このゆびと~まれ!

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地球は魂の学校です

2016年05月21日 | 人生

人生はあの世からこの世へ、地球旅行超長期滞在型・生活用品現地調達フリープラン無銭旅行といえるのではないでしょうか。もちろん、魂の修行の場所でもあります。

 

この世は、すべては仏から与えられ、自由に自分の意思で行動できるユートピアではないでしょうか。ただし、現在の地上はユートピアの完成度はそれほど高くはなく、生まれながらにして不自由な方や恵まれない環境で生きなければならない方々も多くおられるかと思います。

 

それは来世、来来世と続く人生の修業として乗り切らねばならない側面もあると思いますが、それを乗り切ることは出来ることですし、仏神が慈愛を持ってお守りくださることなのです。

 

私たちは今世、この世に生まれてくる前に、人生の計画書をつくり、間違った人生を歩まないために人生で失敗した事例を勉強して、この世に出て来ているのです。

 

あの世では、日本への出生希望の競争率が一番高く、約20倍以上だといわれています。

その高き競争率を乗り越えて、日本に生まれてきた皆さまなので、自分の胸に手を当てて、今世の自分の計画がどのようなものであったか、思い出して欲しいのです。

それがわからずに、人生を無為に、無駄に過ごしているならば、あの世で他の人に代わってあげればよかったのです。

 

 

私たちが今世にて味わった幸福は、今世限りのものではない。

今世私たちがこの世にて味わった幸福は、

この地上を去った時に、あの世にて、どのような世界が、私たちを待ち受けているか、

それを明確に表しているのです。

 

私たちが今世得た心境が、来世私たちが住む世界の境涯を決めるのです。

あの世の天国といわれる世界にも、さまざまな境涯があるということを。

 

下には、もちろん地獄という世界がある。

地獄という世界から上にも、まだまだ迷いの世界にいる人びともいる。

その上に、善人の世界もあり、その上に、優れたる高級霊たちの世界もある。

世界は幾層、幾十層に分かれており、その細かい区分は、

あの世に住んでいる者でさえわからないほどだ。

 

しかし、これがやはり真実であるのだ。

私たちが天界と呼んでいる世界も、数多くの層にて出来上がっている。

その人間の心のありようが、明確に規定されるのである。

 

地上にいた時には、その肉体の良し悪しや、肉体を用いた自己実現によって、

さまざまな結果が現われたであろうが、

来世において、私たちを待ち受けているものは、それは、私たちの心の境地の高下しかない。

心高ければ、高き世界に行き、心低ければ低き世界に行く。

それ以外の基準はないと思わねばならない。

 

ただ、心しなければならないことは、地獄へと行っている人は、

この世的に成功しなかった人ばかりではないということだ。

この世的に成功しても、地獄へ行っている者は数多くいる。

これらの者たちは、人の幸福を祝うことができず、自分の幸福のみを求めた人たちである。

いや、他人の犠牲のもとに自分の幸福を達成し、自分の幸福を追求してきた者たちが、

地獄界で苦しみのなかにある。

 

この世にて成功する者は、必ずしも天界高く還るものではない。

この世の地位の高さは、必ずあの世の地位の高さを示すものではない。

そうではなく、それは地位が高ければ高いほど、

転落する時の痛みもまた激しいということを知らねばならない。

 

もちろん、あの世の、天界の世界というものは、素晴らしい世界である。

それも、もちろん、そこへ行く人、それぞれの境涯に合わせた世界であるが、

いずれにせよ、この地獄という世界に比べたならば、天界はいずこも素晴らしい。

 

特に、心清く、正しく生きてきた人たちは、安らぎの世界に迎えられるということは難くない。

彼らは、ごく当然に、安らぎと喜びに満ちた世界に還ってゆくこととなるだろう。

 

その逆に、この世にて悩み苦しみの渦中にあって、それを拭い去ることができなかった者たちは、

あの世にてもまだ悩み続けるだろう。

 

しかり、それゆえに、

悟りの第一の条件として、まず心しなければならないことは、

悩みや苦しみをあの世に持って還らないということであると思える。

 

すなわち、今世にて、今世ただいまにて、

その迷いを解き、その悩みを断ち、その苦しみを克服することだ。

悩みを持って地上を去った者には、悩みの世界が待っている。

苦悩を持って地上を去った者には、苦悩の世界が待っている。

悲しみを持って地上を去った者には、悲しみの世界が待っている。

 

しかし、

喜びを持って地上を去った者には、喜びの世界が待っているのだ。

(仏法真理)

  

大宇宙を創り、森羅万象を生かしている、その養い主たる仏に対し、大宇宙大霊に対して感謝を捧げること、これが地上で生きている人間の使命とも言えるのではないでしょうか。

 

---owari---

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