ムラソイとはなんじゃ？

これが今日釣れる筈の「ムラソイ」です。「ムラソイ」とは何か？を検索して見ましたところ・・・
和名： ムラソイ 科： フサカサゴ 学名： Sebastes pachycephalus pachycephalus

地方名： ソイ（クロソイと混同）英名： spotbelly rockfish

漢字名： 斑曹以 サイズ： 35cm以上にも 分布： 北海道南部以南 水深：5～30m
調理方法： 焼魚、煮付け 味評価： ★★★

コメント： 比較的暖海性のメバルで、沿岸の岩場に棲み春に沢山の仔魚を産みます。体色や背鰭の基底にある鱗の状態で、ムラソイ、ホシナシムラソイ、オウゴンムラソイ、アカブチムラソイの4亜種に分けられます。 美味い時期： 冬 価格（円/キロ）： 1500円／kg

もっと調べてみました：
発表者：甲斐嘉晃（京大院農）・中山耕至（京大院農）・中坊徹次（京大総博）
要旨：カサゴ目フサカサゴ科のメバル属魚類は，110種以上を含む多様なグループである．メバル属魚類には，体色以外に明瞭な形態的違いの見られない種群が多く，種分化研究のモデルとして注目されてきている．今回，メバル属魚類のうち，体色に多型の見られ分類学的に混乱しているムラソイ複合種群について，mtDNA調節領域の配列決定とAFLP法による核ゲノムの分析を行った．その結果，mtDNAの配列からは変異が少なく明瞭な集団構造は確認できなかったが，AFLP法による核ゲノムの分析では明瞭に異なる2グループが確認され，ムラソイ複合種群には少なくとも2種含まれると考えられた．この2グループは体色で区別できる2型にほぼ一致しており，ムラソイ類においても体色の違いが生殖的隔離に重要な役割を果たしている可能性がある．
・・・結果、よー分からんとです。
まぁ、ムラソイが釣れなければどうにもなりません。さて、どうなるでしょうか？

日立久慈港の早朝

現地には予定通り４：３０に到着しました。ぼつぼつ明るくなり始めましたね。
「天候はまずまず、さぁ、今日は釣るどー」と闘志が湧く一瞬です。早速受付札を取り釣座を決めます。なお、たかが釣座、されど釣座でして、この一瞬で今日の釣果が決まることもあるのです。
胴の間(船の中央部）１４・１５・１６番を釣友３名で取り、すーは１５番としました。

日立久慈港 出船

出港のこの時が一番期待が膨らみ、希望に満ち満ちておりますなぁ。
そういえば、入学・入社・結婚などなども釣の出港と同じかも・・・。問題はその後の展開です。

日立久慈から外洋へ

釣以外は絶対に早起きしない“磯のすー”ですが、釣の朝は全く眠気はありません。
あるのは、ただやる気だけです。エンジン音も快調、釣の準備もほぼ完了、この一瞬が沖釣りの醍醐味と言うのでしょうか。タリラリラーンと釣馬鹿丸出しです。

いよいよ外洋です

久慈港の突堤を出ると外洋です。太平洋の荒波が迎えてくれる時もありますが、今日は幸いメチャ穏やかでした。雨も大丈夫みたいだし、今日はラッキーかも・・・。 嵐の前の静けさと言う言葉があるもの知っているつもりですが。

日立沖は霧の様でした

日立の沖合い２ｋｍほどを岸に沿って３０分ほど北上しました。波飛沫を被るのでデジカメの扱いには注意が必要です。
海へ行く時は、「次回デジカメを買う時は、防水性のあるのが良いな」と思います。
一方、花や景色を撮る時は「接写や望遠性能のあるのを買おう」と思い、スポーツを撮る時は、「連写機能の優れたデジカメにしよう」と思います。
まぁ用途に合わせて最低３台必要というのが結論です。宝くじが当ればですが・・・。

やはり霧が晴れません

日立沖に出ると朝霧で景色はぼやけているのが残念でしたが、朝霧は風が無い証拠なので海は穏やかでした。相当 気合が入って来ましたね。ポイントは未だか！

やっと小さいのが釣友に

やっとポイントに着いたので、真っ先に第一投。２０秒後にガツンと来ました。
間違いなくアタリなのですが、一瞬の遅れで磯場の穴に入られたようです。同時に錘も根掛りでトホホ。初回から魚は逃がすわ、仕掛けはなくなるわが今日のスタートでした。
仕掛けを付け換えている間に、隣の釣友Ｋさんに小さいのが来ました。ムラソイです、一応は・・・。

高萩沖まで行きました

日立からドンドン北上、ここは高萩沖だよとのことでした。
当方は相変わらず、根掛りの連続でした。最初の１時間で仕掛けが１０セットも無くなっておりました。無論、ムラソイらしいアタリはなく、釣友も小さいのを１匹だけで良型は釣れてません。

日立沖ポイント探索中

潮の流れが速いことは通常、魚の活性も高いのですが、当方は、相変わらず根掛りが続いて釣になりませんでした。２時間経過して、無くなった仕掛けが１５セット。他の皆さんも根掛りが多いようでしたが、ポツリポツリを本命を上げております。 やや焦りの色が・・・。
その後、ポイントを色々探して移動しました。

ムラソイ Wさん初ゲット

当方は根掛りばかりしている中、釣友のＷさんがまぁまぁサイズのムラソイを初ゲット！
「先ずは良かったね」というところです。 よーし、こちらもと気合を入れたもんです。

ムラソイ Kさんゲット

それから間も無く、右隣の釣友Ｋさんも本命ゲットしましたぞ！
こぼれる笑顔を撮りましたが、肖像権があるので公開は控えました。
なお、激写している当人だけは未だ蚊帳の外・・。 既に残り時間は１時間程度しかない・・・。

ムラソイはこれだよ！と

釣友Ｋさん「すーさん、これがムラソイですよ！」と２枚目の撮影を許可してくれました。
早く言えば、見せびらかされたわけですが・・・。 クッソーと思いつつ・・・。
この時点で当方の準備した仕掛けは、完全に底を尽きました。釣果は「ゼロ」です。

ポイント移動

根掛りを「地球を釣る」と言いますが、今日は２０数回地球を釣り続けました。
その度に手持ちの仕掛けはドンドン無くなって底を尽きました。
内心、『これはやばいぞ。撮る対象が景色だけになるかも・・・』と。
またポイントを移動しました。諦めは釣には禁物です。

ムラソイ釣友がゲット

左隣の釣友Ｗさんが釣ったムラソイです。多き目のタライにいれて泳がせてました。
当方は未だにゼロ行進です。 ポイント移動中は、呆然と友人の釣ったタライを覗いているだけでした。