こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

上下水道料金値上げ・・・なぜ今?!  市民に負担をおしつけるより先にすることがあるはず

2011-09-16 22:28:06 | 市政&議会報告
開会中の議会に上程され委員会付託となった上下水道料金引き上げ案審議の建設水道常任委員会が開かれ、傍聴しました。

市民のみなさんの関心も高く、傍聴席10席は満席。音声傍聴の隣室もかなりいっぱい。
日本共産党から委員会には、はまぐち議員が入っています。

はまぐち議員が資料請求した、府下全市の水道・下水道料金の比較表が委員全員と、傍聴席にも配布されました。
市が提案している料金改定が実施されれば、使用水量20㎥以上では、水道、下水道とも府下トップになることが、一目瞭然。

「引き上げ幅が大きすぎる。」と再考を求める意見が複数の委員からあり、市長が「再検討する。そのための時間をいただきたい」ということで、きょうの委員会は終わりました。

次回の予定は、週明けからの決算委員会終了後、「予定では28日」ということです。

この間、議員団でいろいろ話をしてきました。

何よりも市民が涙ぐましいまでの節水をしていること。
「お風呂の残り湯を洗濯に使い、それがなくまではシャワーですませ、水がなくなったら初めて湯船にお湯をいれる」「毎日水道メーターを見ながら暮らしている」など・・・。
4年前に13%引き上げ、今回、16.1%。つまり、4年前に比べたら1.3倍に
いったい誰が収入が1.3倍に増えただろう。たいていの人は、むしろ収入減。

4年前には「24年には泉北水道は廃止」と言われていた。その後、泉北水道(和泉・高石・泉大津の3市で構成する水道企業団)が存続する方向に。大阪府営水より泉北水道の水は、安い(だいたい2割5分ほど割安)
その費用効果は大きい

その上に、もうひとつの変化は、大阪府営水道が、府下市町村で構成する広域水道企業団にこの4月から引き継がれたこと。
企業団の設立の規約を議会が承認したとき、当時の上下水道局長は「広域企業団になることで、さらなる料金引き下げが可能なる」と説明した。初代の企業庁、竹山堺市長も「今年1年かけて検討する」と言っている。
大阪府営水は、これまで莫大な利益を上げながら、料金引き下げをなかなかしなかった。府議会での日本共産党の10年越しの追及でやっと、1昨年、1t10円の引き下げが実現。今度は、「利益共同体」の市町村が「企業団」を作って運営するのだから、「値下げができるのなら、さっさとするだろう」と、誰が考えても思う。
せめて、その結果を見届けてから、市民に負担を求めるのはそれからだ。
今、値上げにすることに道理はない。

市民の暮らしに直結することを、ほとんどの市民が知らないうちに決めてしまうなんて、許されない

夕方、議員団3人そろって、宣伝カーで町へ。
「市民の皆さん、今、開会中の議会で上下水道料金大幅値上げが議題となっています」と訴えました。
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校門見守り員時間延長の補正予算

2011-09-15 21:59:05 | 市政&議会報告
市議会定例会3日目。

全会一致で可決した一般会計補正予算のなかに、小学校の校門前で、子どもたちの安全を守るための「学校サポーター」配置の予算が含まれています。

これは、私たち議員団の全小学校の訪問調査をもとに、市議会6月定例会の一般質問で森下議員が求めたもの。

大阪府が学校安全交付金を廃止したため、「朝の2時間」だけになっていた見守り員の配置が6時間に延長されます。特に低学年の子どもたちの下校時間帯に、危険な状態があり、各学校で対応に苦慮されている話をお聞きしてきました。

ただし、これは今年度限りの緊急雇用対策の国の補助金を使っているので、財源としては来年度以降の保障はありません。
しかし、これまで続けてきて、今年の春からばっさり削減、やっぱり必要だということを認めて予算を付けるのだから、来年度以降も継続できるようにして欲しいものです。
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介護保険認定者・サービス利用者の全件調査を市の責任で

2011-09-14 23:41:32 | 社会保障
今策定中の「介護保険第5期計画」(来年度から3ヵ年計画)に関連しての一般質問の報告の続きです。

「認定者の全件調査」を求めました。答弁は「全件調査の重要性は認識しておりますが、人員・予算等の関係もあり、今後調査方法・時期等、検討していきたい」。

ほんとうに「重要」と思うなら、必ず実施してほしい。今、調査することで次の「計画」の生かすのが一番いいが(だから、昨年の12月にも同じ質問をした。答弁なく、質問時間が足りないため、「答弁漏れ」をあえて見過ごさなければならなかった。今回はそのリベンジ)、それが「時間・予算等の関係で」無理なら、「計画」そのものに位置づけて中間年度でも実施してほしい。・・と言った。

2000年11月、介護保険制度スタート後8ヶ月、その時点で認定を受けていた1089人のすべてを対象に「利用者意識調査」を実施している。これも、「保険制度導入で、サービスが後退している現状がある。」と実例をあげて、調査を求めたもの。その結果、6割が「利用料負担が増えた」、13%が「サービスの利用が減った」・・・減った理由の4割は「利用料の支払いが負担」などが明らかになった。

以来11年間、「認定者の全件調査」はしていない。ただの一度もしていない。「計画」見直しのときに、わずかな抽出アンケートで、お茶を濁している。


これまで、私が直接見たり、聴いたりしてきた実態・・・「容態は良くならないのに認定は低くなってサービスを減らしている。」「介護保険でレンタルしていたベッドが取り上げられ、自費で購入」・・・などの声を、機会あるごとに届けてきた。

しかし、それは「実態」のごく一部だ。介護保険の直接のサービス提供は民間の事業者であっても、「公的保険制度」の一環として実施しているのだから、「実態把握」をするのは最低限の責任ではないか。その責任を全国の保険者が果たしていたら、「負担増とサービス切捨て」の血も涙もないような改悪は許さなかったのではないかと思う。

制度改悪で「保険外サービス」に頼らなければならない実態はどうか?(「介護タクシー」という介護保険とは関係のない移送サービス、認定区分ごとの利用限度額を超えた「10割負担」の実費サービス、介護保険の訪問介護では足りないので、シルバー人材センターのヘルパーさんに来てもらっている・・・・等々)、制度改悪で、車椅子やベッドを取り上げられた方がその後、どんな生活を強いられているか?、厚労省が説明したように(市もそれを口移しのように言った!!だから、私は許せない)「日常生活用具に頼らないほうが、身体機能が衰えない」というのは本当だったのか?

それらを、事実に基づいて検証することは、介護を必要とする高齢者を守ることでもあるが、保険者が本当に必要で適切な事業のあり方を考える土台でもあるはずだ。

それ怠れば、「悪徳貧困ビジネス」というようなものに、地域が荒らされることになる。一方で、必要なサービスを取り上げながら、「高齢者の命を守るためではなく、悪徳業者の利益を守るために、保険給付が膨らみ、公費負担も保険料もアップ」という構図になる。

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暮らしの中から府政を考える  

2011-09-14 08:45:12 | 大阪府政問題
9月13日、「明るい民主大阪府政をつくる会」から知事選に立候補を表明した梅田章二弁護士が記者会見しました。

2004年、2008年と「明るい会」の知事候補として奮闘、3回目のチャレンジです。

集会のご案内

みんなで考えよう 暮らし・経済・教育
橋下「改革」の3年間で
私たちのくらしはどうなったか

9月17日(土)午後7時~9時
泉大津市民会館 3・4会議室


主催は日本共産党も参加する「明るい民主大阪府政をつくる会・泉大津忠岡連絡会」(連絡先;泉大津・忠岡民主商工会 ℡0725(21)3680)

梅田氏と「明るい会」の政策協定にもふれて、府政問題の報告を聞き、参加者から「府政と私たちの暮らし」のテーマで発言。
ぜひ、ご参加ください。
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防災・介護・・・一般質問

2011-09-13 20:32:24 | 市政&議会報告
きょうから定例会が始まりました。

一般質問、終わって帰りに階段ですれ違った職員さんに、「きょうは忙しかったですね。(沢山のことを早口でまくしたてたということ)」と言われました。

だいたい毎度のことです。
しみじみと、ゆっくり情感をこめた質問をしてみたいとは思いますが、結局「残り●●分」の表示を見ながら、怒涛のようにしゃべりまくることになってしまいます。

「よかった」と思うことは、介護保険で「総合事業」と言う名の「要支援認定者からの保険サービスとりあげ」は、少なくとも来年度はしないという市の考え方が明らかになったこと。
「いわゆる総合事業について市の考えは?」と質問したら、最初の答弁は「未だ国から詳細についての提示がない状態ですが、・・・・多様なサービス提供が可能となるように考えています。」
国も「総合事業で多様なサービスが提供できる」と言ってるわけで、「国の詳細な指示待ち」「指示が出たら言いなり」とも、とれる答弁です。

