(第四章 仕事と学びをうつす鏡 ⑥)
自分を尊重するとき、あなたのエネルギーは高く煌(きら)びやかなものになっています。そして、不満や不足感が以前より少なくなっています。
どれだけ自分を尊重しているかは、例えば、グループの誰かが頭角を現したり、抜擢されたりしたときの、あなたの“焦り”で計ることができます。『負けた』『遅れをとった』『取り残された』といった動揺が大きければ大きいほど、あなたは、あなたが思っている以上に、自分に対する信頼が薄いのです。そしてそれは、自分を尊重しているとは言えません。
自分を尊重するための簡単な方法があります。あなたの1日で、嫌なことを考えるより、楽しいことを考える時間を増やしていくのです。欠点より長所、苦手なことより得意なことに焦点を合わせてください。
楽しみながら行う姿勢も、自分を尊重するのに大いに役立ちます。たとえ小さなことに思えても、自分のしていること、その全てを楽しもうと思ってください。例えば、洗いものやごみ捨てのようなあまり愉快でないことでも、誇りを持って行うのです。ノリ良くはじめることで、それをしている自分が以前の自分より、大きな存在になったように感じ、それをよりいっそう楽しめるのです。
(平池来耶(ひらいけらや)著書「『運命の鏡』スピリチュアル・マスターが伝える魔法のメッセージ」から転載)
---owari---
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