こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

秋祭り・・・そしてノーベル平和賞

2014-10-11 23:45:37 | つぶやき
太鼓の音、そして大地を蹴るたくさんの足音が、祭りの朝を告げる。


祭り太鼓の音を聴きながら、平和について考えた一日。



ノーベル平和賞を受賞したマララさんが今年7月、国連で演説した動画がFBの投稿であった。

ピンクのショールをまとった少女の演説は、一言一言が胸をうつ。


「権利」rightという言葉の繰り返しが、印象深く心に残る。

つい最近「権利ばかりを主張し、義務を忘れている風潮」を嘆く講演を聞いた。

「権利」を「好き勝手なことを言う」という意味合いで言われているように思い、違和感を感じながら聞いた。


17歳のマララさんが、その短い演説の中で誇らかに繰り返す「権利」は、世界中の全ての人が互いに尊重し、侵してはならないもの。

人間が人間であるための本源的なものとしての重い響きがある。


自らが、武装勢力によって銃撃を受けても、「憎しみからは何も生まれない」と言う。

「全ての子どもたちの教育を受ける権利」「教育こそが唯一の解決策」とは、人間の理性の力に対する限りない信頼。


それこそが「9条の心」なのだと思いながら聞いた。


「日本国憲法9条を保持する日本国民」は、今年の受賞には至らなかったが「有力候補」として注目されたことは大きな一歩だった。

ひとりの女性の行動が、市民的な運動として広がり、政府の集団的自衛権容認の閣議決定を受け、大きく広がった。


来年に向けて、何ができるのか考えていきたいと思う。


街に若い人たちの姿があふれている。


家族で、地域で、ふれあい盛り上がる祭りは、「平和であればこそ」。


コメント (4)
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