(第五章 運命と努力をうつす鏡 ⑥)
何かを考えるとき、ネガティブから入らないことが大切です。あなたの中にすでにある、ネガティブな信念を放っておかないでください。あなたが煩わしいと考えていたり、不安がっていたりすることは、残念なことにそれを引き寄せてしまいます。繰り返し考えたことならより一層、あなたに強い影響力を与えます。
私たちは心配や不安、悲しみや絶望を何度か経験すると、物事のポジティブ面より先にネガティブ面に焦点を当てる傾向があります。以前感じた嫌な気分や混乱をもう二度と味わいたくないと、警戒モードに入るからです。しかし、運命を変える、あるいは喜びの人生を送るには、こういった半ば自動化された思考システムに手を加え、変えていく必要があります。
あなたの意識に、祝福、調和、繁栄、豊かさに関する考え方や信念を植え付けてください。やがて、あなたのエネルギーを消耗させていたものは消え去り、肯定的な考えが、あなたの中心を占めることになるでしょう。
もし望ましくないことが意識に浮かび上がってきたときには、一定期間、ただこう言ってください。
『私は、自分を不安にさせるようなネガティブな考えを止めます。代わりに、私は私に喜びに満たすものを考えはじめます』
(平池来耶(ひらいけらや)著書「『運命の鏡』スピリチュアル・マスターが伝える魔法のメッセージ」から転載)
---owari---
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