(立場が上がるほど「悩みのスケール」が大きくなる)小さなことにこだわり、傷つき、それを長く引っ張っている人というのは、ある意味で、暇人(ひまじん)です。そう言われると、もっと傷つくかもしれませんが、実際に、そのとおりです。暇なのです。「何年も何十年も、人から言われた言葉で悩むことができる」というのは、暇な証拠(しょうこ)です。忙(いそが)しい人には、そのようなことで悩んでいる暇などないのです。例え . . . 本文を読む
(現代人の悩みの多くは「ストレス」が原因)「ストレス・マネジメントのコツ」は、日本人だけでなく、外国人にとっても非常に大事なテーマであると思います。現代人の悩みには、いろいろな言い方がありますが、ある意味では、人間関係のストレスが、あらゆる悩みのもとになっています。そのため、読者のみなさんのなかには、「ストレス・マネジメントのコツを教えてくれたら、現代の悟(さと)りとしては、もう十分で、あとは用は . . . 本文を読む
(「習慣の力」を使って自分を鍛えていく)体は何歳になっても鍛(きた)えることができます。年齢は関係ありません。私が外を歩くと、80歳を過ぎているように見えるおじいさんなのに、ものすごく足の速い人によく出会います。サーッと追い抜かれてしまい、とても敵(かな)いません。自転車に乗らなければ追いつけないほどの速さであり、時速6キロを超えていると思います。そのように、年齢は高くても、そうとう足の速い人がか . . . 本文を読む
(自己暗示によって自分を鼓舞し、励まそう)これからの時代には、四十代や五十代、あるいは六十代以降でも、新しい語学を身につけたり、別の職業に転身したりする人が多くなることでしょう。最初に勤めた会社を辞(や)めて次の会社へ移ったときには、未知の仕事、経験したことのない仕事があるだろうと思います。正直なところ、誰しも、経験したことのないものは怖いものです。二十代なら、新しいことに取りかかるのは容易ですが . . . 本文を読む
(最後は「勇気」である)最後は勇気です。人間の能力など、それほど大きく変わりはしません。やはり、最後は勇気なのです。知識が豊富だったり、地位が高かったりすると、意外に勇気がなくなっていくので、それが困るわけです。例えば、「よく勉強している人」としては、大学の教授などがそうでしょう。そのなかでも、東大の教授あたりになると、「さらによく勉強しているだろう」と一般には思われています。しかし、東大の教授に . . . 本文を読む