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心をどのように生かし、人生を生き切るか

2017年06月19日 | 人生

人生で得た魂の経験は死後も続いていきます。

人生二万日から三万日を上手に生き切った人、智慧を持って生き切った人には、その後の未来もあるのだと言えます。

 

「その後」のことについて、さらに分かりやすく付け加えるとするならば、人間は、死んでも魂はなくならずに存続します。

 

人間の魂は個性を持っており、あの世でもそのまま生きています。今世、生きたときに、男性または女性としての性を持っていますが、この世を去ったあとの来世での姿としても、「今世の意識、名前、男性か女性かの性別、ある程度得た知識や経験等から得られた個性」を持っており、次回生まれ変わるまでは、それを自分だと認識しているのです。

 

すなわち、個性としての人生経験が、基本的にはあの世でも続いていくになるわけです。だからこそ、非常に大事なことであると言えます。

 

人生は二、三万日しかありませんが、その時間を上手に使い、十分に生き切って、誰のせいにするのでもなく、自分で変えていけるものについては、「自分の“ハンドルとアクセルとブレーキ”」を使って上手に乗り越えていくことです。

 

また、未来のみならず、自分の過去さえ変えていけるのです。

「過去が不幸だったから、今も不幸だ」と、いつまでも言い続けているような国もありますが、そのように言っていること自体で、すでに「不幸」なのです。そういうことを言い続けるかぎり、絶対に幸福にはなれません。

 

その国の今が本当に輝いているのであれば、過去のことは許せるはずなのです。過去のことなどは言わないものです。それを、例えば、「七十年、八十年前にこんなことがあったから、今、私たちは不幸なのだ」などと言い続けるということは、「今の政治が悪い」ということなのです。それは間違いなくそうでしょう。今の政治が悪いために、為政者は、国民の目をそらすために、過去のせい、外国のせいにするわけです。

 

そのあたりのことが分からないようでは、残念ながら、現代に生きるトップの知性層とは言えません。

 

「われわれは自由にできるものを持っている」のです。百パーセント、自分の自由になるものを持っているので、これを使って、上手に生き切ることが大事です。

 

「心をどのように生かし、人生を生き切るか」という智慧が大切です。

そして、「どのようにして、智慧をダイヤモンドのように磨き上げ、値打ちを出すか」ということが重要なのです。

 

---owari---

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