唐板

京都の上御霊神社の神前菓子として有名な唐板。

１度試してみたいなと思っていたお菓子の一つなんですが、先日、ＪＲ名古屋タカシマヤさんの諸国銘菓のコーナーで見つけて購入しました。




唐板は、貞観五年に疫病がはやり、悪霊退散の御霊会が開かれた時に、厄除けの煎餅としてふるまわれたのを起源としています。

門前の水田玉雲堂が五百年以上守り伝えているお菓子で、小麦粉、上白糖、塩、卵を混ぜた生地を薄く延ばして短冊に切ったものを銅版で焼いてカリっと仕上げてあります。

素朴な味なんですが、ほんのり口に広がる甘さと他のお煎餅とは違うザックっとした歯ざわりが印象的なお煎餅でした。

明治維新までは皇室に皇子が誕生すると上御霊神社に参詣し、唐板を土産にしていたという事です。

大口屋

愛知の和菓子屋さん。観劇の折、名古屋の三越のお店を利用しました。

こちらのお店は以前にも書いた事があるのですが、その時、購入したお饅頭が美味しかったので、別の焼き饅頭を購入してみました。



布袋野というお饅頭で、写真では見えないのですが、白餡の中に緑のつぶつぶがあって、餡の中に蓬が入っています。




そして、この蓬がしっかりと香が残っていて、味がしっかりします。

蓬というとどうしても蓬餅のイメージが抜けない私にはちょっと不思議なお味でした。

ラストファイブイヤーズ

初演の時から何となく気になって、どこかで観たいなと思い続けていた作品でしたが、なかなかタイミングが上手く合わないて見送っていた作品です。

名古屋公演がずっとなかったのも原因の一つなんですが、初演から５年目で名古屋公演があり、やっと観劇できました。

物語は１組の男女（ジェイミーとキャサリン）の出会いと別れのお話なんですが、男性は出会いから別れへと時の流れに沿って語り、女性は別れから出会いへと時を遡って語る形式で、結婚式の時に二人の思い出が交錯する面白い構成で(事前に知らないとちょっとわかりにくいかも）、ほとんどが歌で進行します。

ジェイミーを演じたのは山本耕史さん。初演からこの役を演じ続けていて、流石の上手さ。歌や演技が上手いのは言うまでもありませんが、ふっとした表情だったり立ち振る舞いとかが絵になるんですよね・・・。

相手役のキャサリンを演じたのは村川絵梨さん。私は全く知らない方でしたが、初ミュージカルにしては堂々としていて良かったと思いました。
ただ、高音部分や声を張り上げる所が雑に聞こえるのがちょっと残念でした。

男女の別れ話だという事とラストなんてタイトルが付いているので、勝手にバラード調の曲が多いのかなと思ってたんですが、結構ポップな曲が多くて、物語もテンポ良く進んで、大型作品にはない良さがある作品だったと思います。

おひとりさまの老後

かなり前に新聞でこの本のタイトルを見た時に、読んでみたいなと思ってましたが、その時、行動に移せなかったので長く忘れてました。

ですが先日、図書館で見かけたので遅ればせながら読んでみました。




もともと、ひとりで過ごす事に抵抗感が全くない私は（むしろひとりの方が自由に時間を過ごせるので旅行や観劇もほとんどひとりで出かけますし、一緒に出かけても自由行動時間をお互い持ったりします）、内容的には納得できる部分は沢山あるのですが、はっきり言ってこれは恵まれた人の老後じゃないかなと思った。

今の私がこのまま仕事を続けて、運良く元気に年を取ったとしても、この本に書かれているような年金生活が送れるとは思えないんですよね・・・残念ながら。

でも、介護を受け入れる勇気を持たなければいけないという部分や介護される側のノウハウが必要だというお話はとても参考になりました。

ぼうろ

パレマルシェで見かけて、購入した佐賀藩と書いてあるぼうろ。

佐賀が親戚がいるとか知人に佐賀県人がいるとかいうのではないのですが、いいものプロジェクトというシールが気になって購入しました。



かなり前に新聞広告で見たいいものプロジェクト。
実際にシールが貼られている商品を見たのは初めてでした。

どんなお味なのかなと思ったのですが、結構普通でしたよ。
素材はいいのかもしれないんですけどね・・・。