今日も国際関係アナリスト・北野 幸伯さんのメルマガからお伝えします。
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全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは! 北野です。
ここしばらく、しんどい年がつづいていますね。
2019年、消費税率引き上げ。
2020年、2021年、新型コロナパンデミック大不況。
2022年、ウクライナ戦争インフレ。
普通の日本国民は、次から次へとドロップキックをくらっているような状況でしょう。
もうボロボロなのに、岸田さんは増税するという・・・。
日本国のことを考えると、悔しくて泣きたくなるときがあります。
なぜ岸田さんは、国民が4年間も地獄の思いをしているのに、しれ~と増税できるのでしょうか?
おそらく、
日本国民がとても礼儀正しく、忍耐強く、不平不満を口にしないからでしょう。
まさに、「おしん」のごとし。
しかし、それだと税金は永遠に上がり続けます。
皆さん、是非官邸にメールしてください。
「本当に、いいかげん増税はやめてください!国民を、殺さないでください!」と。
@官邸には、普通に以下のページからメールできます。↓
とはいえ、政治が変わるのを待つのは得策ではありません。
自分ができることをして、自分と家族、会社を救うのです。
▼北野が今のライフスタイルになるまで
私は1999年、メルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」を創刊しました。
早いもので、もう24年になります。
その後、
企業向け情報誌『ロシア政治経済アナリス』、
HP『ロシア情報ステーション』、ロシア投資コンサル会社『IMT』
などを立ち上げ、どれも順調でした。
2004年に出版のオファーをいただきました。
2005年、一冊目の本『ボロボロになった覇権国家アメリカ』を出版。
この本の本質を一文で書けば、「近い将来アメリカ発の危機が起こり、アメリカは没落する」です。
実際、08年にアメリカ発の危機が起こり、予測は実現しています。
一冊目の本が好評で、即座に2冊目、3冊目のオファーがきました。
そして私は当時、趣味ではじめたネットビジネスで、月収が200万円を超えていました。
それで、雑誌、HP、会社を徐々に整理し、執筆を中心とする生活にシフトしていったのです。
ポイントは、ネットビジネスの収入があるので、印税や原稿料がなくても生きていけるという点です。
▼世界情勢の知識は実利になる
私は日々、世界情勢を分析しています。
毎日毎日それをしていて、飽きることがありません。
家族が「〇休みだから旅行しよう!」というので、旅行もします。
しかし、個人的には、仕事さえしていれば、全然娯楽の必要を感じません。
そんな私は、「世界情勢の知識は実利になる」ことを知っています。
例を挙げましょう。
大昔からの読者さんは覚えておられるでしょうか?
2000年代初め、私は
・中東で戦争が起こる
・プーチン大統領誕生で、ロシア経済は大復活する
と予測しました。
結論は
・原油価格が上がる
・ロシアの石油株が上がる
でした。
私は2000年代の初めに、ロシアの石油株を購入。
その後、その株はどんどん上がっていったのです。
しかし、既述のように、私は05年『ボロボロになった覇権国家アメリカ』の中で、
「アメリカ発の危機が起こる」と予測しました。
実際は、06年にアメリカ不動産バブル崩壊、
07年サブプライム問題顕在化、
08年リーマンショックから100年に1度の大不況勃発、
という感じで進んでいきました。
私は、2008年の夏、日本に一時帰国する前に、手持ちの株を全部売却しています。
当時、原油価格はバレル140ドル台で、ピークに達していました。
私が帰国している間に、リーマンショックが起こり、ロシア株も当然大暴落したのです。
日本からモスクワに戻り、証券会社に行くと、
「最高値で売り抜けたのはあなただけです。さすが日本人だと話題になっています」
と褒められました。
▼モスクワから帰国したタイミング
もう一つ例を。
私は、2018年の秋、日本に完全帰国しました。
引っ越しプロセスを開始したのは2018年初です。
その年は、何度も日本とモスクワを往復し、準備を整えました。
一番大変だったのは、ネコのトミー、ラッキーの引っ越し手続きです。
これに11か月かかりました。
そして、2019年の2月から3月にかけて、私は2018年分の所得税を納めにモスクワに行きました。
税金を無事納め、「これで、本当に『さらばモスクワ』だな」と思いました。
もし2019年初に引っ越しプロセスを開始したらどうだったでしょうか?
2020年の2月から3月にかけて所得税を納めにモスクワに行く。
難しかったでしょう。
「新型コロナパンデミック」がはじまっていたからです。
そして2022年の時点で私がモスクワに残っていたらどうでしょうか?
確実に捕まっていたでしょう。
今ロシアでは、プーチンの悪口をいったり、反戦投稿をSNSにすれば、最長15年の実刑をくらいます。
私が今書いているような事実をモスクワで書けば、必ず逮捕されます。
それで、日本人からもロシア人からも、「ベストなタイミングで逃げましたね!」といわれるのです。
私が日本に戻って来た一番の理由は、「ネット規制が強化されたから」でした。
しかし、2017年の時点で、近未来のロシアを分析してみたのです。
私の結論は、「お先真っ暗」でした。
28年住んだモスクワを去るのは大変でしたが、「実に正しい選択をした」と実感しています。
ちなみに引っ越しには、妻も子供達も反対でした。
娘はすでに現地の小学校に入学し、なじんでいたからです。
しかし、ウクライナ戦争がはじまった。
ロシアでは、「反戦」を叫んだだけで逮捕され、15年の懲役になる可能性がある。
「スターリン時代にもこんなことはなかった!」
まともな人権意識を持つ人たちは嘆いています。
こういう状況になって、妻は、「今になってあなたの決定がベストだったことがわかるわ」と感謝するようになりました。
世界情勢の知識が、私の家族を救ったのです。
▼世界情勢を学ぼう
というわけで、今回は「世界情勢の知識は実利になる」という話でした。
ところで、どうやって世界情勢の勉強をしたらいいのでしょうか。
テレビでニュースを見たり、新聞や雑誌を読むのもいいでしょう。
ネットを見れば、情報があふれています。
とはいえ、いくら大量の情報に接しても、「読み方」をしらなければ、あまり役に立たないでしょう。
皆さん、Aさんの血を見て、「この人はコロナだ」とわかるでしょうか?
お医者さんならわかりますが、医学の知識がない人には、「ただの血」にしか見えません。
もちろん、私にもわかりません。
それと同じで、世界情勢を分析するには、見方、読み方を知っている必要があります。
それに、日々多忙な皆さんが、世界情勢分析をする時間を確保するのは難しいかもしれません。
そこで、「世界情勢を知って実利を得たい」方は、「パワーゲーム」をお試しください。
正直いうと、私は月の半分をかけて、パワーゲームの原稿を書いています。
(安いですが)有料ですので、全員にはお勧めしません。
しかし、起業家、経営者、企業幹部、政治家、議員、個人投資家など、世界情勢を知った方がいい人には特におすすめです。
得られるメリットを考えれば、超ローコスト、ハイリターンの投資といえるでしょう。
そして、万が一「つまらなかった」場合、
ダイレクト出版さんが無条件で全額返金してくれます。
「ノーリスク」ですので、是非この機会にお試しください。
詳細はこちらから。↓
---owari---
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