(第二章 恋愛をうつす鏡 ⑪)
もしあなたが、過去と同じ過ちを繰り返してしまうのではないかと心配しているのなら、その心配を手放していく必要があります。もちろん、反省すること、注意深くなることは良いことです。ただ、心の中に未練や後悔の念を抱き続けていると、失敗が教える教訓を見落としてしまいます。
失敗や不快な記憶は、あなたがそれを気にしている間中、ネガティブな影響力を持つのです。また、あなたは気がついているのでしょうか? 思い通りにいかなかった経験を持つということは、少なくともその時点のあなたより、今のあなたのほうが賢くなっているということを。
あなたが後悔していること、やり直したいと思っていること自体が、今のあなたが、以前より誠実で優しい人物になったことを示しているのです。
過去から何かを学んだのなら、後はあなたの気持ちを切り替えることが大切です。謝ったほうが良いことなら、勇気を持って『ごめんなさい』と言ってみることです。それが難しいのであれば、二度と繰り返さないようにすればいいのです。
どんなことでも、未来はあなたしだいで変わります。取り返しのつかないことなどないのです。ですので、過去を悔やむ気持ちや罪悪感など、今の自分に合わないものは手放してください。古いものを手放せば、新しいものがやってきます。
(平池来耶(ひらいけらや)著書「『運命の鏡』スピリチュアル・マスターが伝える魔法のメッセージ」から転載)
---owari---
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