知識と教養の関係について、ネットからいろいろとピックアップしました。
・教養とは個人の人格に結びついた知識や行いのこと。
・教養の原点――それは、モラルにあり。いかに幅広い知識や経験を身につけていても、人間としての「慎み」が欠けていては、真の意味での教養人ではない。
・自分の専門外の知識を持つ者を、知識社会における教養ある者とする(ピーター・ドラッカー)
・知性や教養とは、たくさんの知識を持っているかどうかではなく、人の心をわかろうとする心。
・中国の孟子は、教養のある人というのは、頭のいい人のことを言うのではなく、思いやりのある人だと言っています。
・知識は、物を知っているだけのこと。それを生活の中で活用してこそ教養となる。
教養とは、知識を自分の細胞にして、生活の中で活かし生活の中に取り入れていくもの。
教養という文字は、教えを養うと書く(美輪明宏さんの名言)
さて、どの語録に興味を持たれたでしょうか。難しすぎるとか私の考えに合わないとか、いろいろとご意見があるかもしれません。
それぞれが、知識と教養について言い当てておられます。自分が感じる言葉を大切にして活用して頂ければよいのではないでしょうか。
私は「知識」と「教養」は、「食材」と「料理」の関係だと思っています。
「食材」だけで食べれるものは、そのまま食べればよいと思います。
「食材」だけでは食べられないものは、調理して「料理」にしての提供が必要です。
そして、「食材」の風味を活かしながら、最高の「料理」を提供する、この「料理」こそが「教養」に値するのではないでしょうか。
このときに、「料理」を頂く人の身になって、心を込めて「料理」を作ることが重要だと思います。
「食材」に料理人の愛を込めて、「料理」を作ることが、大切なように、
「知識」に「愛」を込めて、相手に提供する、この心構えが大切で、これが真の「教養」となるのではないでしょうか。
--owari---
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