人は誰もが幸福になりたいと思っています。
幸福になりたいから他の人からの愛が欲しいと思います。
自分が期待しているほどには他の人も自分を愛してくれないと思うからこそ
愛ということを起源として人間は一つの苦悩に陥っていくのです。
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他の人々の存在を肯定するなら、自分自身の存在をも肯定しなさい。
そのあなたで良いのですよ、といって仏は許しているのです。
そのあなたで良いのです。
他の人でなくて良いのです。
その名前をもったあなたで良いのですと
今世の魂修行を許可されたのですから。
あなたはあなたの生き方をしていけば良いのです。
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本当の自信は正当な自己評価です。
それは、自分は仏の子として独自の個性を持ったものであるということを
十分に尊重しているものである。
絶対価値にかなり近いものです。
そのため、本当の自信は他の人に対する評価が
上がったり下がったりすることによって、揺るがないのです。
仏の子の自覚があると、船であれば錨(いかり)を海中に降ろしたようなものであって、
安定感があります。
海中にしっかりと降ろされた錨はその重さゆえに安定感があり、
そのため、船がフラフラしないのです。
---owari---
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