「法改正はされてます、やるかやらないかは市町村の判断やで。じっと国の指示を待ってる場合と違うでしょ?」(もうちょっとだけ落ち着いた言い方)「計画推進委員会で協議するっていうけど、協議するためにも市の考え方を示すべき」「市の考え方を今、出さないならいつ出すの?それともずっと出さないの?」と、たたみかけたら「24年4月からの実施は時期尚早と考えておりますので、次回の事業計画推進委員会に提案(計画策定委員会を策定だけでなく、進捗状況のチェックもする)し、検討していきたいと考えている」と返ってきた。

悪く取れば「国から詳細が示されてないので時期尚早。詳細が示されてから乗っていく」とも聞こえるのですが、「悪くとる」のはやめました。
今、大切なことは「総合事業は導入しない」ということだと思うからです。

軽度者のサービス切捨てではなく、「軽度」のうちに適切なサービスを使えるようにすることで重度化を防ぐ。認定者の4割近い要支援認定の約900人の方が介護保険サービスから締め出しようなことは絶対にしてはならないからです。

その他のことは、またおいおい報告します。

一般質問終わったら、決算審査の準備。まずは、2010年度予算審議の復習から。
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岩手県で悲願の複数議席 陸前高田で3人全員高位当選

2011-09-13 08:27:30 | 日本共産党
9月11日投開票の行われた岩手県議選、市議選の結果は、昨日が新聞休刊日だったため、インターネットで確認はしていました。

今朝の新聞の結果報道で、改めて嬉しさが、心いっぱいに広がります。

陸前高田市で、一軒一軒、訪問するなかで、藤倉市議がどんなに地元のみなさんに親しまれ頼りにされているか、実感しました。自ら被災し、元看護師としての経験も生かして避難所で住民の健康管理にも心を砕いていた大坪市議が、仮設住宅で久しぶりに再会した被災者の方々と手を取り合う姿にも、接しました。3・11の大震災で、最後まで住民の避難誘導に力を尽くしながら、自らの命を落とした故及川市議のあとをつぎ、共同支援センターの事務局長として奮闘していた、伊勢候補も堂々2位で当選。
定数18に19人立候補の少数激戦の中、3人が、2・3・4位の高位当選です。

県議候補高田一郎さんの事務所は、一関で私たちの宿泊所でもありましたが、前回200票差で涙をのんだ、雪辱を見事果たしました。



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明日から市議会定例会

2011-09-12 07:12:40 | 市政&議会報告
すでにお知らせしたように、明日から市議会定例会が始まります。
(日程はコチラ)
定例会の冒頭は一般質問ですが、私は、明日の進行具合によって午後の休憩後3時過ぎになるか、または夕方最後になるか、あるいは2日目の最初になるか。・・・

私の質問時間は「30分」。議会によっては、答弁を含んでの制限時間としていますが、泉大津の議会では質問時間だけカウントします。
「言論の府」ですから、もう少しは時間のゆとりが欲しい。あってもいいはずだ・・・と思い、上限の引き上げを何度か提案しましたが、現状はこういうことなっています。

ちなみに「30分」は自己申告で、「個人に20分、会派に20分」の時間配分で、私たちの場合は3人会派ですので、「3人で80分」の範囲で「ひとり当たり20分~30分」、そのときの質問項目との関係で調整します。

発言通告とともに申告した時間になれば、マイクも切られ、会議録にも残りません。
国会の予算委員会でもよく「時間が来ていますので、簡潔にまとめてください。」等、委員長が言っていますが、あれより厳しい
限られた質問時間のなかで消化不良に終わることが多く、何度やっても、時間の読みは難しい
私の質問の会議録は、最後が「・・・・」となることが多いのです。(事情を知らない方は、何これ、もっとしっかり言わないとと思われることでしょう。)


というわけで、きょうの主なる作業は「しぼりこむ」こと。
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「人間の復興か、資本の論理か  3・11後の日本」

2011-09-11 08:37:35 | 読書


「はじめに」より
  たいへんな犠牲を生んだ地震、津波と原発災害の後、日本の社会全体が「人間の復興」と安全・安心の社会づくりに向けて大きな努力を開始した年としてなのか、あるいはたいへんな犠牲にもかかわらず、復興にも原発にも、その後の国づくりにも、さらに強く野放図な「資本の論理」が吹く荒れた最初の年なのか。
2011年に生きる私たちは、その重大な分岐点に生きていると思います。


