川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

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官吏の亀鑑・島田叡

2024年12月28日 | 人物
家庭連合の応援をしていると、ちょっと残念な文科省の方々が念頭に上がる。

しかし。

80年前、そう、ちょうど80年前に、「官吏の亀鑑」(「亀鑑」は模範の意味)と崇められた官僚がいた。

戦前・戦中最後の沖縄県知事・島田叡(アキラ)。

1年半くらい前、私がハマっていた。彼の本は手に入るものはおそらく全部読んだ。


昭和20年1月(ちょうど80年前です)、誰も行かないから、「俺が行かないと、誰かが赴任して死ぬことになる」と言って、死地に赴いた。

大学野球部の先輩なので、余計にシンパシーがある。

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私は今、加地伸行さんから論語を教わっている。


そこで加地伸行さんが、

「学ぶというのは、知識を学ぶことではない。沖縄の、島田叡知事の生き方から、道徳的なことを学ぶということです」

とおっしゃっている。

全く同感。

道徳、という文脈で、唐突に、加地伸行さんが、島田叡を出してきた。

それくらい、中国史、儒教史、道徳の大家の加地伸行さんの中で、「島田叡の生き方」というのは、大きい。

道徳を体現したのが、島田叡。

日本人が学ぶ一番最初の人が、島田叡。

聖徳太子ではなく、徳川家康でも織田信長でも、西郷隆盛でも坂本龍馬でもなく、いわんや伊藤博文でも吉田茂でもなく。

島田叡。

それくらい、日本の精神史において、島田叡の存在意義は、大きい。

島田叡のようになりましょう。

人の嫌がることをせよ。
人の嫌がるところへ行け。

これは内村鑑三。

この言葉に導かれて、アフガンの医師の中村哲さんは、アフガンへ赴きました。

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家庭連合案件を扱う文科省の官僚の方々も、島田叡の人生から何かを学んでいただければ。


 
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