(第五章 運命と努力をうつす鏡 ⑩)
自分に原因はないのに、突然に運勢が停滞することがあります。もしあなたが、予期せぬアクシデントで強制的に人生の方向転換を迫られたり、大切なものを失くしてしまったり、見ず知らずの人に暴言を吐かれたりしたのなら、それはボイドといって、あなたの運勢が“空白”の時期に入ったときかもしれません。
ボイドのときとは、先行きが見えないときです。ですので、理由なくやる気が起きなかったり、人と会うのが億劫になって引きこもったりするかもしれません。何かとツキに見放されたように感じることが多くなるので、今まで自分のしてきた全てが無駄に終わってしまったと、絶望的な気分になりがちです。
ボイドは数時間から、長いと数年にも及びますが、必ずしもよくないことだけではありません。そもそもボイドは、あなたの霊性が高まっているから起こるのです。古いものを手放せずにいるときに起こる、次に向かうための準備期間がボイドなのです。
今やっていることを見直し、変更が必要なことは変更し、そうして次の課題へ向かって、この予定外の空白な時期を速やかに通過していきます。ボイドを抜けると大概は、これまでよりも人生が豊かに調和され、運が強くなるものです。どうか、焦らないでください。
(平池来耶(ひらいけらや)著書「『運命の鏡』スピリチュアル・マスターが伝える魔法のメッセージ」から転載)
---owari---
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