努力主義はなかなか見上げたものである。
汗水たらして、コツコツ働くのは立派だ。
だが、成果を求める、という心がなければ、
その人は人の上に立てないし、また、立つべきでもない。
一方、人間関係だけをよくしようと、潤滑油になるべく、
気配りにこれ勤めている人もいる。
組織においては大切な人ではあるが、
こういう人が早く出世し過ぎる会社は危ない。
もはや、成長期を過ぎたと判断されるからである。
成果を求めなければ、やはり、人間は怠(なま)けるか、
無駄(むだ)な仕事をやり続けるかの、どちらかになるであろう。
たとえ、自分一人の仕事であっても、
成果を求める心が大切だ。
成果を求めない人は、失敗のしようがない。
失敗のない人は、反省もない。
反省のない人は、また、進歩もないんだ。
成果を求めない組織はつくるな。
必ず、淀(よど)み、腐敗(ふはい)し、
ボウフラが、ウジがわいてくるものだ。
---owari---
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