「重大な分岐点」に立っているということの自覚、進むべき道の確かな選択眼、ともに進む仲間との連帯、歩く続ける意志と体力、それらを併せ持つことが求められているのだと思う。終章で「政治に強い市民になろう」と呼びかけ、「学び方」への具体的・実践的な手ほどきもしてくれている。


著者:石川康宏(神戸女学院大学文学部教授)
発行:自治体問題研究所
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和泉市・信太後援会におじゃましました

2011-09-10 22:06:44 | 活動報告
お隣の和泉市・信太後援会主催の市政報告会に「東北震災ボランティアの報告を」と声をかけていただいたので、おじゃましました。

7月に陸前高田市へ行き、帰るときに地元の皆さんに「大阪に帰ったら、たくさんの人にここで見たことを話してください」と言われました。「そして、これからの災害に強い街づくりに生かしてください」と。

「水の力」のすさまじさに身震いした被災地の光景、そこで身を寄せ合って生きる人たちの絆・・・思いおこしながら、一生懸命話をさせていただきました。後援会のK会長さんが、私のブログ、そして一緒に活動した名手箕面市議のブログから、何枚かの写真をパソコンに取り込んでプロジェクターで大きなスクリーンに写してくださったので、助けられました。(こういう装置がいるなぁ・・・と思いました。)

私の報告に先立って、地元の矢竹市会議員の市政報告も一緒に聞かせていただきました。自転車で行ける、お隣の市でも知らないことが、いっぱいあるなと思います。勉強になりました。和泉市では、市長公約でもある「市民税減税案」が9月議会に上程されるとのこと。矢竹議員は「8億数千万円規模の金額を市民税減税にあてるのか、市民サービスのための財源に使うのか議論のわかれるところ」と「市政ニュース」に書いています。
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上下水道料金値上げ案審議の委員会は9月16日

2011-09-09 23:43:15 | 市政&議会報告
議会運営委員会開催。

9月議会の日程を確認しました。


会期       9月13日(火)~30日(金)
一般質問・議案    13日・14日  (15日は予備日)

水道料金・下水道使用料値上げ案 建設水道常任委員会に付託  
           16日に委員会開催
           16日だけで終わらない場合は、2回目は決算審査特別委終了後に開催

2010年度決算審査特別委員会(各会派から一名選出。7名で構成)
           20日~

最終日        30日

本会議はもちろん、委員会も傍聴できます。
傍聴席は10席。先着順。10名を超えると隣室で音声のみで傍聴していただくことになります。「傍聴」とは「傍らで聴く」こと、会議室に傍聴席を設けるべきだと、永年主張してきて、ようやく実現したのは昨年から。それまでは音声傍聴のみでした。

なにごとも一歩一歩・・・です。
           

 
           
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もうすぐ1歳

2011-09-09 05:32:45 | 大きくな~れ


君のおかあさん(すなわち私の娘)から昨日のメール

「ここ数日でぐんと成長して、見たことすぐに真似したりするで。」

続いて次の

「きょうは顔を叩かれ、つねられ、ひっかかれ、髪の毛を引っ張られ、あちこち噛まれた。一日中。あまりにも痛いので激怒したら愛想笑いされた。なんでこんなに暴力的なんやろ。こんなもん?」

君の成長振りを日々写真付きで知らせてくれるので、離れていてもだいたいのことはわかります。

3ヶ月前に、君がお父さん、お母さんといっしょに来てくれたときは、ハイハイ始めたばかり。お座りしても、支えてないとコテンとひっくり返ってしまいました。
それでも、目が離せなくて君のおかあさんは、こう言いました。
「子どもが生まれる前は、あかちゃんがスヤスヤ寝てるそばで優雅に編み物したり、お菓子を焼いたりする生活を想像してたのに、ぜ~んぜん、ちゃうわ!」

この一年間、君はたくましく成長し、君のおかあさんもたくましくなりました。

病院にいたときは「母乳の劣等性」で落ち込んでたけど、家に帰ってから「可愛そうに、ミルクをあげなさい。」という周りの声にもめげずに、君とふたり、2人3脚で
毎日毎日・・・結局、あなたはおかあさんのおっぱいで、しっかり育ちました。

そんなあなたのおかあさん、私の娘を私はエライなと思っています。

もうすぐ会いにいきますね。とても楽しみです。
その時は「髪の毛引っ張られ役」、おばあちゃんにちょっと交代させてください。
お手柔らかに。

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毎月第一水曜日は「日本と世界の平和を考える泉大津教室」

2011-09-08 06:08:15 | 活動報告
昨日は表記の定例学習会。
初回は2006年6月。それから、ず~っと続いて、今6年目。台風のため中止したのが1回あったか?
私が欠席したのは数回。かなり、出席率のいい方だと思います。

