このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

日本文明のエネルギー④「世界最大の陵墓」

2019年07月26日 | 日本
木造建築技術とともに、日本全国に数万基あるといわれる古墳は、古代の土木建築技術の蓄積を物語っている。その最大のものが、大阪府堺市にある仁徳(にんとく)天皇陵である。全長が486メートル、高さ34メートル、取り囲む二重の壕を含めた総面積は34万5480平米である。秦の始皇帝陵墓の底面積11万5600平米の3倍、エジプト最大のクフ王の大ピラミッドの底面積5万2900平米の6倍以上である。大林組の試算に . . . 本文を読む
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日本文明のエネルギー ③「高天原にとどくほど」

2019年07月25日 | 政治・経済
我々の祖先は、土器や漆器というような工芸品ばかりでなく、巨大な建造物についても、世界史に大きな足跡を残している。青森県の三内丸山遺跡では、何百棟もの掘立柱(ほったてばしら)建物が整然と配置されているが、それらは直径二メートル、深さ二メートルの巨大な柱穴に、クリの巨木を立てたもので、柱の高さは十メートル以上と推定されている。最大の建物は長さが三十二メートル、床面積が百坪もある。縄文時代の日本人は毛皮 . . . 本文を読む
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日本文明のエネルギー②「世界最古の漆器」

2019年07月24日 | 日本
漆(うるし)の技術も先史時代から、日本で花開いていた。従来は、揚子江流域の河姆渡(かばと)遺跡で発見された7000年前の漆工品が最古のものとされていたが、北海道函館市の垣ノ島(かきのしま)B遺跡から出土した赤色漆が9000年前のものだと判明した。前述の土器でも出てきたが、長江(揚子江)文明は漢民族の黄河(こうが)文明よりも早く開けたもので、その末裔(まつえい)は現在の中国南方の少数民族であり、さら . . . 本文を読む
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日本文明のエネルギー①(世界最古の土器)

2019年07月23日 | 日本
世界最古の土器は、日本で見つかっている。最新の発見では16,500年前のものだという。それに次ぐのが揚子江(ようすこう)中流域で見つかった約14,000年前のものである。古代の文明であるメソポタミア、エジプト、インド、シナのいずれの文明においても、土器は捧げ物、食べ物を盛り付けるために使われたのだが、日本の土器は煮炊きのために使われていた。時期においても、用途においても、日本の土器は他文明よりも、 . . . 本文を読む
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国際派日本人にお勧めの英語勉強法

2019年07月22日 | 日本
メルマガ『国際派日本人養成講座』編集長・伊勢雅臣氏がお勧めする年代別の英語勉強法は、次のようになります。・小学校まで:幼児に英語を教えるのは百害あって一利なしであるから、まずは国語をきちんと教えて、言語能力、論理的思考能力を鍛えます。英語塾に通わせるよりも、『論語』の素読や日本語の名文を暗唱する塾に入れて日本人としての背骨を鍛えるべきです。・学生時代:中学、高校では文法中心の英語をしっかり勉強しま . . . 本文を読む
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