(祈りにおいて、聖なる自己実現を)
希望の実現について、基本的な考え方を述べてきました。
「希望が実現する」ということは、幸福の基本です。人間として生きていく以上、希望は持ちたいものです。そして、希望は達成したいものです。
その希望が、正当なものであり、天も人も受け入れるものであることを願いながら、日々、精進していくことが、とても大事です。
そのようにして、あなたが、あなたとして生きていくあいだに、「どうしても道が見えない。迷って苦しい」ということもあるでしょう。「苦しみのなかにおいて、自分は何を求めたらよいのか。悩みのなかにおいて、自分は何を目指せばよいのか」と迷うときも、おそらくはあるでしょう。そういうときがない人は一人もいないのです。
行き詰まったとき、迷ったとき、道に迷って苦しんだとき、打ちひしがれたとき、肉体的な生き方のなかにおける自分の限界を痛切に感じたとき、そういうときには、祈ってください。ほんとうの意味で、祈りこそが、あなたに与えられた、最初にして最後の手段なのです。
祈りにおいて、祈りのなかにおいて、聖なる自己実現を目指しなさい。祈りのなかにおいて、現れてくる結果を心静かに受け入れなさい。正しい祈りは必ず聴かれるでしょう。
人間には、このような大きな力が与えられています。
人は、困難・苦難に遭遇し、「自力では、もう、いかんともしがたい」と感じることによって、祈りというものに出会うことができるのです。
希望を達成するために、最後は祈りなさい。その希望が、自分一人では実現できないと思われるものであるならば、多くの人々と力を合わせて、心を合わせて祈りなさい。必ず、ふさわしい結果が現れてくるはずです。それを心静かに受け入れる心境を持つことが大切です。
---owari---
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます