一卵性双生児は当然ながら、遺伝子(DNA)はまったく同じです。
にもかかわらず、70歳になったときの二人の顔をみると10歳以上の歳の差を感じるのです。
何がこのように差をつけたのでしょうか?
デンマークで70歳以上の一卵性双生児を追跡調査した興味深い研究データがあります。 . . . 本文を読む
この4月は年間で一番多く、黄砂が飛来する季節です。 この黄砂が日本に与えた影響はどのようなものなのでしょうか。 まず、黄砂とは何でしょうか。 黄砂は中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原など、乾燥・半乾燥地域で、風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来し、大気中に浮遊あるいは降下する現象です。 . . . 本文を読む
私たちの心は、常に右に揺れ、左に揺れするが、あの北極星を目指すがごとく、
心の指針を持たねばならない。
この心の指針こそ、叡智の言葉にほかならない。
私たちは数多くの叡智の言葉に接し、その叡智の言葉を、
己の糧として生きてゆかねばならない。 . . . 本文を読む
日本人は手先が器用であると、昔から言われてきた。
確たる証拠はないが、それは折り紙や裁縫などの手仕事が鍛えたのではないかと思ってきた。
最近、日本よりも手先が器用な国があると言われているのが、ベトナムです。
ベトナムにある工場の話を聞きました。なんの工場かというと、和服を作っているのだといいます。日本の呉服屋から生地と寸法を送ってもらって、和服に仕立てる。ベトナムにはこうした工場がいくつか集積している場所があるのです。 . . . 本文を読む
歴史ものが二日続きます。今日は幸運であった「日本海海戦」についてのお話です。
日露戦争が開戦したのは、1904(明治37)年2月10日のことでした。
明治天皇の開戦の詔勅(ちょうちょく:天皇が公に意思を表示する文書)が下され、日本のロシアへの宣戦布告がなされたのです。
当時、日本がロシアに勝てると考えていた者は、欧米はもとより、日本国内でもほとんどいませんでした。事実日本は、ロシアに比べれば国力も軍事力もケタ違いに劣る小国でしかなかったのです。
ところが、実際に勝ったのは日本の方だったのです。日露戦争は、東洋の小国日本が大国ロシアを打ち負かし、まさに世界中を驚かす歴史的な戦争でした。 . . . 本文を読む