シアターコクーンで「2人の夫とわたしの事情」というお芝居を観た。

主演は松たか子さん。公演が告知された時、ちょっと観てみたいなと思ってはいましたが、日程的に無理だったので諦めていたのですが、別件で東京に行く事になり、観劇の運びとなりました。そのため事前に何も情報を得ないまま、劇場に・・・。
原作はサマセットモームですが、当然ながら、当日まで知りませんでした。
作品は、戦死した夫の友人と再婚した妻のもとに、戦死したはずの夫が生還。そこで繰り広げられるコメディタッチの物語。
戦争で男性が戦地に赴いて離れ離れになるという設定は結構多い気がしますが(思いつくだけでも「トミー」とか「シェルブールの雨傘」とか)、コメディなのは初めてでした。
しかも松さん演じるヴィクトリアという女性。どう考えても共感できる要素のない女性で、これまで、観てきた松さんの舞台とは全く違っていて、そこがまず新鮮でした。
2人の夫は段田安則さんと渡辺徹さん。それぞれに個性的で、ヴィクトリアに振り回される生活から抜け出そうとする姿が哀しくも可笑しい・・・。
ヴィクトリアはそんな2人の心の奥の思いには気づかないながらも、別の男性との結婚によって、今の生活を維持しようと奔走する。
こんな女性、ちょっと引いてしまいますが、
松さんのヴィクトリアには何故か納得してしまう。何しろ、ドレス姿が美しくて、とてもチャーミングですから・・・。
メインの方々以外では弁護士役の猪岐さんがかなりのインパクトがありました。
全体的にコンパクトに纏まって、楽しいお芝居でした。
ただ、3幕のお芝居で、休憩がそれぞれ10分づつというのが、慣れないせいか、違和感ありでした。
これまで、コクーンで観たお芝居はどこか重いお話が多かったので、明るい気持ちで劇場を後にでき、最高のストレス解消になりました。

主演は松たか子さん。公演が告知された時、ちょっと観てみたいなと思ってはいましたが、日程的に無理だったので諦めていたのですが、別件で東京に行く事になり、観劇の運びとなりました。そのため事前に何も情報を得ないまま、劇場に・・・。

原作はサマセットモームですが、当然ながら、当日まで知りませんでした。

作品は、戦死した夫の友人と再婚した妻のもとに、戦死したはずの夫が生還。そこで繰り広げられるコメディタッチの物語。
戦争で男性が戦地に赴いて離れ離れになるという設定は結構多い気がしますが(思いつくだけでも「トミー」とか「シェルブールの雨傘」とか)、コメディなのは初めてでした。
しかも松さん演じるヴィクトリアという女性。どう考えても共感できる要素のない女性で、これまで、観てきた松さんの舞台とは全く違っていて、そこがまず新鮮でした。

2人の夫は段田安則さんと渡辺徹さん。それぞれに個性的で、ヴィクトリアに振り回される生活から抜け出そうとする姿が哀しくも可笑しい・・・。

ヴィクトリアはそんな2人の心の奥の思いには気づかないながらも、別の男性との結婚によって、今の生活を維持しようと奔走する。
こんな女性、ちょっと引いてしまいますが、

メインの方々以外では弁護士役の猪岐さんがかなりのインパクトがありました。

全体的にコンパクトに纏まって、楽しいお芝居でした。
ただ、3幕のお芝居で、休憩がそれぞれ10分づつというのが、慣れないせいか、違和感ありでした。

これまで、コクーンで観たお芝居はどこか重いお話が多かったので、明るい気持ちで劇場を後にでき、最高のストレス解消になりました。