自分を知ることが、スピリチュアルの基本です

（第一章 今日のための鏡 ③）

本当の幸せに辿(たど)り着くには、自分を知ることが不可欠です。自分を知るには、あなたの意識を掘り下げていくことが必要です。意識を掘り下げるとは、考えや感情、行動を、無自覚なものから意識的なものに変えていくということです。

人は、自分で自覚できる意識だけでなく、無自覚な意識（潜在意識・無意識）を持ちます。そして、意識は何層にもなっていて、最も深い部分に、魂としてのあなた、真実のあなたが存在しています。

魂、そして真実のあなたは、迷いや不安とは無縁です。また、いつも聡明で愛に満ちていますので、悪意や不仕合せとも無関係です。

さて、無自覚な意識を、意識的なものに変えていくには、自分に対する注意深さが必要です。まずは、自分を観察することからはじめてみましょう。例えば、日記をつけたり、その日一日を振り返ったりする習慣を持つのは、自分を知っていく手がかりになるだけでなく、愛と知恵の源泉＝魂を発見していくことに、大いに役立ちます。

自分の心を掘り下げ、自分を知っていくことは、幸せへの近道であり、あなたの成長を加速させていくための、スピリチュアルの基本なのです。

（平池来耶(ひらいけらや)著書「『運命の鏡』スピリチュアル・マスターが伝える魔法のメッセージ」から転載）

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