺麗です。

しかも、花は良い香りがします。
とても強い香りです。

ブチヒゲカメムシが付いていました。
黄褐色〜赤褐色で、背面中央部に白紋があります。
体側には縞模様があります。
触覚が白と黒のブチになっています。
名前の由来です。