(人間心を離れた大きな見地からの配慮もある)
もう一つには、「いかに優れた人であっても、この世に生きているかぎりは、三次元的なる肉体生活に基づく、ものの見方をしているために、物事を完全に見通すことはできない」ということもあります。有限の人間としての限界において、どうしても見通せない場合はあるのです。
その場合は、「今世限りではなく、もっともっと長い目で見て、どのようになっていくか」という観点から考えなければ、その結果を論じてはいけない面もあります。
したがって、もう一つ、「人間心を離れた大きな見地からの配慮もある」という点も知らなくてはいけないのです。
自分の希望どおりの結果が生じることが、あなたにとっては、自分にふさわしく思えるかもしれません。ただ、もっともっと大きな見地から見たならば、神仕組み、仏のつくった仕組みにおいては、あなたの希望とは違ったコースや結果が現れるほうが、あなたの人生にとって、よい場合もあるのです。
その場合には、それを潔く受け入れる気持ちも必要です。
---owari---
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