義理と人情を秤にかけりゃ
義理が重たい男の世界
高倉健が主演した映画で歌われた歌。
昭和の任侠映画を代表するような概念。
令和になって、任侠映画なんかちっとも出ません。
人情よりも義理を重視するような、昭和的、任侠的価値観が薄れたから、と言えるでしょうか。
- 筋目よりも共感。
- 節義よりも同情。
- 組織の論理よりも個人主義。
- ヒエラルキーよりもヒューマニズム。
- 武士道よりも人道主義。
そういう流れでしょう。
私は任侠映画なんて実はほとんど観たことない。
友人の俳優・塚原大助にたしか勧められて、『仁義の墓場』の旧版とリメイク版は見た。
大笑い30年の馬鹿騒ぎ
って辞世を残した石川力男にはやっぱりインパクトがあった。