こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

やっぱり変です 「エコハウス」認定と奨励金

2014-03-26 22:23:49 | 環境・ごみ問題
市主催の「太陽光発電システムに関するセミナー」に参加した。

2012年3月議会で、環境問題、特に自然エネルギーの活用推進について質問した。「公共施設を活用した市民共同発電」についての検討も求めた。自宅に太陽光パネルを設置できる条件がない場合もたくさんあるのだから。
それから2年、他の議員さんからもより具体的な提起がされてきた。

市民参加の自然エネルギー発電の普及に取り組んでいる「自然エネルギー市民の会」の中村庄和さんの報告で、市民共同発電の多様な事例について報告された。
2013年9月の調査で、前項で458の市民共同発電所が設置されているという。

国や大阪府は新年度から、住宅用太陽光パネルへの設置補助を打ち切った。
一方で原発の再稼動を進めようと言う。(怒)

ところで、今日のセミナーで参加者からの質問があったのは「エコハウス認定事業」について。

市は太陽光発電、高効率給湯器、雨水タンク、生ごみ処理機などにそれぞれ補助金を出し、さらにそれらを5種類以上導入したら「エコハウス」と認定して5万円の奨励金を出すという事業を2012年度から始めた。
適用はほとんどなく、今年度はゼロ。一時は「廃止も含めて検討」といわれたが、検討の結果、認定基準を変えて続けるという。(今年の予算委員会での答弁)参加者からの疑問の声があがったのは「2012年度以前に、すでに太陽光パネルの設置などをした家は、“エコハウス”ではないのか」ということ。

エネルギーの消費を住宅作り方、住まい方から考えることは大切なことだ。
それにしても、昼間から照明を使う暮らしが当たり前になってしまったのは、いつからだろう。
太陽の光と熱、自然の風を生かした暮らし方をあきらめて、太陽光発電をしながら一年中エアコンを使って「エコハウス」だというのは本末転倒だ。


奨励金はゴミ袋の売り上げ収益を財源としている。
お金の使い方としても、環境政策としての「????」のエコハウス認定事業です。

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