主催は、泉大津9条の会。「9条」はもちろん「戦争放棄の憲法9条」。私も世話人のひとりです。
そして教室の講師は、泉大津9条の会の代表、市内在住、近畿大学の青山政利先生。

毎回先生が、資料を用意してくださって約1時間余りの講義、参加者からの合いの手、質問が飛び交いにぎやかです。
取り上げてきたテーマは、世界と日本の人口問題、食糧問題、温暖化、環境と資源、核廃絶の動き・・・そして、今年3月以降は、原発とエネルギー問題について。先生が初回に「人類の生存を脅かすもの」として見取り図のように提起してしてくださった様々な問題について学習してきました。


先生の大学での仕事の関係で、どうしても都合が付かないときも中止にせず、参加者が報告者になって続けてきました。昨年の10月、私も「介護保険の10年・・・私たちが失ったもの」と題して、介護保険が日本の社会保障の土台を崩す先導役を果たしてきた話をさせていただきました。

昨夜も講師不在の学習会。
「放射能がどんな健康被害をもたらすか」、元市内中学校教師のK先生が、話してくださいました。
原発に危機感を持ち、すごく勉強してすごく熱く語ってくださる先生の話を広めたくて、後援会ニュースに投稿をお願いしたら、「放射能から子どもたちを守ろう」と題して、マスコミ報道を自分なりに解析したデータで原稿をくださいました。
昨日も学習会の報告も、私がリクエストしました。もともと理科の先生ですが医学書も読みこなしてオソロシイ話をしてくださいました。

「奪い合い、傷つけあい、殺しあう」社会ではなく、限りある資源を大切に分かち合いながら、青山先生がいつも講演の結びの言葉にされる「みーんなで生きていく社会」を子ども達、孫たちの時代にしっかりバトンタッチしていくために、今、私たちは何をしなければならないのか。それを考える教室です。テーマはつながっていますが、毎回「読みきり」で、いつからでも参加でます。
興味のある方、のぞいてみてください。
毎月第一水曜日午後7時~ 市立図書館の前の勤労青少年ホーム。
次回は10月5日。
次回も講師は欠席でテーマ、報告者は未定です。
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14人が一般質問 発言通告提出しました

2011-09-07 12:42:20 | 市政&議会報告
18人の議員の中で14人が、一般質問の発言通告を提出。
朝まで、迷い迷って削ったり、付け足したりして、ようやく出しました。

私は7番目、13日の午後になるか、14日の朝一番になるか微妙なところです

14人の議員の発言の順番とテーマについては、市議会のホームページをごらんください。

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地震・津波対策、介護保険事業計画・・・「発言通告」きょう提出

2011-09-07 09:04:51 | 市政&議会報告
本日10時、発言通告〆切です。

以下、添付した「質問」要旨。

きょう夕方5時から、各議員の質問項目と発言順位を掲載したチラシを北助松駅、泉大津駅で配布します。(府中イズミヤ前は2時から)議員全員参加の「議会傍聴呼びかけ隊」です。


第3回定例会 一般質問(要旨)
2011年9月7日(水)提出
日本共産党  田立恵子

1、地震・津波対策を中心とした防災対策強化について
 6月市議会でも、東日本大震災を受けて本市の「地域防災計画」について質問をした。
 その後、7月に被災地、岩手県陸前高田市・大船渡市等を訪問し、言葉に表すことができない惨状を目の当たりにし、そこに暮らす人々の思いの一端にも直接ふれた。
 その上で、あらためて中央防災会議の検討や被害想定の見直しを待たずに、早急に取り組むべきではないかと思われる点について以下、質問する。

①高石との境界は王子川、忠岡との境界は大津川と、川に挟まれ高台のない本市において、大規模な地震・津波の被害を想定したとき、河川を遡及する津波の影響が心配である。すでに6月議会でも他の議員からの質問もあったが、被災地で「川の脅威」を目の当たりにし、大阪府に対し、早急な調査と、また河床掘削などの対応を求めていただきたい。見解を問う。

②堺泉北コンビナートに隣接する市として、臨海工業地帯の防災対策にについてどのような状況の把握をしているか。また、それに基づき、府や企業に要望している点があれば示されたい。

