7日の一般質問の報告、まだまだ続きます。
質問項目が絞れずに、迷っていたところに、議会前の厚生文教委員会で表記の「計画」案の報告がありました。
今の「公共施設適正配置計画」では、当面は維持管理、補修して使うことになっていた北公民館も廃止し、南公民館、青少年ホームも廃止、それらを統廃合した(仮称)生涯学習支援センターをつくる。
その整備予定地は寿町市営住宅の跡地。
今から10年後?
そして、生涯学習の施設は一つに集約し、学校施設の中に地域コミュニティゾーンをつくる。
現行の「公共施設適正配置基本計画」は、策定された当初から、というより、策定過程ですでに、「計画」とは違う方向に向かったというトンデモナイものです。
それに比べたら、ずいぶん普通の「見直」かもしれませんが、それにしても「計画」とまたまた違う方向に進もうとしています。
「教育施設再編計画」(案)のパブリックコメントが、現在実施中です。
説明会の開催を求めましたが「開催は考えていない」という答弁でした。
この「計画」(案)を反映して、「公共施設適正配置基本計画」の見直しがされますが、それについても「市民説明会は考えておりません」という答弁でした。
「市民アンケートやグループインタビュー、ワークショップ等を開催して、市民の意見を充分聞いてきた」というのが、「教育施設再編計画」(案)の説明会を開催しない「理由」。
その「教育施設再編計画(案)の成案を反映させるので」というのが、公共施設適正配置基本計画の見直しにあたっての市民説明会を開催しない「理由」。
市民参画と協働の推進に関する条例で、「市民参画」の方策のひとつとして明記した「市民説明会」は、いつか開かれるときがあるのだろうか???と思ってしまいます。
市民説明会は、市が政策案を説明し、参加した市民等から意見を求めることを目的とした集会を開催することを指します。(「市民参画と協働の推進条例」解説(市HP)より)