(「力関係」によって成り立つ“悪”の人間関係は地獄界に似ている)
確かに、教室で十人も二十人もがいじめをしたならば、「誰がやったか」という犯人の特定はしにくくなりますし、教師のほうも、犯人が一人ならば叱ろうと思いますが、「クラスの十人も二十人もが誰か一人をいじめている」ということになると、「その十人、二十人を処罰して、一人を護る」ということは、なかなかできません。
そのため、教師は、いじめの事実を知っていても、わざと見逃します。いじめグループがクラスの主流派になっているので、そちらを叱ると、学級崩壊を起こして、言うことを聞いてくれなくなるからです。「あの先生の言うことは聞かないぞ」と、みんなでストライキを打ったりされるので、教師も怒れないような状態になっています。こういうかたちで悪が増殖していくのです。
このパターンは、霊界にある「地獄界」に非常によく似ています。地獄の世界は、このとおりであり、だいたい、「強い者が、自分より弱い悪魔や悪霊をけしかけて、ほかの者を襲わせる」というスタイルです。
地獄の世界は力関係によって成り立っているので、より多くの悪口が言えて、攻撃力の強い者がリーダーになり、そのリーダーに手下がたくさんついていって、弱い者をいじめます。そして、彼らは、いつも仲間を増やそうとしています。
子供社会のいじめを見ると、まさに地獄界にそっくりです。そのやり口は地獄界のスタイルに驚くほど似ています。
小学生あたりから小悪魔レベルのものが憑いている子供もたくさんいますし、なかには、大きな悪魔が入っている子供もいます。いじめグループのような一定規模の集団を率いるリーダーなどで、ある程度、強い影響力を持っている人の場合、大きな悪魔が入ってくることもあるのです。
そのような悪しき人間関係に流されて、悪事に加担してはいけません。
---owari---
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