(第四章 仕事と学びをうつす鏡 ⑤)
他人の評価とは、固定されたものではありません。たとえ今、不名誉なレッテルを貼られていても、あなたがそのレッテルを自分のことだと思わなければ、定着するわけではないのです。あなたがそれを自分のこととして同意しなければ、やがて誰一人として、あなたのことを低く見たり、馬鹿にしたりしなくなるのです。
『私はこういう人である』という、あなたの「肯定的な自己了解」こそが、周囲に与える、あなたの印象や評価を決定していきます。あなたが自分のことを大切にし、自分のことを良く思えばそれだけ、あなたに対する周囲の見方もしだいに良いものへと変わっていくのです。
ですので、今の自分が、周囲の人たちからどのように見られているのか、評価されているのかを気にして、あなたの気持ちを煩(わずら)わせないでください。代わりに、自分のことを思いっきり褒(ほ)めてください。
失敗したときも、反省すべき点を確認したら、気分を早め早めに切り替えていくことが大切です。起こったことをいつまでも悩んでいても、事態は変わらないばかりか、あなたの周囲に与える印象が良くないものとして定着してしまいます。周囲の評価を変えていく鍵は、今この地点なのです。
(平池来耶(ひらいけらや)著書「『運命の鏡』スピリチュアル・マスターが伝える魔法のメッセージ」から転載)
---owari---
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