このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

人材としての適否

2020年08月28日 | 人生
人の素質を見極めるのは、とても難しい仕事だ。
一生かかっても、黒帯を手にすることは稀(まれ)だ。

ある種の昆虫や魚が周りの環境に合わせて、
色彩や姿かたちを変えるように、
人間も上司や同僚、部下に対しては、姿を変える。
異性に対しては化(ば)けても見せる。
夫婦、親子でさえ、真実の姿を見抜くのは、難しい。

しかし、それでも、人材の適否(てきひ)は見極めていかねばならない。
出発点には大差はなくとも、
人間、数年数十年のうちには、横綱と幕下以上の差がついてくるものだ。
それを認めない人は正直であるとは言えまい。

まず、才能、努力、性格をじっくりと見よ、
次に一生を貫(つらぬ)く熱意があるかを見よ。
さらには、天がその人に味方するかどうか、考えよ。
人の運命も、自分の運命も、やがて、くっきりと浮かび上がってくるであろう。

---owari---

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 成果を求める | トップ | 成功するまでやり続けよ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

人生」カテゴリの最新記事