普段あまりTVを見ない私ですが、「大仏開眼」はなんとなく気になって録画していました。
今年が平城遷都1300年なので、それに関連したドラマという事なんでしょうか。
←遷都1300年の奈良 地元紙にもこんな特集が
ドラマは大仏開眼に至る聖武天皇の時代を真備を中心に描いています。
私の中で大仏と聞いて真っ先に思い浮かぶのは行基さん。それに教科書に出ていた大仏造立の詔と国分寺の詔(関係ないのにいつもセットなんです
)。
ですから、ドラマの告知などで真備が主人公だという事を聞いても、その繋がりがイメージできませんでした。
ですが、それはドラマの内容がタイトルから想像したものとは少し違っていた事にあったようです。
私はもっと大仏造立の過程が描かれているものだと思っていたのですが、ドラマは真備の政治姿勢と大仏を重ねて描いた物語だったのです。
そして、この物語はドラマとしてはかなり面白くて、とても楽しめるものでした。
でも、真備が唐から帰国して、仲麻呂が失脚するまでを前後編3時間でまとめる為に、歴史の事実がかなり駆け足だったのは否めず、もう少し詳しく描いて欲しかったなと思う部分もありました。
たとえば、大仏造立の詔が発せられたのは紫香楽宮だった(私は歴史の授業で教えられたのだけど、違いましたか?)のに、紫香楽宮のシの字も出てこなかったし、菅原寺は登場しましたが、試みの大仏殿には全く触れられなかったなあ・・・。
それから登場人物の年齢も実際の年齢とはかなり違ってみえて?と思った事も何度かありました。
そんなこんなの不満点を排除して下さったのはキャストの皆さんの熱演でした。
特に玄昡を演じた市川亀次郎さんの存在感はピカイチ!
又、敵役の仲麻呂を演じた高橋克典さんも印象に残っています。
真備と対峙するお2人の印象が強かったのも、真備役の吉岡秀隆さんのナチュラルさと的確さがあったからなんだろうなと見終った今は感じています。
久しぶりに歴史熱が復活するかもと思える、楽しい時間でした。
又、この時代やこれ以前の時代を扱ったドラマを是非見てみたいです。NHKさん!

今年が平城遷都1300年なので、それに関連したドラマという事なんでしょうか。

ドラマは大仏開眼に至る聖武天皇の時代を真備を中心に描いています。
私の中で大仏と聞いて真っ先に思い浮かぶのは行基さん。それに教科書に出ていた大仏造立の詔と国分寺の詔(関係ないのにいつもセットなんです

ですから、ドラマの告知などで真備が主人公だという事を聞いても、その繋がりがイメージできませんでした。

ですが、それはドラマの内容がタイトルから想像したものとは少し違っていた事にあったようです。
私はもっと大仏造立の過程が描かれているものだと思っていたのですが、ドラマは真備の政治姿勢と大仏を重ねて描いた物語だったのです。
そして、この物語はドラマとしてはかなり面白くて、とても楽しめるものでした。

でも、真備が唐から帰国して、仲麻呂が失脚するまでを前後編3時間でまとめる為に、歴史の事実がかなり駆け足だったのは否めず、もう少し詳しく描いて欲しかったなと思う部分もありました。
たとえば、大仏造立の詔が発せられたのは紫香楽宮だった(私は歴史の授業で教えられたのだけど、違いましたか?)のに、紫香楽宮のシの字も出てこなかったし、菅原寺は登場しましたが、試みの大仏殿には全く触れられなかったなあ・・・。
それから登場人物の年齢も実際の年齢とはかなり違ってみえて?と思った事も何度かありました。
そんなこんなの不満点を排除して下さったのはキャストの皆さんの熱演でした。

特に玄昡を演じた市川亀次郎さんの存在感はピカイチ!
又、敵役の仲麻呂を演じた高橋克典さんも印象に残っています。
真備と対峙するお2人の印象が強かったのも、真備役の吉岡秀隆さんのナチュラルさと的確さがあったからなんだろうなと見終った今は感じています。
久しぶりに歴史熱が復活するかもと思える、楽しい時間でした。
又、この時代やこれ以前の時代を扱ったドラマを是非見てみたいです。NHKさん!