みなさんの頭が、
いろいろな考え方で複雑になりすぎているならば、
いったん、その頭のなかのしがらみを、
断ち切ってみてください。
複雑に考えすぎている物事を、
ちょうどクモの巣を掃除でもするように、
サッと箒で払ってください。
そして、
「単純に明るく生きることが出発点である」ということを
知っていただきたいのです。
光明の人生を生きていくために、
常に心掛けなければならないことは、
「屈託なく生きる」ということです。
想像してほしいのです。
春の日差しのなかの、
そう、そんなに深くはない、
わずか二十センチ、三十センチの深さのせせらぎを。
その緩(ゆる)やかな水の流れに日差しが当たって、
せせらぎの水底が、まるで金色に輝いているようにも見え、
小川が、緩やかな水紋を映しながら、
うれしそうな声を上げて流れていく、そのさまを。
この小川の水が透明であるように、
みなさんの生き方も透明でなくてはなりません。
生き方が透明であるとは、
複雑なものの考え方をしないで、
単純に、素朴に生きることです。
人を疑って生きたり、猜疑心のなかに生きたり、
深い劣等感や感傷的な気持ちのなかに
生きたりするのではなく、
明るく、素朴に、単純に生きるのです。
もし、あなたを裏切ったり、
騙したりする人が現われたとしても、
「そんなこと、気にもかけない」というように、
素朴に生きることなのです。
子供は一晩眠れば何もかも忘れてしまうように、
屈託のない明るい生き方は可能です。
心のなかの重荷、レンガを取り払いましょう。
そして、風通しをよくしましょう。
「屈託なく生きよう」 (仏法真理より)
---owari---
本当にありがとうございます。
では、おやすみなさい・・・。
夜分のお越し、有難うございました。
ご来訪を感謝いたします。
清々しくて大らかな故郷の原風景は良いですね。
お力を頂きました。お礼申し上げます。