③大規模な津波被害が本市をおそった際には、市域のほとんどが浸水することも想定される。隣接する和泉市と津波災害時の連携・協力体制について協議を行っているのかどうか。

④被災地では、多くの自治体職員が自らも被災し、また家族を亡くしたなかでも不眠不休で救援活動に従事してきた。災害時に市民の命と安全を護る公務員の役割があらためて見直されている。その意味でも、これ以上の職員の削減計画は見直すべきではないか。

2、介護保険第5期計画策定について
 国会において可決・成立した「介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」による制度変更については自治体判断に委ねられた部分が少なくない。

①いわゆる「総合事業」について
法改正により、地域支援事業のなかに市町村の選択と判断による「介護予防・日常生活支援総合事業」が創設された。新たに位置づけられた「総合事業」についての市の考え方を問う。

②定期巡回・随時対応型訪問介護について
「地域包括ケアを支える基礎的サービス」として、が新たに位置づけられたサービスは重度者を含む24時間の在宅介護を支えるサービスになりうるのかどうか、市の見解を問う。

③介護サービスの提供に係る大阪府からの権限委譲について
 大阪府による「特例市並みの権限委譲」実施計画により、本市においても2010年度から201年度の3ヵ年で73事務事業の移管を受けることとなり、その一環として来年度より「介護保険の指定居宅介護サービス事業者の指定等事務」、「有料老人ホーム設置届等各種届出の受理及び運営指導等事務」等が市に移管されると聞いている。過日、産業厚生常任委員会協議会において、近隣市との連携によりこれを運営していく方向で検討がなされていることの説明を受けた。
 「介護を社会全体で支える」といった本来の理念が達成されるためには、心あるサービス提供事業者が地域において適切な事業展開を続けることが不可欠である。
 それを保障するサービス提供基盤の整備とサービスの質の確保が、大阪府からの事業移管で果たして保障されるのかどうか。

④保険料算定にあたっての市の考え方について
 本市介護保険事業特別会計の介護保険給付費準備基金は、基本的に1号被保険者の保険料算定が過大であったために生じたものであり、次期保険料算定にあたってはこれを活用して保険料軽減に生かすべきであることを、これまでも主張してきた。「第5期保険料」算定にあたってどのように考えているか。
 また、市町村の介護保険財政の財源不足が生じた時に、資金の貸付を行うために都道府県に設置された「財政安定化基金」も今回の法改正で2012年度に限り、取り崩して保険料軽減に活用できることとなった。
 大阪府の41保険者に対して、第4期事業期間における貸付の実績を件数、金額で示されたい。その結果、基金積み立て残高の状況、本市の介護保険財政に繰り入れられる時期と、その額の予測、活用についての市の考え方を示されたい。

⑤「事業計画」策定にあたっての実態調査について
「事業計画」を高齢者と家族を支える実効あるものとするためには、詳細な実態調査が出発点だと考え、昨年12月、第4回定例会で質問した。
 その際、答弁がなかった以下の点について改めて問う。
 2000年11月に、その時点で要支援・要介護認定を受けたおられた1089人の全ての方を対象とした利用者意識調査を行っているが、以後、こうした調査をしているのかどうか。 
 真に支援が必要な高齢者等の実情は、郵送アンケートだけでは十分な状況把握ができないと考えられるが、訪問調査等を実施、あるいは検討されているのかどうか。

⑥「日常生活圏域」の考え方について
 厚労省は「人口1万人程度の中学校区」を想定しているが、地域包括支援センターの設立にあたって、本市は市域全体をひとつの「日常生活圏域」として設定した。 高齢者と家族のニーズを的確に把握し、それに応える施策の展開を実現するために、日常生活圏域はより現状に即した設定とし、厚労省が指針を示しているように「日常生活圏域部会」を設置して、地域で活動されている方々の力も汲み尽くして、計画策定に生かしていくべきではないかと思うが、市の見解を求める。
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もし、紀伊半島に原発あれば・・・

2011-09-06 10:05:56 | 震災・原発・自然エネルギー
台風12号の被害の大きさ。引き続く報道に胸が痛みます。

岬町の中原あきら議員がブログで、ご自身の肉親が被災された町の惨状を伝えています。コメント欄の「紀伊半島に原発がなくてよかった・・・」は、その現場を見た彼女の言葉。重たいものです。

中原議員は、きょう一般質問だということ。命守る政治と行政の役割を、言葉に刻んで質問にたっていることでしょう。

泉大津市議会は13日開会。
明日が一般質問の発言通告締め切りですが、なかなか焦点をしぼれず苦労しています。

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